2015年5月22日金曜日

Despoiler “Dysgenika” (Grovl Tapes)


まだかけます。




Despoiler “Dysgenika”
きょねん、LMGRVLLUMのほうからでてたのんがけっこう気に入っててベスト100なzineの91位にいれてたんだけれど、今回はGrovlのほうから。そしてふたたびシングル。
前作のJカードが犬でよかったんだけれど、今回もたまらなくよい。歯? に髪の毛ぇ。
裏側には日本語で “恋人が変性” と。おおよそ変態とかきたかったんだろう。

インダストリアルポエトリーリーディング女子、とおもってたけれど、なんか、化けた感。行き過ぎて、Chiciklette感。
のしのし低音にごぼごぼいってるノイズの蠢きななか、ポエトリーリーディングっていうにはテンション高すぎ、ところどころのはねあがる声に。
そして、いきなりなぜだか音がうっすらズレてくるキーボードでしっとり弾き語りからドローン展開。
B面もポエトリー・リーディングはじまりから、のしのし低音、金属的なノイズと、かたかたいう機械的な音の飛び交い、うっすらとシンセが鳴っていて、もう詩が長い長い。ちゃんと詩がかかれた紙がはいってるんだけれど、途中で追うのんやめたくらい。
で、ときおりテンションが振り切れて、やばい、となるんだけれど、中盤、犬のような鳴き声とともに低音のしのしが加速して、ぐっちゃぐちゃに。そして終盤にもかなり加速。
いや、かなりのインパクトです。

やってることは近いはずなのにPharmakonにPuce Maryみたいにまっすぐかっこいいとならないどうしようもない地下感、好みすぎます。あちら地下1階だとしたら、こちらはさらに地下だし、出口なんてないし、おんなじ建物ですらない感。
これからもたのしみ。

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