LFYにPuce Maryの。
ことばかりだったこの1週間。そのあいだに、ちょこちょこと届いてます。
すこしずつかいてゆきます。
先週の届きもの。
V.A. “Gardens Volume Two”
ことし一気にUKなカセットテープ界隈のいっとう好きなところのひとつになここ。
Gardenシリーズ2作目です。
ここ、シルクスクリーンなJカードの質感もよい。
そして、今回も、参加者すごい!
A面1曲目がわれらがモントリオールの地下男前Hobo Cubesで、けっこうこのあたりの音にあわせてきてるかんじ。左右から飛び交う重いシンセ、そのうしろでまたたく高音、そして飛び散る液状シンセに、ときおりの乾いたビート。こういう器用さと、なにやってもFDG感、最高です、とかいいながら、Exoからの{c:s}140、京都のひとがブログでかいてくれるまで、FDGと気づかなかったけれどね。こちらのブログの記事を翻訳してのせてくれてたりと、ギャロさん、めっちゃこの{c:s}140というひと好きなんやな、とおもったら、本人だったっていう。
2曲目はRecknoからだしてるYaaard。そう、Where To Now? にRecknoにとからんでくるあたり、ここよいのね。これではじめてきいたけれども、ゆったりなシンセと空間の多いビート、哀愁のあるシンセのメロディ重ねて。かなりゆったり、ときおりの声サンプリングもゆがんでゆくけれど、ベースラインにシンセの音のつらなりがめっちゃよい、なとおもったら、いきなりビートが加速したりと、ふしぎなかんじ、よいです。Recknoからのんも買っときゃあよかった。
3曲目はDaniel JaniのA i w A。このひともきくのはじめて。すこしまえにMorkeblaのんを買ったブダペストのFarbwechselから音源付ティー・シャツだしてたりな。
1080pあたりからだしてもよさそうな、変異ハウス感あって、よいです。
BroshudaはGardenの第一弾にもはいってたよね。ジャケットがどうもこのひとがつくってるかんじがして、もしかしてここ主催してはるのかしら? そう、いまいちまだここのレーベルのことがわからない。
立体アンビエントに、声サンプリング使いに、ビートのはやさの変化に、おかしな音の予想つかない飛び交いにと、今回もツボをついてきます。
Umfang。ここにきて、Gardenシリーズは元曲があって、いろんなひとがつくりなおすんだとおもいだした元曲の声感に、こちらも立体感と空白感あるビートもので、よいです。もう、こういうのんばっかりきいてたい。
Birdy Earnさん。知らない。ドイツの方みたい。ひとりテンションがちがってます、けっこうちからづよいし、シンセな音のつらなりもちからづよい。はじめはすこしきはずかしいくらい。でも途中の電子音暴走あたりで、よいかなとおもったり。
そしてB面は知ってる方ばかり。
ことし、コンピレーション参加と個人作リリースが続いていてかなり調子がよいポルトガルのOndness。近作ななかではかなり電子音にビートがくっきりと。暗闇のなかをはねまわる電子音と、コピー機が紙を吐き出すようなかたかた物音のようでやっぱり電子音感、そして液状シンセがリズミカルに絡み合いながら、そのうしろではかたんかたん物音も。そこにほにゃほにゃローファイなシンセがゆらめいて、ビートかわりな空間ぶつぎりを挟んだあとは、のしのし低音まではいってきて。
2曲目はYYU。えっ? あのBOTRのYYUですか? いや、音がまったくちがうんですが。フォーク感まったくなしなばきがきぶちぶち細切れ反復ビートなのやってはります。いままでのも電子音はいってくるのんあったけれど、どこかゆるさがあったはず。これ、同一人物ですか?
3曲目はStefan Jósです。Opal Tapesからだしてたり、Lotide名義でもな。はじめの破裂感からかっこうよい。立体感だしながら、ミニマル軽快テクノです。flauのん買ってないわー。
4曲目はイタリアのRainbow Lorikeet。おととしのDebacleからなCDがノイズ、インダストリアル感あってよかったり、きょねんのCrash Symbolsのコンピレーションにも参加してましたね。で、今回はテープのきゅるきゅるノイズ反復なところに、パーカッション音色なビート、もよもよ声サンプルの反復反復、そこに淡く切ないシンセのメロディ。今回もよいです。単独でCDじゃあなくてレコードかカセットテープを出してほしい、わ。
5曲目はまたイタリア、Morkebla。Opal TapesにRecknoに、すこしまえのFarbwechselからなんもよかったり、コンピレーションにも積極参加とOndnessとともに調子がよいです。今回も深いところで残像たっぷりになるビートに、後半のげしゃげしゃ声サンプリングと、暗黒な夢映像風景。
最後はOpal TapesからだしたところなBATが長尺で。煙たいドローンのなか、これまたざらついたノイズをまとったビート、そこにたくさん重なる機械に金属感ある物音。ふくらんでゆくドローンにつつまれてゆき、終わり。
あいかわらず、よい人選。そして、ここ、つながりがみえるからたのしい。
Hobo CubesからDebacleつながりRainbow Lorikeetとか、MorkebraからFarbwechselつながりA i w Aとか。そしてRecknoにWTN?、OpalなどUK周辺とか。
これからもたのしみ。
BLさんつながりクサカくんがここに注文したとき、ブログでかいてくれてありがとう! ときたらしく、おおよそわたしとかんちがいしてるみたいとのこと。vgmの方、ブログなのATSUSHIではなくTAKESHIなわたしです、よ。
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