2015年2月17日火曜日

Cold Name “NEURON”、Marrek “Cetology”、Nadine Byrne “A Different Gesture: Collected Soundtracks 2011-2012”


かきたいことが。
D/P/I絡みラジオにでたりライブみにいったりしごとのあとDJききにいったりなあいまに引っ越し先探しで内見まみれ、そしてborderの取材などなど、忙しすぎて、かきたいことがたまってたまって。いや、かけなくったって、たのしいことはたのしいけれども、部屋にいてひとりPCに向かってみると、きぃ、となります。

届きもの、買い物、いただきもののこと、ざざんとかけるだけ、かいていきます。



Cold Name “NEURON”
Solitude Solutionsから。
KATAでのD/P/Iなとき、DJをされてたサクマさんにいただきました。
2年まえ、Co Laがきたとき、この名義でライブしてはって、すごくよくって気になりながらで、ようやっと。わたし、性格ゆがんでるから、日本な方ってすこし避けてしまってたし、知った時点でもう人気がある方のはとくに。でも、きょねんあたりから、ちょっとそのあたりもゆるんだし、そのゆるみとか関係なく、かっこうよい。でも、終わってしまうのね、この名義。

がっびがび。
かびがびなサンプリング声の反復から、ミニマルなビートがはいってきてな反復、なんだけれど、そのがびがび声にけっこうぶつ切れグリッチ感もあったり、おかしなシンセが飛び交ったり、PC起動音っぽい電子音もすこしはいってきたり。インダストリアル、っていうイメイジだったけれど、いや、実際にその雰囲気強いけれども、かなりたのしい。
B面終盤の、ばきばきべきべきなノイズが飛び交いながらも、そして唐突なアンビエントの挿入、そして転調とか、すごい。
年末あたりから、素っ気ないくらいにシンプルなエレクトロニックなビートの反復感、すごく好きで、この方はやっぱりそのあたりやってはってすごいなとおもいました。ほんと、ちゃんと追ってればよかった。きょねんのレコードも買っておくべきだったので買いますし、今週末のライブへゆきます。
サクマさんとHakobuneさんとゆく食品まつりさんのお家ツアー企画、ごいっしょしたいです。





先々週の届きもの。


Marrek “Cetology”
アイルランドのnute recordsから。
きょねんの途中までは、メイルがきたひとしか買えないっていう地下なしくみだったんだけれど、いつのまにかBandcampページを作っていて、クソ! とおもったけれど、これだしてくれたんで、よいです。
きょねんのTesla Tapesからのんがすごく好きで。Opal Tapesからも別名儀Rejectionsでだしてはります。そして、きょねんのカセット5位にあげたRKSSをだしたレーベルReject & Fadeも運営。
そして、今作はCD-Rでのリリース。
けっこうかわった。いや、かわってないか。
たいがいの方はこんなのきけるものではないくらいな、金切り高音ノイズがきんきんした音だったんですけど、音の質感がちょっと明るい。明るすぎて病的な。光が強すぎる部屋に閉じ込められて真空の風が吹き荒れて肌は薄く切れ、気が狂ってしまう感は増幅してるし、そこにすこしポップなシンセのゆらめき反復に、ハンドクラップにとはさみこんできては金切りノイズで打ち消してのくりかえし。7曲目あたり、耳も慣れたあたりで、ノイズもおさえめでミニマルにうずくビートだったり、アンビエント感も足してきて、うつくしくかんじてきたところで、さいごがびがびっていうあたりもよい。
ことしもたのしみだし、レーベルのほうもなんかだしてほしい。




土曜日。
borderさん取材中にMeditationsさんから届いた。



Nadine Byrne “A Different Gesture: Collected Soundtracks  2011-2012”
IDEAL Recordingsから。
箱からだして、なまえをみても、えっ、これ誰だっけ? となったのは注文してから1週間も郵便配達夫とすれちがったため。たいがい、反射的に注文してるから、あいだがあくと、忘れることもあります。
そう、スウェーデンの見た目と音ともに最高でしかなかった姉妹、Ectoplasm Girlsの妹ソロです。
取材中、さっそくきこう、っていうはなしになって、針を落とすも、えっ? これ音なってる? くらいにささやかなストリングス? のドローンがあらわれては消えして。もう、ここだけでも最高だけれど、そこに透明な声、ささやき声ドローンもゆったりと重ねられて。けっこうな時間がたってから、低いところから、不穏なギターの爪弾きが影を落としてきて一気に暗黒。そのまま姉妹でやってたみたいな展開になるかとおもいきや、またストリングスのドローンに戻り、最後は電子信号のちからないゆらめき。これ、20分1曲で、もう。
そしてちからなくこぼれるピアノの音が幾重かに重ねられて、ささやかな光のあたる草木たくさんな庭風景がゆらめく2曲目。
B面は一気に暗黒。低く煮え立つ音のうえに、単音ギターの反復がいくつか、奇怪なテープの伸びきった音のようなもの、でも、決して暗黒方面に振り切れない。
2曲目はオルガン音色のドローンのうつりかわりと、全体的にはかなく透明で、想像の余地しかないドローン集になってます。すばらしい。


映像もすばらしい。




zineの。
告知したならさっそく数件、問い合わせが。
ありがとうございます。まずは水曜日に発送しますので、もうすこしお待ちください、ね。

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