2018年12月8日土曜日

K/A/T/O MASSACRE vol.199

水曜日にマサカーがあるのがほんと日常、ふつうなことになりかけてるけれど、単純に回数だけでいってもすごいし、いろいろな界隈なひとをいい距離感で結びつける毎回のブッキングってかんがえるともはやおそろしいということばがでてくるくらいにカトーさんはすごいんだけれど、ことしも年末200回と199回はスペシャル回。毎週とかじゃなくこの回いっかいやれっていわれても、わたしには無理だわってなる。

Instagramでけっこうかいたので、ざざんと全体のこと。

長いのでゆっくりめにでて、Granuleから。
ヴォーカルのひとのLSTNGTクラシックなティー・シャツがいつもうらやましい。
サックスがはいるあたりがとても好きで。

Le Makeup。
ことしは活躍しまくってるし、本人の、そしてプロデュースしてるDoveもものすごくいい。
この日はDJで、Jin Doggとかから、ビートなもの、アコースティックな雰囲気のものまでを自然につなげられる感覚ってかっこいい。こちらがトラップ方面かけるとなると、どうしてもノイズな音とかかぶせたりとかなってしまう。

Ikebana。
2012年のGrouper2回目な来日のVacantでみた。時々マサカーへきてらして、Citrusもきいてたし、代官山と渋谷のあいだにあったお店ivyもいってたし、そういうつながりがはなしていくうちにいろいろでてきて、いまマサカーではなせてるふしぎ。
声の遠藤さんがギターのエフェクターも担当してるっていうふしぎさもあったり、こういうかんじのギターずぶずぶな音はひさびさにきいて、Grouperとかまたききたくなった。囲んで座ってな雰囲気もよかった。

長いため、没さんと星川とごはんへでて、帰ってきたらDJ Exilevevo。
INFRAなとき以来。細切れに飛び交うサンプリングと、アンビエント、ほんと複雑に重なるけれども、ポップな響き。INFRAのときよりも、展開がものすごくめまぐるしく、とてもたのしくいいDJだった。
彼をみにきたひとがたくさんいるし、もちろんわたしもそうだし、やっぱり日本の地下のポップスターだなとおもう。

転換でKenjiくんと荒井優作が並んでるっていう絵がきゅんとなる。

あらべぇくん。
トラップのイベントでがっつりなDJのひとたちのもよいけれども、それをゆがませ変化させてなDJはあちら界隈ではなかなかなくって、めちゃくちゃにかっこよくって。インテリヤクザ感。

そしてTohji。
DJブースなうしろでやるのかとおもいきや、やっぱりまえなんだけれど、マサカー常連がそれをかこむかんじで。なによりカトーさんがTohjiに近すぎてやばい。雰囲気のまれそうなところ、やぱり勢いあって、かっこいい。あのパラパラ踊る曲がものすごく好き。

ここで終電で星川と没を見送り、戻ってきたらEternal DragonzのTzekin。
すこしまえにでたEPのHushがK-POP感ものすごくって、最高なんだけれど。
最近やたらDJでt.a.t.u.きくよね。ポップなかんじかとおもいきやぶつっと切って音数すくない低音が徐々にふくれあがるかんじとか、エクスペリメンタルな要素もあって、かっこよかった。ことしはこのレーベル好きだったので、このタイミングで見られるの最高。

このあたりで、終電組がだいぶ消えたあと、ひとが入れ替わって深夜組が押し寄せてくるっていう。

NODAさん。
いつもお酒が濃すぎる(わたしはビールしか飲まないのでわからないけれど)。かなりひさびさにDJをきける。終始、ぶちあがったままで、でもきつすぎない心地よさ、かっこよかった。

LSTNGTが泥酔し、お金持ってないのに2時に消えてって心配。

そしてCVN。
やばい、どこでやるのかとおもってたらフォレストのど真ん中。周囲を囲む感じ。そしてカトーさんがサクマさんとの距離が50センチメートルないくらいで叫んでる。同い年組。ナパーム片岡、カトーさん、サクマさん、食品さんっていう黄金世代。わたしは脳Brain、パッチ、Le Perryさんというマサカー内で同い年。
ノイズな音のぶつかりとか、間とかが、CVNな音ってかんじで、うれしい。じりじりとじらしながら、ジャングルなビートがいつ爆発するんだってかんじで。そしてその爆発力がこれまでにあったこの構成のなかではいっとうすごかった。そこからトラップなかんじの音の連なりに、調子の違う音が重なってと、こういう混ざり方がトラップの方きってるだけではきけないかんじで、かっこいい。そして名曲Trash Eye。ひさびさに赤子の声をきけて感涙。でメタルな音色のギターが鳴り響き、ゆがんでゆき。そしてシンセな音のつらなりから、これもまた解体されてゆきっていう。
ほんとAbyssもライブも、とにかく更新がはやい。

3時半ころ、中野始発のに乗ったら幡ヶ谷始発よりも1時間もはやく家につくと気づいて40分ほど歩いて、帰宅。木曜日、しごとなので。

ほんとに全部が濃ゆくって、どこかにがっつりとかたよることなく、でもなにか雰囲気はちょうどあわさるかんじがあって、それもすべてよい距離感っていう。やっぱりカトーさん、そしてでているひと、みんなすごいなっていう回でした。

来週はまたちゃんとかくけれど、わたしでます、これまで10回以上でたひとばかりがでる200回記念。
星川もいっしょ。星川はこのひのために初なカセットEPつくってます。

高岡謙太郎さんが編集の記念Zineにもかかせていただいてます。思い出と、海外組にとってのマサカーの重要性とかについて。みんなきてくれー、そして買ってくれー

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