2015年3月30日月曜日

今週末はLust For YouthにPuce Maryのライブ!

zine作業、まだまだ終わらない。。
現実逃避的に、更新。

今週末は。
BIG LOVEさん主催なLust For YouthとPuce Maryのライブです、ね。
さきほどかいたけれど、空き巣な件もあるんで、チケットまだな方はいまからお店で買って、ゆきましょう。
こういうときに限って、わたし、はやめに買ってしまってるっていう申し訳なさ。

きょねんの夏、これがテーマ曲でした。
これきいて、恋人のもとへ走りながら、またコペンハーゲンがコペンハーゲンがいうてる、といわれてましたん。


京都の人もかいてはったけれど、コペンハーゲン方面って、ちょっとはいりにくさってあったりします。でも、きいてみると、めっちゃよい、きいとけばよかったってなります、わたしもそうでした。

そして。きょねんの2月8日って、けっこうわたしの転機になってて。
あのライブな前半で、端っこで古本屋だして、それだけだととおもい、はじめてzineを作って、borderのマツダさんともはじめておはなしして、いまにつながるっていう。
なので、Lust For Youthってわたしのなか、すごく特別です。
きょねんのアルバムな曲をたくさんききたいけれども、新曲たくさんやってまた驚かせてほしいとか、いろいろな心持ちが交錯してて、たのしみでならない。
大阪でもあるけれど、みんなこれを機会に、トウキョウへきて、BIG LOVEさんの実店舗へいって、ビールのんで、ライブへゆけばよいとおもいます、よ。たのしみ。

ひさびさに。
けっこう過去な記事で知らないひとにからまれて、でも、誤字だとかの指摘をこまかくしてくるとか、もとからなにも伝わってない気がするので、読まなくってもけっこうとおもうんだけれど。
なんだろう、情報よりも熱だよね、これが好きだとか、無理からにzineをつくろうとか、あのひとすごいよね、だとか。そういうどきどきが伝わればなとかおもいながらかいてるつもりだし、情報がほしいだけなら、Twitterでがんがんアップしてる方もいるわけだしそちら読んでればよいのになとおもいます、よ。
こちらが好きなほかの方のブログは、みんなそういうどきどきがある。
実際、情報がんがんなのはちがうなときょねんからおもいはじめてて、もしかしたらブログも違う気がとこれも一旦やめたりとか。結局、ブログをかくこと好きだから、ここをはじめてしまったけれど。
そういうかんじ、読んでくださってる方には伝わってるものだとおもってるので、これまでどおりなかんじで、というかこれまでどおりなかんじでしかかけないし、これまでどおりなかんじだから、声をかけてくださる方がいるわけだし。
おおよそ、最近、こういうのん嫌いとかけっこうかくから、反発がとかおもってたんだけれど、やっぱりいっていかないとなと、仲さんとはなしてておもう。

そう、BLさんに空き巣がはいったらしく、でもいまBIG LOVE TVのきょうのアーカイブみたらなんか安心したし、Marie Davidsonかかった!
今週連勤で、きのうもきょうもゆけなかったけれど、はやくお店へいきたい、わ。

2015年3月29日日曜日


きのうの朝。
borderのマツダさんとメイルをしていて、なんとなく、4月1日のイヴェンと向けにzineつくろうかしら、と送ってしまい、送ってしまったからには作らねばなんで、いま必死で作ってます。
ことしの冬のベストとか、いろいろと、構成を考えてる時間がないので、おもむくままにかいています。
ただ買ってきいたということを垂れ流してるだけでは、なんかダメだとおもう。すっかりおっさんなんで、なにかしないと。じぶんのコピーみたいなひとのはうんざりだけれど、こちらの想像もおよばないかんじの若い子たちはBLさんまわり、そしてきょねんやことしにお会いしたうちに、たくさんでてきていて、そこにすこしでも振り落とされないように、追いつめてでも、なんかやらないととおもいます。


音はゆるいだろうけれど、必死で準備します。ドローンだったりエクスペリメンタルなかんじはおおよそHakobuneさん、Delaさんが、がびがびだったりビートなかんじはSakumaさんが、ゆるかったりなのはあらべぇさんが、とか勝手に予想してるので、こちらはわかりやすくカセット界隈のあたらしいめな音をとおもいってます。
みんな、きて!


頭出し作業やら、zineのことで、すこし更新が滞ります。

水曜日。
誕生日はひさびさに新大久保へゆき、Red VelvetのCDを買って、BLさんへ。
いっつもあそこでビールを飲んでるグラスを。
うれしすぎる。これで家でもBLさんグラスで飲み物が飲めます。
zineをつくるということも、BLさんで教わって、っていうかこれやればよいとかいわれるわけではなく、Chiroちゃんがつくってて、こちらもやらねばみたいな心持ちにさせてくれて。まったく及ばないし、なんかまったくまだまだなんだけれど、つづけてゆかないと。
そういう刺激をあたえてくれる場所って大事です。なので、トウキョウに住んでる音楽好きな、カルチャーが好きな子ぉたちはみんなBLさんにかよえばよいのに、とおもいます、よ。

2015年3月27日金曜日

4月1日はTime Out Cafeでの “Isn't it?” にてカセットDJしますのできてください



4月1日水曜日。
恵比寿のLIQUIDROOMうえTime Out CafeでのDJ Soybeansさんイヴェント “Isnt' it?” にてDJします。
しかも、カセットテープDJ!
そしてJesse RuinsにCVNもはじめたNobuyuki Sakumaさん、きょねん末に50作目リリースされたHakobuneさん、きょねんはDuennからリリースもあってことしもたのしみなあらべぇさん、Grouperのはじめの来日やらMachinefabriekやらこれまでライブに客としていかせていただいてたCMFRGのDelaさんがごいっしょにっていう、豪華な。
全員カセットテープDJです!


あれですよ、Dj Soybeansさんと、やりたいですね、というはなしははまえからしてたんだけれど、D/P/Iなライブなとき、ちょうどおなじTime Out Cafeで、HakobuneさんとDelaさんとやろうってなって。Sakumaさんあらべぇさんもあの場にいらっしゃたし。
これはD/P/Iを絶対かけないとな、とかおもうけれども、そのあたりまでかけていいのかしら。なにもしらずにこられたかたは帰ってしまうんじゃあ......とかおもいながら。

DJ自体がおととしバーレスクのイヴェントの転換なのをやって以来だし、カセットテープでははじめてだしと、たのしみです。

かけるもののほか、持てるだけカセットテープをもってゆこうとおもいます。家付きカセットテープとかも。みにきてください。
19時半から22時半と健全な時間なので、男子も女子も、おしごと帰りな方も、春休みだったり上京したてな学生さんも、みんなきてください!

2015年3月25日水曜日

German Army “Clan Chieftains” (Handmade Birds)


届きもの!


German Army “Clan Chieftains”
Handmade Birdsから。
meditationsさんにはいるだろうなとおもっていたらはいったんだけれど、瞬時に売り切れて、直接買いました。
きょねんはほんとどれだけだすねんと途中から追うのんしんどいくらいだったし、G軍名義だけでなく、Q///QにFinal Cop、あたらしいのだとA Giant Fernに注文中なPeter Kris本人名義とか、もうほんと出し過ぎなうえ、でも、全部よいっていう。

A面。
これまでのウソ南国感、というよりけっこう本気南国なぴーひゃら笛音と壮大すぎるオーケストレーションがあわさってないきなり異世界。にわとり声、なんだっけあれ。
そして、けっこう録音がよい。妙にクリア。
南国から一気に荒野なすっかすかビートマシーンにさびしく響くギター。ビートがときおりダブ化してずぶずぶ、でも録音よくって浮び上がって空にきえてゆく感。そこに腐食つぶやきとたまらない。
ガムランっぽい音とかけ声反復から、暗い谷底から浮び上がってくるシンセとギターの亡霊。そして亡霊はもちろんつぶやきます。そこから、つぶれたビートと小動物の鳴き声シンセのゆらめき。そして声はがっびがびに腐食。

B面。
A面とおなじくサンプリングでの異世界はじまり。女性の声がはいるあたりにすこしの安心感。でもここからA面のゆるさとは対象的に、かなり攻めます。
中盤がすごいね。パーカッションな音が本気民族感な高揚がつづいて。颯爽としたかんじがあるなとおもっていたら液状ビートとゆるいギターとささやきヴォーカル、そしてダブダブずぶずぶ空中へ放たれて消えてゆくゆったりなドラムマシーンに腐食ささやき。
つかみどころなくって、ことしもよい!



Handmade Birdsといえば、Helena Hauffの初フルレングスなカセットテープがものすごくよいんだけれど、来日決定! しかし新潟! 遠い! だれか帰り道のトウキョウで引き止めて、なんかやって!






あと、ほんといまなんだけれど、Meditationsさんから届きもの!
melting botから食品まつり aka FOODMAN “COULDWORK” 
CDはジュエルケースが好きなんだけれど、背面がケースのなかに紙ではなくシールっていうのん、みたことなくって、おぉ! ってなる。
そしてpooteeさんのアートワークな四つ折りジャケットもよい。

誕生日に、G軍と食品さんっていう大好きなひとのんが届いてしあわせです! 家でなければなんで、食品さんのについてはまた。

37


さきほど。
24時をまわった瞬間、わたしの表皮はトツゼン樹木のように硬くなり、めりめりとひびがはいって崩れ落ち、そのすきまから37歳のわたしが産まれてきました。
37回目の脱皮を経て、もはやそこそこでなくすっかりおっさんな年齢。
きょねん、美容室に置かれたOCEANSという雑誌の表紙にかかれた文字が目にはいったんだけれど、読者の平均年齢が37歳だそうで。わたしはといえばNYLONやらFUDGEやらを読んでいて、年相応ではない、どころか性別的なところも間違っていて、どうしましょう。
37歳って家買ったり車買ったり、もちろん子どもがいたりなイメイジ年齢だけれど、わたしはといえばレコードにカセットテープばかり買う生活。どこでどうまちがったのか、とてもたのしいです。

たまには、すっかりおっさんらしいこともかいておこうかしら。
わたしは、京都の大学をやめてトウキョウのフランス文学の専門学校にはいり、それからぷらぷらとカフェでアルバイトをしてお金貯めて2ヶ月、3ヶ月フランスいって戻ってまた働いてをくりかえしてな20代、そして30になってからは古本屋で働いて。
社会的には中の下くらいな生活を送っていますが、音楽にまみれてとてもたのしいです。ひどく貧乏ですけれど。
でも、まともに働いてても、どうなるかわかんないんだし、いまの世の中。たのしく、なんとかいきてゆくほうが、よいとおもいません? 
そんなだから、いざ結婚したいといってくれるひとがあらわれても、お金なくってなかなかまえに進めないんですけれど。
それでも、とてもたのしいですし、37歳にはみえないくらいに若くはいられてるとおもいます。若いというか大人げないといいったほうがしっくりくるやもですけれど。
働くことも、よいです。わたしもなんかちゃんと働いてればなともおもっています。でも、好きなもの、こと、を忙しさのせいにして、あきらめないようにいれば、たのしく生きていられるはずです。
興味があるものはなんでもいいとおもいます。こちらも、学生時代は写真まみれ、そしてアテネ通ったり蓮實が蓮實がファスビンダーがいっていた映画なころ、そして後藤明生が、髙橋源一郎が、荒川洋治がと叫んでいた文学なころ、そしてそのあいだ常に音楽が鳴り続けていていまはそこばかりになってますけれど、なにかしらどこかしらを必死で追ってると全部つながるので、そのときいっとう興味のあることにしごとのほかの時間と金銭の一切をつぎ込みましょう。
若ものたち、がんばってください、ね、というまえにわたしががんばらないと。

あっ、来週、4月1日はあの方とあの方、そしてあの方といっしょに、カセットテープしばりなDJをします。だから、夜、19時半から22時半はあけておいて、ね。

Kな。
Red Velvetがよすぎて、Kなスウィッチがひさびさに完全にはいってしまい、たいへん。
ここ半年、動画では追ってる、っていうもうどうしようもないかんじになっていたけど。いや、むつかしいんですよ、彼女がいると、このあたりを追うの。横にいるのに動画をみつづけるとかできないし、こちらへの誘惑だらけな新大久保をいっしょに歩くのもむつかしい、そこまで心が強くないです。


ばったばたでちゃんと追えなかった4minuteはめちゃくちゃによい。



4minuteって、おなじ年にでてきたなかでは、はやく人気は定着したけど、それ以上はいかなかった感。日本ではまだいまみたいな空気になるまえ、K全盛期でもぱっとしなかったし。
でも、それだからか、妙にききやすくなるというかんじにならずに、トラックは攻めっぱなしで。Warszawaさんで週1DJやってたころ、ちょうど100% Silkど真ん中な時期で、そのあたりと4minuteとをつなげても違和感一切なかったしね、あの頃。そして。Crazyは突き抜けたかんじで、結局、ずっと好き。K以外なメディアで、2NE1はもちろんだけれど、4minuteもけっこう継続的にとりあげられてるかんじはあるし。

日本のにはまったく反応しないけれども、Kなのには、っていう要素ってここだとおもう。日本でこういうのやると、一気にサブカルになる。
Warszawaさんなとき、いちどポストクラシカルも好きで日本の地下アイドルを追ってるっていう方といっしょにやったときがあったけれど、ほんとしんどかった。最近、わたし、丸くなったとおもうけれども、いつまでたっても、日本のアニメとアイドルはニガテだ、わ。日本のアイドルは90年代まで。

きょねんのHyunaのソロのMVって、FKA TwigsのTwo Weeksにすかさず反応してた。そういうことにしてる。あちらのものごと、パクリとかよくいわれるけれども、そのあたりにすぐ反応できてるんだから、すごいとおもう。けっこう先のほうの音を、ポップなところへおとしこめてるのって、うまい。


エムボのソロはすごく期待してたんだけれど、ちょっと期待はずれで、買いすらしなかったけれど、というか売ってるところへゆく暇なかった2月、ききかえすと買っておけばよかった感。ステージだとRed Velvetのウェンディでてるし。

そして、Exoとmiss Aの予告な画像が毎日でてきて、もう。
当面はカセット関連、K関連、どうでもよい日常の3本だてなかんじでかいてゆこうとおもいます、ね。

Project Pablo "I Want To Believe" (1080p)、Policy “The Republic” (100% Silk))


この時期って。
無性にハウスっぽいものがききたくなりませんか? きょねんも冬の終わりあたりはGolden Donnaをたくさんきいたり100% Silkものがよかったり。あっ、わたしだけですか? そんなわたしもおととしはこの時期フェリリばかりきいてた気もするし。

そんないまの季節。


Project Pablo "I Want To Believe" がとても。
1080pから。
アナログシンセなまっすぐハウスやってはります。そういいだすと、意味でいったらロウハウスなんだけれど、がびがびものとはちがって、かなり楽器感が。
Omega Supremeあたりからでてもよいくらいなファンク感もあるし、ぺきぺきなギターにシンセの鳴りと抜けがあまりによいし、全体をつらぬくネオンな街ドライブ感が心地よく、ついついきいてしまいます。

1080pってなんかのぼりつめた感があるし、でるまえはけっこう話題がぽんぽんでるけど、でてからはなしてるひとってあんまりいなくって、Bandcampってそういう順序が狂うから、なんか。Beer On The Rugもそうだよね。時差。そして、このふたつ、日本にまともにはいってこなくなっちゃって、困っています。Hakobuneさんのはさすがに入るだろうとおもって待ってますけれど、Euglosineは注文しちゃった、3000JPY超え。



あと、これもよかった。


Policy “The Republic”
100% Silkからな。
みただけで、山口小夜子! ってなったひとは年齢バレます。資生堂のんそのままJカードだけで、もう。山口小夜子っていって、もうここらへん追ってるひとわかんないよね。すっかりおっさんなわたしでぎりぎり、原風景的美人さん。荻窪のお店にいくつか本があったんで買っておけばよかったとおもいながら。
そして、むかし売られていた感ある渋いカセットのもの自体もよいし。
わたし、NNFにSILKへは、なんやかやぶつぶついいますが、結局追ってる。愛。NNFはもうすこしがつんとくるものゆけるはずだとはおもうけれど、Silkは安心感すらある。
Policyさん、Rush Hourからもだしてるのね、わたしはこれがはじめてきくんですけれど。
やっぱりまっすぐハウスです。中盤の淡く透明感のあるシンセの降り注ぎと、ベースラインのよさがたまらないです。
部屋に飾りましょう。


1080pって、100% Silkが先へ進んだら、なかんじがあるなぁとだいぶまえからかいてるけれども、どっちが先とかではなく、心地よいものは心地よいなと、この2本を交互にきいておもいながら。

2015年3月24日火曜日

Containerの。
あたらしいのんが6月にSpectrum Spoolsからでるね!




きょねんのベストライブはContainerでした。
Form A Logでもきてほしい。
6月までこれみて待ちます。


ことし100本目のカセットテープはbobu / Jiro Bevis “4:00AM / Hot Stands”


まえの休み、土曜のことを。
朝から駒場のほうへでて、そこから散歩。シティ・ボウイなんで、フグレンへいきすこし遅めの朝食を。

そして、代々木八幡のほうをふらふらして、ちょうどでたところにLittle Nap Coffee Standがあったんで、シティ・ボウイなわたしはここでもコーヒーを飲みました。
待ってるあいだ、シティ・ボウイらしくおかれていたPOPEYEをぱらぱらとめくっていたなら、あっ、元彼だ、とさらりといわれてびびった。



なぜ代々木をうろちょろしていたかというと、代々木八幡にある美容室でみきちゃんに髪を切ってもらうためで。
長髪にしていたのんをばっさり以来、もう8年くらいは七三分けだったんですけど、真ん中分けにしました。メガネにあってるし、シティ・ボウイ感、あらたにサードウェーブ男子という呼び名もでてきてるけれど、そんなかんじになってゆこうとおもいます。
でも、慣れってこわい。自然と手が七三になるよう前髪をかきわけてしまい、もはやいつもどおり。シティ・ボウイにはまだまだ道が長いです。

そのあと、原宿にある若者しかいないビルで買いました。



bobu / Jiro Bevis “4:00AM / Hot Stands”
BaconさんのカセットレーベルBacon Rollの2本目です。
Jカード、後ろ側のあまりひとが気にかけないところまで凝っていて、すばらしいです。


両方とも知らない方、だけれどめっちゃよい。
A面bobuさんはスクリューたっぷりなアーバンな。タイトル通り、午前4時にOLさんがきいてしずかに涙流してそうなかんじでよいです。
B面は変態でした。かなり気色悪めなドイツ語のうたというかしゃべりというかな曲からはじまって、なんかいろいろな雰囲気が次から次にで。中盤からのシンセの飛び交い加減がよい曲ばかりでよい。そして最後のところが終わり! ってかんじでたのしい。
Baconまわりの方々、ほんとふだんどんな曲きいてはるんだろうっていうくらいにセンスよすぎて、憧れでしかないです。

そして、これ、ことしのカセットテープ100本目でした。
きょねんより抑えめなペースでと心がけています。カセットレーベルが増えすぎて、よいところもたくさんだけれど、よいとおもわないところもたくさんだし、界隈もけっこうたいへん。こんなとき、Brad Rose総帥がCaught On Tapeをつづけていてくれてたらなとおもいます。Instagramも娘とアルコールの写真ばっかりだしね。Twitterやらだと発売されたっていうリンクをどんどんあげてはるひとがいるけれど、そういうのんってまったくみる気がしなくって、なんでかというと説得力がちがう。カセットテープが届いてきいてから選んで、っていうのじゃあないと。

シティ・ボウイ化がすすみ、わたし、最近ひとに対して、すこし丸くなった気もします。
でも、きのうのHeathazeのなかのひとと、けさのLIL SEGAさんツイートみて、そうだよな、とおもいました。旧世代なひと、もう引退してくれと。どっちかというと、わたしも古いところだけれど、あたらしい子たちにあこがれて、なんとか踏みとどまってるかんじ、踏みとどまれてるかしら、とかおもいながら。




あと。
すっかりおっさんなので、体力をつけるために、うし肉の塊を食べました。
塊っていっても250グラムだけれど。
こういう塊を最後に食べたのって、2年くらいまえ実家に帰ったときで、なんか白い部分がすごく細かくはいってるよい塊で、食べたあと、胃腸がびっくりして上下から流れでました。
でも、この日のんは輸入のんで、白いところなんて一切ないくらいで、食べたあとも胃腸はまとも。
胃腸からしてもはや貧乏になれていて、かなしい、わ。

MACINTOSH PLUS “FLORAL SHOPPE 2”

MACINTOSH PLUS “FLORAL SHOPPE 2” 
いま、きかないうちに反射的に買ったんですけど、ジャケットがまえそのまますぎて、ほんとうですか? というかんじ。
わたし、Vektroid関連、そんなに熱心に追ってるほうではないとおもうので、2014年、ってなってて、きょねんとかにどこかからでたとかしてたんでしょうか。



Red Velvetがよすぎる。
あたらしいメンボのイェリがかわいい。
1分15秒の子。


1曲目がSMではないところからなグループ感があって、ウェンディの顔好きだし歌うまい、ということくらいしか、ぴんとこなかったけれど、メインな活動曲のほうもかわいいし、これはCDを買うはめになりそう。




来週はmiss AにExoもカムバだし、春はひさびさ新大久保通おう。

2015年3月21日土曜日

Morkebla “Meet Me In A Decompression Chamber” (Farbwechsel)


届きもの!

ハンガリーのブダペストなレーベルFarbwechselから。


Morkebla “Meet Me In A Decompression Chamber”
Opal Tapes、Reckno、Where To Now? 、そしてvideogamemusicのコンピレーションにもはいっていたりとUKなテープレーベル界隈ではすっかりおなじみなイタリアのAlberto Rossoさん。こんだけUKからんでるから、イタリア人ってだけでUK在住なのかしら。
あのあたりのなかでも灰色なドローン濃ゆいめで、その奥からビートがと、なにも起こらない悪夢感がある音な方ですが、今作はより深みに陥ってます。

A面、テープのかすれが増幅したようなざらつき強風ドローンからはじまって、2曲目 “Dungeon Rave” では、細かくちからないビートとゆっくりと明滅するサイレンのようなビートの反復のあいまに、ちゅくちゅくSFなシンセとサンプリングなはなしごえは息も絶え絶えで。そしてまた深い靄のなか、ビートになりきれないくらいなかすかなビート、そこにときおりクリアな物音が転がり落ちて、ゆっくりと重なる音がビートではないビートを形成。靄の濃さはところどころうすくなって、光が射してきたようにおもえるも、その光もフィルターを通したかんじで。
ゆったり靄とかすかなビートにからだをうずめる心地よさと、その靄による暗さの不安感がいちどきでよいです。これまでのよりもかなり靄強いめ、はっきりしたビートはほぼ皆無なかんじ。
Ondnessといい、こういう靄濃ゆいめ、そしてビートではないビート感が好きだわ、いま。というかがびがびのしのしものが最近手に入っていないというのもあるんだけれど。

そして、B面ががこれまたすばらしい。
A面の曲リミックスなんだけれど、KETEV、S Olbricht、Beatrice Dillonが参加。
KETEVは靄をまといながらのしのしビートを強くして。
S Olbrichtはたっぷり靄を前半に、そのむこうから乾いたビートがだんだんと迫ってきて。
そして、Beatrice Dillon! 乾いてキレのあるささやかなビートはあいかわらず、で、原曲の深い靄を振動させてて、そのもよもよした質感と乾いたビートのあわさりがすばらしい。そして、中盤、いちど靄が晴れて空白な瞬間、かっこよくってちびる。で終盤は弱いシンセのまたたきがくわえられてと、Beatrice Dillonはもう別格な域で好き。


あっ、TMTの記事で、Giant ClawなKeithさんがFélicia Atkinsonの新作最高! と語っていたって記事があって、すごくうれしい。いや、ほんとことしベストですので、買いましょう。

すこし斉藤由貴ブームがきています。




労働しているお店、仲さんが本を売ってくださって、はいってすぐのところ、すこしにぎやか。Twigs表紙のん、わたしが欲しいわ。
この真上では常にLuke Wyatt映像流してます。たまには、誰かしら、きてね。いや、店長のいない日に、ぜひ。店長な日は、かかってるのが店長CDなので......。
そして、水曜にはなしていたOliveなこと、仲さんがブログにかいてらっしゃって、ひさびさに変態戸田先生、という表記を目にして、すこしうれしかったり。わたし、変態なのかしら。

2015年3月20日金曜日


最近。
好きなブログです。
やっぱり個人なかんじがあるところ、ものなところ、が好きだ、わ。
ただただ買ったものとか知ったこと、あげていってるとかではなく、じぶんの好きを、じぶんのためにかいてるってかんじが好き。






わたしはといえば、きょうもムダに4更新。タレント並。かけるうちに細かく更新していくのが、いまはやりやすく、まえのところよりもタグ付けしやすくかきやすい。
でも、もはや更新してないまえのところのほうが、いまだにひとたくさんきてるっていう......。
いや、いまくらいがちょうどよいのかしら、とおもいます。こっそりなかんじで。

Hank Wood And The HammerheadsとMarshstepperに、Jerry Paperのあたらしいのんは

眠い、とおもったけれど、まだかける気がするので、きのうのことをざざんと。

きのうは。
夕方、BLさんへ。
かなりひさびさ、閉店までビールを飲んで、仲さんがお店を閉めたあと残っていたお客さんとぞろぞろ駅のほうまで歩いてゆくかんじ、すごく好きなんだけれど、このかんじひさびさだわ、うれしい、とおもっていたら途中、トツゼンな尿意で脱落しました。
お店では、Oliveのはなしとか、いろいろはなせてたのしかった。でも、それでまたひとつ仲さんに火をつけてしまった感があって、申し訳なかったり。
わたし、Oliveを買ってたし、渋谷系が好きな中学高校を過ごしていたんだけれど、いまのOlive持ち上げ具合が気色悪くって、押し入れの奥に眠ってるもの、全部燃やしたい心持ち。知ってたひとがなつかしむ、くらいでよいのにな。実際、Olive自体も開く方向が変わったあたりから、おかしくなっていたし、おっきなので復刊したときはうれしかったけれど、けっこう惰性で買ってた、なんか違うなとおもいながら。
あそこに載ってたかいてたひとたちが、そのときの精神そのままに、あたらしいもの、かっこいいものを追ってったり、それを追う事を若い子にも教えてゆくべきなのに、そのよかった時代のよかったものをそのまま引きずってるかんじがして、なんだかなとおもいます。仲さんは、そのなかでもひとり違う、いまだに精神はそのままあたらしいものを追ってるかんじがすごいとおもう。

やっぱりついていこうとおもい、ようやっとこれらを買いました。
いや、Oliveのはなしをするまえに買ったんだけれど。



Hank Wood And The Hammerheads “Stay Home” 
買わないととおもいながら、タイミングあわず。
このひとは絶対にこれはきかないだろうな、とおもわれてるやもだけれど、先週のChiroちゃんDJできいたときに、いや、やっぱり買おうと。
もう、散々BLさんまわりでこのひとたちのことはかかれてるから、よいんだろうけれど、なんでここにシンセはいってるんだろうっていうのがよい。これきいても、やっぱりハードコア、ってなるとまだまだゆけません。
ライブあっても、めっちゃいきたくないわぁ。こわすぎる。



Marshstepper “A New Sacrament Of Penance”
Downwardsから。
Destruction UnitのJS AureliusとNick Nappaユニット。
めっちゃかっこいい。黒く冷たいビートと、呪詛声叫び声、それに呼応するギター。ダメだわ、消化しきれない、かっこいい。こういうのんって、腐食声にがびがび音質にとで、いろいろが台無しでよいとおもいながら、きいてたんだけれど、ビートはくっきりなところにギターのひずみとか腐食感っていうこのあたり感、もっとききたいけれどいまいちきけてないから、ことしこそはちゃんとこのあたり追いたい。


あと。
黒板にまえかかれてあった、Jerry Paperの新作入荷するっていうはなし。
きいたらDVD付がどうか不明らしく、わたしは小さいニンゲンだから、直接注文してしまいました。いや、わたし、そんなにこの豚ポルノDVDがみたいのか、と自問自答するまえに帰り道で注文。DVD付なほうは、ピンクヴァイナルだったっていうのが、すこしの救い、よ。

[c:s] 104 / Alex Tyson “Somnus / Nucleus // Aquaglass” (Exo Tapes)


届きもの!



[c:s] 140 / Alex Tyson “Somnus / Nucleus // Aquaglass”
ポルトガルのExo Tapesから。日本のほかで売れてるところがあるのかしらといつもおもうんだけれど、きょねんはColl AngelsにM. 征爾のんがすばらしかったりと、やっぱり気になる。

どちらも知らない方split。
A面[c:s]140さん。これ、なまえ? ってかんじですが。
ざらついた粒子が空間を満たすなか時折射す光、そして素っ気ない低音ビートが煮立ってゆき、そのなかを吐瀉スクリュー声。空気の粒子が濃ゆくなってゆき、むこうのほう、もうみえないんだけれど、なにかしらの物音がかつりかつり、そしていちど消えたビートもはいってきて、最後はテープなきゅるきゅる音で終わっていって。
はりつめた粒子とビートの組合わせ、よいです。


B面はAlex Tyson。
ここ最近のExoにしてはめずらしいかんじ。ゆるく溶けて音のズレるシンセがよたよたなはじまりから、その隙間にゲームな効果音がはさみこまれて、今度はどたどたドラミングにこれまたよろよろシンセと、全体的にVHS感あってよいな。なんかゆるめなだけかとおもいきや、中盤の低い目ギターな音のつらなりが地味にすごくよかったり。ゆるいフリしてすごくよい。


A面の冷たくはりつめたかんじと、B面の弛緩したかんじの取り合わせがおもしろい。

きょねんのExoはどんどん音数がとぎすまされた方向へいってたけれども、今作はあたらしいかんじで、まだここは追いたいなとおもったり、きょねんのTerluのんが海を渡ってる途中にケースがくだけてJカード破れてるのん、気遣ってくれてあたらしいJカードをいっしょにいれてくれてました。海!
jccgさん、ことしは日本へこられるとよいです、ね。




あっ、Exoといえば。
KのほうのExoももうすぐカムバだし、miss AにEXIDももうすぐ、そしてどの子が新加入な子かわからないけれどもRed Velvetの新曲よいし、春はKばかりききそう。

朝。
テレヴィジョンをみてたら卒業うたってて、きょう一日、頭のなかでながれてるだけでなく口からもことばとしてでてしまって、たいへんだった。
店にあるのん、面出ししたら、1冊売れた。
ヨーヨーのんは初代派です。


2015年3月17日火曜日

Félicia Atkinson “A Readymade Ceremony” (Shelter Press)


きょうの届きもの!



Félicia Atkinson “A Readymade Ceremony”
フランスのShelter Pressから我らがフェリリの新作です。
わたしのところをずっと読んでくださってる方にはもはやおなじみ、だとおもうけれども、おととしはUmor Rexからのベスト盤をその年のレコードのほうベストにいれたり、カセットのほうも5位とか。
ずっとさかのぼるとポストクラシカルなSylvain Cheaubveauと共作だしたり、壊れたフォークやらやっていたんだけれど、本人が “Oregon” でかいていたのを読むと、ポートランド旅行で精神とからだを病んでしまい、音もかなり。
その旅行中につくったJe Suis Le Petit Chevalier名義ではノイズ、インダストリアル感すらある亡霊声飛び交う暗黒すぎるシンセ作品をShelter Press、Watery Starve、Digitalisなどから連発、本人名義ではCooper CultにHome Normal、Morcなどから、そしてわたしが手に入れた史上もっとも宝物カセットテープな木箱入りなんとかだしていて、こちらでも暗黒でより壊れたフォーク、ドローンを。プリペアードピアノやらもつかったりしてた。
LAのアートブックフェアに出品だけでなくライブしにいったりと、zineにインスタレーション、ドローイングもやっていて、。3年まえに買ったレコードの内袋には本人が絵をかいてたりとか。
京都のひとがまだTwitterいたころ、はじめてやりとりしたのって、たしかフェリリのことだった、その年でたフェリリのでどれがいっとう好きだったか? って。
とりあえず、ここ数年ずっと好きなひとのひとり。
ひさびさ新作です。
ジャケットからして、もうことしベスト。きょねんD/P/Iとカナダツアーまわったその後感が。内袋もしっかり文字がデザインされていて、白みがかったクリアヴァイナルと、一切隙なし。

で、音はというと。
本人名義は生音中心、JSLPCはシンセ中心、っていう認識だったんだけれど、ひさびさな作品だけあってか、ふたつの名義のよさをうまくあわせて、それを研ぎすましたかんじ。傑作すぎます。
Bandcampにかなりながい説明がありますので、読んでください。わたしは途中で疲れてやめました。

A面。
1曲目。
ずずずずと細やかな低い振動音と、機械的な金属音の連打の奥で、いままででいっとう声っぽい声でささやかなヴォーカル。もともとフォークなアルバム “La La La” で知ったけれども、そのときはかなり弱く弱くな声だったし。
2曲目、L'oile。目、ですね。バタイユの小説です。
立体的に声がとらえられたささやきポエトリーリーディングのうしろで、きらめくシンセ、そのことばのあいまからかなりの勢いで吹き上がるノイズ。耳をすまさねばききとれないことばと、それをさえぎるかのようなノイズ、耳は自然と注意力を増してゆき、中盤でいちど、語気が強くなり、どきりとします。そして、声のかさなり、ノイズも立体的な変化をみせながらな10分間。体験としてすごいです。

B面。
1曲目。
デジタルな処理がほどこされたフィールドレコーディングはじまりから、ぶつりと突如とぎれて、ゆがんだシンセが空中を飛び交い、そこにストリングス音色なドローンの重なり、そしてすべてがあわさったあとに残る、声。
2曲目。
残像反復ななか、唐突にクリアなピアノとスネアの音、うしろの残像は取り払われ、いきなり広い空間が広がって。そこにまた残像の反復も重なり、またピアノのみな。
3曲目。
ざらついた空気のなか、時折浮び上がるクリアなシンセのドローン、低いピアノの音、そしてポエトリーリーディング、そこにかつりかつりと打ち鳴らされる音は、Beatrice Dillonなどにも通じる、音を引いたテクノな感触もありながらで、たのしい。よくかんがえれば、あちらは物音を足して、こちらは物音からはじまってっていう。

すべて簡単なソフトウェアだけで録音さられたらしく、ローファイな、とはいうものの、いままでにないクリアなかんじがところどころに、それでいてしっかり暗黒で、でもすごく好きなShelter Pressからのカセットなときのように地下鉄のホームで亡霊とつぎつぎとすれちがうかんじとはちがうし、ふたたびなオレゴン録音な部分もあるけれど初期レコードのようにノイズにすべてが飲み込まれることもなく、いちどまっぷたつに分離してしまったじぶんの声、ことば、からだをひとつのところに取り戻して、ふたたびあるべき位置に配置してゆくようなしずかなよろこびが。とはいうものの、やっぱりこわいけれどね。最高です。




土日のこと


土曜日。
文化なときの同級生の結婚パーティーが浅草で、だったんだけれど、断りまして。
でも、彼女と共通な知り合いで、彼女はまともな子だから、出席。迎えにいってそのまま浅草観光とおもい、すこしはなれた場所で待ってたら、見つかって、連行されました。ひさびさにあった同級生に、式でないとか感性おかしいな、などといわれながら。いや、結婚式、ほんとニガテです。そしていままで出席した式の夫婦は妹、伯父含めて9割離婚してたりとわたしが出席するのも縁起悪いし。
でも、浅草はたのしかったです。スカイツリーがかなり近くにみえて、でかすぎてこわかった。









夜。BLさんへ。
BLさん主催なLust For YouthとPuce Maryのライブチケットを店頭で買いました。
いつも、お店いったらなんやかや買ってしまい、チケット買うお金なくなってこんどにするかとけっこうぎりぎりに。でも、こんどはLust For Youthなんで、ぎりぎりはまずいやもとおもい、はやめに買いました。
きょねんの2月8日をおもいだします、よね? あの大雪ななか、段ボール3箱引きずってなぜかライブ会場脇で古本とzineを売ってました。いや、あれなかったらことしもzineをつくってない気がするので、人生変わったかんじ。
そしてことしも2月8日はD/P/Iだったし、おととしは......おぼえてないけれど、なんか節目な日。Lust For Youth、きょねんのアルバムの曲をききたいけれども、ほとんど新曲とかこちらがぽかんとしてしまうような展開も期待しながら。
そしてPuce Maryがすごくたのしみ!
みなさんも、はやめに買ってしまいましょう! そしてライブでおあいしましょう、ね。





きのう。
3月15日。
しごとから帰ったら、部屋にひとの気配が。
そして奥に灯るろうそく。
シチュエーション的には幽霊でしかないんだけれど、人影は彼女で、ろうそくはケーキに刺さっていました。つまり、彼女に誕生日をお祝いしていただいて、さらにかっこうよいデニムジャケットをいただいて。
まぁ、わたしの誕生日ってその10日先の25日なんだけれどね。
でも、ことしは10日はやくひとつおっさんになりました。
37歳。そこそこおっさんどころかすっかりおっさんな年齢になってしまいましたけれど、心持ちと格好と稼ぎは若いまま、ことしもがんばろうとおもいます、ね。いや、稼ぎはおっさん並みにしたい、わ。





2015年3月14日土曜日

4月1日はあけておいてください


水曜日は。
リキッドルームのうえにあるTime Out CafeでのFISH out take 1へ。
カフェでいまいっとうかっこうよいインディーな音っていう組み合わせって、あるようで一切ないっていうトウキョウもそこそこ死んでいるし、なんでこんなことになってるんだろう、こんなんでは関西地方からでてきて貧乏しながらしがみついてる意味がないんだけれどなとか日々おもいながら、でも、FISHはちがう。
いっつもは暗いWebで深夜な音が、明るい店内で夕食時にっていう、まったりとしたふしぎなかんじですごくよかったけれど、よかったのはわたしを含めてBL周辺のひとたちだけだったのかしらとか、びくびくしながらな。
体調悪めなマルくんのはもちろん好きだし、ChiroちゃんのかけたブラジルのIceage、すごくかっこよかった。これからもここでやるみたいなんで、みなさんもぜひ。



あっ、あと、4月1日の水曜日の夜、カセットテープ好きな方々は予定をあけておいてください、ね!
カセット界隈の誰かの来日情報をつかんだ、とかではなく、わたしが誰かとなんかやります、もう少ししたらちゃんとお知らせします。ことしは、きょねんよりもすこしがんばります、よ。
ケルコヴィッチとかぶってる。。
4年まえだっけ、もう。Mount Eerieといっしょにきてたし、またくるよ、ケルコヴィッチは、そしておもったよりもゆるいよ。そして、弾き語りなんだした直後だし、きょねんレコード化されてたのんとはちがって、いきなりそっちやりかねないよ。だからこっちきて! カセット仏壇に花を供えにきてください。


Paralaxe EditionsからなOndness “Them Corja” とTAKAHIRO MUKAI “Somosan-Seppa”


届きもののことがまたたまってる!


バルセロナのParalaxe Editionsから。


Ondness “Them Corja”
ポルトガルのOndness。
めちゃくちゃよいです、っていうかもっとみんなよいよいいうてもよいはずなんだけれど。
Phineryからのんがけっこう南国感あったけれど、今作はもっと攻めてた。
ぐぼぐぼいうノイズを含んだ打撃音が立体的に響くなか、Brad RoseなCharlatanの名作 “Isolatarium” で鳴っていたようなかたかたきりきりな音、そして高音なシンセのきらめきが。そこから液体シンセがはじけながらな南国感、そしてめずらしく楽器感のあるちょっとズレた音の反復とかすれた加工された声の反復。
そこから金属な音の打ち鳴らし、もごもごかすかにうごめく音と、南国感。
B面はすこししずかな展開をみせるけれども、2曲目ではやっぱり金属的な音の打ち鳴らしもあってと、
ビートらしいビートをいれずに、空間とノイズとフィールドレコーディングな音をあわせてビートのようなものをつくりあげている感ではこのひとほんといっとうすごいなとおもう。しかも今作はできすぎてて不気味なくらいです、かっこいい。
きょねん配信だけだった “Vudu Voguing” シリーズであったような意外とまっすぐビートもやろうとおもえばなんだけれど、それを別なかんじでどんどんと完成させてきていて、もうそろそろ本気で人気がでてもよいとおもいます。
Jカードもよい!




TAKAHIRO MUKAI “Somosan-Seppa”
ことし海外からリリースラッシュな大阪在住なTAKAHIRO MUKAI。そしてPhineryにつづいてなぜかOndnessとコンビでリリース。
そしてきいてゆくほどにつかみどろこがなくなっていってる。はじめのミニマルなのしのしな、っていう印象がもはやまったくないくらい。
曲ごとでいうとミニマルなビートの突き進みと、そこに重ねられる奇怪なシンセの増幅反復っていうつくりでシンプル、でも、奇怪さの奥に黒さがかんじられるし、でも、やっぱりすこしズレたような音のつらなりは陽気さもあるしと。
“061517” と “062214” の液状シンセとのしのしビート、きんきんな音の組み合わせが独特すぎる、かっこいい。
フランスのん、なんかたくさん送られてきはってたけれど、日本のどこかしらで売られないかしらとちょっと待ってみています。
などと、この方についてよくかいてるけれども、まだよくわかんないんです。わかんない、けれどたくさんきく、つまりかっこいいっていうことで。


DarkTwaine “EarthEmergency vol.1” (Zona Tapes)


D/P/Iの。
新作が来月、しかもUSBメモリーでリリースっていう。これはもので買わないとな。
だすところはZona Tapes。
Genesis Hullのミックスのん、カセットテープでっていってたところです。Zona Musica、ってかいてたけれど、ここのことだよね?
ここの第一弾、先月届きました。


DarkTwaine “EarthEmergency vol.1”
誰だかよくわかんないんですが、レーベル主催なひとだとはおもいます。
ごぼごぼぐぼぐぼいう音質の粗いフィールドレコーディングと声の重なりから、声の細切れ反復、よいかんじに鳴るオルガン音色の音も反復、そこにどたどた粗い音のドラムも細切れに混沌としてゆき、液状シンセとすきまたっぷりな低音のまたたきと、やっぱりGenesis Hullだそうっていうだけあって、ヘンだわ、とおもっていたら、水な音のフィールドレコーディングとよいかんじを醸し出すゆったりギター、そこから一気にアーバンなギターとドラムが反復と、目立ったことしてないけれど、絶妙なよいかんじ感と澱み具合。
B面も、すごく心地よいローズ? な音と調子の狂った弦とパーカッションの音を重ねたのんがけっこう長くつづいたりと。
アーバンなかんじの夜なクラブ(踊るほうではない)に密林がおしよせてる感あって、心地よいです。
D/P/Iがでることになって、Genesis Hull名義なのは流れるのかしらとかおもったりだけれど、そのまえにぜひこれも。


2015年3月11日水曜日

Anom Vitruv “Anomie” (Total Stasis)


もうそろそろ。
家をでねばなんだけれど、さきほどMeditationsさんから届いたのんが、すごくよいので、ざざんと。


Anom Vitruv “Anomie”
おととしRamziのレコードをだして、それっきりかとおもっていたTotal Stasisから。
めっちゃよい。Kye系です。
スクリュー低音呪詛話し声の背後で幽霊が弾いてるかのようなピアノとストリングスのささやかなうつくしい音のつらなり、さわさわかりかりなノイズ、鳥声フィールドレコーディングやらが重ねられながら、ちーん、とベル音がしずかな空間になんどか打たれたりと、はじめのスクリュー呪詛がなんだったのかっていう完全にkyeな物音系、なんだけれど。
B面もそんなかんじで、さわさわきりきりノイズのうえですこしの電子音の信号みたいなのがちらほらなりながら、鳥声がふたたびきこえてきて、この調子でつきすすむのかとおもいきや、トツゼン乾いたビートが鳴り始めます。パーカッシブなビートの重なりに、つぶれたシンセがダンスしはじめて。それがB面の半分ちょっとしめていて、また鳥声、そしてさわさわなノイズのうしろで幽霊ラジオがむかしの音楽を流してるっていう終わり。
Letha Lodman Melchiorなかんじかとおもいきや、そのダンスなところでかなり意味不明だし、鳥さんかわゆい。
京都なひとの説明文だと、テクノなひとらしく、ほかもきいてみたい、わ。




ほかにもいまかなり好きなチェコのレーベルBaba Vangaのとかも届きましたがつぎに。
バルセロナのParalaxe Editions、Takahiro MukaiとOndnessがでたんだけれど、レーベルのサイトだと、まとめてができなくて、別々に決済、でもいっしょに送ってくるかしらとおもってたら、TMさんだけ先に届いた。そして、注文な直後にまとめて注文できるBandcampあったと気づきました、よ。ぎゃん。

3月は。
ひとつ歳をとるし、地震もあったし、となりの部屋で色川武大似のおっちゃんが部屋で首くくったりとか、暗くなりがちなんだけれど、きょうはこれが売られてきて、あがりました。

Recknoに、Ventlaさんに、BLさんでのPowellやら

土曜日は。
Orange Milkから2013年にカセットテープをだしてはったVentlaさんが、新宿のスターバの屋外席でCD-Rの即売会をやっている、とTwitterで知って、いってみたらほんとにいはった。
CDを買ったならくじをひかせていただけるんだけれど、わたしに当たったのは『アイスシート+インベーダー』と『ピッタリコン相性テスト』で、アイスシートは夜中に高熱がでたりしたとき額に貼れば熱が緩和されて便利、これだけだとすこしさびしいからとブロックなインベーダー付、だそうで、ピッタリコンなほうは誰かと相性を占いたいっていうときがあったならこれは便利だという1978年発行な本でした。
どんな外見な方か知らなかったため、こちらはOrange Milkからなカセットテープを持って目印になればとおもっていたんだけれど、あっ、実物はじめてみた、とのこと。
ゆかいな方でした。土曜からCDをきける家に帰ってなかったので、まだきけていません。。


それからBLさんへ。
なんか、けっこう知ってるかた大集合で、たのしかったんですけど、Jerry Paperなときにでてはったバンドのベースの方いらっしゃって、こちらのん読んでくれてはって、困った。。いや、バンドの音がとかではなく、組み合わせと場所と長さの問題でして......。こちらがおすすめしたもの買ってくれたので、こんどライブゆきます、ね。ゆかないやもしれませんけど。


買ったもの!


Powell “Sylvester Stallone /Smut”
XLから。
かっこいい。わたしなんかがもはやなにかしらかかなくったって、みんながみんなかっこいいと知ってるので、かかなくってよいとおもいます。
B面のつんのめったかんじから、なんかズレたかんじ、そしてトツゼンな声の飛び交い、そしてミニマルに反復してつっぱしるかんじ、めっちゃかっこいい。



Expo '70 “July 18 2004 Live At Infrasonic Sound Studio”
Sonic Meditationsから。
この方のんをBLさんで買えるとはおもっていなかったし、ひさびさにきく感。
これまでのレコードは下北zawaつながりな友達の誕生祝にあげてしまってる。



Death Grips“Exmilitary”
Mykki Blanco “Mykki Blanco presents Gay Dog Food”
Ormolyckaから。
Mykki Blancoはちょうど京都のひとがかいてたUNOからもだしてはったのん。
このあたり、まったくきかないんで、かなり新鮮です。Mykki Blancoはミックステープらしいけれども、いや、ふつうに曲じゃあないんですか?
No Braが参加していて、なつかしく。





日曜日。
月末に職場の子が休みたい日があるからとその代休でして。
Good People & Good Coffeeのコーヒーと西荻窪のAmy's Bakeshopの焼き菓子な朝食っていうトレンディ感をだしながら、昼過ぎに家をでて道玄坂まで歩きAbout Life Coffee Brewersでコーヒーを飲むっていうトレンディ感。
そこから代官山まで歩いて、西郷山公園へいったら、めっちゃ梅が、とかけていったら桜でした。代官山蔦屋へいったりともうトレンディ感が極まったところで、自由が丘へいって、雑貨屋などまわりながらすこし散歩して、中目黒に戻り豊前房でうどんを食べてというおしゃれカップルっぷり。





そしてきのう西荻のほうの家へ帰ってきたなら、ゴミ屋敷っていう現実。でも、ゴミ屋敷にはステキなカセットテープが届くので、こちらの家も好き。



きょうはRecknoから3本届きましたん。


Teresa Winter “Oh Tina, No Tina”
若干ローファイな録音のなか、ささやき女子声とシンセにビートっていう、好みな音。
NNFあたりからでてきそうな、でもそちら方面よりちょっとさらっとした感触。
シンセがふわふわとおもいきや、曲によってはかなりちからづよい音の洪水、そこにまた大振りなビートがかさなったりと、上品で大胆でよいです。


Joane Skyler “orzz”
Recknoの6番目リリースが再プレス。
ジャケットがJulianna Barwick似顔面んで気になっていて、基本、もので買い逃したのってきかないんで、再発うれしい。
Boomkat Editionからだしてたり、Mark Fellとsplitだしていたり。
ふしぎな感触です。ひずんだシンセのゆったりとしたうねりのなかを、乾いたビートがけっこうはげしく、そんなかんじですすむのかとおもいきや、シンセの音がすこしズレた音のつらなりだけれどかなり強くまたたきはじめ、そこにやっぱり立体的な乾いたビート、かとおもえばすこしグリッチ感だしてみたり、白く輝くドローンやってみたりと、つかみどころないです。

うえのふたつは今春バッジで、カセット自体もきらきら。



Kinlaw “Chorus † Mysticus (white)”
Videogamemusicのコンピレーションにはいっていて気に入り、気になっていたんだけれど、春バッジのうえ2本以外がけっこうエクスペリメンタルでどうしようかとおもい、それならきょねん作だけれど、これ買おうとおもったので、買いました。
コンピレーションだとさわつきノイズとドローンななかうっすらビート、な印象だったけれど、けっこうヒップホップ感あるビートに、声なサンプリングはときおりスクリューしてたりと、よいです。
RecknoからはJoane Skylerと共作なレコードもだしてるみたいで、ききたいな。いや、でも英国からレコード取り寄せるなんて、ことしはこわくってできない、わ。WTN? からなTuff Shermの別名儀のんもこわくて注文できない。送料いれたら4500JPYもする。。


いつもひとつひとつについてが長いので、これくらい、さらっとしたかんじで、全部かけるようにしようとかおもいながら。