2021年1月31日日曜日

わたしは42歳だったから2020年のベスト42

めちゃくちゃに遅くなったけれど、これかきあげないと、なんか落ち着いてアニメーションもみられないんで。わたしは42歳だったから2020年のベスト42。アルファベ順。




1.500 - Home & You (Genome 6.66Mbp)

グラスゴーのSetal。Himeraつながりで年始に知って曲買ってたらGenomeから出して。EternaもそうだけどGenomeっぽくなさとかも含めていいリリースだった。Instagramでやりとりしてて、上海と日本ツアーしたいなっていってたんだけど、ほんとこのあたりは2020かことしにきてマサカーとかでてそうってかんじでコロナばかやろうっておもう。Mastered by Animaってうのがいいつながり。






2.7777の天使 - Bruised Grills Eternal Tears (Soul Feeder)

Odeteつながりで知ったリスボンのDRVGジラとSwan Palaceのユニット。存在的にめちゃくちゃ好き。データで買ったけど後出しカセットでてそれも買うくらい。日本の映画かなにかのサンプリングからガバっていう流れのCelestial Decayの2020年感。深夜起きてみた配信ライブがスキーマスク姿で最高。DRVGジラときっと好きなあたりが近くって、Instagramのいいねしたひとのとこにだいたいなまえある。あとなぜかこのふたりS亜TOH好きだよね。ミックスにもいれてたり。






3.~離 - 幽霊をみた(self release)

新潟から東京へ。トラック、そしてことばの選び方のおもしろさ。アニメへの興味もそうだけれどこちらの意識をまだみたことないところへ開いてくれる。わたしもがんばって水を6リットル飲むようになりたい。語られてる地方都市の風景から東京へでてきてどう変化が起こるのかことしもたのしみ。たたずまいにTTWK感。社会が憎い。






4.玉名ラーメン - sour cream (self release)

Zahとの共作にシングル、EP、そして配信やらと2020年も常に動いてて常によかった。どれもよかったけど、これが曲の幅も広くって、ただうたってる、ラップしてるだけでなく曲もつくれるすごさがかんじられる。Hana WatanabeのMVにライブ時のVJもすごい進化してってるし玉名姉妹最高。2021年現時点だとfake IDはいっとうきいてる。ことしもたのしみ。






5.Ange Halliwell - The Wheel Of Time (High Heal)

2019末のコンピレーションがよかったパリのHigh Healから。フランスのかなりスペインよりピレネー山脈近いところにいるAnge Halliwell。ハープの音のきらめき、その対比の闇とか、あたたかみとさびしさ、穏やかさと厳しさ、サンプリングの叫び声やら。四季をテーマに構成されてて、そこにハープではない曲もいれてきたりと構成もいい。OdeteやMalibuも参加っていうのもいいし、MVが衣装含めて好き。





6.Bladee - 333 (YEAR0001)

かなりな頻度でだしてくれてて、どれもいいんでbladeeのならどれいれてもいいです。333がいろんなひとがトラックつくってて、雰囲気いろいろでおもしろかった。2019年末に会えたのがピークでそれ以降の世界はひどいもんだよね。ことしはMechtokとのアルバムのラッキー・コインも届く予定だし、いろいろたのしみ。





7.bod[包家巷] - Music for Self Esteem (Year0001)

全37曲っていう大作。1曲目が「価値があるって約束するからアルバム全部きいてね」ってタイトルでいい。ほぼクラシカルな音のつくり、そこにフィールドレコーディングな会話が重ねられたり、ときおりの電子音、その溶け込み具合がよいな。とちゅうにこれまでに出したレーベルひとつひとつに捧げる曲があったり、いろいろと個人的なことがらがあったりと、bod半生自伝みたいな。





8.Chams- L'Âme agit (Abîme)

フランス語のラップと歌っていうのをしっかりきくのがひさびさすぎて。声に無骨なかんじと甘さがあって、メロディだけだとかなりフレンチポップってかんじのもあったりと、30歳までフランス人だったわたしとしてはかなりぐっとくるかんじ。それがうたうまえからだしてたいまっぽい音にのるんだから最高。春まえいっとうきいた。






9.Cole Longanecker - Cocoon (Curiosity Shop)

いろいろと動きがあっておもしろかったCuriosity Shop主催で、HimeraともOCDやってみたりとかなり活躍。特設サイトみたいなのつくってて、それもよかった。デジタルだけでもこういう展開はおもしろい。5outhoのジャケットがいまっぽさ。そしていろんなところにつながるYikii曲いいな。ColeはHegira Moyaを好きなところも最高。あとはちゃんとレーベルのBandcampページ作ってそこへも曲あげてくれたらなおよし。





10.DJ Lostboi & Torus - The Flash (Queeste)

ほんと嘘のようにレコードを買わなくなったんだけど、これはものとして最高。Bandcampにある海岸ジャケットのうえにビニールケースがついてるんだけど、そこにふたりのデフォルメされたキャラクター。Malibuは2020年、mixtapeにTohjiリミックスとか、かなり動きがあってよかったな。Torusは春にくる直前にCOVID-19が広まってこれなくなってっていう…。





11.DJH - INFLICTER (self release)

ヘロイン。2020年はSwan MeatとのユニットHouse Of SunsもEPをリリースしてて、そっちはおもいっきり強く早くだったけど、DJHひとりのは全部の曲にラップ重ねたさ。実際Bloodz Boiとかにもビート提供してたりだし。Imprintedの最後の曲とかもう歌っちまいなっておもったり。トラップとか通過して、このあたりのよさを再確認できててうれしいな。いや、通過してっていうほどちゃんと通過してないけれど、わたしは。






12.DJ LOSER - BEYOND DEMISE (Magdalena’s Apathy)

アニメのはなしとか、2019年末マサカー以来、なにかしらとメッセージくれるDJ LOSER。2020年はコンピレーションシリーズをCD-Rでだしはじめて、いちいちジャケットがいいし、はいってるひともいい。本人も定期的にEPだしてて、暴走族工藤静香とか、ゲームセンターとか日本な風景もあったり。曲はこのEP2曲目から3曲目の展開がブチあがる。ことしもいろいろ動きあるそうなので、たのしみ。





13.Dreamcycles - Future Lights and Archetypes (Queeste)

アイルランドのJennifer Mooreのプロジェクト。あたたかみのある声の重なり、アンビエントとおもいきやささやかにうしろの音にトランス感ある最後の曲とか、しっかりいろいろ経由してなかんじがいい。ほんと好きなものがはやすぎるかゆったりかっていう両極端化してた2020年。




14.Eternal - Evening Came(Genome 6.66Mbp)

2019末のParking Stoneのコンピレーションで知ったバルセロナのEterna。g211able名義での曲を春までにきいてたら、いきなりGenomeだしてて。ギターとかピアノにあわせて、エモーショナルなひずみとか、スリリングなドラムな音とか、全体に暗黒な雰囲気をはらみながら、2曲目の終わりの方の透明感ある女性ヴォーカルや1曲目の話し声にちかいヴォーカルとか、ところどころの音の重なりがポップさもあって。ことしだしてるやつとかトランシーだし、おもしろい。




15.FAUNESS - Dreamcacher (self release)

いろいろ選ぶなかで唯一SSWっていうか、そういう音。表面で鳴ってる音はちがってもながれてる雰囲気はいっしょだなっておもえる。エスリーくんとはなしててこのひとがおおよそ誰それの彼女でっていうのをきいてあぁなるほどとかおもいながら、それでもこっちのほうがいまの全体の雰囲気にちかいし、それだからAQNBのコンピレーションにも表面上はちがうかんじでもはいってたりとか。おととしくらいに西川社長がなんかのバンドのことを表面ではバンドだけどやってることはトラップとかわらないいまの音みたいなこといってて、きっとそういうかんじ。







16.Golin - Crush (TWIN)

日本語をつなわたる危うさが、日本に住んで日本語しゃべってるこちらにとっておもしろく。ほかの国のひととかはどんなかんじできいてるのかしらとかおもったり。ことばだけでなくトラックもおもしろいし。ことばのたどたどしさがあるからか自動音声みたいにきこえる声がいい。2019年みられてるのうれしい。コンテンポラリーダンスやってたりなんで、MVでの身体的なところとかもいい。ミックスきいたらVtuberから日本のかなり深部まできいててすごい。





17.Himera - More Than Friends (unseelie)

2020年わたしのなかMVPみたいなかんじ。本人音源ほか、リミックス、誰かとの曲とかなりでてた。どっかでおもいっきり売れてしまいそうな若干18歳。ほんと息子くらいな。でもそれくらいに育った世代がちがうほうが感覚とか新鮮でたのしいな。日本でも玉名~離くんあたり。音をつくってる画面を共有して配信してたんだけど、そこできいたこのEPの3曲目がめちゃくちゃ好き。いろんな配信のフェスにもでてたし、unseelieからリリースっていうのもいいし、Jesseがマスタリングっていうのもいい。なんかめっちゃ2020年だとおもう。






18.Iida Reo - 箱庭 - EP (self release)

ようやっとなEP。灰羽っぽいジャケットから最高だし、バンドな音のひりひり具合と、英語まじりで高速でもとのことばの音をこわしまくりなラップ、4曲目の青い咳をするがなんどきいてもぐっとくる。なんか生活がどうなってるのか謎で心配だったり。





19.ize - Ize Cream Man (self release)

冬の終わりくらいだよ、たしかはじめのリリース予定日。それが延期、延期をくりかえして、まだアルバム全体はでてない…。ジャケットも待ってるあいだにかわってるし。それでも先行で公開されたThis is Not A Drillの破壊力。2020年の曲ってかんじなんでいれました。DJ LOSERやUltrademonもDJでかけてたりとか。はやく全体ききたいんでことしのうちにおねがいします…。






20.Jesse Osborne-Lanthier - Left My Brain @ Can Paixano (La Xampanyeria) OST (Haunter Records)

2月の時点では音源おくられてきて感想きかれたりとか、AVYSSにレビューをかかせてもらったり、ものすごい真剣にきいた2LP。AVYSSのを読んで!送ってくれるはずのレコードが届かないのでそろそろ買うか。


https://avyss-magazine.com/2020/09/09/19035/






21.jjjacob - Body Without Organs (Sweat Taste)

スペインのSweat Tasteからなコペンハーゲンのjjjacob。脳卒中なってたの?そのリハビリ期間につくられたとかかいてあるんだけれど。たとえ話? クラシカルな音、声の重なりをまといながら、深いアンビエントからの浮上、そしておだやかな着地ってかんじなつくりの曲たち。その浮上した先ではトランスやらオリエンタルなビートとかなってて、深く沈んだ意識のなかでみる夢のなかでのクラブでの風景のような。自身のレーベルKatharsisからリリースされてるものもよかった。





22.Le Makeup - 微熱 (Pure Voyage)

2019年後半から2020年はじめまではなんかすごくみられる機会がおおくって、あと配信も春ころはたくさんみたし、マカかーつながりのアプリとかでけっこうな頻度会話できてたり。そのあいだもけっこうシングルやらはだしてたけど、ついにアルバム。データ買ったけど、カセットとポスターのも買ったくらいにいい。音はもちろん、この音は肌で この言葉は僕の血だ、っていってしまえることばのちから。むつかしくないけれどもあやふやさをまっすぐあらわすことば。そのことばとしっかりといろいろな音楽をかみくだいた断片と呼応してて、すごい。ほんとばっととおくへ飛んでいってしまいそうなくらい。これ、ちゃんとひろってない日本のメディアはダメだとおもう。





23.LIGH TN ING - Fantasy Violence (Ashida Park)

モスクワでゲーム音楽つくってるKonstantin Knerik。めちゃくちゃ好き。Halcyon VeilからのCityっぽさもある展開。哀愁メロディに重なってくるノイズっぽい音とか。そこから一気に暴走。こういう穏やかなところから一気に暴れ出すっていう展開のものが好きだったな。ちょうど同時期に買ったもののジャケットがこんなかんじでまぶしいものが続いて、そのなかでもいっとうまぶしい。





24.Mark Leckey - In This Lingering Twilight Sparkle (Bookman Editions/Documenting Sound)

3年まえのわたしだったらこのカセットのシリーズ全部集めたるかとなってたとおもうけれども、そこまでの執着がなくなっててもう。真っ白なケースに文字が配された装丁、そしてなかにJカードっていうかJ状になってないからなんていうのか、とにかくパネル状になった紙がはいっててっていうつくりがいい。そして音は悪夢、ゆるい地獄のようなコラージュ。音のかさなりがときおり笑ってしまう。レコード化されたけど、わたしのなかカセットの方がレコードより上位っていう。






25.migu “The Disappearance” (Rest Now!)

パリのmiguがヴェネチアのRest Now!から。クラシカルな音にノイズにと、暗黒な夢そのまま。ミニマルなピアノにノイズが増幅する最後の“TTS” が好きすぎる。Bandcampでいろいろ買ってると、たまたまなんだろうけれどけっこう似た雰囲気のジャケットが並ぶんだけど、このあたりもQuit Lifeとか似た雰囲気。Mastered by Swan Meat。やっぱりパリ周辺はいいひとたくさんでてきてる。





26.NWIII “Снежные Травы” (Fuselab)

ロシア極東ペトロパブロフスク・カムチャツキーのNWIII。タイトルは日本語訳すると『雪に覆われたハーブ』ってでてきたんだけど、ほんとそのままおもいきり雪のなかで演奏してる映像がよすぎて秋ころずっとみてたな。LSTNGT経由で知ってそれも大自然ななかミックスで流してたり。風景あいすぎるドローンなアンビエントと、ゲームの世界の融合。異世界転生したけどなにもおこらず淡々と音楽やってるアニメを実写化してるような。





27.O.L.I.V.I.A. - 99% (AGVA)

曲が出るたび買ってて、アルバムとかEPとかださないかなとおもいながら、ジャケットがいっとう好きだったやつでかいてて、リンクをひっぱてこようと開いたら、アルバムだしてた。いつのまに? 11月27日ってなってて、こちらが入院した日。バタバタで気付かなかった? いや、なかったきがする。ブエノスアイレスのAGVAから。買ってたシングルがちゃんとはいってる。南米なものもけっこうあいまにきいてて、でもけっこうダンスよりで、O.L.I.V.I.A.はエレクトロニカとかきいてたときにいっしょにきいてたブラジル音響な流れの歌なものの雰囲気もあったりで、しっかり10年代通過してきてて最高。なによりいちいちジャケットがよい。






28.Odete “Water Bender” (New Scenery) 

2019年から追ってるリスボンのOdete。2020年もいろいろコンピレーション参加とかリミックスとか多方面で活躍してた。トラディショナルな音をベースにやりすぎないくらいでおもしろいビートをいれてつくってて、芯が強い。いろいろパフォーマンスとかMVとかみたらパフォーマンスにただよううつくしさ。OdeteもCIrca A.D.ってコレクティヴで活動してたり、2020年はHyperpop周辺の中心がLGBTQIAだったりで、どっかちゃんと音楽メディアがそういうところまとめるべきなのにこのあたり追ってるのAVYSSくらいで。






29.Otro “Nidos” (Modern Trips)

Yuki Pacificちゃんが東京きてたときにMidlifeのはなしになってOtroよかったですってきいて早速きいたらよくって、ってなぜかすでにInstagramフォローしてて、リスボン方面ともつながりあったりで。そしてなんか形容しがたいかんじな音。はちゃめちゃとかではなく、電子音とギターのアンビエントな雰囲気のなかにR&Bやらトラックの進み方にトラップをかんじたりとか、シンセ強めに発行したりとか、それでいてDominioコンピにもはいってた曲もそうだけど女性ヴォーカルな曲はゆったりと荘厳でうつくしかったり。しっかりといろいろ経由してここにいたってるかんじがいい。Eastern Nurseriesからもカセットだしてるんだけどケースにがっつり樹脂で装飾されてあって開けなくってきけなくって最高。





30.Our.v “A U K” (Neoplasm)

ロシア、サンクトペテルブルクのOur.v。普段はグラフィックの制作がおもな活動で。Bio Future Lab.のコンピにも参加してたり、まったくスルーしてたけどGenomeの最初のにも参加してた。加速してノイズを発する音、唐突な打撃、会話のサンプリングが混ざり合ってて、陽気な悪夢感。Airport系。パリのHigh Healともからみだしたしことしもたのしみ。Neoplasmはロシア語圏のひとのコンピも出してて、Himeraはいってる。






31.Quit Life “The Dark Sea” (self release)

2020年もLSTNGTとともに好きな。ことしもきっとまとまったものがでたらベストに入れるの決定な。Is it realがもう。3曲目のハープなかんじの音とか、5曲目のピアノはじまりとか、よりそぎ落としながらも、しっかり世界観。年末のシングルもよかったな。






32.RUI HO - Lov3 & L1ght (Planet Mu)

歌ってくるとはっていう。そして軽やかでポップな音にあうというか、うたうまいよね。宇多田ヒカルの海外リリースからとってるらしいけれど、そこはあんまりかんじない謎。どんだけ暗黒でもExodus ’12のイントロきいたら確実にすこしあがる。いや、どの曲もはじっめからいい。すごく軽やかで透明感があって1音1音が放たれてふわっと消えてゆくかんじで、それが速い曲でもあって。ft. Golinも必然的な出会いでいい。2020年春ころに日本来るかもみたいなはなしでててたけど…。





33.Strawberry Hospital - Phantasmaphilia (self release)

年末、サクマさんのTumbrlで知ってきいたらもうめちゃに好きで、そのはなしをHegira Moyaとしたら11末のDJでかけましたよっていう。おもいきりギターがぎゅんぎゅんなポストハードコアにここ数年の音もしっかり通過してきた感。そういうジャンル的なはなし抜きにしてもシンプルにかっこいい。日本だとSPEEDまわりはそれぞれのジャンルで、ガバ、トラップ、それこそHyperpopまで、きいてきた音楽でつながってるかんじがあっておもしろいかった。





34.sv1 - field study (Curiosity Shop)

テキサス州のsv1。2020年動きがおもしろかったCuriosity Shopからのこれで知ったけど、CS周辺はもちろんS280Fとか011668あたりともつながってて。生き物のようにうごめく電子音と、そのまわりをうっすらと流れる水のような。おもいきり不規則な物音、ときおりつよくはねてみたり、ころころと転がってみたり。それをしずかにおおってくるアンビエント質な音の流れでちゃんとアンビエントなかんじできける。後出しだったカセットが瞬殺で買えなかった…。





35.Swan Meat - FLESHWORLD (INFINITE MACHINE)

これ2020年か。INFINITE MACHINEはいつもリリースよりかなりはやくから予約になるけれど予約してから年またいでリリースだったからっていうのもある。なんかシングルでもちょこちょこだしてて、どれもはやいつよいだけでなくしっかりSwan Meatだった。2019にうちへきたときもっとはなしておけばよかったっていまでもおもうし、いまならアニメのはなしもできるし。





36.TYOSiN - blue blue (self release)

インスタストーリで流れたいろいろな事情を知ってよけいに。年末BLOCKで感極まって号泣っていう、Hiphopのひとたちはストーリーがあって曲きくだけでなく流れ追ってておもしろい。HYPEはいってるし、Secret, 2020はやっぱり泣くし、MVがちょっとぐっときてしまうmiseryとか、まぁ、どの曲もいいし、バンドな音のつくりでもやっぱりよい。ことしはラップしてるのもみたかったり。






37.Xiao Quan - Connection EP (FunctionLab)

DJ LOSERとの共作以来いろんなところで目に耳にして、そういうひとはだいたいよい。Odeteとかね。なんかいろいろ謎でFunctionLabの説明読んだら中国住んでたのは2年間だけ? 38歳っぽかったり、サンパウロにいるとか、すべてが設定なのかほんとうなのか。音もそんなかんじで混じりまくってて、アフリカ感、アジア感あるビートに中国語とかの声サンプリングにと、これはなんていうジャンルのっていうのがむつかしい混じり方でたのしい。年末にはマサカーにもでてっていう。ことしもたのしみ。






38.Yelzin - Now That's What I Call Yelzin (Petrola 80)

Lyra ValenzaのHjalte Lehmann Christensenソロ。Lyra Valenzaは2018年のベストにいれたともうんだけど、ソロのほうがちょっとクセのあるかんじ。4曲目の乾いた空気のなか鳴り響くシンセのメロディが最高で、年末Disciplineでnoripiもかけててうれしくなった。Lyra Valenzaのほう、かくの忘れてたなそういえば。





39.Yikii - 月之破滅 ✿ disappear with moonlight (self release)

ことしはむかしの音源あつめたやつとかリリースおおかったし、ほかのひとのへの参加もおおくて、いろいろきけてよかったな。あの声でのふわっとしたかんじだけでなくかなりノイジーなdasychiraのももちろんたくさんきいたけどリミックスだしいれてないけど、ふたりの絡むすがたはうつくしくってマサカーで映像だけなときみてて涙でた。




40.V.A. - Quantization(Soul Feeder)

T5UMUT5UMU&Cicada Shell監修コンピレーション。Hegira Moyaの曲がよすぎて、2020年曲だけでいったらベストだし、ライブもすさまじかったな。そしてLSTNGTにyxki、玉名ラーメンもはいってるし、サクマさん監修のSODとこれはなんかいまの日本の好きなところをしっかりつめこんでくれてて、最高。T5UMUT5UMUはちょこちょこDJみられたけれど、おもしろいな。




41.V.A. - deco (low income $quad)

クロアチアのザグレブのこのレーベルはこれまでぎりぎりな変態感のある速めなテクノをカセットでだしてて。Odete参加っていうだけでいいコンピレーションなんだけど、装丁が2020年でいっとう狂ってた。CDなんだけど、画像ではどうなってるかよくわかんなくって、実際届いたら内臓が印刷されたレジンの板にけっこう無理やりCDがつけられてる。CD-Rの流れっていうのはEcco2kとかもだしてたりで引き続きあって、こういうかたちのがもっと増えたらたのしいな。





42.V/A - Emotional Abuse Music (GoodbyeForever)

Himeraがはじめたレーベルで、はじめはリンク先にとんだら粗い画面のなかを飛ぶ蝶をクリック、一定の数をクリックしたら、exeファイルをダウンロード、そこにあるリンクへとんだらゆるいクマが並んでて、そこクリックしたらYouTubeへ飛んで音きけるっていう謎なしかけがあって、そのあとコンピレーションがちゃんとでた。完全にエレクトロニカな音のひともいて。いまの流れっていうかんじ。参加者もCole Longneckerにsv1にとことしたくさんきいたひとたちだし。やっぱりHimeちゃんが2020年の中心だったな。







Bandcamp Fridayがあったりで、データで買うほうがおおくなったし、みんなシングルみたいなかんじでちょこちょこだすので、めっちゃ好きだけど、1曲だけかっていうかんじで選ぶのに苦労したり。いや、曲で選んでもとかおもうけれど。WhiteroseとかMaya Cruxとか。ssalivaもいっぱいだしてたけれど、どれもよくってえらびづらかったり。ことしにはいってだしたやつはことしの年末にはいるのきまってるくらいによいkど。あと削りまくって、もう毎年ずっと好きで、おまえが選ぶのわかってるよっていうLSTNGTとCVNは選んでないけど、もう殿堂入りくらいのかんじで。


ざっというと、2020年はパリ、リスボン、あとスペインの流れがおもしろかったな。ひきつづきロシア、チェコ、東アジア圏。東アジア圏はCHINABOTやEASTRN MARGINとかUKを経由して世界に広まるかんじ。いまの時代に国と地域のはなしをっておもわれるやもだけど、やっぱりおもしろいレーベルとか動きとかは各地で起こって、そこから違う地域と共鳴してってかんじ。わたしはライブへゆくことが好きなんで、そういう場所場所でのコミュニティやらで考えがちではあるけれど。もちろんHikawaさんとか、そういうのとびこえて世界各地とむすびついてってひとももちろんいる。

リスボンはおもいっきりCircaのOdete周辺。パリは2019年からなんかいいレーベル増えてきてるなと。リスボンあたりともけっこう絡むスペイン各地。チェコはレーベルも増えて、どれも実験的でおもしろいし、みんなカセットを出す。カセットを買う数は100にもならなかったけど、いま好きな音でだしてくれるならもので買ってきく。ものだしたひとのほうがいい、っていう盲目的なかんじはなくなったけれど、サブスクだけってリリースはさびしい。カセットじゃあなくってもなんかおもしろいかたちでリリースされたならなっておもう。むしろ選択肢は増えてる。jiafengのゲームとかね。データだけだすにしてもBladeeとMechatokとか、Cole Longanecker みたいに特設サイトつくってみたりとか。


チェコとかきっとそんなにおっきな街ではないだろうけれどかなりたくさんおもしろいレーベルが。パリだっていうほどおっきくないしね。ロシアはひきつづき謎なまま。ひとつの都市ってかんがえるとモスクワって実はめっちゃ人口が多い。ニューヨークよりも東京よりも。欧州だとイスタンブールについで。都市圏ってかんがえると東京のひとの多さは異常だけれど。そんななんでロシアも探せばもっといろいろいるんだろうなとか。ロシアはさらに極東もおもしろいのがちらほら。モスクワと極東のあいだにはいったいなにがあるんだ。



メディアに関してはほんとAVYSSのほかFNMNLをほんとときどきで、そのほかはのぞきもしなくなった。なんか調べようとしても日本語ででてくるのはAVYSSのみな状況。こちらの趣向が近いっていうのもあるけれど。でも、年末のリストの人選とか、普段とりあげるものの今の時代に沿った多様性とか、そういうのをほんと自然にやってるAVYSSはすごい。RAinさんとか年末出演とか、未来につながる。

レビューとかいっぱいかいてるメディアは、Hyperpopについての考察とかちゃんとどこかでるべきなのに(ってかいてたらちょうどFNMNLにおとといのってた)あたらしい流れとか興味がないんだろうか。世の中のいう「あたらしい音楽」ってArca、OPNあたりで止まってしまったみたい。あとはけっこう個人ブログみたいなのが増えた。そういうの読むの好きなんで、みんなどんどんはじめてほしいな。


マサカーとAVYSS、Jackson Kakiくんがあらわれて、今みたいな状況もマイナスではなくプラスに転じるかんじですごい。

配信がおおくなって、岡崎とか福岡の好きだけれどそうそうみられないひとたちの動きがかなり身近になった。春以降はガーデンさん、fri珍さん、リルなみさんが活躍されてて、なんかずっと追ってた。GO TOどころか実家へもことしの年越しには帰れなかったけれど、岡崎のシビコへゆけたのは最高だった。やりたい放題すぎて、あれ、もう二度と貸してくれないだろ。


海の向こうもそうで、SWAN MEATにQUALIATIK、HimeraにDasychiraといろいろみられたりやりとりできたり、でも実際には日本にきてマサカーとかでてそうなひとがこられないんで近くなったようでなってなさとか。Jesseも秋にはハネムーンできてるはずだったし。いろいろ歯がゆい。


そういうこちらも11月に某VID-19感染で人生初な入院したりして、やっぱり健康が一番。おっさんなんで死にかねないんで。年明けたくらいからツイッターとかでつながってるひともなんかちらほら感染しはじめてたりで、まだこちらは開催されてるのなら現場行きたい側だけどいろいろゆらぐ。みんな冬眠したらいいんでは。さぶいのイヤだしね。あっ、そしたら南半球のひととは交流できなくなるか。


好きと嫌いがよりはっきりして断絶感もあったり。政治的なこと、差別のこととかが、COVID-19によってあぶり出されて、きっとCOVID-19よりも根深いかんじ。もう音楽をいっぱいきいてようがそういうので離れることもあるし、逆にそのあたり考え方とかが近しくっても音はきくかっていうのはまた別でっていう。そういうこちらもおっさんなんで古い価値観のなか育ってきてるわけだし、気をつけるしかないし、気をつけられないんだったら、誰とも一切関わらないほうがいいなっておもったり。気になるところがあればいってもらえればっておもう。


ことしにはいってより出口がみえなくなったけれど、ふさぎこんでてもはじまらないんで、できる範囲でたのしんでゆけたら、そしてみんな無事であればそれでいいかなくらいな。

2021年1月30日土曜日

きょねんの終わりからぽつぽつとアニメサントラを買ってる。ロックバンドのタイアップでっていうのはやっぱりきかないけれど。ロッキングオンジャパンにのってるようなひとは20年くらいたたないときけない。まだその壁は乗り越えられない…。アニメに特化してるひとや声優しか。

きょう届いたAngel Beats!の曲が好きで、あのあたりゲーム含めていけるのかもしれない。わたしはどこにむかってるのか。




あとHitomi(黒石ひとみ)も好き。コードギアスのも買わないと。年末AVYSSのでMVRASAKI氏があげててびびった。


Lastexile


シャングリ・ラ



黒石ひとみとか、あと灰羽のEDとか、そういう雰囲気が好きなんだと。




いっとう好きなのはラーゼフォン橋本一子。ちょっとまえ美容師坂本さんが橋本一子じたいについてかいてた。



油断するとほんとかけない。

Maya CruxってMaya Richからなまえがかわって、あいかわらず曲を消す、ともったらまだ知らなかったころの2018年曲あげてた。まだメタルではなくトラップなころ。




Shushu新曲!




u o & tumy。魚民? ベルギーとフランス。どっちがどっちの国のひとかわかんないけど、隣だし。





リスボンのDianna Excel。DRVGジラとかと絡んでたbaby suraがなまえかえて。ポルトガル語つながりなのか、メロディが中盤ボサノヴァ感じる。トラップだけど。


2021年1月25日月曜日

最近、あまりに集中力がなくって、まったくかけてなかった。


7777の天使がはやくもアルバムだすよ。

前作にひきつづいて、Soul Feederから。

ストロボばっちばちななか、あの触角スキーマスクかぶって、剣振り回してな映像。

ティー・シャツ付きカセット付きなのを注文。

正月すぎの西園寺くんのインスタライブで、なんでも花が花がいうてたんだけど、戸田さんのブログで知った7777の天使、はなはなはなはなの花、好きです、って全部花になってて笑った。


2021年1月18日月曜日

ドワイヨンはラ・ピラートが好きでした。ジェーン・バーキンを4人の男女が奪いあいっていう泥沼展開を演劇のようなセリフに軽やかな展開でみせてて。2008に有楽町マリオンで本人みたな。蓮實もいた。蓮實果がでかいっておもった。どっかにDVDがあるはず。


2021年1月17日日曜日

星川が最近深酒でなかなか寝付かなくってアニメ視聴もベストの記事もすすまない…



翻訳したら、ダンジョンアンビエントでエルフチェリーパイを準備する

3年制のおかしな専門学校いってた3年の月曜日、1限ロシア語、2限イタリア語、昼から仏語っていう履修をしてたけど、さすがに頭おかしくなりそうでロシア語とちゅうで捨てたのがくやまれる。











TZUHANの遠行TAPE届きました。ジャケットの破壊力。音はしっかり凶悪なかんじ。

全部ハードシンセだし台湾だし、ROTTENLAVA感ある。年末でゆいちゃんストーリーでライブしててかっこよくってことしは一回くらいライブみたいな。


2021年1月9日土曜日

12月のQUALIATIKのRinse FMのがGolinといっしょで、日本のがいくつかはいってるんだけど、mixのなかできくとuyamuyaというひとのうたがよかった。おもいきり曲名となまえいれちがってるけれど。あちらにいながらこういうひとよくみつけてくるなっていう。釈迦坊主のリミックスもしてた。

あとVtuberのとかはいってて、そのあたりも曲はおもしろいんかしら。


山仲間!中止になりました。やれませんでした。20時までになったけどなんとかとかやれんこともないだろうけど、せっかくウープくんが東京でてこれるのに、こんな状態だとみにこられないひともいるだろうし、終わったあととかウープくんどこもあそびにゆけずで気の毒だし。日がかぶってたBBBBBBBもなくなったし。DJ行ったります!って気合いいれてたけど、流れました。山仲間以外まったく呼ばれなくなったし、つぎはいつになるのか。



まったくわかんないんだけど、Jカードのデザインだけみて即注文。台湾、NT$って単位をはじめて知った。


https://fareastsportingwave.bigcartel.com/product/tape-tzuhan










あとDJ LOSERつながりなDJ巫女がセルフレーベルはじめて、CD-R出してたので注文。


2021年1月3日日曜日

おい!高円寺!やれんのか!

とラップのひとみたいに地名に問いかけ叫ばなければいけないくらいに来週土曜の高円寺でのイベントが緊急事態宣言でるの? やれんのかって状況になってきてるけど、KNOCKがあいてるかぎりやります。わたしは最後、みんなが歓談しやすいようなやさしいセットで。



TYOSiNがインスタのストーリーでおとといあげてたhappy new year 2021ってかいてた動画をよくみたらこちらがストーリーにあげてたやつでうれしい。あたらしいEPもたのしみだな。



きのうの西園寺くんのインスタライブが元気になる。切り咲くか、死か。なんか西園寺くんの極端な闇もすこしみえた気がしておもしろかった。もう直接エールもらえないけど、1週間くらいみられるそうなんで、みてないひとはぜひ。