2016年3月17日木曜日

Siobhan “St. Pius Session” , German Army “Virunga” (Summer Isle)


カナダのSummer Isleから。
SiobhanとGerman Armyっていう、German Armyが出し過ぎなため見送ることもすくなくないひとでもおもわずいっしょに買っちゃう組み合わせ。

Siobhan “St. Pius Session”
タイトルから、ライブ録音? すべてがげしゃげしゃな音質、さらにげしゃげしゃにつぶれたリズムマシーン、そして声ね。いつもはげしゃげしゃななかに埋もれてる声が、ところどころマイクがちかすぎてめっちゃまえできこえて気色悪くってよいです。おもいのほか、ライブはげしゃげしゃでないのかしら。B面2曲目の素っ気ないビートの隙間を縫う高音でズレたような音の反復がいまっぽい、でもしっかりそこは声を遠くにげしゃげしゃにしあげてきてて、かっこいい。


German Army “Virunga”
もう、ことしにはいってわたしが買っただけでこのG軍関連4つめなんだけれど、これでも逃した、というかあえてみなかったことにしたのもけっこうで、ほんとどうなってるんだろう。
生活に余裕しかなく、日々録音してるとかしかかんがえられなくって。
すごいのが、けっこう作品ごとに雰囲気かえてくるところ。
ほかにQ///QにFinal CopとかもやってるPeter Krisは本名名義でもだしてるんだけれど、それがざわついたドローンで、今作のG軍はけっこうそのソロ作品よりな。いや、G軍自体が2人なのか3人なのかもよくわかんないからひとりでやってても気づかないんだけれど。
深く粒子の粗い靄のなか、嘘南国なギターが響き渡ってなA面。かなりソロへよってるな、とおもってたら。
B面ははじっめからこれまでにもない雰囲気、リヴァーヴはかかりつつもリズムマシーンの音がけっこうまえに。そこに会話サンプリングと、チェロのような弦楽器音色が反復、そしてゆっくりうなるギター、これだけトツゼンきかされてもG軍だとわかんないくらい。そして低く変調しすぎな声と女性の会話サンプリング、そこにまたどたどたとしたリズムマシーンにギターの降り注ぎ。
で、やっぱりG軍とソロの違いはギター弾いてるひとがほかにいる感。



TATEWAKIから、G軍とシオブハンが同バッチなん知れたけれど、そちらは遅れまくってるね、いつなんでしょう。

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