Ultrafog “Faces, Forgotten” (Solitude Solutions)
IN HAのひとりとしてことしたくさんライブをやってたし(春にIN HAへDJでよんでいただけてうれしかった)、Solitude Solutionsの大阪遠征にもいっしょで、モデュラーシンセをつかったライブはその回ごとに変化、成長してて、毎回ライブがとてもたのしみだしたのしかったしなんだけれど、リリースってなるとSOLITAIREやCONDOMINIMUMなどコンピレーションへの参加はあるけれど、でもまとまったのんがでないなききたいなってずっとおもいつづけて、ようやっとです。
Woomanのリリースパーティーなときに売っていただきました。
そしてこれがまた予想をうらぎってきて、でもとてもよい。忘年会なときもみんなできいたけど、すごい。
最近は+Raftoがおおかったからか、Inhalants方面な出音が生々しいライブだったんだけれど、今作はおもいっきりアンビエントでした。
はじめっから、うっすらと空間をみたしてくるさわついた粒子の細やかな音があって、そのうえをころころと転がるようなギターの爪弾きのような音がゆったりとなはじまりから。
Place for a willowの黄昏感、ものすごくよい。ブラスのような音質のゆらゆらとゆれるかんじ。そのうらではミニマルにやさしい音が螺旋をえがくかんじで反復してて。
B面のはじめのBeaconでは音がクリアになってて、ニューエイジィな音質にいきそうでぎりぎりなまなましさたもってるかんじもかっこいし、そこからまたCathedrals were transparentではさわついたなか転がるギターの爪弾きのような音なんだけれど、中盤の高くふりきれるところがきゅんとなる。
あと、ふしぎなことをいうと、時間軸がずれる。C30くらいはあるのに、きいてると、かなりみじかくかんじるのはなんなんだろう。
いつも点と点をむすんでビートのようなものをかたちづくって暴走してゆくようなライブな風景、そういうのをおもいっきりちからをぬきながら制御してるようなかんじ。そして熱くなりそうなブラスっぽい音質なところもあつくるしくなくちょうどよい黄昏感。
おもいっきりライブ録音なモジュラーものもきてみたいけれども、今作みたいなおもいきりアンビエントなのもすごくよかったし、来年もたのしみにしてます、ね。
0 件のコメント:
コメントを投稿