2016年3月24日木曜日

Perfume Advert “Foreverware” (Seagrave)

あんなに。
Where To Now? とさわいでたのに、いまUKのいっとう好きなところはSeagraveです。Nicola Lattiをレコードでだしてちょっと冷めた。せっかくレコードならそんなに渋いひとでなくって、いや、ちょろってきいたらよさげだったけれど、もっとよくわかんないひとのんがよかったな。。こういうこといってるとまたこわいひとみたいにおもわれるやもだけれど、好きかきらいかのみなんで、せんかたない。
そのSeagraveからあたらしいのん届きました。

Perfume Advert “Foreverware”
きょねんのOpal Tapesからのん、K/A/T/O MASACREのときにかけたらいっとう誰やねんこれときかれました。新作です。
1080pからのんはヘンなハウス、ってかんじ。しっかりダンスなんだけれど、ちょっとヘンって路線は1080pな初期に流れを決定づけたかんじで。
Opal Tapesのんが輪郭ぼやけたシンセの降り注ぎ感が目立ってよくって。
今作は。やっぱりヘンなハウスなんだけれど、Opal Tapesのんよりも溶け込みかたがすごい。
四打ちではあるけれども、もやがかったなかを輪郭がぼやけたシンセが反復、ときおり強く噴出するシンセの暴発感。軽やかにすすむリズムと、ぼやけまくった重なる音も重さが取り払われていて、それでいてすっかすかかというと、靄がたちこめてるし、重なる音はぼやけまくってて、ふしぎなバランス。そして、いちいち重なる音の鳴りがぼやけながらもよいし。
そして、いきなりざらついたドローンだったり、深海でゆらゆらとゆがむシンセな曲だったりもはさみこまれたり。最後の曲なんか、Golden Donna並な甘さがある音のつらなりだけれど、その甘さも輪郭を取り払ったことで軽やかになっていて。
暗闇のなか、響くビートにあわせて踊ってる姿が、背後のストロボで浮び上がってくるけれど、スモークもたかれてるためその輪郭はぼやけていて、ってかんじ。
先月きいたPrison Gardeみたいに1音1音の出音がぶりぶりととてもよいのも好きだし、ぼやけたPerfume Advertも好き。



そうそう、UKはSeagraveのほかは、Opal Tapesは別格で好きです。UltrafogがOpal Tapesのティー・シャツをきてて、RaftoとUltrafogでsplitだしてくれればよいのにとかおもいました。東京のネクストテクノリーダーたち、いまだ日本人なしなOpalの牙城を崩してほしい。


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