2016年5月31日火曜日

ロシア

Buttechno、Buttechnoってさわいでるけど誰やねん? っていう方は、V8さんの紹介を読むとよいです。



ロシアきてる!
っておととしの末あたりからなんだけれど、いまいち調べてもロシア語が読めなくってすすめないし、様子がつたわってくるようで伝わってこなくって、実際どうなんだろうっていうはなし。

Opal Tapesが。
あたらしいバッチで一気にロシア。コンピレーションと単独のんと、なまえみても一切わかんなくって、たのしみ。ここにははいらなかったけれどButtechnoもこのあたりからだしてもよいくらいの靄がかったテクノだったりするし。
ヒョードルくんからButtechnoが家にとまるから遊ぼう!っていわれたけれど。そして、ほか誰かっこいい? っていくつかなまえきいたけれど、文字の並びがうまくあたまにはいんなくって、すべて忘れた。またきこう。




ほかのロシアの知ってること。

NV。
Orange MilkからなKateちゃん。Lil $egaさんがいってたみたいに、Jessy Lanzaと並ぶことしのポップミュージック。もっと広まってほしい。このタイミングで来日した海のむこうの方達が日本の80年代のニューエイジやポップミュージックのレコードをがんがん買ってゆくのとかね、Helmもたくさん買ってた。



Singapole Sling Tapes。
Giant Clawもだしたり、ここのPiper SprayがOrange Milkからだしてたりとか、Cream JuiceのMVをここのなかのひとがつくってたりとか、裏Orange Milk感があって好きだったんだけれど、ださなくなっちゃったね。で、実際にいまおもうとほんとにモスクワだったのかしらここ、とか。



そしてけっこうながい、ロシアのなかでも西の端っこかなりフィンランドよりなカレリア拠点Love CultのレーベルFull Of Nothing。
ここはいまのエクスペリメンタルなカセット界隈常連がだすところ、USの界隈に近いかんじがあったけれど、Love CultがGnod周辺とからみだしてテクノ化したあと、モスクワのテクノのひとをだして。HmotはTlaotlon系暴発ハウスでよかったり。
で、Love CultのAnya KutsはRedbull学校に参加したりと、あの界隈ちょっと抜け出た存在だった。
Chikissがひと選んでなNot Not Funからのコンピレーションにも参加してたり、NIght Schoolからもだしてたり。





Kedrは取り上げたレーベルが、っていうのがあるし、見ためのポップさがよい。普段が素朴なのもさらに。すこしまえにInstagramへあげてたフランス語でラップしてるのんは100回は再生しました。
Machine Womanもロシア出身っていうので追い風吹いてる。

数年まえなら日本語を袖にいれてたやもなところにキリル文字だったりとみんながロシアを気にしてる。そういうかんじね。で、実際に日本よりもEU圏すぐそばだし、そこに呼応できるからこれからすごいんだろうなとか。



土星のひとから。
Helmがテレヴィジョンにうつってたときいてさっそく確認。
おもいっきり横切ってましたね。有名人を街で探すっていう企画ななか、誰も気づくはずもなく。
これ気づくって土星のひとすごい。
5月は最後の最後までHelm月間で、置き土産感。

2016年5月30日月曜日


生誕祭なあと。
土星のひとと歩いて渋谷へ。
ContactでのNorthern Electronicsのショウケースへ。
駐車場な奥から地下へはいってゆくかんじ、たのしい。でも、いろいろと厳しすぎてすこしこわいですが。

目的だったVarg。
いや、ものすごい音がおっきい、というか低音が足からしびれるかんじ。音というかほんと振動で。その振動が足と胃にきて、老体にはこたえます。出入りしながらききました。はじめはアンビエントにノイズが重なるかんじ、だったけれど、中盤からはおもったよりもせめるビート。ビートはミニマルなんだけれど、ときおりのシンセの音のつらなりにVargっぽさ。撮影していたユウくうにきたら、1時間のライブ中にビール6本飲んでたって。そりゃあ、あの貫禄になりますね。

つかれてしまってまして、つぎのひとのんはすぐにでて。ソファーでだらり。ただ、寝たらダメなんだよ、寝たら即セキュリティーってかかれたティー・シャツきたひとが起こしにくるんだよ、こわいよ。
土星のひととあれどうでしたとか、あれ買いました?とかずっとおはなししながら。そう、いまカセットってですぎてて、どこまで買ってよいのか、わかんなくなってますよね、っていう。わたしもそうおもいます。なんで、ほんと好きなところか、まったくよくわかんないけど気になるのんか、っていう選び方。

そのあとのVargとふたりのん、ミニマルではやめなビートに乾いた打撃がかさなって、ノイズが横断、っていうめちゃくちゃにかっこいいんだけれど、やっぱり音の圧がきのうはしんどかったので、ほとんどみないまま定位置へ。。

でもBLさんからはしごなひとたちといろいろはなせたりとかたのしかったです、よ。
そしてきょうはさすがにへろっへろで労働中、たちながら意識が数度とんでました。







きのうは。
BLさんでの仲さん生誕祭で、DJさせていただきました。
仲さん、いつまでもお若いし、ここ1年くらい、食事をかえられてさらにっていう。
こちらがはじめておなまえをっていうのはMARQUEEで。Escalatorからのはけっこう買ってたし、でてきてすぐはWebへも。で、あいだがあいて、いまおはなしとかふつうにさせていただいてるのがふしぎです。10代のわたしに伝えたい。そして常にお世話になりっぱなし。仲さんとはなすと背筋が伸びるかんじ。ちゃんとしないとって。社会的にちゃんとなのかはわかんないけれど、カセットとレコード買ってききつづけないと、っておもう。仲さんにであってないと、きっといまごろ、実験的ななにかしらとかのほうへ深くすすんでいって、変だけれどぎりぎりポップなかんじとか、見失っていた気がします。いや、いまでも十分に見失いがちだけれど。
あたらしい音楽を追ってるってだいじだなとおもう。必然的にあたらしいひとにであうし、つまり若ものとつきあうってことで、それはとてもおおきいとおもいます。そこでオレらの時代はよかった的なことは絶対にいわれない方だし、そのうえでだいじなことはちゃんといってくれはるし伝えてくれはるっていう、ものすごく尊敬していますし、好きです。
こちらがただのオタクだったところを、変態なひと(よい意味で)っていうのであげてくれました。ああいうのがなかったら、マツダさんにもであえなかったし。そう、マツダさんもこちらのことをいろいろと。なんで、わたしもよいなとおもうひとのはよいなとかいていきたいな。それですこしでも、なにかしらなきっかけになればとかおもいながら。


あと、ものすごい平均年齢がさがってると最近おもいます。これまで通ってたなかで、いっとうな。
Suburban Musïk周辺が最近はいつも誰かしら、っていう時点でかなりさがるんだけれど。
世代で語るのはむつかしいけれど、こちらのすこし下からはCDな、データでな世代がつづいて、その下はレコードとかカセットテープにあたらしい感覚で接しはじめた世代。そこがいまたくさんきてて。よいことだとおもう。わたしみたいなおっさんがたまってるところよりも、若ものが集う場所なほうが、ちゃんとかっこいい場所だとおもうし、こちらも刺激しか受けなくって、たのしい。
さらにマイロくんがいて、そのお友達もいてっていう時点で冗談ではなくじぶんの息子世代なんで。
わたしみたいなヨゴレがあんまりしゃべっちゃいけないなとかこれまでおもってたんですけど、あそこで働きはじめてしまったんだから、もうしゃべるよね。おかしなこといわないよう気をつけます。

緊張でほぼ死んでいたので、ちゃんとDJをきいてるようできけてないんです、余裕のないおとなでごめんなさい。
マイロくんのDJから。小泉今日子、めっちゃ好きかっていう。あとDJな姿がさまになるし、この先がものすごくたのしみです。
Gloomyアヤちゃん、仲さんがかいてはったとおり、東京のあたらしいアイコンになってほしいし、わたしなんかがいわなくったってなるんだろう未来。日本のOdwallaくらいなかんじで。絶対に太らなくってもよいけれど。
そしてアソソソ。移住してきてたとは。。

で、わたしなんですが。
BLさんでDJさせていただくのん、初です。もうすごくうれしかったですが、これまででいっとう緊張しました。頭出ししながら、髪とかしっぱなし。仲さんの真横でDJって。あとマルくんもいるし。そして小山田圭吾が真ん前にいるしっていう。。急遽だったんで、あまりかんがえられなくって、気に入ってるのをざざっと頭出ししてもっていって、その場でつながりとかかんがえながらやったら、これまででいっとううまくできた気がします。誕生日向けっていうのでできるだけ明るめで。
だったはずが、こわかったっぽいです。音が? 見た目が?  きてくださった方には、おしゃれなかんじ、クソよかった、という感想もいただきました。どうだったんでしょう。あと、写真を撮ってあげてくださった方のところにはいってたかっこいい、っていうコメントもめざといので、見逃しません。お借りします!




普段は気恥ずかしくっていえないけれども、仲さんと写真撮っていただけばよかった。。
なんと、途中で指摘されるまで、バッグを背負ったままっていうくらいに緊張してました。。
こんなかんじです。かけた女子のことは週末発売予定なBorderに!

J.R.H.N.B.R
Mind Dynamics
Metrist
Via App
James K
Co La
Elysia Clampton
Gobby
Machine Woman
Perfume Advert

仲さん、おめでとうございます!
そしてそんなよい日にDJさせてくださってありがとうございます!

2016年5月27日金曜日

他人から搾取して一銭も稼いだことのない、パリ大阪レーベルのん、誰か届きましたか? それこそ搾取されたんでしょうか? ダブってもBLさんで買っておけばよかったかしら。

あちらのイベントのフライヤー画像、Via Appちゃんのうしろに(BANK)とついてたんだけれど、もしやあそこからだすのかしら?

Boomkat、あたらしくなってからかなりたつんだけれど、cassetteって形態で検索できなくなってから、ほとんど注文しなくなってしまいまして。でも、ヌプルグン、っていうかいまだに読み方わかんないのは注文しました。

Borderが。
いよいよ入稿がすんで、来週末にでるみたい。
これまで、いろいろかいたフリしてるけれども、実のところなんもかいてなかったっていうね。1号は部屋を、2号はカセットをさらしたくらいで。
今回はJESSE RUINSのはなし、あとカセット女子のはなしをかいてます。いまいっとう好きな女子のこと10人。いつも、なんやらお世話になっていながらなんもできてなかったので、今回はたくさんかけてうれしいですし、おおよそこれまでのなかでいっとうおもいいれがあるので、手にしたら泣くとおもう。今回も、表紙かっこいい。
いまやBLさんは日本どころか海のむこうでもものすごいことになってて、その周辺の雰囲気を汲み取りながら、まとめる、というよりあたらしい動きへ背中を押すかんじ、なによりBorderをだしたあとの未来がよりたのしい未来になるきっかけをマツダさん自らがつくってるかんじで、それが伝わるかんじ。そう、未来しかない。正式名称は、Border.なんでしょうか、Borderなんでしょうか。

V.A. “Very Gois #1” (Niceshop Su)



きのう。
脳Brainさんからいただきました。
ナイスショップスーさんのコンピレーション “Very Gois #1”
ビニイル密封、厚紙にCDのおさまる出っ張りと写真をはっつけてあったり、シールがついてたりと、パッケージからかっこいい。せっかくなんでスーさん風に写真を。

人選がものすごい。いや、半分わからなくって、すごい。

1曲目J JJJJJJJJJJJJJJがとてもか弱いアンビエントで、実際に音がちいさいので、あらら、音圧が、と音量あげてると2曲目のSecret Trackがはじまってびくっ! となるっていうはじまりから、なんやこれってかんじでたのしくって、3曲目のBug bus pianoの深いアンビエントのなかで蠢く発光体感うっすらざわつき感がよく、曲目のかけない読めないதுஈசிதிசி திஇல்டூ collabsはスーさんで先月カセットを買ったところで暴発するシンセとゆるいアンビエントとゲーム感の混在は音も意味わかんなくってよいなとおもったらそのまま脳Brainさんとつながってて音源も幾重にもかさなるサンプリングとノイズで、なにこの前曲からの違和感なさは、そして好きなところは、ノイズだけでなくってビートっぽい推進力がくわわってくるあたりで、DJな雰囲気凝縮されてて、6曲目はCawa(カワ)ともはや日本の方なのかどこの方なのか、ヒステリックなストリングスに弱い電子信号が煮たってて、なんかきいいたことない組み合わせ、7曲目のQuayさんはへっへっへとマイク感強い目なうたなのかポエトリーリーディングなのか、その後ろのはいってしまった感ある音楽の距離もおもしろいし、8曲目bottom dogは映画のはなし声? サンプリングにゆるすぎる音のつなわたり、そして9曲目fri珍さん、Lil $egaさんも推してはったよね、わたしはとても乙女なのでこのなまえをかくのはつらいんだけれど、どちらの方面にもはいってきてるってすごいなとおかおもいながら、逆回し感にすこしの距離感のところでの電子音の暴発、とおもっていたらいきなりノイズが距離つめてきてびびったり、LEftover Plattersがやたらとまともにきこえる微妙にゆらめくスクリュー感、ふたたび登場o . o துஈசிதிசி திஇல்டூサンプリングなバート・バカラックをびちびちコラージュと気持ちいいのか気色悪いんかわかんないかんじで終わりと、35分一気にきいていろいろ詰め込まれててすごいとおもいそれにあわせて一息でかきました。

MASSAGEにも紹介記事が。


かかれてるとおり、誰もしらないおかしなところへもぐりこんでゆくところ、それを売るだけでなく、しっかりとそれをまとめてくるあたり、すごいなと。スーさんのすごいところって、生活をもアートにしてしまってるかんじ。マネして家でお店やってみたところで、できないよね、あれは。いま理解できないどころかこの先も理解することなんてできるんだろうかなVitrineあたりもしっかりやりながら、そういうへんてこなところだけじゃあなく、Apothcary CompositionsのDJWWWWやらOrange MilkからのCVNやら、いまいっとうかっこいいところもしっかりだし、そういうのがとてもつたわるかんじのリリースで、かっこいいです。

わたしはもらっといてなんですが、みんな買ってみて!

K/A/T/O MASSACRE #72のこと


きのうは。
K/A/T/O MASSACRE #72へ。
幡ヶ谷ついたらパトカーや救急車まみれで大騒ぎ、なに、テロでもあった? くらいの。
でも地下にはいったら、いつもどおりでした。

はいったら、ちょうどSirakosound。IN HAのとき、めちゃくちゃかっこうよかった。抜け落ちたトランスみたいな曲もたくさんで。あれなんでしたん? とかいろいろきけばよかった。

次はKentaro Minoura。
これまた4月のIN HAなときにごいっしょさせてもらって、かなり暴力的なテクノ化しててびびったんですが。この日もOpal TapesからなClouds感ある暴力的な疾走。きょねんみたいにすくなすぎる機材でなぜか異常な立体感をだしてきたりとか、実機でいろいろ好きなテクノを再現してやってしまうあたり、すごいとおもいます。
しー没さんやらのことたくさんおはなしできて、うれしかった。

そして脳Brainさん。
脳Brainさんをみなかったら、わたし、ここへ通わなかった気がする。
この日もものすごいです。岸田今日子声の反復からはじまって、シンセも持ち出して。
DJなのかライブなのか、CDJ台、ターンテーブル2台を駆使してはって、どの音がどの部分からでてるのか意味わかんないし、突如なドラムン、中盤の覆い尽くすノイズの濃さ、そこからまた国籍不明なビートがはいってきたり、ホラー声の細切れ感と終始はちゃめちゃなんだけれど、そこに絶妙にこちらのいま好きなかんじ、突如ドラムンとか、ホラー声とか暴力的ノイズとかがはいってきて。おおよそ、こちらが触れない周辺、しっかり古きよきなものを追ってる方で、でもその古きよき、をへあちゃめちゃに解体して、いまなかんじにしてしまってるのが、すごく好き。
ナイスショップスーからのコンピレーション “Very Gois #1” 買おうとしたら、いただいてしまいました。ありがとうございます!


つぎの方、インプロなバンドっていう前情報だったけど、えっ、となりました。
PCとパッドとギター、スネアとシンバルで、ドラム側の方のソリッドな髪型となぜか上半身裸でよおいからだっていう男前感。で、はじまてみたら、パッドとスネアの打撃とサイケなギターのあわさりっていう、おもいのほかシンプルな。1曲目やらところどころ好きでした、が。ユーモアがあってかっこいい、っていうのは最高なんだけれど、ギャグはいらないとおもうのね。パッドな音も暴力まみれなまえ2組と比べてしまって弱い気がしました。もっとはげしかったりサイケだったりなほうが好きやも。

いろいろな界隈のひとが絶妙にまじりあうかんじがものすごく好きなんで、それぞれの好きキライがあってもよいとおもうし、正直さだけが取り柄なんで、ムダにかいてしまってますが。

加藤さん、週末から大阪HOPKENへ出張です。関西のみなさんはぜひ加藤さんに会いにいって! まっすぐで正直な音楽やそういう場への愛があふれてる方です。昼まとか、まだお酒を飲んでいないときに知らない地で知らない方がきてっていう状況、心配ですが。
妻探し、というのがまえにですぎてて、女子は来づらくなってるやも、と心配されてましたが、とても誠実な方なので、安心して女子もいって!

NTSのHelmのん


NTSの。
Helmの番組なんだけれど、今週は中国日本旅のおもいでフィールドレコーディング・ミックスで、そこにわたしのなまえが! うれしい置き土産。いつのまにとってたんだろうとか。ナパーム氏のダーティさんせまくなるんですけれどっていう声も。
4月末から5月のあいだはずっとHelm祭で、ここからなにかしらつながった方もいたりと、たのしかったです。

2016年5月25日水曜日

Machine Woman “Genau House” (Where To Now?)

年度末で。
うちの会社はなぜか5月が年度末で事務作業やら重なってるところに、日曜からきのうまでひとりっていうさすがにへろへろになりきのうおとついと寝落ち。営業中11時間たちっぱなしだと、さすがに足がたいへん。
ゆっくり眠ったんで、きょうはちゃんとかきます。

きのう、junoから届きました。

Machine Woman “Genau House”
Female Bandのときからみんな大好きAnastasia VtorovaがWhere To Now? からレコード。
PinsのレーベルHaus Of PinsやらItalian Beach BabeからのFemale Bandなときはふたりで初期のPoacahaunted的なギターやらドローンやらなノイズやってて、Tesla入りで名義が変わってからテクノ化してゆき。そしてベルリンにうつってからよりすすむテクノ化。Peder Mannerfeltのとこからもレコードと、いまの地下女子の正しい道をすすんでて。

A面は長尺で、はじめはゆったり簡素なハウスな雰囲気、そこにここ1年くらいAnaちゃんの特徴的なかすれたノイズのようなぴちぴちいう電子音、そして深いささやき声が重なって。クラップ音やら、ときおりの声がまえにでてきたりなど、すこしずつの変化のなか、低音は徐々に重くなってゆき、こちらの疲れたからだを床にのっそりとしずみこませてくれます。暗黒なんだけれど、曲名通りいやされるというか、ものすごく心地よく引きこんでくる暗黒さ。

B面は低音変調声に重いビートにまとわりつくごよごよしたノイズ感、そこに鋭い高音もさしこまれて、ときおり噴出する蒸気のようなアクセント。冷たく反復してゆくミニマル加減。
あとはKassem Mosseのリミックスはビートをすこしやわらかくして声をまえにだしてってかんじ。

12インチなシングルっていうのもあるけれど、もっと打撃強めな雰囲気のインダストリアル感もだせるんだろうけれど、どちらもかなりおさえて仕上げてきてるし、それでいて声と特徴的な音ものせてしっかりと色づけと、Anaちゃんかっこいいです。
ロシアはいくら掘ってもよくわかんないけれどでてくるものすべて最高! な雰囲気も追い風になるだろうし、ことしは本気でAnaちゃんの年になりそう。
きょねんのFalus冊子にもうすぐな某ダーでもAnaちゃんのことはかいてますんで、そちらも読んでください、ね。


あと。みんなjunoはやいっていうけど、10日はかかっちゃうんですが、なんかおかしいのかしら、わたしのところ。Suriname-kuだからでしょうか。Where To Now? はいつのまにやらどこでもはいるかんじなんで、あちらからわざわざってしなくてもよいかしら。でもレコードだけね。ほかのところもカセットも仕入れてくれたらな。

2016年5月22日日曜日

BIG LOVE RECORDSでのHELMのDJのこと


BLさんでの。
HelmインストアーDJへいってきました。
日本へきてから買ったレコードのみでやるっていう、ものすごいなとおもっていたんですが、ものすごかったです。
20時はじまり、もうけっこうひとがはいってきてて。そこに一曲目でかけてきたのが、西本願寺なんたらとかかれたお経ので。そこからシンセのやわらかいアンビエント展開、そして矢野顕子、矢野顕子、矢野顕子と3曲連続できて、実際なはなしこれ2時間だときついなくらいの深いかんじで、でもノイズにアンビエント、そしてハードコアからまたアンビエントと、2時間半がっつりと盛り上がったり深くいったりと。すごいよね、買ってまだききこんでないもので2時間半って。あとどれだけ買ってるんだっていう。
あと、ひとがたくさん。Puzzleのときもすごかったっぽいけど、わたしのなかではいっとうなひとのおおさ。海の向こうのひともかなりたくさんで、みたかんじハードコア界隈な方たちかしら。
そしてCVNサクマさん、LSTNGT、Gloomyアヤちゃん、Deviationセキハラくん、そしてもうそろそろかいてもよいだろう東京へ移住してきたTATEWAKIがいっしょにはなしてるっていう、あたらしい東京感。ちょうどYPY日野さんもきたりとか、小○田圭吾もふつうにいたりとか、ひとたくさんだし、ここはクラブかっていうかんじでした、よ。
KATAへいけなかったのがとても残念だったけれど、っていうかGloomyはちゃんとはしごしてきてて、尊敬できる。

BLさんへくる海のむこうのひとたちって、けっこう長くいるふしぎ。あと、水曜だけれど、海のむこうからきた女の子たちが、やっとこれた! とはいるなり感激してたり、きょうもきてたりと、すごいよね。海のむこうのほうが認められるっていうのは、すごいとおもいます。東京へいるのにレコード好きなのにこないのは損でしかない。

Forestlimitからはじまって、しばらくずっとHelm月間でした。
そのあいだに、まわりがいろいろとつながったり進んだりなのをみてて、ブログ、zineだけではダメだな、もっとやらないととおもわせてくれる月間で。ひとりでもたのしいけれど、もっとやらないと。

お経なのやらの映像はすこしInstagramやらTwitterにあげているので、そちらで。なんか、動画ははれない。
あと、Twitterが、もうよくわかんない。フォローしてくれてて、でもこちらはそれに気づいてなくって、でも最近知りあって、な方いたらいってください。細々といきてるつもりだったけれど、けっこうよくわかんなくふくらんでるので。

2016年5月21日土曜日

Alis “Corporeal” , 仮夢想プラザ “夢愛” (PLUS 100 Records)


PLUS 100からも届きもの。

Alis “Corporeal”
ベルリンのAliceひさびさ。
おととしのAstro:Dynamicsからのんがドローン強めなところにビートに声のバランス、すごく好きだったんですが、ふつうな心地よいビートものってかんじになってました。すごくよくできてるけれど、もの足りない。
なぜヴェイパーなここからAlisなのかふしぎ。


仮夢想プラザ “夢愛”
こちらはなんというか1本だけ注文っていうのもな、せっかくなんでもう1本と浅野温子。背に浅野温子のんもあったりします。そっちのほうが知ってるひとだったんだけれど、Jカード全面に浅野温子なこれ。18禁な音だそうです。まだきいてない。

Ice “Scream Club” , World War “jumz” (More Records)

ダメだ。
きのう、たくさん届いたし、たくさんいただいたのに、しごとから帰ったらすっかり疲弊していて、Kedr Livanskiyがなぜだかフランス語でラップしてるのんを延々とくり返してるだけで時間がすぎてゆき、寝落ち。まとまったことふたつくらいかきたいことあるんだけれど、ちょっとどこにもでずにこもる日みたいなんつくらないとだめね。


きのうの届きものうち2本。
More Recordsから。大宮ではない。Wilted Womanをきいて気になって検索してみたらここから出してると知り、売り切れてたんだけれど、つぎにVia Appちゃんだす、っていうのんで待ち構えてたレーベル。予定のVia Appちゃんはでなかったんだけれど、2本買いましたとどきました。
ここはレーベルでJカードの雰囲気を統一しててよいですね。レーベルのをまとめて並べたときに、とてもよい。
レコードにしろ、カセットテープにしろ、部屋にものとして並べるんだから、ものとしてのよさもだいじです。でも紙質が薄くてつるんとしてた。


Ice “Scream Club”
このリリースで知ったIce fka black james。Lolito周辺な。周辺な、っていわれてもまだまだぴんとこないくらいのところなんですが。Primitive Languageあたりともつながるかんじ。
セント・ルイスのひとなのかしら。あのあたり、N.N.N. Cookもいたりと、変なひとがおおいのか?
ラッパーなひとの映像をつくっていたり、インターネットなうえに3Dなのやコラージュやら幅広いアート作品載っけてたりといろいろとやってるみたいで。
そして音は。
Buy Nowを押すにいたるまで、まったく知らないときも数秒しか試聴しないんですが、印象ではGrimesからポップな要素を抜いたような。それだともうなんも残らないですけれど。
きゅきゅきゅきゅしぼりあげてくる早急なビートに重なる、うたに満たないくらいのささやき声、そしてその声は音質自体もこもっててローファイで、幾重にも重なってて、つきすすむクリアな電子音とは別のセカイな。Chicklette方面とはちがう、あらたなカラオケ感。
アンビエントな要素とチープな単音電子音のゆるい音のつらなりに鋭角なビートっていう組み合わせ。いま好きなかんじ。このひとはもっとヘンだけれど。
いきなりなバンジョー演奏とフィールドレコーディング、これも本人が弾いてるんだけれど、そんなのが挟まれながら、またかなり早急なビートとそこをうわすべりしてゆく声な曲。A面20分だけで盛りだくさん。
B面はさらにはちゃめちゃです。すっかすかなビートと不穏なシンセにラップはじまりから、男のラッパーも参加だし、がびがび声からピアノに会話サンプリング、そして叫びまくる早急で重いビートなのとか、そしてすごく穏やかなバンジョーなフォークと子どもな声でおわってゆくっていう、展開がずっとなんやねんこれとなります。

ちょっとまえから。
James KにこのIceにと、アートワークの雰囲気からイメイジするのよりはけっこうクールな印象の見た目なひとが気になります。女子の好みが変わってきてまして。いや、たまたまだけれど。女子はたいがい好き。
女子がシンセひいてて、ってだけでたいがいは好きなんですが、最近は声とビートとの距離感があるものが気に入ってて、といってもJames Kを気にいってるだけですが。女子に限らずGobbyとかもだけど、かなり入り組んでいながらおかしなことしながらもポップな要素を保ってるこのあたりの雰囲気好きです。



World War “jumz”
こちらもどんなひとか知らないまま。
打撃反復なEnrique系なテクノかなかおもいながら買ってみたけれど、そして実際そういう雰囲気もあるんだけれど、もっとForm A Logとかのようなおかしな要素おおめ。
A面はノイズとのたうちまわる打撃感とForm A LogやContainer感。
B面、ブラスの音なのっそりとしたはじまりにノイズな打撃とその打撃すらもおおいつくすかすれたノイズが全体をおおってゆき。そこから発狂するように音階があがってゆくところがたのしい。そして真っ暗な空間でおっさんが屁をかましてるような、空間がたっぷりで遅すぎるシンセの暴発、そして単調でずれたドラムと信号音のみな最後。
かなり意味わからないです、たのしい。


カセットテープで聴け! っていうのん、こちらが採点したならふたりとも0点です。いつのまにやらけっこう回数いってて驚いたけれど、はじめはカセットなことに触れはしてたのんがまったく触れなくなってて、もう。CDを聴け! でもかわんないですよ。カセットの足を引っ張るのはやめてほしい。そしてわたしはカセットテープのなんなのか? 友達なのか? 親戚なのか? くらいのかんじですが。いや、友達、恋人くらいなかんじはあるけれど。
片方がカセットリリースっていう項目でカセットレーベルがようやっとだしてBandcampにまぎれてるレコードも気づかずあげてしまってたりなひと、つまりカセットできいてるフリなひとなんで、しかたがないんだろうけれど。片方はカセットたくさんだしてはるひとだから、そのひとがかくっていうのはすこし意味はあるけれど。この記事しるきっかけな関わってるひとは好きなんだけれど、Sillyはキライだわ。
と気持ちのよい休日の朝から文句ですいません。こういうのんって、どちらにしろ、反応したら負けみたいなもんだけれど。
夜はBLさんでHelmのインストアーDJゆきます、よ。

2016年5月20日金曜日

K/A/T/O MASSACRE #71でのGloomyのこと

きのうの。
K/A/T/O MASSACREのこと、きのうかくはずが最近は年老いたんでお酒飲んだ日は帰ったら寝てしまうっていうじぶんへの甘え。
きのうは、中目黒でのdublab.jpでの食品さん、サクマさん、そしてTATEWAKIの放送と、K/A/T/O MASSACREでのGloomyをはしごするつもりだったんだけれど、見事に時間がかぶってしまい。泣くほどに迷ったけれど、土曜にお会いしたとき、ぜったいGloomyみにゆくねと加藤さんとおはなししたので、そちらを。
はいったら、今週も盛況で。すごいよね。平日なのに、毎週なのに、ずっと盛況って。加藤さんの人柄がなによりだとおもいます、なのででる側もみにくる側もたのしいっていう。
いってちょっとたったら、Gloomyはじまりました。背が高いおっさんが真ん前にいてしまってごめんなさい。
Evian Volvikらとともにけっこうちゃんとどこの場にも足を運んでる姿をみてるし、BLさんへもちゃんと通ってるし、そういうのんがいっとうえらいとおもう。時間がないとかお金がないとか言い訳になんない。これまではあいさつ程度だったけれど、こちらがBL TVではなしてるのみてくれておはなしするようになりました。つまりこちらのイメイジは変態っていう。ライブをみられるのははじめて、いや、LSTNGTのんできけたので1回半目くらい。


シンセとサンプラーとラップトップにiPhoneな機材。
不穏でゆったりなんだけれどはじめっからシンセの音がゆがんでてよいし、後半の高音が振り切れてるところがさらによくって、もう。soundcloudやCONDOMINIMUMのカセットテープできいたよりも、もっと暗黒で、音も攻撃的なんだけれど、曲に独特な間というか時間の流れ方があって。
振り絞る声と、ゆがんだシンセ、そしてそこに早急すぎない曲の早さにと、ふしぎなバランスがよい。
ドラムマシーンっぽいビートに重なるあらかじめな声とヴォーカルの曲とか、かなりはいりこんできいて、いっとうまえでゆらゆらとゆれてました。うしろの若ものたち、こちら邪魔だったでしょ、ごめんなさい。
染めきった長い髪なヴィジュアルもかっこいいし。
西川社長がKedrっぽさもあるといってはったけれど、いまいっとうあついところへ例えられるくらいによかったです。
動画はInstagramへあげてるんで、そこでみて。

などとかいてたら、あした消すっていうあたらしい音源をあげてはって、それがノイズと呼吸と打撃の入り混じったものすごいもので、鳥肌たちました。めちゃくちゃよかったライブなあとに、そういうのんすべてを更新してきて、すごいとおもう。ここ1年くらいは東京がとなってたけれど、じぶんで音をつくってるかっこいい女子がすくなすぎる、とずっといってたので、みききできてほんとうれしかったし、これからがたのしみです。

そしてそのあと、パッチさんのDJ。なんやかや、いっつもこちらがいったころには終わってて、きけてなかったんだけれど、音と同化した激しいDJでびっくりでした。あそこまで熱く入り込んだDJみたのってひさびさ。

西川社長と知らない方といっしょに外へでたんだけれど、あいだにいる西川社長が電車に乗らずに歩くといいだし、放り出されて人見知りなわたしは困ったんだけれど、おはなししてみると、ナイスショップスーさんにzineを置いてはる方とわかって。ナイス!! このイヴェントはなんかいろいろとつながってたのしいです。K/A/T/O MASSACREは毎回なにかしら起こりすぎてて、いまこそPOPEYE取材へくればよいのにっておもう。




LSTNGTなときの動画も。

2016年5月18日水曜日


Siobham、とハム化してるけれど、このコンピレーションの人選はあまりにうれしい。
60本だって。みんな急いで買って!あんま売れてないけれど。
ブログだともっとかいてもよいんだけれどね。Twitterやらインスタグラムやらでは届いた写真だけで、意識的に音やら買えるところへのリンクは貼っつけないように1年くらいまえからしてまして。
だってカセットテープってすくないから画像やなまえをみて、これでたんだ、って必死で検索してたどりついてなひとのところにいきわたってほしいから。なんでも簡単なのはつまんなくないですか?

あした、困った。
中目黒と幡ヶ谷、はしごしようとおもってたら、はしごできない時間なかぶり。
TATEWAKI東京デビューみたいし、ずっとみられてないGloomyのライブもいまのK/A/T/O MASSACREでみたい。あした、ぎりぎりまでBLさんでビール飲みながら悩みます、ね。

2016年5月17日火曜日

Takao “V” (Svel Tapes)


サボりまくっていた。
心をいれかえ、きょうからちゃんと更新を。ちゃんとかきたいことたまりにたまってるんだけれど、どこからかけばよいのんかわかんないので、さっそくきょうの届きもののことから。
ナイスショップスーさんから3本届きました。3本一気にかけるかしら、とおもったけれど、はじめにきいたのんが心地よすぎて、もう眠いので、そのことだけ。



Takao “V”
Svel Tapesから。ここ、知りませんでした。シールついてる。
きょねんのしー没さんなときのピケルスでArai Yusakuさんのあとでめちゃくちゃ心地よいアンビエントやってて気になって。そしてちょっとまえのIN HAではDJ Soybeansのサポートやってたり、そしたらカセットテープなリリースが。

A面はじめ。
立体的なうっすらノイズがまわりを旋回するなか高い音の点が心地よくつながってゆき。後半の高音持続音が脳に直接きて、意識が飛びます、こういう展開好きです。H. Takahashiさんのにもこういうかんじあって。
そのまままっすぐアンビエントですすむのかとおもいきや、おもしろいです、がさがさとはがれおちてゆくようなコラージュ感、ぶつぎりではなくあくまでも持続しているようなぎりぎりなかんじがかっこいいです。
心地よすぎて、4曲てかいてるけれど3曲しか判別できてない気がする、もう1回ききながら眠ります。

B面。
ぶつぶつと鼓動のなか、はがれおちるアンビエント。イメイジのなかの郷愁と目のまえの現実をいったりするような感覚。
ふわぁとギタードローンのような爪弾き感あるアンビエントに、ビートになりきれない鼓動がかさなったり、かすかに噴出するかつかついうノイズ質な音だったり、細やかなズレが随所にで、B面も心地よさとそれを邪魔しないぎりぎりなしかけがたくさんで、ステキです。
最後の曲も、ぶつぶつとこっそりとわきたつノイズななかのはかないゆれが心地よい。

ものすごくカセットにあう音、アンビエントによりすぎず、しっかり立体感もあるし、とてもよいです。ラジカセできいたときの部屋への音の粒子の広がりかたがよい。
まっすぐアンビエント、そして物音系が好きな方、両方ともがきけるかんじ。
またライブみたいですみにゆきます。



2016年5月16日月曜日

MASSAGEでのDIRT ON TAPE第4回


すこし。
遅くなりましたが、MASSAGEでのDirt On Tape第4回、かかせていただきました。


今回もanccoさんの淡くカラフル題字。
文化系女子のための現行カセットテープ入門、という意識でかいてるんですが、女子はみてくれてるんでしょうか。5人くらいでしょうか。そしてもう入門でもなくなってきてるし、来月はもうそろそろ濃ゆいところをとかおもったり、なんとか踏みとどまろうかとかおもったり。

タイトルは、我らがカセットテープ唯一神Brad Roseがやってたコラムからです。
Factでの毎月のベストなカセットが数本あげられてたのん、それをみながら毎月必死で追ってました。それがあったからいまこんなかんじでかかせていただけるようになってるっていう。そしてシーンから身を隠してしまったんだけれど、やっぱりその意志を勝手にうけつぎたいとおもって、こういうかんじでかいてます。
入門なレーベルのところと、ベストなのは深いところ。数人でも、これを読んで現行なところをきくようになってくれたらうれしいし、もうきいてるひとも、それよかったんかいきいてみようとなってくれたらうれしいです、よ。

おおよそ、現行な、っていうことについてはいろいろあるんやもだけれど、カセットテープの身軽さ、Jカードのアートワーク、そしてレーベルのあり方などがいまなかんじのところのを。
だからバンドだとかのはきいてもとりあげないです。

あと、カセットテープはなくなるのがはやいので、上半期、年末ベストだと遅すぎるんです。記事をよんで、これよい、とおもっても、もはや売り切れてるっていう。だから、月1から隔月くらいがちょうどよいのかしらとおもっていたり。

現行のカセットテープをたくさん買ってはるひとはふえたし、その場その場ではリリースのことをかくひとはいるんだけれど、まとめてかくひとってすくなくなっちゃった。
カセットに限らず、その月のよかったものくらいでいいから、かくひとふえてほしいな。そういうわたしも更新頻度がすくなくなってて、ダメなんですが。
リリースされて届く前とかになんでもかんでもかいてるのんは読んでもつまんないけれど、それぞれがちゃんと買ったもののことについてじぶんのためにかいてるようなことばが好き。それが文章としてまずかったとしても。
批評っぽいものは読むの好きではない、もっとそれぞれのおもうところがまっすぐにでてるかんじが好き。
なので、そういうところから、はじめてみては。そういうのをたくさん読んでかいてきてな世代だからそうおもうのやも知れないけれど。年齢とかではなくやってきた世代っていうかんじ。anchor songも復活しててうれしいです、よ。
うえの画像からわかるとおり、わたしのPCはもうがらくた。IntelはいってないMacです。もう10年くらいつかってます。DOMMUNEはみられないし、Soundcloudはきけないし、すこしまえの変更でPaypalも表示できなくなっちゃった。そんなでも、ブログはかけるしzineはつくれます、よ。

三宿WebでのSOLIPSISTICのこと


きのう。
三宿WebでのSolitude SolutionsのイヴェントSOLIPSISTICへいってきました。
今回のイヴェント名は何回かいても頭に指にはいんないので、たしかめながらかいてます。

すこし労働先へでてから、仮眠をとって備え、23時半な開場時間ちょうどに着いて。BLさんでビール飲んでRendez-Vous買って渋谷で暴動に巻き込まれる予定でしたけど、そこそこおっさんなんで朝までもたないので......。

はいったら、HelmのLukeがいて。もちろんあいさつして。海のむこうなひとの友達を紹介されるんだけれど、英語でなにかしらそのひとのこと冗談まじりに紹介をしてくれたようで、Lukeとふたり、はははははと笑ってたんですが、わたしは理解できずで、Lukeをスベらせてしまいもうしわけなかった。
24時くらいにはぞくぞくとひとが。客層は海のむこうのひとおおめ。Forestlimitなときみたいにハードコア界隈のひともいたり。

はじめはSuburban Musïk。
お互いの腕に蝋をたらす儀式からはじまって、みんなが大好きだったコペンハーゲン感。いや、いまのも好きだけれど。Webのあのこもったスペースにあってるよね。そして安定感すらでてきてて。かっこいい。このままどんどん広がってほしい。でも、安定感ですぎてるやも、あたらしい展開がもっとあっても、とおもってたら最後の曲が高音なけっこう澄んだシンセはじまりの穏やかな曲で、この子たちはかっこいいとおもった。

UltrafogのDJ。アンビエントからはいって終盤には暴力的すぎるテクノになってて、ライブもそんなかんじだし、性格でるなと。かっこうよかった。集中してきいてるってかんじではなくって、すいません、今回、DJなときはけっこう飲んだりしゃべったりしてましたん。


そして、Rottenlavaのライブ。
IN HAなときはかなり驚かされたんだけれど、なんかいろいろと吹っ切れた感。
はじめはノイズドローンでまわりを靄まみれにして。おい、演奏してる真ん前に海のむこうのひとたち一団がいてみえやしねぇ、とおもってたらおもいのほかはやくノイズの靄をうちやぶってきて。
荒い打撃の反復ないま大好きなEnrique系テクノ。そこにきんきん高音とぴぴぴぴいう音も重なってるのがとてもかっこいい。で、その真ん前つったってRottenlavaの姿みえなくしてた海のむこうのひとたちがみんな踊りはじめてっていう。そしてYyokkeさんもそこへ突入してと、おもっていなかった盛り上がりで。Rottenlavaでみんなが踊ってる。界隈のほかおひとがまっすぐ音をきいて踊ってっていうマサカーでのLSTNGTのような。
前回のWebが1ヶ月半くらいまえ、そのときはちょっとノイズとのバランスが、だったけれど、しっかりとあわせてきたし、ものすごい速度で更新してて、すごいです。
あのあたりではいっとう長いやりとりだし、追ってきた、そして好みがかわってゆく方向も近いしと、おもいいれがあるっていうのもあるけれど、ほんとかっこよかったです。そしてすこしはやすぎるんだけれど、おめでとう。
で。ライブが終わってうしろを振り返ったら、TATEWAKI!

サクマさんのDJ、やっぱりMetristかけてくれたかっこいい! となりながら、いろいろとTATEWAKIと話をしてました。
なんどかの塩辛アボガドサンドへお誘いを断りながら......。

そしてHelmです。
Forestlimitもよかったけれど、前後がわたしDJだったため、やっぱり集中してはきけなかったん。
なので、もういちどみききできるのうれしいし、西川社長が激しめでと依頼したらしく、しっかりこたえて激しめでした。
ゆったりとなアンビエント、そこに光がかすめるように高音も反復、その高音の光のかすめるあいまがどんどんとつめられてゆき、その光も強くなり、いつのまにやらたっていた地面は瓦解し、光につつまれて浮かんでる感、その浮かんでるはずなのに地響きとなにかしらを打つ物音ともに、ものすごいうねりで暗黒なセカイにうずめられ。地響きがやんでうずめられた先はもはや天国、でも少しのサイバー感。高音の電子音のまたたきは耳にではなく直接脳につきささって、その反復と先ほどよりかはやわらかいノイズで、こんどは地表ではなくこちらの肉体を瓦解してくるような。そして残ったのは魂のみ、なかんじになりました。そんなかんじ。
狭くこもるかんじの場所なのと、激しめ意識だから、ノイズのかんじがものすごかった。ただ轟音な破壊的なノイズではなくそこに高音だったりな救いの光も一筋あたえながらもそれすら脳につきささってきてと、幾重にも重なって。やっぱりすごいな。

ばっきばきだったりけっこう暴力的なかんじのイメイジだったSlyangleのDJはかなりHelmに寄せてきてて、すごいなとおもってたらネクストテクノリーダー、IN HAのRaftoがはじまって。
場所なのか、意識的なのか、はじっめからかなり攻撃的だし、音の質も鋭利に粗っぽく、それでいていつも完璧すぎるとおもう構成力で、この日もものすごかったです。ほんと、なんかすっごいところからいきなりレコードだしてもなんのうたがいもないくらいなんだけれど。たのしみにしてます。

Helmとサクマさんがいろいろとはなしてるかんじやら、Rottenlavaの突抜感やら、とちゅうContactから流れてきた酔っぱらい集団やら、そしてTATEWAKIやら、921さん、加藤さんもいらっしゃったり、西川社長が終始たのしそうだったりとか、いろいろとたのしかった。
で、SlyangleDjな途中で、わたしは労働があるため、土星のひとといっしょに始発狙いでジェイアールまであるいて帰りました。大橋あたりのながめはまだちょっと胸と胃にきゅんときます、よ。

Helm来日で。わたしもForestlimitのほうでかかわれたこともあって、しばらくはお祭りだったんで、すこしさびしい、けれどなんかそこにかかわったひとたちみんながその期間のあいだでもものすごい更新されてとこれからがたのしみです、よ。

写真は暗くってほとんどダメです、ごめんなさい。

2016年5月14日土曜日

4月の買いものリスト buying list April 2016

4月の。
買い物リスト、月末からなばったばたでおくれてました。
おそいなとおもってたのんが5月にはいってからまとまった届いたり、DJのことかんがえすぎたりで、すくなめ。
この月よかったものについてかいたのんはMASSAGEさんでもうそろそろでるとおもいます。

買ったもの。


カセットテープ
Wetware “s/t” (Primitive Language)
Liquid Asset “Colony Denied” (Primitive Language)
Valise “Zero Copula” (Primitive Language)
Nick Klein / Enrique “Every time you wish it was louder an angel loses their wings” (Angoisse)
Ñaka Ñaka “5 Piezas” (angoisse)
Airport “Lorde Playlist” (Afternoons Modeling)
Maaker “As My Sky Fades” (Afternoons Modeling)
Gobby “No Mercy Bad Poet” (DFA)
JS Aurelius “Goofin' Drones” (Alter)
YPY “The Rusted U.F.O” (birdFriend)
Breathinbg Problem “Bed of Sex - Pit of Tar” (Materia Productions)
Wort “Red Hand” (End Result Productions)
Deflector “Idea Man” (End Result Productions)
DJ David Coquelin “100% PRROMO!” (Editions Gravats)
Demonstration Synthesis / M. Salaciak “DS16” (Entr'acte)
o . o துஈசிதிசி திஇல்டூ “Trainable Jukebox II:MAgical Lemurism” (Powder Hearts Records)
Mukqs “石の上にも三日” (Apothecary Compositions)
RSS B0YS “Y00R00B B0TH” (New York Haunted)
食品まつり aka Foodman “EZ MINZOKU” (Noumenal Loom)
Ethereal and the Queer Show “FAIRY SUPER CRYSTAL BLUE” (Noumenal Loom)



レコード
Holy Motors “HEavenly Creatures / Running Water” (Wharf Cat)
Engame “Savage EP” (Purple Tape Pedigree)
Noumeno “Exosomatic Artufacts” (Portal Editions)
Kedr Livanskiy “January Sun” (2MR)
Twins “nothing Left” (Clear USA)
Babyfather “BBF Hosted By DJ Escrow” (hyper Dub)
Rosen & Spyddet “Springet Som Symbol / Heroine, Kvindelic Triumf” (Death Shadow)
High-Functioning Flesh “Human Remains” (dais Records)
DJ NJ Drone “Syn Stair” (Purple Tape Pedigree)
Dalhous “The Composite Moods Collection Vol.1: House Number 44” (Blackest Ever Black)
P.I.G.S.A.P. “ANTITLED” (self release)
M Ax Noi Mach “On The Edge” (Alter)
Enrique “Please Shut The Door” (Bank)
James K “PET” (Dial)
食品まつり aka Foodman “EZ MINZOKU” (Orange Milk Records)
Gnod “Mirros” (Rocket Recordings)
Puce Mary “The Spiral” (Posh Isolation)
D.Å.R.F.D.H.S. “Förensligandet” (Northern Electronics)
Eli Keszler / Keith Fullerton Whitman “split” (NNA Tapes)
Moon Pool And Dean Band “MEQ” (Midwitch Productions)

CD
Seaver & Witscher “Country Music” (SALON)
Druid Cloak “Lore” (Apothecary Compositions)

いただきもの
カセットテープ
Discoverer “Build A Base” (Overland Shark)
LSTNGT “‘SAD RAVE’ CS Version” (self release)

VHS
Jesse Ruins “L for App” (Solitude Solutions)

2016年5月13日金曜日

きのうのK/A/T/O MASSACREのこと


きのう。
幡ヶ谷ForestlimitでのK/A/T/O MASSACREの第70回にDJで参加させていただきました。
K/A/T/O MASSACREに呼んでいただいたのは2度目です。2度目なかんじがしないです。けっこう遊びにいってるので。

ゆくまえに。
けっこう時間が足りない、そして荷物重いから直接ゆこうかしらとかおもいながらも、やっぱりBLさんへ。なにかするときはここからいってきますしたいんです。
そしたら、Buttechnoのあたらしい7インチいれてくれてた! そう、Helmのときにも流しました、まえのレコード、それくらいに好き。ちょうど、来日も決まってなタイミングだし、めちゃくちゃにうれしい。

ビールを1杯のんで気合いをいれて、幡ヶ谷へ。
開場すこしすぎ、フォレストはいったら、びびった。
もうけっこうなお客さんな数。そして目の前には食品さんにエママウスさんっていう。
そしてどんどんひとがきてっていう盛況っぷり。どれくらいすごかったかっていうと、まだ酔ってなくって本調子じゃあない加藤さんがテンパって出演なわたしから入場料を取ったくらいすごかった。そしてわたしもなんの疑いもなく払ってしまうくらいに。
Where To Now? からな完売カセットテープが! そしてなぜか別のひとのが!


まずはTAKAOKAさん。
『アイデア』なカセット特集なときに声をかけていただいた恩人です。ときどきお店にも遊びにきてくださったり。いまはときどきらしいんですが、めちゃくちゃにかっこよかったです。ポップなところから、けっこうノイズまとったテクノまでと、幅がひろくかっこうよく。もうこの時点からたのしくって。

そしてKΣITOさん。
K/A/T/O MASSACREなときにけっこうDJをみせていただいてて、パッド使いがいつもすごいんだけれど、今回はライブセットで、PCからの電子音にあわせて、ときには声を、打撃音をとサンプリングされたパッドの演奏、ものすごいです。指の動きものすごい。DJなときと同じ雰囲気? とおもってたんですが、DJなときにあとで足される感よりも、パッドな音でつくられてゆくかんじで、かっこよかったです。


akobaeさん。
加藤さんが苦節半年でようやっと都合があった方。はじめにおはなししたときも、akobaeさんのはなしになってっていう。
soundcloudをきかせていただいて、かっこよくって、DJはどんなかんじなんだろうと。
PCで、Mikki Blancoやら、LSTNGTが気づいて教えていただいたんだけれどLorenzo Seniの曲にラップを重ねたりとこまかくおもしろいことしてはるし、たのしいし上手だしっていう。かっこいい若い子たちのなかでいまとくべつかっこいい音を濃ゆくな雰囲気。。
DJなあとに声かけようとおもっていたら、いつのまにか姿が、で一切はなせずでした。ライブがみたいとおもったので、どこかしらでみたいです。

そしてこのならび、すごい。

CVN。
サクマさん、Helmなときにごいっしょして、そのときのライブもかっこよかったんですが、この短期間でまたすごいことになってました。
はじめっからとばしてゆくかんじ、これまでのでいうとYouth Slaughterあたりの声サンプリングにばっきばきなビートが重なって、でも細切れっていうかんじよりもかなりまっすぐばきばきとしたキレのよさ、からの中盤からかなりアンビエントな要素が強くなってっていう驚き。これまでもFirst Distinctionがあいだに挟まれてそういう雰囲気もいっしゅんはあったんですけど、今回のではDream DiscからなPrometheusあたり、それよりももっと音の波があるアンビエントなところに金属質なノイズが押し迫ってきてと。癒しと破壊の表裏一体感ものすごい。CVN名義のライブとしてはこういう展開はなかったとおもうし、それを短期間でもってくるあたり、はやさすごい。
CVNはみられるかぎり、毎ライブみたほうがよいです、よ。更新の速度がかなりはやいので。

H. TAKAHASHIさん。
加藤さんに、誰かでてくれたらよさそうなひといませんかね、とたずねられて、H, TAKAHSHIさんとこたえたのが先々週で、そしたらすぐでした。そう、加藤さんのすごいところって、素早いところ。そういうところがすごいとおもう。
きょねんのEntertainment SystemsのんがTabs Outをはじめいろんなカセット関連メディアの年末リストにはいってたしWhere To Now? からのんはこちらも逃すくらいな早さで完売、そして直前にしー辰からのリリースお知らせっていうアンビエント新星、でありながらアンビエント王道いってる。
ことしのはじめな頃にお会い何度かおあいできておはなしさせていただいて、カセット愛もものすごく。
そして今回が初なライブ。2月なときiPhoneですべての曲をつくってるっていうはなしをうかがって驚いたんですが、ライブももちろんiPhoneでした。うしろにWhere To Now? のJカード感映像、底の前に立ってiPhone演奏。あたらしいすぎます。フォレストは音がよいんで、このスタイルでもちゃんとな音で。
フォレストが地下ではなく深海になったようなかんじ。うっとりと音にしずみこんでいやされ、ときおりの振り切れそうになるぎりぎりの高音に意識をもっていかれてと。心地よかったです。
スタイル、音ともにめちゃくちゃよかったです。どんどんライブやっていってほしいです。
Instagramのほうに音付のもはっつけてあるので、探してみてください。

それぞれがかなり先鋭的なところにいるけれど、絶妙につながってゆくかんじ、加藤さんのブッキング最高だとおもいます。

で、このとき、じぶんの用意せねばってなるまで、わたしも出演っていうの忘れるくらいたのしくって。
だって、サクマさん、Hakobuneさん、食品さんの3人が談笑してるっていう日本の地下のものすごい光景で、それだけで興奮するし、LSTNGT、Evian Volvik、Hegira Moyaさん、エママウスさん、脳Brainさんがおなじ空間にいてわあきゃあなってるって、ものすごい。そして我らが編集長マツダさんもきてくださって。
そしてほんとにPOPEYEをみてきたのでは? っていうかんじの若ものな団体さんがいたり、あと女子率の高さが4割くらいっていう奇跡的な。ほんと、こういうの、男だけだとただの地下の集まりになっちゃうけれども、そこに女子がいるっていうのん重要です。K/A/T/O MASSACRE、ほんとにシーンを作り出してきてるのやもっておもう。

そしてわたしなDJですが、こんなかんじで。
曲中にトツゼンドラムン感あったりつながり。もちろんLSTNGTは流します。You and Iなんですが、きくたびによりサンプリングな声が混濁してズレてゆくようなふしぎな感覚になります。
JESSE RUINSも。レコードがでたんだし、もうライブはないんだからおっきな音でみんなききたいとおもうし、じぶんがききたい。Metristはことしベストに選んじゃうだろうかんじ。Seagraveあたりからでもよいよね、Metristは。DJWWWWももちろんだし、DJ NJ DRONEも最高に気色悪くってよい。そして買ってきてすぐ、まだきいてないけれどどうせめちゃくちゃかっこいいんだろうなとおもってたButtechnoを33か45かわかんないまま流したらやっぱりよかった。無理からにつっこむかんじでJ.R.H.N.B.Rがじぶんのなかでいっとうあがりました、っていうのをもっとうまくつなげられるとよいんですが、ダメです、下手です。ほんと申し訳ないです。Airportはやっぱり音がこもりまくってました。。

そしてナパームさんのノイズにひきついで終電ぎりぎり。窓が開いてて地獄へ向かってるようなノイズの京王新線でLSTNGTと帰路。
たのしかったです。そしていままででいっとうリラックスしてできました。
3月、加藤さんに声をかけていただいてから隔週くらいで表にでて、いろいろと気づけるところとかあったりで、たのしかったです。しばらくはないので、またかくほうに集中しようかと。呼んでいただければラジカセかついでゆきますんでお気軽に。
あと、激モテFalusステッカーなうえにさらにBLさんカヴァーつけながら表にけっこうでたはずなのに、きのうなんか女子率4割なのに、やっぱりまったくモテやしません、よ。

2016年5月11日水曜日


なんで。
こんな文章なのかというと。
仏文な学校通ってて澁澤っ子だったし、ジャンヌダルクが焼かれたとこのすぐ近くにあるフローベールが育った家までたずねたり(医療博物館も兼ねてて死体があってびびる)、いってた学校に吉田修一や長島有らの小説ゼミとかもあったり、後藤明生をとても好きで、小説もかこうと試みたけれど、ダメでした。それでも文学は好きで、小島信夫に着地し、あと髙橋源一郎がとても好きだった、あの子どものことかいた小説までは。そして荒川洋治も学校へ教えにきてて、まわりから思潮社から本を出すひとがちらほらでてきて現代詩もいろいろと。山下清の文章がとても透明で、とかよくわからないことをいって一時期まねたりとおかしなことになったり、町田康と川上未映子は関西弁文がとても好きだったり。小説をあきらめ、ヤケになってそういう経験ぜんぶをぐっちゃぐちゃにしておかしな文章で音楽のことをかくっていうことをはじめたら、もう、こんなかんじでしかかけなくなって、いま。
15年まえは音のことで雑誌やらに文をかかせていただく機会を得れるとかおもわなかったし、いろいろですよね。

かく文章が好きなひとはたいがい好き。LSTNGTにサクマさん、星川さん、lil $egaさんに、TATEWAKIにと。もとをたどると、音のひと、っていうかことばのひとだとおもう。そうじゃなかったら、こんなにかかないとおもうし、いまだに音楽はわかんないし、わかんないからたのしくっていつまでも追えるっていうのもあるけれど。
映画も文字がでるのってきゅんとくる。映像もMatsumoto Nozomuさんのスクリーニングとか、文字のところにきゅんときた。

と、音のことからはなしをそらすのは、頭出しつかれたので、息抜き。
あした、というか日付かわってもはや今晩、K/A/T/O MASSACRE、みんなきて!
先月のPOPEYEにも載ってたし電車あるうちにおわるしっていう、安全安心ですんで、若ものも女子も、みんなきて!
パニよい。ソロのイメイジがわかなかったけれど、めっちゃよい。


SMはなんやかやトラブルあるけれど、強い。曲がよい。
NCT Uも曲はExoな雰囲気でよいんだけれど、Exoがでてきたときみたいにきゅんとこない。40人がいれかわりっていうのんであらかじめ途方にくれてるからかしら。





NCTならBTSのほうがきゅんとくる。




HelloVenusもやっぱりこの路線なほうがよい。メンバーがかわるまえのほうが好きだったし。レコードに長いスケボー。




あと、心が狭いので、f(x) 好きすぎるので、男の顔にすげかえたのん、許せません。ずっと好きではなかったけれどもやっぱり好きではない。

きょうDJでいつもよりかはたくさんここをのぞいてくれるだろう日に、わたしはさっきからなにをかいてるんだ。
おじいさんが。
ぶつくさいってたけれど、セキハラくんの反応をみて、若ものかっこいいっておもった。
大阪のひとたち、一切無視でよいとおもいます。反応なんかしてやることすらないとおもう。
拡散すらする必要ない、っていうか反応してるひとので知ったくらいだし、かいてることさかのぼってみたら、こちらのブログよりもみてるひとすくないくらいなんだし。
おじいさん、HelmかImaginary Forcesをみにいったの? っておもったり、先端っていってるけれど、Machine WomanがYerevanがっていまかいてて、まわりの若ものはもうずっとまえに知ってるよ、とかおもうよね。
わかるのよ。こちらもそこそこおっさんになってきたし。きのうかいたみたいに、遅くなってる、っていう自覚があって。だから振り落とされないように、若もののあたらしい動きとかを上からじゃあなくって、ちゃんと教えてもらうかんじで、っていう自覚がだいじだともおもってて。そのうえで好きなものは好き、きらいなものはきらい、わかんないけどかっこいい、あといえることがあるならはっきりと正直と。
ただ若ものすべてが、っていうわけでもなく、そのリンクやら音源がただただかいてるのはつまんねぇっていうのは、同感だともおもうけれど、それって若ものがとかいう問題でもないしね。
大阪も東京もつながってきたし盛り上がってるしたのしいので、怒る暇もないよね。いまを、未来をいきてるってそういうことだとおもう。

2016年5月10日火曜日


Twitterで。
最近、つながった方から、discogsでこれ500USDついてるって知って。

1ヶ月分のカセット代になるやん、わたしも売ってしまおうかしら、といっしゅん心がぐらつくけれど、それやっちゃうとなんか逃げてしまう気がするのでしないけれども。すごいな。
きのう、ちょうど1080pのなかのひとが、あそこからのん80USDででてる、っていうはなしをしてて、すごいな、とおもったけれど、桁がちがった。
どうしてもほしい、っていうのもあるけれど、買い逃してしまったものは縁がなかったのだと、けっこうあきらめる性格で、でもTomentosaはときどきみて、あっ、ほしかったやつやん、とおもって、1本だとあれだからあと1本くらいなんかと探してるうちにout of stockっていうことがたびたび。
ブロガーなのに。
DJばかりにうつつを抜かしていてすいません、いや、実をいうと古書店員ですけど。
Helmのときので暴力的なテクノを流すと収拾つかなくなるということがつくづくわかったし、そこらへんを流すのはけっこう満足したので、あさって、というか日付かわってあした水曜日はけっこう原点に戻って、ヘンでかっこいいとおもってるものをながそうとおもいます。カセットとレコードで、っていう時点でヘンですが。そんなに、このふざけたやりかたがつづくとはおもってないし、緊張もだいぶましになったし、こんどはとてもたのしめそう。そう、これまではいっぱいいっぱいすぎました。
これ終わったら、しばらく予定がないので、きてくださいね。しばらくあとな8月に。そう、Helmなときの転換のをきいてくれてお誘いが。うれしい。まだまだ秘密。

あと、4月の買い物まとめをすっかり忘れていて、曲選ぶあいまにちょこっとずつかいてるけれど、Airport、Gobby、Mukqsでテクノによってた耳が引き戻されたかんじ、いや、更新されたかんじで、とてもいまよいです。
曲を選びながら、ロシアとブルックリン女子もうっすらつながるなとか気づいたり、Jesse RuinsとDJWWWWもこれってここおなじサンプリングなのかしらとかおもったりとか。LSTNGTと、ちょっとおもいだしたことがあるのでMagic Fadesをききなおしたんだけれど、LSTNGTもじぶんでうたえばよくない? とかかいたらまたなんか難題をふっかけてくると悩まれたらこまるのでただ軽くおもっただけです。
こんなかんじで、選曲っていう作業もいろいろと発見あってたのしかったりします。PCがまともなのに買い替えられたらミキサーもあることだしミMixつくりたいなくらいに。日々のカセットで、貯金ができないので、おおよそまったく先になりますが。せめてIntelはいってるMacにしたい。ほんとなんにもできない。

そうそう、サクマさんがあげてはったけれど、J.S.AuleliusのMixにVia Appちゃんがはいってるのが、よいな。Via Appちゃん、インディにテクノにと、ほんとかっこいいとこぜんぶとつながる。Primitive LanguagesとかMore周辺のテクノにEBM、ヒップホップに、エクスペリメンタルなところにと、全部が交錯してて、でもお互いの雰囲気の共有感とか、かっこいいな。K/A/T/O MASSACREって、ばらっばらにおもえるけれども、加藤さんがめっちゃかんがえて、つながらなさそうでなんか絶妙につながるブッキングしてくれるし、実際にその場でなにかおきてるかんじが味わえるので、すごいなとおもいます。実際、客が5人くらいな日もあったりだけれど、つづけることって偉大。
このまま濃ゆいかんじでつきすすめば本気でなんか起きそうな雰囲気があってたのしい。
今回ので、ひとり知らなかったakobaeさん、音もイメイジもかっこいいし、じぶんでフライヤーな画像までつくってるあたりとかよいなとおもう。
そして、H.TAKAHASHIさんも、セカイが注目してるアンビエントな方だし、たのしみしかない。

Orange Milkの今回のバッチもすごい。JulienってWasabi Tapesの『美しい』の♥ julien ? とおもってたらやっぱりそうで、今回のではいっとう好き。立体感と、空間づかいからのたたみかけてくるかんじ、そしてこの音づかいでメタル感まで重ねてきて、すごい。
M征爾もひさびさにきくけれど、Orange Milk意識でつくられてるんだろうなっていう、進化しててよかった。

と、まとまっていないことかいてすいません。
なんか、かかないと。リハビリテイション。

そう、こちらを読んで、よいとかいてくれてはるところがあって、うれしいです。
でも、じぶんでも、しごとが忙しくってブログをかけてなくって思考がまとめられないからか、カセットを最優先にしてしまってるからか、ちょっと遅れてきたなというのもわかってて。かいてくださった方のほうがすごく先いってるし、真摯だし、哲学もあってかっこいいですよ、とかおもったりしてます。ほんと、すごいところへいるので、また表へでてきてほしいなとおもったりしてます。あなたがおもってるよりも、たくさんがあなたを大好きだとおもうし、たくさんが味方だとおもう。
あと、しー没さんがきょうはたくさん元気そうでよかった、とか最近、わたし自身がエモくなってます。エモい、ってことばは死語ですか? つかったの2度目くらい。