2015年10月6日火曜日

csd


ことしも。
普段カセットテープをだしてる9割9分のレーベルから無視されるカセットストアーデイが来週の土曜日に。わたしも無視よ! とかおもいながらも、やっぱり気にはなります。


LeavingのBenedekとSun Araw & Matthewdavid、Ssalivaは欲しい。いや、それくらいしかみあたらない。きょねんよりも欲しいのんないわ。
あっ、Telepatheはひさびさすぎてどうなってるかわからないけれど、欲しいな。
それくらい。
こういうので、空なカセットの値段があがって、ずっとだしてたところが出しづらくなるとかさ、いまのところ悪いところしかない気もする。カセットでだされるのはカセットで出すべき音だったりするわけで、そういうのんすっとばしてるので、なんともいえないはがゆさ、毎年。


ここ数日のあいだに、Where To Now? 、ひさびさでうれしいGoaty Tapes、そしてあたらしいレーベルAkashic Recordsからのんが届いて、それぞれ、装丁だったり、紙質だったり、印刷だったりがすごくよく、あらためてカセット好き! ってなってます、よ。





ベランダで。
オリオン座を眺めながら喫煙してたら、UFOが2つもみえたくらいに病んできた。
ひとつだったらまだセーフなのに。

La Nuit “Desert Television” (BEACON SOUND)


先週土曜な届きもの。


La Nuit “Desert Television”
ポートランドのBEACON SOUNDから。
カセットテープを注文したとおもうんだけれど、レコードが届きました。得したんでしょうか。
Peter Broderickと我らがフェリリことFélicia Atkinsonユニットです。
Peterに関してはもうすっかり追ってなかったんでまだベルリンにいるものとおもったらポートランドに戻ってるみたいで。
フェリリといえばはじめに知ったころはSylvain Chauveauと共作だしてたりで、クラシカル方面とも相性がよいです。きょねんはD/P/Iやらとツアーしてたりと幅の広さがあってよい。
フェリリは春にJe Suis Le Petit Chevalier名義と本名名義で分離していた自己と音をうまく統合してきたこれまでの集大成のようなんだしていて、つぎがたのしみだったし、PeterはNils Frahmを引き上げたりとプロデュース能力にたけてるとおもうし、よい組み合わせだけれど、妙にききやすくなってたりとかだとすこしつまんないやもとか不安もありながら、でもよかったです。
残像たっぷりなローズピアノ? な音のむこうからすこし靄がかったフェリリのポエトリーリーディング、ときおりのPeterのおたけびもきこえたり。
2曲目が。こちらも残像たっぷりなビートと、低くつぶれたシンセと高音の残像、そこにまたポエトリーリーディングだったり。
ところどころのストリングスとかギターの爪弾きだったりで、心地のよさもただよいながらも、うっすらとおおうノイズに、すこし声が明るくなったポエトリーリーディング、そして会話などもはさまれながらな、暗黒な心持ちにならないフェリリもひさびさな。
音はやっぱりPeter色でして、もっとフェリリな音をききたかった気もするけれど。
コペンハーゲンよりくらいのエレクトロニックな暗黒さに向かっていたところに、ふたたびポートランドの光を受けてしまったかんじ。

まえにかいたかしら。
カセット墓場にいるとき、となりの部屋で色川阿佐田似のおっさんがくびれて亡くなったんだけれど、さすがに暗黒な心持ちになって、ちょうどそのときフェリリばかりきいてて救われたかんじがありました。そのときのわたしとおなじくらいに暗黒で。

ジャケットの写真もフェリリが撮ったやつです。そしてフェリリのzineがはいってる!  



2015年10月5日月曜日

ミア・ハンセン=ラブ監督『EDEN』



すこし。
まえのはなしになるんですけれど、ミア・ハンセン=ラブ監督『EDEN』をみました。
ミア・ハンセン=ラブは5年ほどまえ日仏で『すべて許される』をみてから大好きで。アサイヤスの良心だけをちゃんと習得したかんじ。
でも今作はすこしわたしのなかで冷静にみられない予感があって、なぜかというとフレンチタッチな時代のはなしで、20代の終わりまで、フランスがすべてただしい、colletteこそ正義で、それにしたがってフレンチタッチのあとはエレクトロクラッシュにうつったけれども、そのあたりはかなり追っていたし、でも、もはやフランスのことなんて一切忘れた30代ももはや残すところ3年となったいま、なつかしさしかない。なつかしいってしんどい感覚。
あのころの音楽がかかりまくって、いちいち耳を心をしめつけてくる、とおもいきや、そんなにあのあたりがかかることもなく。でも兄があのころのDJだったんだと。3年まえにみた『グッバイ・ファーストラブ』でWe In Musicかかったりしてたのが納得いったり。
あとはキッチンにSuper Discountのシールが貼っつけられてて、わたしも冷蔵庫に貼っつけてたとか、船のクラブとか、まぁ、拾うといろいろとあるけれど。

おおよそみんなみてるだろうから、かなりすっとばして感想をかけば、主人公の兄をモデルにしたDJの人生のゆるい転落なんだけれども、撮られてるのは女性だった、ずっと。
クラブのひとごみをすりぬけてゆくところとか、パリで再開したむかしの彼女の娘たちとか、つぎからつぎに変わる女性たちの一瞬を重ねてゆくかんじ。
そこまで深く関わらないクラブの店員の女の子が客をすりぬけてゆくところまで撮ってたり。
これまでもでていった父親や別れた初恋の男、自殺してしまった父親を対照的な位置において、、少女の一瞬一瞬の表情を淡々とリズミカルに撮ってきたかんじだけれど、こんどはその軸のまわりをまわってるかんじですすむはなし。あくまでも少女っていう。いや、母親も描いていたりと、いつまでもおとなになれない主人公をつねに母性でつつんであたたかく、ただあつかましくない距離で見守ってる、すがたを見守ってるかんじ。
そしてアメリカでの移動のところとか、最後の詩の文字をいれてくるあたりだとか、すこしの遊びもあったりと、やっぱりミア・ハンセン=ラブだった、しっかり。

で、帰ってからRouleのんとかOnly Paradiceとかあのあたりのレコードを引っ張り出してきいてみたら、なつかしさに襲われて死ぬところだった。

最後にパリへいったのは、もはや8年もまえで、そのときも彼女と別れてしごとも一旦やめて、Point EphemerでのMockyライブにあわせていったんだけれど、再びMockyをみられるタイミングが、またいまっていう。なにかしら、転機なのかしらとかおもったり、ただの偶然だともおもうし、無理からに結びつけてるだけかもしれないけれども。
想い出話をするよりもあたらしく届いたもの、知ったことについてかんがえることのほうが好きなんだけれど、いろいろとこれまでのことをかんがえる時期なのかしらとおもうくらいに、いろいろと。
そしてあのときのようにストッキングを頭からかぶって演奏するとかは絶対にしないだろう、音もおとなになったMockyと比べてわたしはあのときのままどころかいろいろとこじらせてしまっていて、そのあたりでEDENの主人公とか、ひとごとでないとかおもったりして、文化のころは小説をとかおもっていたんで、より。小説教室とか通おうかしら。

2015年10月2日金曜日

V.A. “Dream Disc Vol.1” (Dream Disc)


先週な届きものの事。


V.A. “Dream Disc Vol.1”
A面、まったく知らないひとまみれ。

1曲目はAcer Priest。はじめっからすごい。
アンビエントなのかしらとおもいきや、ごもごもこもったなかでぶつ切り感フットワーク感ある
はやいビート、PCの暴発を挟んでこれまたこもった低音のしのし感、その隙間を飛び交うレーザー、アートワークもこの方で。

2曲目への切れ目がない。ミックステープみたいな仕様で、そのままNukua。調べたらけっこう活動歴長いのかしら? なDetroit Undergroundってところからもだしてたり。ごもごもこもった1曲目とは対照的に、からりと乾いた立体感のあるテクノ。乾いたビートのまわるを立体的にはねまわる電子音にと、いまっぽさ。

3曲目のOrnine。金属質なノイズをまとった音、音程のズレた電子音が螺旋を描くようにのしのし早急なビートになっていて。Opalineと空目。

4曲目は2lönさん。Tlonさん。なんかみたことあるなまえ。気のせいやも。HHWできいたことあるやも。
Brad RoseのCharlatanの裏でかがやくシンセのような不穏なゆらめきから、物音ノイズがゆったりと瓦解。
5曲目はGenestics & Windsurfing
やっときいたことあるひと。Orange MIlkからだしてはった。
マイクをくわえたような暴発ノイズと低音の暴発。あいかわらずげっしゃげしゃでした。

6曲目、Five Star Hotel
Detroit Underground枠。アンビエントドローンの隙間に暴発するノイズ、PHORK系な声とビートの重なりがはさまれながら、徐々に絡み合ってきてと、LXV系、いや、もっと電子音感。

7曲目。B.Lind。検索してもタチカワブラインドとかでてきてお手上げ。
ブラスな音色が夕焼け背負いながら渋く鳴り響く裏でがたがた物音ノイズの反復にざわついたフィールドレコーディンングと、このなかではひとり異質な。

8曲目。Prafix Aztech
デンマークの方みたい。音数を引きまくって、空間たっぷりな乾いた弱いビート、そこに単音な電子音がふわんふわんと放たれて。よくきくとうっすら高音なビートがはねまわってたりと、弱いけれどもたのしい音。

9曲目。Schono。
ハンガリーのひとみたい。靄がかったうっすら高音透明アンビエントドローンに、ごぼごぼしたはやい打ち込みなビート、サンプリングな雄叫びを挟んで、ビートがよりまえにでてきて、それも金属質だったり、声をこまぎれにしたかんじのものだったり、そしてダブかましてみたりと、よいです。打ち込みの手作業感があって、しー没さんを思い出したり。

10曲目。Kero。なまえがなまえなんで確信もてないけれども、うえのほうのデトロイトなひととおなじレーベルからでてて。
これまでのけっこう変異なビートな方たちとはちがって、けっこうまっすぐ早急なリズムでのしのしビート。1音1音がノイズをまとってたりと、単調なようでたのしい。Ultrafog系。


B面
A面は知らないひとばかりだけれど、B面は中盤からことしベストな勢い。

Bugaev
こちらは知ってる、とかいいながら、はじめ3曲は知らない。靄の奥、遠くで光が明滅するドローン。ところどころ、金属でなにかしらをひかくような物音ノイズも重ねられたり、暗くってよい。

Simon Chioini。モントリオールのかたみたい。
うっすらアンビエントをひきずりながらもさわついたノイズが濃くちりばめられてゆき、モーターのようなうなり、からんころんいう物音なんだけれどなんかくっきりでまえにでていて、ふしぎなバランス。雨音のようなノイズ、その隙間に無理矢理無機質な低音、それがやんだら思い切り虫の声やら遠くの列車の音などフィールドレコーディング。夜な風景。
3曲目。Sexoaesthetic。どういうひとかまったくわかんないけれど、さきほどの曲の最後の夜な風景のなかから、ぺなぺなしたギターのような反復、のしのしひかえめ低音、そこにうっすらアンビエントが重なっていて、よいです。

4曲目。PHORK。ひさびさです。うっすらアンビエントのなか、簡素なドラム音色のゆったりめなビートの反復、ときおりきらめく電子音とそのまたりをばたつく音。PHORKへは期待がおおきすぎるんで、これだけだとすこし物足りないかんじがします。まとまったのん、ききたい。

5曲目。Nico Niquo。
ことしのベストみたいなんがあったら、確実にみんないれてしまう肉男ちゃん。
細切れ低音変調声が立体的に飛んできてビートを形作って、空間たっぷりにならされるビート、ハイハット音の絡み合い。やっぱり空間の使い方がすごい。

6曲目。Angel 1。
はじめきいたとき、ここが肉男かとおもった。立体的な声のすこしの変調をくわえながらな反復細切れ、そこに軽快なビートも加えてきて、声がいくつかとビートの交差、そしてハンドクラップ音とつぶれたシンセの音のアクセントも重なって、声なメロディが盛り上がったところでのアンビエント放出とか、よすぎる。このテープ内ベスト。

7曲目。Karl Fousek
すこしまえにPhineryからの4人splitにはいってたひと。立体すごい、とつづいてたなかでいきなりローファイ。細やかなギターの爪弾きのようなものが弱く渦を巻いて舞い上がってゆく感。

8曲目。Opaline。A面の3曲目の方のとき空目したけれど、その空目先なOpalineもちゃんとはいってて。しっかりゆったりニューエイジィなシンセの重なり。

最後はEugolossine。ゆったりな前の曲を吹き飛ばしてかなりの暴発感、かなりゆかい。フュージョン感が、っていう印象あるけれども、今回も。遊園地の最後の盛り上がり感。けっこう唐突フェイドアウトでびびる。


デトロイト、デンマークPhinery周辺、Orange Milk周辺、そしてAngel 1にEuglossineにPHORKにと、ちょっとかたよりありながらも、よいとこおさえすぎてるし、知らないひともそれぞれよかったし、ここ、この先がたのしみです、よ。

なんか。
届いてから気づいたんだけれど、これ、Lil $egaさんがツイートしたとき反射で買ったもので、さらにTlaotolonのんが出たときに反射的におなじと気づかずに注文した気が。もし2つきたら、土星のひと、さしあげます、ね。


9月の買い物リスト


9月。
おもいがけずな家探しと引っ越しとではじめの2週間はまったくなにもきいたり買ったりな余裕がなく、引っ越してからもインターネットが通じるまで1週間かかってと、ほとんど買い物に集中できませんでした。お金もなかったし。
だいたいは8月が毎年すこしすくなかったりするんだけれど、ことしは多くって、その分9月に欲しいっていうリリースがあまりなかったのも重なったり。
まぁ、13本を12ヶ月でも150本はゆくんで、まったく感覚の麻痺ではあるけれど。
いいかげん悲壮感をだすのも飽きてきたので、10月からは通常にもどれるよう、ブログも更新できるように、なんとか。




買ったもの。

13カセットテープ
Gora Sou “Modular Environments For Home Listening Vol. 1” (Lillerne Tapes)
Wage “Sex and Risk” (Lillerne Tapes)
Rainbow Lorikeet “Tail Biting” (Seagrave)
Broshuda “No Fun” (Seagrave)
Gultskra Artikler “Destroy Music” (Umor Rex)
Remy Charrier “Remy Charrier” (Umor Rex)
Head Dress “Crawl, Take” (Cønjuntø Vacíø)
Pod Blotz “Other” (Cønjuntø Vacíø)
V.A.  “グレーガーデンホーム” (Onmyodo Cassette)
010001111000 / ▙◯▩bus▢▲╚  “split” (Onmyodo Cassette)
010001111000 “17” (se4lf release)
V.A. “Dream Disc: Vol.1” (Dream Disc)
RAN “Demo” (GERM)


8レコード
Darren Keen “He's Not Real” (Orange Milk)
Bruce Smear “Chlorine” (Orange Milk)
Drinks “Hermits On Holiday” (Heavenly)
Helen “The Original Faces” (Kranky)
Empress Of “Me” (Terrible Records)
F Ingers “Hide Before Dinner” (Blackest Ever Black)
Lower “I'm A Lazy Son... But I'm The Only Son” (Escho)
Maia “Smitten / Quartz”

1ダウンロード
Smurphy “LA GARDENS”

2植物
モンステラ
ディスキディア


いただきもの。
1カセットテープ
Dolphins Into The Future - Lieven MArtens Moana “Humble is the Melody. Flowing the Giant Clam. A Collection” (Edições En)

2015年10月1日木曜日