2015年11月3日火曜日

Ape Explorer “Organism Acid” (Indole Records)


きょうの届きもの。


Ape Exploler “Organism Acid”
Indoleから。
Auditory Field Theoryから以来だから、かなりひさびさな。ちょうどSusan Balmar別名義、っていうかもう/fの別名義っていったほうがよいのかしら、Prada & Oregonもいっしょに買って、どちらもめちゃくちゃに好きでしたん。動画が検索してもみられなくなってる。でも、特設サイトではまだみられる。ぴっ、ぴっいうてる。

そうそう、当時、京都のひとのブログで知って。けっこうこれでカセット好きが加速した気がする2本。あの頃から、こちらがいろいろ検索してもみつけられない、めちゃくちゃに好みなものことをかいてくれてたし、踊ってないでまた再開してほしい、わ。


WORM FAMつながり? WORM FAMたどったらKomodo Hauntsのひとの別名儀音源もあげていて、結局誰やねん、でとまってたけれど、やっぱりKomodo HauntsのOllie Tuttyみたいね。2年越しくらいで、すっきり。

Indoleなんで、透明ケースに直接シールはってな。Jカードはなし。

A面。
はじめっから、最高です。こもりきった笑い声サンプリングに雨音フィールドレコーディング、そこにへろへろなシンセもはいりながら、トツゼン立体シンセきた、そっち方面ゆくか? とおもったらと一瞬でやめてごぼごぼローファイなビートとまた笑い声。笑い声をこだまさせたりビートにしたり、あっけにとられていたら、いきなり高音ちりちりノイズと壮大なドローン。かわいたビートがはいってきたとおもったら、PCのクリック音のようなビートも。
やわらかい、木魚をうちならすような単音のビートなところに、のしのし低音とMarreck系きんきんノイズなビートがあちらのほうから向かってきて、まわりをうろうろ。
そしてこんどは細切れ声サンプリングとビートの絡み合いとか。A面だけで展開がありすぎて、すごいんだけれど、

B面。
なんやねんこのこもりっぷり。沼に沈み込むときにうまれた気泡のようなノイズの反復に、間の抜けたようにならされるシンバルのような音、そこにへろへろなシンセの音のつらなり、そのシンセの音もすこし変化して。
曲間に一回フライングな音が、ふぉん、とはいったあと、南国感あるパーカッションのリズム、しかもイルカさんの裏で流れるような心地よいというよりなんか叩くのんちからはいりすぎてて気になってせんかたないし、そこから一気にリズムが加速、かなり軽快にすすすむけれど、降り注ぐシンセはへろっへろだし、さらにズレた音も挟み込まれてと。
サンプリング声が惚けたように変調反復、あいーん、いうてるみたいな(2015年に、あいーん、ってかいててはずかしいけれど、たしかにいってるからせんかたない)そこにオリエンタルな雰囲気と黒い雰囲気が同時なシンセの音に、声も細切れになったり、どー、どー、どー、っとちがうことばになったりしながら、つぎからつぎにへろへろなシンセの音が重なって。
ローファイなフィールドレコーディングの断片反復なところに、単音な高音のゆるいリズム、そこにパーカッションなリズムと、またとろけた声サンプリング横切ったり、間の抜けた音たちとは合うはずない壮大透明な膜も重なったり。
最後は透明感ある高音の明滅、そこにへろへろな声と、ノイズ感ある音の螺旋と、ゆるいシンセの音のつらなり、うっすらべっきべきなビートもはいってきては消えたり。

今回もうすっぺらいと見せかけながら細やかな音の変化と重なりっぷり、そして軽快にダンスはじめるとおもいきやとろとろへろへろゆるく、ミニマルとおもわせながら唐突すぎる変化と逸脱、いや、はじっめっから逸脱しすぎててよく持ち直したくらいなんだけれど。
なんかかっこいいビートなかんじとか音のバランスやなと近づいてみたら、へっろへろで汚いおっさんにトツゼンヘドロな沼に引きずり込まれるような。そういうのんがつぎつぎと、絶妙なバランスでうつりかわって、やっぱり最高です。



あと、夏まえにでたWANDAさん別名義なCDのんも買おうとおもったら、間違って買ってた。。


もはや有名レーベルで、たいがいのひとにお知らせいってるだろうからかくけど、おなじくUKなWTN? の新バッチきたね。この時期にポンドでいちどきに5本ってきついね。Ondnessがあるから欲しいけれど。メさんにはいるの待とうかしら。

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