bonoboでのGenesis Hull aka D/P/IのDJのこと

きのう。

いってきました。しごとが終わってそのまま原宿bonoboへ。

日曜のKATAでのライブがすばらしすぎたD/P/IことAlex Grayの新名義Genesis HullでのDJをみききしに。

きょうも、音のこと、というかそれ以外のことをたくさん、雰囲気が伝わればとおもいながら。

bonoboはいったことなくって、Google地図をちらちらみながら歩いていたらいつまでもつかなくって、わたし、とちゅうから目的地の赤丸ではなく、わたし自身のいる場所を示す青丸を必死で追ってた。。

引き返してこんどこそ赤丸なところへついたら、なんだここ。入り口がおでん屋感。

えぇ、ここでよいのかしらとおもいながらカウンター5席ほどのところを抜けて鉄の扉をくぐったら、あらら。なかもけっこう狭いです。古い民家を改装したところらしく。でもよいかんじ。

Hi-Rayさんが受付に、あらべぇさん海法さんもいらして、あいさつ終わって2階へあがろうとしたら、Alex！ きょうもほんとずっとなともだちのようにあいさつしてくれて、涙でます。

で、2階にあがったら、驚いた。畳です。まあるいちゃぶ台があって、まわりにレコードやら本の置かれた棚があってと、モロにひとの家感。で、その一画で座ってDJしてはったのはpooteeさん。Novellerかけてくれた！ そうそう、Novellerのあたらしいのん、買わないとね。

で、BLさんと映画つながりなナカシマさんがいらしておはなししながら。そしたら、Capturedで働いてたJRくんがきて、ひさびさにお会いしたけれど、男前。

ちゃぶ台かこんでおはなししてたら、Alexもあがってきて。そしてあらべぇさんも。

あらべぇさんとカセットテープのことやSusan Balmarのはなしをして、たのしく。Hakobuneさんもいらして、もうなんか友人宅でゆるく飲んでるようなかんじになってるところに、叫び声が。食品まつり aka FOODMANさんが。もう酔ってはります。叫びっぱなし。土偶の真似をしてくださったり。

Hakobuneさんから、TwitterでつながってるけどおはなししたことないカセットテープやらPHORKを好きな京都の女の子がきょうきてるときいて。

ライブなためにわざわざトウキョウまでっていう行動力ってすごいとおもいます。じぶんはそこそっこおっさんだからもうあんまりできないけれども、朝おもいたって京都へいってMark McGuireをみたり、松本までGrouperをみにいったりとか、そういうことしてきたので。

なんやかやはなしてると、もうAlexのDJな時間で、下の階に。

そしたら、Hanaliさんのライブが。いや、これすごかったのね。Gorgeって、ゴルいゴルいいうてる方たちがどうもニガテなかんじで、一切近づかなかったんだけれど、高速なビートとノイズの噴出かげんが、音質はすこしちがうけれど、きょねんのベストライブなひとつ、Containerのかんじもあったりしながらで、すごくたのしく。

Alexも準備しながら、叫んでいます。

KATAでは一切手元がみえなかったけれど、今回はばっちり。

Genesis Hullはmelting botさんから来日記念盤がでてる、Alexのダンスホール・ジュークな新名義で。かんたんにいえば、Duppy Gun系です。

はじまり、ふわああああんとあのあたり特有な笛というかブラスというかサイレンというかな音が鳴らされて、そのあたりを追ってるわけではないため元ネタなんかまったくわからないんだけれど、リディム、というかけっこう普通な歌ものを合わせながら、そこにジュークな高速ビートをすごくランダムに重ねてきて。

DJなときはBoiler Roomなときみたいにしずかめなのかしらとおもいきや、まったくちがった。帽子も脱いで、終始ヘッドバンギングしながら。撮ってもブレる。

がんがんゆくのかとおもいきや、すごくミニマルな電子音のゆるい飛び交いにしてみたり、低音とノイズのミニマルなかんじをはさんでみたりしながら、時折フリ付でうたうAlexがもはや別人、というかふだんのかんじが。

そしてここでも叫ぶ食品さん。でも、酔いがまわってはって、途中ふらふらと倒れそうになってはったり。

空白もところどころに。で、つまみをいじってそういうのんうみだしてるとおもってたら、一時停止／再生を連打してました。ひとつ謎がとけた。

はじめぎっちぎちだったフロアも、平日の夜だからおつかれなかたおおいのかしら、中盤あたりからすこしすいてきて、でも、わたしはAlexにあわせて、１時間頭フリつづけました、よ。たのしかった。

で、そのあと、また畳の間へいったり、おでん屋なところでHakobuneさん、食品さんたちとはなしたり、ダンスマニアな曲をつかったDJの方のにあわせてAlexと飛跳ねたりとか、Alex終わったら、すぐ帰ろうとおもっていたはずが、結局最後のHakobuneさんによるdorobuneなDJの6時まで。途中からカセットテープでドローン流しはったり、そのまわりでは眠ってるかたもいたりと、よい場所でした。

水曜もしごとだったため、6時にでようと扉を開けようとしたら、ちょうどAlexが。さすがにこれくらいな時間にはちょっと眠そうなかんじ。でも、Sun Arawとはこないの？ いや、彼はこないとおもうけれども、まぁ、いっておくよ、とか。きょねんいっしょにツアーをまわっていたFelicia Atkinsonのはなし、ちょうどLAのアートブックフェスにいってて、日本にいるからいれちがってるわ、とか、ふたたびしー没さんのはなしをしたり、最後までたくさんおはなししてくれて。

この日も、日曜の先鋭的で、でも開かれてる感、とはちがった、もっとゆるくってでも誰もがAlexとはなしたり、ごろごろと寝転がったりしながらと、開かれる感があって、これもAlex、そして食品さんのひとがらなんだろうなとかおもいながら。

あと、それぞれのあたらしいリリースなおはなしとかもきけたりと。

2013年、2014年、もっとも先のほうへいっていた方のライブが想像よりもすごかったうえに、ひとがらまでもすばらしいとか、最高でしかないですし、そのまわりの集まる方もやっぱりすばらしかった。

ここ1週間ほど、彼のことしかはなしてない気がするんだけれど、それもきのうでおしまいでさびしい、わ。

おなじように彼のことでわぁきゃあなってたみなさん、おつかれさまでした！
そして、彼をよんでくださったmelting bot海法さん、ありがとうございました！