2015年10月25日日曜日

Border 2号のこと


きょうも。
カセットテープが3本届いて、それがどれもよくってそのことをとおもうけれど、Borderの。
第2号がきょう発売でして、そのことを。



表紙がめちゃくちゃによい。これにした経緯みたいなこともきけたけれども、納得で。
まずは仲さんによるNYとLAのレコードストアー・ガイド。ものすごい情報量と、実際に棚をみてる姿に買ったものがのせられてる臨場感、そしてなにより文章がおもしろいし、レコード好き、っていうのが伝わってrくるかんじがたまらない。NYやLAにわたしがゆくことあるのか? とおもうけれども、
ユウくんがたくさんいっとうたくさん撮ってた女の子って、Red Lightの片割れ、きょねん7インチ1枚だしてそのあとはなんかだしてるか知らないけれども、きょねんあのあたりではいっとうかわいかったインダストリアル女子。たしかきょねんのLAでのフェスにも客できてたって仲さんがかいてたそのころ。
ACE HOTELでのBLさんナイトの豪華すぎる面子に、そのあとのユウくんの写真にレポートと、わたしがBLさん客であるからっていうのもあるけれど、好きなひとがうつりまくってて、それだけでもう。

転載なBLさんのALBUM OF THE WEEKはそのときいっとうなにがかっこうよかったのか眺める資料としても今後も貴重だし、5年後ひっぱりだして、あぁ、ってなるのにすごくよい。



そしてそのあと、問題のカセットテープのデザイン特集です。
このはなしは、2月ころ、わたしがInstagramでカセット画像をまとめた写真をみて、マツダさんがこれやろうよ、と。創刊号はとりあえず、わたしの家、カセット墓場といわれるいまではもうない家のことをとりあえず。で、次号は、ってときにアイデアを重なって、一旦はBorderのみにとおもったけれども、ちがう視点でやればよいよとアイデアのほうもやらせていただきまして。
アイデアはジャンルによる切り込み、Borderはレーベルごとにわけてな切り込み方で。
撮影とキャプション以降、わたしがトツゼンに引っ越さねばなことになって、一切お手伝いできなくなって(理由はあとがきにかかれてあります)、でもマツダさんが大胆に迫力あるかんじでページをつくってくださってて、きょう実物をみて、すごくうれしかったです。
そして、カセットなはなしもかく予定だったところを、ゲンくんがかいてくれてて。もう、それがすばらしい。わたしがいいたいもわんとしたことを、しっかりと例をあげてわかりやすくかいてくれてる。わたしがかくと、ただのおっちゃんの説教になるかんじがあって、またか、そりゃあ、あなたはそうだろうけれど、となるとおもうのね。でも、現行の音楽をきくべき世代のゲンくんが実際に置いながら体感してることをかくほうが、説得力がある。こちらの背筋も伸びるような。

そしてSapphire Slows、P.I.G.S.とLSTNGTの制作現場なはなしも面白かったです。
LSTNGTの作品はわたしはかなり好きで、本人は好きなことをやってるけれども、まわりからは、ということよくいってるし、記事内にもあるけれど、でも広くかんがえたときに、やってることにまったくまちがってないとおもうのね。Yves Maloneとか、D/A/DとかはふつうにOrange MilkだったりHausu Mountainだったりとかっこいいレーベルからでてるわけだし、むしろそれよりも個性があるとおもうとマツダさんとはなしをしてたり。実際そのあたりをどれだけのひとが日本で拾ってるかっていうのが原因であって。でも、メロディがよいし、もっと、ばーんとゆける気がするのになといつもおもう。

そしてコラム。
前号でファッション業界のことについてかかれた文章がすごく響いたし、おおよそ世代もすこし近いので、雑誌についてのはなし、わかるなと。わたしもそういう流れで買ってたし、小学生のときにひとりで新幹線に乗って東京きて、ひぃっってなってた。
Azuさんはいつも常にわたしなんかよりもレコード買ってるし、ライブへもよくいくし、尊敬してる。サマーソニ、来年はいってみようかしらとおもった。
そして西川さん。zineのときもおもったけれど、いろいろな要素をからめながら、音楽についてつきつめてゆく文章はすごいです。

そしてあとがきは、マツダさんがとりあげたひとたちに対する好きが詰まってて、読んでて涙でます。
あと雑誌に、音楽に、そのまわりのカルチャーを本気で好きすぎて、まわりからみたら頭おかしい、変態でしかないけれど、そのなかにかかわれてて、うれしくなる。

で。うちの取材以来、ひさびさにマツダさんといろいろおはなし。
最近、40本限定うち5本も買うようなかっこうわるいことするなボケ!(いや、そこまではいってない)とかかいてるあたりとか、DIrtyDirtが戻ってきたなとおもう、といわれて、わたし、そんなにいつもややこしそうなひとの印象ですか? とおもったけれども。や、ややこしいんだろうな。
次の動きもたのしみにしています、ね。

創刊号発売なときは、わたし、当時お付き合いしてたひとの新潟な実家へあいさつにいった帰りにBLさんへよって買ったっていう切ないおもいで。創刊号のカセット墓場を抜け出して、目黒区民になってたときに2号の取材が、そして出来上がったときにはまたちがう新居にいるなんて、わたしも想像つきませんでした。

わたしが関わってるから、わたしがいうのもなんだけれども、いや、今回はけっこう距離があったんで、客観的にもみられるんで、ちゃんといえます、おもしろいですよ、買って!

青山ブックセンター、あとは大阪と名古屋でもあしらから売られます!

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