2016年2月13日土曜日

わたしを構成する9本

先週送ったメイルきたから祝日あけなきょうあたりとおもいたのしみにかえってきたんだけれど、小野仙台はまだでした。届きものないんで、別のこと。

Twitterで。
一時期流れてきてて気になってやったのん、わたしを構成する9本。9本、な本をカセットテープでやってるひとがいなかったけれども。映画のはなしだったのね。
ちょうど先月末に、中古なの放出されてるのを買って、カセット界隈、みつめなおす機会だった気が。


左上から。
Motion Sickness Of Time Travel / Je Suis Le Petit Chevalier / Birds Of Passage /Aloonaluna “Taxidermy Of Unicorns” (Watery Starve)
AloonalunaのLynn Fisterのレーベルから。
2本組み。本物の葉っぱが縫いつけられて、毛糸でケースはぐるぐる巻き、ひとつひとつちがうコラージュが施されたzine付っていう。
カセットテープを追いはじめたのってMSOTTを好きになったからで、このころはカセット界隈の中心はサイケデリックな、シンセな、ドローンなというかんじで。
レーベル運営、アート、音楽をやってるその当時のカセット界隈を代表する女子4人が参加で、わたしが考えるTaxidermy Of Unicornsっていう地下女子4人を選ぶ遊びが1年くらいはつづきました。やってたのはTATEWAKIとわたしぐらいなんだけれど。BoPのCooper Cultはレースカットな7インチシリーズの途中でトツゼンに停止したままだし、MSOTTもHooker Visionともに出さなくなっちゃったし、Lynnさんも沈黙してるし、さびしくなりました。。

Beatrice Dillon “Blue Dances” (Where To Now?)
Taxidermy Of Unicornsのあたりからの転換点だったとおもう。カセット界隈の中心はUSのエクスペリメンタルな、シンセな、ドローンなではなくUKのテクノ、っていうのを決定的にしたもの。
さきほど、Beatrice DillonとBen UFOのミックス逃した! まさかこんなにはやくとは。ミックステープっていうので、まえのイタリアのんがあるからすこし躊躇してしまったのが原因。カセットはね、躊躇なんかしてたらどれも買えないまま過ぎ去ってゆく。

Chicklette “The Loneliest Bitch” (Hundebiss)
カセットで出すような地下女子最高! っていうのんのいっとう好きなのはこれです。
カラオケでしかない曲と、こわすぎるB面。
Goaty Tapes自体も、紙質、印刷ともにうつくしくって、カセットテープのものとしてのよさではNo Kingsとともにいっとうな。WTN? はそういうものとしてのよさも独自におしすすめてるので、最高だとおもう。

中断左。

Siobhan “Mind Court” (Nostilevo)
いまだにシオブハンと読んでます。がびがび。そう、カセットテープがびがびの代表作。このあたりから、ノイズがかったがびがび音質ものもゆけるようになって、さらに広がるセカイ。


D/P/I “"RICO"” (Leaving)
デザイン的にも、音的にも、傑作だとおもうのね、いつまでたっても。これがあったから、Borderでのカセットデザインの企画が持ち上がったし、彼が来日して日本の地下が元気になった気がする。個人的なごたごたでBorderちゃんとかけませんでしたけど。。ちょこちょこっとマジックでかかれてるのはAlexのサインです。


Cream Juice “Man feeling” (Orange Milk)
これまではGiant Clawはまだぴんときてなかった、買ってたけれども、ゲームっぽいヘンな音つくるひと、という意識で。でも、Sethとのこれでものすごく好きに。この暴発感。けっこう消えてしまったUSでずっとつづいてた界隈のレーベルたち。Hausu MountainとOrange Milkはその空気もしっかり保ちながら、あたらしいことどんどんで好きすぎるし、ここからCVNとLil $egaさんがっていうのん、たまらないです。


下段。全部Digitalisから。
カセットを中心に買う、っていうまえからDigitalisのカセットはちょこちょこと買っていて。
全員がBrad総帥の帰還を待ち構えてる。界隈、みんな迷子になるよ。

左から。
Basic House “Caim in Bird Form”
いまのUKのいまのカセットテープシーンの下地をつくった、だけでなくいまもどんどんと前進するStephen BishopによるBasic House。これとおなじくDigitalisからなProstitutesのレコードでのしのし低音、インダストリアルに目覚めてしまった。

Jerry Paper “Fuzzy Logic”
すっかりレコードでなひとになっちゃったけれども、カセット史上いっとうカセットにあったポップミュージック。zonotopeなままでもよかったけれど、そこからかえてきたあたりも最高です。ブルックリンから離れてから、リリースなくってすこし心配。

しー没さん “萎びてられっか”
なんというか、サクマさんと食品さん、Lill $egaさんの4人はわたしのなか日本のひとのなかで別格です。こちらが好きな海のむこうのひとも好きっていう。
Digitalisからこれがでたときの興奮って、じぶんのことのよう。そしてこのJカードの原画がうちにあるっていうのはしあわせ。


けさ、RotifferがBandcampにかなりひさびさに音源あげてて、復活か! とうれしくなってたんだけれど、あたらしい音を追いながらも、やっぱりこういうわたしをつくってきたレーベルも引き続きおいたいなとおもいます、よ。


映画のほうはこれです。これかいた直後にど真ん中なリヴェットが。。

0 件のコメント:

コメントを投稿