2015年1月30日金曜日

Close / Far RecordingsからなWamhoda / N.N.N. Cook “split”


たまってるもの、かけるうちに。
Meditationsさんからな届きもの。


Wamhoda / N.N.N. Cook “split”
Close / Far Recordingsから。
N.N.N. Cookは京都のひとがちょうどかいてはって、その直後に入荷とうれしいタイミング。

A面はWamhoda。
反復カシオなゆる反復に、ころころ跳ね回るビート、それらが立体的に配置されて、だるんだるんに伸びたすえに途切れたとおもったら、またはじまったり。
2曲目は、遠くで靄がかったなかこだまするビート、その手前でこれまたカシオなゆるいシンセのドローンゆらめき、リヴァーブかかりまくって強弱する軽快なはずのビートと、よどみきったシンセのゆらめき。
3曲目は、ぐずぐずびちびちいうなシンセ泥沼ななか、これまた軽快なはずのビートが足をとられてぐずぐずに溺れてゆきます。そのまわりを立体的に飛び交うシンセの音とか、テープ感あるローファイなノイズがうずまいてきて、終盤、Containerあたりのかんじもある、とおもったら、ProfligateやContainerとつながってるね、やっぱり。で、最後いきなり澄んだドローンまで重なってきてとか、意味わかんない、かっこいい!
軽快で調子のはやいはずのビートが無理からにゆがめられていて、でも、ぐずぐずになりすぎるかっていうと、ぎりぎりで軽快なかんじ。ふしぎな感覚。



13年だけれど、ライブ動画。


Wamhoda live 1.11.13 (Blank Space, S. City St. Louis) from Chizmo.tv on Vimeo.

B面はN.N.N. Cook。
このレーベルやってるひとみたい。
こちらもかっこいい! 細かく素早くでも強くなく打ちつけられるビート、そのうしろでもごもごううごめくローファイなシンセ、そこに重なるがびがびなノイズ、そして灰色がかったノイズをまとったローファイシンセの飛び交いはところどころかなり暴発、その暴発感なんて一切無視して、ただひたすらに細かく素早く強くなくなビート。シンセがちょっと宇宙感あるドローンになって、ようやっとビートは落ち着いて、とおもったら、こんどはぐつぐつと水面下で煮立ちはじめて、そこからまたつんつくつんつくはじまってと、よい! 
なんていうんでしょうね、こういうのん、なまえがまだついてないかんじ。きょねん末、とくにきいた、けっこう素っ気ないくらいに装飾のない、けっこう調子のはやいビートの反復反復感に、すこしのインダストリアル感とかシンセが重ねられるかんじ。このあたり、インターネット経由のあたらしい音とはまたちがった、どこで買えるのかよくわかんないカセット方面でけっこうでてきて、けっこう好きで。なまえがつくころにはたいがいそのジャンルっておもしろくなくなるから、いまがいっとうたのしい気がする。
まぁ、いろいろ調べてると、ここのおっちゃんたちはセントルイスシーンみたいなのつくってて、ちょっと年末にきいてたのとはまたちがったかんじもするけれど、そこにあってきてるのたのしい。




きのう。
BIG LOVEさんへいって、おそるおそるマルくんに確認したなら、わたしのzine、両方とも棚にでてる数冊だけになってた。ほんとに、うれしい。
ベスト100なほうは、ページ数と文字の数が多いっていうだけで、カセットテープ1本分くらいとけっこう強気な値段設定にしたんだけれど、それでも40は売れたっていう。ほんとうにありがとうございます。
いつも、おもってる。わたしって、ゆってもオタクじゃあないですか、地下じゃあないですか、そんなわたしがBLさんが、BLさんがゆってて、迷惑かけてないかしら、と。
トウキョウではないのかしら、って時々おもう。わたしは京都なのかしら、って。カセット界隈もはや聖地なMeditationsさんもあるし、京都のひとにmiyukiさんいるし、ソワレもあるし、実家もあちら方面だし、おととしまではMOOREあったし、地下感ではあちらのほうがあってるのかしら、と。きょねん、うちの会社がつぶれるってなったとき、ほんと帰ろうとおもった。でも、BLさんがある、BLさんTVもあるし、ともうすこしとどまろうっていう気持ちになって、そしたら経営者が変わってなんとか会社もつづけられて、夏には恋人もできてと、離れる理由がなくなって。
でも、それでも暗黒なんで、よいのかしらとはときどきおもって。でも、今回、ほぼ売り切れて、いてもよいんだ、BLさんが! っていっててもよいんだとおもえて。いや、ここで安心してはダメで、これまでどおりに追いつづけないと、おかしいままでいないと、ダメなんだけれどと、あらためて。
そして、あそこで仲さんにマルくん、マツダさんたちほかのお客さんとおはなしすることがたのしいので、もっといたいので、これからも、いろいろ続けたいなとおもいます、よ。
遠方な方、もうしわけないです。ちょっとかえて増刷して直接売るとか、なんかかんがえます、ね。

でも。10人くらいは買ってくださった方わかるんだけれど、そのほかが検討つかなくって。
気になって、Twitterで、“dirtydirt” って検索してみたんだけれど、ちょっとエロティックな自撮りばかりがでてきて、まったくみつかりませんでした、よ。

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