2020年8月28日金曜日

FRKTL
このひとのミックスで知ったひとたくさんで、かなり硬派なかんじだけどいまっぽさもあって。待望のアルバムで、はじめっからおだやかさと過剰さが入り混じって不穏にふくらむストリングスぽい音、その隙間から細やかに這い出してくる細やかな電子音で、このあわさりかたがこのひとっぽさ。2曲目もおだやかな声とドローンのなかに重いビートがはいってきたり、穏やかだけれど不穏な暗めの空間で飛び散る光のような。そして出身がカイロなので打楽器の音とかدَفْق (Crash Blossoms)でのメロディ(高速化してる)もはいってきたりと、作品も音の趣味としっかり地つづきなかんじだった。
最近はどちらかというとおもいっきりはやいかおかしいかっていうものを除いて、重めな打撃音とかきかなくなってきてるんだけれど、これは好きだな。全体がこのひとの美学で統一されてるかんじ。
そういえば、きょねんまで出しすぎなくらいに曲だしてたN1Lが最近しずかでどうしたんだろう。


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