2015年1月31日土曜日

TAKAHIRO MUKAI “Gestaltzerfall” , “1409-1”

日本の。
っていうだけで、けっこうスルーしてしまう悪いクセがあるんだけれど。それでも、食品さん、しー没さん、あらべぇさんと、好きなひとは増えていって。
そして、カセット界隈、もっとも勢いのある日本のひとって、TKAHIRO MUKAIですよね。
きょねん、birdFriendからだしたあと(未聴、すいません)Where To Now? のダンスラインなWHEREIIDANCEのコンピレーションにも参加。
イタリア老舗なDokuro(これも買えてない)なあと、Further Records、そして年始にはきょねんの途中から勢いでてきて、すこしまえのzine付なのでことし火がつくこと確実なデンマークPhineryからもだしていて。そしてさらに新作リリースなお知らせきた。
カセット界隈はいろんなところからたくさんでるひとって、どうしても勢いかんじて買ってしまいます。
WTN? からのではじめてきいたときは、のしのしミニマルな、な印象だったけれど、年明けに届いたPhineryからな “1409-1” 、Furtherからな “Gestaltzerfall” をきいたなら、それだけではなかった。



まず、Furtherのん。
A面はちょこっと音程がズレたかんじのあるシンセのはねまわりから、かなり音を引き算したところに突入。ビートもぱーカッションのようなちょっと異国感ただよわせながら、エレクトロニックな音もゆるく飛び交い、たのしい、けれど、とっ散らからない。
B面は、かりかりエレクトロニックなノイズのかけめぐるなか、やっぱりズレシンセのはねまわり、そして2曲目のごよごよノイズと不穏なまたたき信号音シンセ。で、その暗黒なのを振り払うかのような軽快にはねるトラックで終わり。



Phineryからのん。
エレクトロニックなノイズのなかうっすらビートと信号音のようなシンセのまたたきと、すこし音をおさえながらも勝手にはねまわってるシンセの音。ミニマルなつくりだけれど、そのなかで使ってる音のたのしさ。B面はしっかりノイズななか、ひょこひょこはねまわってゆるいけれども音かずはあくまでも少ないかんじ、よいな。



そして、どういうひとなのかはっきりわからないところもよい。40代で妻子がいて、っていう情報はきいたけれど。あと、引っ込み思案とか。気になって、放っておけない。
Phineryからのzine付なのにも参加してるし、またOndnessと同バッチであたらしいところからでるし。
派手さはないんだけれど、なんかよいかんじにいまなカセット界隈な音取り入れながら、まったくじぶんなかんじでやってのけてるかんじがすごく好き。そのうち、トウキョウでもライブがみたい、わ。

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