2020年9月1日火曜日

あべきさんが先週末に登山へいってる写真をあげてて、かわったなまえの駅だなと調べてみたら奥多摩で、そういや青梅線側いったことないなとすこし地図をみたら「廃村」っていうのが目にはいって、東京に廃村なんてものがあるんだっておもい調べてみたら、めちゃくちゃいきたいかんじで、ほかにも調べてみたらそこへいったひとのブログとか、YouTuberとかいろいろでてきて読んだりみたりしているうちに、土曜半日過ぎてた。
きのうも労働から帰って、調べてみたりで寝る時間。

はじめに目にはいった峰集落はなんか歴史がいろいろありそうでおもしろそうだけど、おもいっきり森のなかで家ももうないし、ちょっとこわそうなかんじで。人形が置かれてるのもいやだな。これはひとりはこわい。電車からバス無しで歩いてゆけるけれど。写真にうつってる家ももうないっぽい。つまりもはや森だね。神社はあるみたい。駅からけっこうな山道50分くらいらしい。



つぎにみつかった倉沢集落は廃村になってあまり時間がたってないけど、2015年にはほぼ家は取り壊されてるっぽいし、いくまで道危ないっぽい。電車+バス。


もっと奥、奥多摩湖よりも奥の高畑集落はまだ建物あるっぽい。ここはなんか登山道っぽいし、バス停から30分ほどだしよさげかなとか。まぁ、そのバス停にいたるまで西荻から2時間半かかるけれども。
YAMAKEI ONLINEっていう本気登山サイトとかもひっかかって、目的が登山だから廃村に対してはめっちゃドライだ。



ほかのもみてると奥多摩駅から奥多摩湖へ抜ける古道の途中にももう住んでないっぽい集落とかあったり、奥多摩らへんはけっこうちいさい集落がたくさん点在してて、人口は加減するんでいまいないみたいなとこもあるらしく。でもどちらかというと、朽ちてるかんじのほうがいいな、みにゆくなら。


どこいくか迷うな。もうすこし涼しくなったら。この時期はまだスズメバチがこわい。
あと霊的なものも。みえるときはめっちゃみえるじゃあないですか。
すごくまえにかいたことあるとおもうけれども、専門学校のときの友人の実家が白樺湖畔の旅館だったんだけど、廃業して取り壊すからそのまえにタダでとまりにきてもいいよっていうんでいったことがあって。
古い和風な建物の旅館で、引っ越しまえでいろいろ整理してるときにお邪魔して、夕方ころついてふらふらと旅館のなかをみてるとき、1階の封鎖してるトイレのまえに段ボール箱がたくさん積んであって、中身は本やら骨董やら備品やらがいろいろらしく、全部捨てるっていうんでちょっと物色させてもらってたら、封鎖してるトイレのなかから水が流れる音が鳴りはじめて、えぇ、こわ、めっちゃ流れてるって友人にいったら、みんなかたまって黙ってて、ちょっとほかのとこいくか、って離れようとしたとき、誰もいないはずのうしろからおもいっきり右肩を掴まれて、悲鳴をあげてしまって。みんなで走って部屋まで逃げたんだけど、まわりの子たちに、なにがあったん?冗談やめろよ、びびったわ、いや、ほんとうしろから掴まれたんだよ、などとはなしながら、置いてある浴衣に着替えようとしたら、友人たちの表情が固まって、なに? なにかあった? ってきいたら、こちらの右肩を指差して、鏡をみてみたら手形が赤く残ってたっていう。
ほかにも小川町の喫茶店で働いてたとき奥のスペースに影はみえるし、麻布十番の出版社で働いてたときは、ビルの5階なのに窓の外に黒い影がビュンビュン飛び交ってるときあったし、神戸のおじいの家いったらむかし飼ってた猫の鈴の音がふすまの真ん前まで近づいてきたり。
そういえばここ10年くらいはそういうのないな。感性とかそういうのが鈍ったのかもしれないし、鈍ってていいな。


ちなみに白樺湖は15年ほどまえでもかなりさびれてて、廃村とかいくのとおなじくらいの趣が。
夕立がきて雷がなって、開けた湖の風景に雷が光っててきれいだなとみんなで外を眺めてたらおもいきり旅館に落ちて、その瞬間古いブラウン管のテレビジョンから1メートルくらいの稲妻が飛び出て死ぬかとおもったり。
その当時のひとたち、っていうか学校時代のひとたちと連絡とかとってたりすんですかね、ここ読んでるようなひとは。家庭ができたりとかしごとで忙しくなったりとかで、みんな遊ばなくなって、どんどんと消えてゆき、ってなかでもひとりは連絡とってて、FTMだったりするんで、彼から学んだ、というか経験して得たことがたくさんあって、それだからいま彼らへの偏見とかってきっと一般的なひとよりはないんだとおもう。彼のおかげだったりするなと唐突におもったり。

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