2018年4月20日金曜日

SuperdeluxでのMSHRのこと

MSHR

2011年、Digitalisがレコードをだしまくっていた時期、Birch Cooper “I was A Teacher” そして彼のユニットThe Slaves (BLさんにかよいはじめたころにめちゃくちゃよいよねっていうはなしを仲さんとしたおもいで)がめちゃくちゃに好きで、そこからOregon Painting Society(Matt Carlsonもいる) にMSHRっていうのんをやってる、レーベルもやってる、っていうのを知って、なんかしらのときになんかしらつながったりしながら、Brenna MurphyのほうはといえばNoumenal Loom最初期のJカードのデザインで、あぁ、MSHRのひとやんっておもいだす(そう、月日が流れてBirch Cooperのことは忘れていた)。そしてこちらが記事をかかせていただいたMASSAGEの号の表紙と特集がBrenna Murphyで、なにかしら好きなところにつながってくるふたり。
先月にTTWKとはなしてたとき、大阪でLAFMS関連のんがあって、いっしょにMSHRもくるっていうのをきいて、えぇ、すごいとなり、BNCでも映像流してそのはなしをしながらめちゃくちゃにたのしみで、でもうっすらきいた東京でのライブの日は21日と行けない日やんと泣いてたんだけれど、あとあとSuperdeluxもきまって無事にきのうみにゆけました、よ。

労働してBLさんへいってなんか時間あるしそっから六本木まで歩いて、ついたらちょうどWinter Songがはじまっていた(知らない)。シンセのおっちゃんとドラムとヴォーカルの女性。ハスキーな声のヴォーカルとシンセはかなりビートによったり、ふわふわとしたりとなんかWarszawaにかよっていたころに好きだったかんじで、ときおりおおよそふたりの娘? だろう10歳くらいの子がフルートやらコーラスでぱぱっと走ってきて参加してはまたブッパンの守りに戻るところがよかった。

そしてMSHR。
なにがなんだかわかんない自作シンセ、そして青赤緑と10個くらいの電球、その下にはふたりのあの古代にあって一度滅びたいまより進んだ文明感のある文様が織り込まれた布がしかれていて、いよいよはじまり。

ふたりはマトリックス状のサングラスをかけ、向かい合って、それぞれがこれまた自作な文様の一部をかたどったオブジェみたいなんでゆったりと武闘の型をやるみたいなかんじで、ノイズがそのうごきにあわせてかわってゆく。
その手に持ったものをしたのいろいろなところでちかづけたり、電球にふれさせたりすると音がかわってと、テルミン的な音の変化でふしぎ。
中盤、カラフルな電球が消えて、白黒の世界、板を文様にかたどったものを攻撃的に機材のうえにふりかざしながら、インダストリアルな音をだしてくるし。
そして終盤。ふたりがゆっくりと手を近づけて、ふれあった瞬間に昇華する音。愛、ってかんじ。
それがなんどかくりかえされて終わった。

光と音の動きが身体もともなってめちゃくちゃ可視化しかんじられて興奮するし、手にするオブジェも金属的なものだけでなく、巻貝や木もあったり、サイバーなかんじと有機的なかんじの混じり加減がとてもいい。そしてものがたりのある儀式感、そうなにか彼らの描く文様は古代の神話のなにかしらみたいなかんじもあるしで、一度ライブするたびになにかしら神的なものが降り立ってるんでは。

ミーハーなんでそれぞれとはなし、Digitalisのん好きやったね、というはなしをしたらパッチくれた。
21日がかぶってなければもういっかいsoupへみにいってたくらいに、見た目も音もかっこいいので、Forestlimit組ではないひとは、ぜひ。



ライブのレポートなんかひさびさでどんなふうにかけばよいのか忘れてしまったけれどもリハビリ期間。

文章はBNCの冊子でかいてはいたけれど、やっぱり習慣的にかかないとかけなくなるいっぽうだし、ものごとおわすれてゆくし、またなんとか更新してゆければとおもいます、よ。

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