2016年9月27日火曜日


タックのはいったワイドパンツをむかしヤンキーみたいに履くとか、ベルトに通せる部品がついてたので実際にポータブルプレイヤーを腰に装着して歩くとか、最近、かっこうがおかしくなってきてて、たのしいです、よ。

マツダさんに。
ことしのうちに彼女ができたら高級ポータブルカセットプレイヤーを買ったげるといわれてて、夏にはV8さんから彼女できたらお寿司おごったげるといわれてたり。
よくかんがえたら、こちら、まったくリスクをおかしてなくないですか? できなくっても、なんもない。いただいてばかり。それならBorderにタダで原稿さしあげます、とかおもったけど、もとからタダなんで意味がないし。なのでこちらもリスクを。
ことしのうちに彼女できなかったらDJ引退します。めちゃくちゃにたのしくなってきたところで、引退。
NN社長から、そろそろカセット好きなメンヘラ女子が店に突撃してくるとか起こるんじゃなないの? と予言されたりなので、だいじょうぶだとおもいます。がんばります。

10月2日日曜日は渋谷のOTOで



おしらせ。

もうこんどの日曜日!10月2日、渋谷OTOでのCNDMM#4。
CVNサクマさんがキュレーターなイヴェントで、わたしもDD+DでDJさせていただきます。

トツゼンですが。
ながらくDD+Dとして活動してきたんですが、この日で解散します。
Dのほうはこれまでつねに覆面をかぶってのDJでしたが、今回は素顔でのDJとのこと。
最後の機会です。みんなきて!

2016年9月26日月曜日

Circus TokyoでのPatricia、Jahiliyya Fields、Inhalantsのこと

きのうは。
Circus TokyoでのPatricia、そしてそのふたりのInhalantsのライブへ。
Opal Tapesからカセットをリリースして、そのJカードの雰囲気となまえからはじめは勝手に女子だとおもいこみ、おぉ、女子なのに暗黒でしぶいテクノやってるな、とおもっていたんだけれど、すぐさまメガネなおっちゃんだと知り、さらにライブまえにおとずれたBLさんでの写真をみたら、これまでにみたよりもけっこうおっちゃんで。はじめに女子とおもっていたときのときめきをかえしてほしいとかおもいながら。
BLさんから伊郷くんといっしょにあるいて、Circusついたのが23時過ぎ。はいったらIN HAのSakurai MariちゃんDJで、Mariちゃんのんをこんだけの広さのところできけるのははじめてで、テンパッたいうてたけれど、ばきばきなテクノ選曲、ティー・シャツふくめて、かっこよかった。



Slyangleの真ん中女子の空間抜けかけごえみたいなんの曲名こんど教えてほしいなとおもってたらTATEWAKIきたけどすぐ帰った。
社長(厄年)とか土星のひととかとおはなししてるうちに2時でJahiliyya Fields。

Jahiliyya Fieldsを買ってなかったんで、Plimitive LanguagesからなWetwareのひとだと知らなかった、カセットもってきたらよかった......。
マイクの先にプラッチック? な板をつけて、そこに声を投げかけたり、その板をぶんぶんふりまわしてしならせて音をだしてっていうおもいきりエクスペリメンタルなはじまりで不安感いっぱい。で、そこからちゃんとビートが、ってなってくるんだけれど、すぐにつかれてしまい、スモークむんむんだしなんかどこも暑いか極端にさぶいかだし、フロアでお酒飲めないし、しんどいです。条例だとかいろいろあるんだろうけれど。


3時からPatricia。
ライブな動画はみてて、モジュラーシンセをつかいこなした暗黒なテクノでたのしみ、とおもったらはじめっからこもった質感なんて一切なしでアゲまくりで笑ってしまった。
音がかなりクリアだしビートははやめだし、で、そのビートのあいまをシンセの暗黒な音がみたして、またつぎのビートへ、ってかんじだけれどビートじたいにそんな変化はなく、まさかなちょっと南国感ある高い音のシンセのまたたきやら、女子ヴォーカルなディープハウスっぽいかんじもあったり。ここでマル君がうれしそうに、いまのうたのんスベってましたよね、とかけよってきて。でもマル君がずっとたのしそうなんでつまりちゃんとかっこいい。最後の10分くらいがようやっとPatriciaってかんじのゆったりめなビートと暗黒シンセのくぐもり感で、なんか予想外にまっすぐ踊りまくるためのテクノやってきて、びびってたのしかった。

Inhalants。
ワニのん、わたし逃してまして、でも暗黒なゆったりめな、ってすこしな試聴でおもってたんだけれど、大笑い。
まさかなPatriciaはマイク握って変調声で、そこにかなりはちゃめちゃなビートが重なって。ノイズがかったり、高すぎて拍子抜けするような音の質だったり。変調声の叫ぶのかしゃべるのかな中途半端感
もたのしいし、おなじOpal TapesからのでいうとCloudsくらいの暴走テクノもあったりしながら、変調声は吐瀉感だけでなく、かわいらしい女の子声にしてみる曲もあったり、Jeは両手開けてシンセをいじるためにキャップにライトをしこんでいて、それがなぜかふたつで目からビームをはなってるみたいだし、ときおりなぜか天井の方むいててさらにビーム感増してみたり、最後のほうはがっつりサンプリングな会話がつづくところへさらにPatriciaの中途半端変調声かさねてきたりと、終始このおっさんたち朝の4時からふざけまくってるたのしい、ってずっと笑いっぱなし踊りっぱなしでした。始発で帰るためにとちゅうで抜けるつもりが最後までいてしまった。

終わったあと、IN HAの3人とInhalantsのふたりとわたしで記念写真、そしてサインいただいたり。IN HAの3人はそれぞれがとくにふたりと関係ないその日きてるティー・シャツにサインしてもらってて、たのしかった。わあきゃあなってるとBLさんで売られていたInhalantsの未発表曲CD-Rをだしてきて、その場でシールはったりはんこおしてくれたりで、くれました。変調声もはいってとけっこうライブのかんじで、とてもよい。






きのうはBelgradoもあって、くるかなとおもってた子たちもおおよそそこで燃え尽きてで、おもったよりもひとにあわないなとかおもいながらも、はしごしてきてたセキハラくんのティー・シャツがやぶれてたりで、そりゃあこれないわ、っていう。わたしも深夜へのはしごは無理なんでこっちきました。みんながゆきたい、迷える夜があるっていうのもよいな。いや、かぶらなければもっとよい、けれど。

2016年9月24日土曜日

V.A. “SOLITAIRE” (Solitude Solutions)



V.A. “SOLITAIRE”
Solitude Solutionsからなあたらしいコンピレーション。大阪で手に入れてから、9月はいっとうたくさんきいてます。
ここまでひとつのレーベルの、その周辺のライブに通って追ってくということがなかったので、というか日本のをこんなにきいてるっていうわたしの変化、いや、わたしだけじゃあない、しれっとNISENNENMONDAIとかPOWDERがBLさんに入荷してるように、ロシアのつぎは日本、アジアになってほしいなとかおもいながら、そう、ライブのごとにみんなが更新していってて毎回わぁきゃあなるわけですが、更新してゆくということはやっぱりその瞬間のわぁきゃあはすぎさってゆくので、いまの時点のこのわぁきゃあを焼き付けたこのコンピレーションはとてもうれしいし、これがまたはじまりの地点であったりで、このあたりにすこし興味が、っていうならきいてほしいな、そしてライブへ。
西川社長の孤独通信vol.3に全員がなにものであるかの解説があるんでそれもいっしょに手に入れて。

簡単にぜんぶの感想。
まずJカードの裏側に、紙ヤスリがついてます。出し入れなたびにカセットがきずつくっていう。


Living Rooms
新潟の歩くBIG LOVE(大阪にもそういうひといる)。新潟なのにBLさん店内でけっこうな回数お会いする方。今週の水曜もちょうどでてきてはった。Varg好き、とのことできょねんのコンピレーションやフェスではもっとアンビエントだったけれど、今回は波紋をひろげるシンセと、ゆったりとしたビート、かさなるシンセドローンは透明なようでいて質感のざらつきがあって、はじまりっからすごくよい。


Daniel Jerk
Ultrafogの別名儀。あの透明ジップロックなレーベルがまだつづいていたならあそこからでててもよいくらいにビートのうえを生々しくのたうちまわるシンセの音。きょねんのライブのときはモジュラーな音はいったいいつなってんだ、ってかんじだったんですが、夏に一気にじぶんのものにしたかんじ。Ultrafog名義のほうもそのモジュラーの点と点がつながってゆきビートのようになったりとかのたのしさすごい。IN HAのふたりはほんとまとまったものをだしてほしいなとおもう。追ってるものとして、日々更新してかわってゆく足跡をのこしてくれるのってうれしいことなんで。

CVN
孤独通信にもあったけれど、もはや説明不能なかんじで、っていうか説明必要ならなんでここにたどりついてるの? っていうかんじです。SOLIPSISTIC2回目だったかしらはじめてライブできけたのって。乾いた打撃から赤ん坊泣き声細切れ感があがります。そして曲の構成力がものすごいあがってるとおもいます。かなり実験的な空間と間とサンプリングの細切れ感からはじまったCVN名義は実験で確実に得ていったサクマさんの間をもちながらよりポップにつきすすんでゆくかんじがかっこいい。


HYPGNO
唯一誰だかまったくわかんないひと。わたしも誰だかきいてません誰ですか。誰だかわかんないっていうのもあって得体のしれない不穏さが音にも。はいまわるノイズ、中盤のがびがびクラップ音なかんじがすごく好きなんだけれど、そのしたで冷たくしずんだ打撃がなってるのとか、すべてが素っ気なくって冷たくってかっこいい。


Evian Volvik
このまえのFaithでの赤い布かぶったライブがものすごかったんですが、いっとう時代との相性がよいのだろうなとおもう。Ascetic周辺とコペンハーゲン周辺はまえからつながってて、そこにChino Amobiらへんもつながってきていて、彼の趣味がそのままセカイの流れ。あいかわらず小声だけれど。マイクってすごい。パワーエレクトロニクス、ってところから軽快なビート、ストリングスのサンプリングの反復にと、昨年末のカセットnあったよい部分をうまくちゃんと1曲にしあげててきてて、すなおにめちゃくちゃかっこいい。22歳と半月。


Tau
女子がひとりいる、ってリリースが決まったときに教えていただいてて、誰かしらとおもったらJESSE RUINSのNahさんソロだった。ひとりでやるってはなしてはったけれど、はやくってびびる。
あんまり女子がとかいったら怒るひとは怒るんだろうけれど、ノイズとビートと打撃感に重なる声の自由さが、完璧に女子で最高です。そしていっとう攻撃的だったりする。ワンガのソンミとそっくりってうことに気づいてからは勝手に身近にかんじています。


LSTNGT
こちらがよけいなことをかきすぎて、狂犬なかんじがネタみたいになってるけれども、このなかでもいっとうまじめっていうとみんながまじめではないみたいだけれど、いや、SSのひとみんなまじめというか好青年だなといまおもったり。ライブでのシンセの音のゆがみとビートがとがっていっていってるんだけれど、そこでこのアンビエント感。すこしの変化の音のつらなりのゆったり螺旋感、そこにふりそそぎっぱなしなまばゆい光、とくに3分?あたりからうっすら放出される高音がかっこいい。DJなたびにLSTNGTの曲をながさせていただいてるけれども、どこの界隈、場所でもかならずいっとう盛り上がるしくいつきがあるので、このままつっぱしってほしいです。


Blackened Organ
DEVIATIØNのセキハラくんソロ。初なライブのときにかいたけれども、選ばれてしまってるかんじ。彼に備わったものを、彼がやるべきことをやってる。ノイズの噴出とそれだけでないその背後での電子音の不穏な明滅だったりおもいのほか展開もあるし、そして声の重ねてきたの迫力がすごくよい。ライブみたら男もほれるよ。そしてノイズなんだけれど、彼のところがいっとうクリアくらいにきこえたり。


Rottenlava
この曲の初演なときの記憶がものすごいのね。海の向こうからの客が真ん前にたむろっててロッテンちゃんの姿がみえねぇ、じゃまだぁ、とおもっていたらこの曲はじまった瞬間、その子たちがめちゃくちゃに踊りはじめて、未来がセカイがかわった瞬間。あそこからあたらしい東京がはじまってるとおもってます。ことしいっとう好きな曲のうちひとつ。Enriqueをきいてもロッテンちゃん?とおもう最近。ききながら街なかを歩くと、すれちがうおっさん全員をなぐっていきたくなる。
まえのカセットでもそうだったけれど、ロッテンちゃん、録音されたものになるとすこし音がこもってがびがび化。ライブだともうすこし冷たさと高音のところにめりはりがあります。インターネットをもうすこしうまくつかって、海のむこうからレコードでだしてほしいし、大阪以来あってない!


Naliza Moo
眠ってはったため、ここ2年くらいでこの界隈をちゃんと追いはじめたわたしはNONなときにDJをきけたくらいで、音源をきくのははじめて。このややこしい(よい意味で)音な面子のなかでの潔さ。太いキックにささやかすぎる随所のアクセントによいです。ライブがみたいな。

Rafto
ネクストテクノリーダー。もう完璧です。常に完璧。1音1音だけ考えるとけっこう地味でクリーンなかんじなんだけれど、組み立て方が完璧すぎる。Opal Tapesとかすっとばしてもっといってしまいそうな可能性をかんじるし。ライブなときは新機材で動きにライブ感増してて。おとなしそうでいて大阪まできてしまう熱さ。暴発するのを操れるようになったUltrafogに、完璧なつくりのRafto、IN HAってよい並びだとおもう。なので、まとまったのんをはやくきいてみたい。

DUPPSY
Ryuji Watanabeという方らしく、これが初音源らしいです。この界隈にいそうでいなかったアシッド感。というかかなり直球で完成度の高さっていうはじめっからすごいなと。ずぶずぶな展開にすすむのかとおもいきやけっこう軽やかにはずしてくるかんじとか、心地よい。ライブとかほかもききたい。

Suburban Musïk
これまでもよかったんだけれど、わたしもでた各自機材がふっとぶっていう呪われた日のK/A/T/O MASSACREのときのんでけっこう更新してきて、そのなかでもやっぱりこの曲のたたみかけ感はものすごくかっこよく、印象に残ってて(すまないFaithでのライブは一切記憶がない、時間が遅すぎてもうへろっへろで)。SSだけでなく、各所からの愛され感がはんぱないし、彼らがどこかしらからまとまったのんがでたときの東京ってすごいんだろうな、っておもうのでがんばってほしいです。




Bandcampできけるようになったのはよいとおもいます。もので買うひとは公開されていようがいまいが買うだろうし、ものでてるけどデータでよいや、ってかんじなら、きっとそれくらいのかんじでしかきいてくれないとおもうので。これはデータかフィジカルどっちがすぐれてるっていうはなしではなく、あくまでそのレーベルの姿勢に対する反応のはなし。Flamebaitとかよいとこだとおもう、遠くから好きなひとたちをしっかりとみてくれてる。
西川社長がたくさんイベントやって、それぞれもいろいろな方面とつながってライブやDJしたりして、この1年の更新感がそばでみききしていてものすごいし、つぎはもっともっと広がれたならとおもうし、なによりやっぱり海のむこうのひとに届きやすいっていうのが。FlamebaitのCVNなときもちゃんとメディアが反応するし、いま、SSはたくさんなあたらしいひとたちがいて、リリースとかって意味ではまだまだこれからだったりするので、届きやすいのはよいことだとおもいます。
そして、社長が21日誕生日でした。ことしも健康でいていただいて、破産するくらいにレーベルにつぎこんでいただけたら、まわりで追ってるほうとしてはたのしいです、よ。

かこうかこうとおもってたけれど、なんやかやいそがしすぎて、こんな時期に。
CVNのほうもすこししたらかきたいです、よ。

2016年9月23日金曜日

Bonoboからな放送なdublab.jp “Music & Tape Exchange” のこと


きのうは。
Bonoboからな放送なdublab.jpのイヴェント “Music & Tape Exchange” でDJさせていただきました。

dublab.jp、D/P/I特集なときにださていただいたり、ちょこちょことみにいったりで、カセットしばりなDJイヴェント、ということで声をかけていただきました。

ゆくまえにBLさんで1杯ビールを飲んで気合いをいれて。ここから出発したい。
Solitude Solutionsのコンピレーション1曲目なLiving Roomsが新潟から遊びにきてて、会えてうれしい。
そしてBonoboへ。みんなDJな、っておもってたら、中西俊夫さんはラジカセ2台にシンセにマイクにとライブな準備だし、もうしっかりカセットテープ並べてはるし、緊張します。
Plasticsといえば......なむかしの恋愛ばなしはまたそのうち。恋愛の記憶だけでzineをいくらでもつくれる、わ。

マツダさん写真。
21時はじまり、わたしから。
おおよそ中西さんは本人のだったりのむかしのカセット、Don Matterはビートものをつなげてくる、っていうイメイジだったので、わたしは現行カセットテープで、そのなかでもとがってるもの詰め合わせを意識して。せっかくアーカイヴが残るし、遠くのひとにもきいていただけるので、いまカセットではこんなんでてるんだよ、って知らせたいかんじ。
テクノにダンスにとものすごくたくさんカセットでリリースされてるのに、そのカセットでDJするひとなんてセカイみてもほとんどいないだろうし、そのものたちの存在がせつないので、カセットでそういうのん流したい、ってそれっぽいこといってみたけれど、わたしがカセットながさないとわたしのよばれてる意義がないっていう。
でも、ロータリーでイコライザーが全部にかかってしまうつくりで、ほんとどうしようかとおもいながら一切つなぐかんじにならず無理やりで、ひどいかんじになりましたが、たのしかった。
はじめは調子がよかったけれど、death'sなんたらの叫び声あたりから場は凍りついて、そこからBaby Blueのいちばんえぐいところ、RabitとChino Amobiのんでさらに凍って、でもLSTNGTで盛り上がるっていう。ほんとに全員がこっちむいたからね。
終わったあとDon Matterにどうだったときいたら、Crazy! とのこと。
記録が残るっていうのとミキサーむつかしいっていうので、終わったら虚脱しました。座敷でばったり。でもたのしかった。



そんな状態で中西さんのはあまりみられず。でも、ラジカセ2台とつなぎのところがシンセでうまくいってるし、すごいなとおもいました。ライトで並べたカセット選んでる様子が博士っぽかった。そしてちゃんとラジカセ2台もってきてはるっていう、頭が下がります。

つぎはDon Matter。
ウォークマンのむかしなかっこいいのん2台もつかってはって、ミキサー持参、サンプラーで音をときどき変化させたりと、ほんとちゃんとカセットでDJしてはる! ってかんじで勉強になりました。
ビートもの中心に心地よく。途中で1台が壊れてしまって、わたしのV8機をつかっていただいたり。
終わってから、Allied Forces PressとFUZZOSCOPEのつめあわせをいただきました。TABFのときにカセットは買っちゃったんで、ダブりました、誰かさしあげます。


カセット、だけれどやることに好きなものの方向がまったくちがう3人がいちどきにで、イヴェントとしておもしろかったんじゃあないでしょうか。いろんなアイデアいただけて。
数日したらアーカイヴがあがるとおもうので、逃したかたはぜひ。わたしもやりながらどんな風にきこえてるのかよくわかってないんで、きいてみたい。


Living Roomsに、マツダさん、伊郷くんもきてくれて。
LRは新潟だし、伊郷くんは大阪のFalusにもきてたりとか。最近おもうのが、しごとだったりはしかたないけれど、ゆくゆかないって距離とか体調とかではなくって。いや、それもあるけれども実際。星川さんとか岐阜からだし肝臓悪いけれど、8月のんふたつもきてくれたりとか。音自体について語ることはできても、場所について語ることはネットでうかがってどうこうっていうよりもその場所にきてるひとでしか語り得ないわけで、やっぱりたくさんそういう場所でみかけるひとは信頼できるなとおもいます。カトーさんを信頼できるのって、ほんとたくさんいろんな現場をみききして歩いて、じぶんのなかでのつながりで毎週ブッキングしてはって、なまえの並びはぱっとみいつも意味不明なんだけれど、実際にみてきたカトーさんの感覚が前提としてあるから、結果毎回たのしいし、でてるひとも見事にいろんなつながりができて各方面活性化してきておもしろくなってるとか。とかいいながら、今週末はわたしおおよそ缶詰です、原稿やばい。

正直なところ、DJするのん、ラジカセ重いし、ひとまえニガテだしでつらさしかなかったし、どうかんがえてもわたしはライブやDJをみてる側のほうの人ニンゲンだとおもってるし、でも声かけてくれるのはすごくうれしくって、その都度誰かしらなにかしらのためにことしはやってきて、そういうのんがつづいてFAITHあたりからめちゃくちゃたのしくなってきました、よ。声をかけてくださる方々、ありがとうございます。

マツダさんから。
ことしのうちに彼女ができたら、高級なポータブルカセットプレイヤー買ってあげる、っていわれて、やった! となってたんだけれど、よくよくかんがえてみると、その数万するものを賭けられるくらいにわたしには可能性がないっていうことです、か?

2016年9月18日日曜日

TOKYO ART BOOK FAIR 2016のこと


きょうは。
きのうから開催なTOKYO ART BOOK FAIRへ。B-06ブ伊波英里さんの『ジンパーラーいなみ』にわたしのzineをおいていただいてて、わたしがしごとの休みなきょう、できるだけお手伝いとおもいいってきました。

そのまえに。ポータブルなカセットテーププレイヤーがぶちこわれたんで、朝から秋葉原へ。
ラジオセンターの2階のところ、いろんなひとが透明箱を間借りして出品してるところがあって、いったらだいたい8つくらいはポータブルプレイヤーをだしてるところがあります。
いま売られてる新品な意味不明メーカーのんはちょっとつかうのなぁ、とおもうし、でも古いソニーやらパナソニックのんって、どうしても古いのでゴムが伸びてたりでテープのはやさに問題があったりして、オークションだとそのはやさがわかんないから失敗したり、でも見栄えのよい中目黒のお店とかはめっちゃ高価、でもラジオセンターなら動作確認させてくれるし、安価だし。でもよいのがでてるタイミングもあるけれど。
今回はパナソニックのん、デッドストックで日ヤケがあるからめっちゃ安価で買えましたん。音はそんなによいやつじゃあないけれど、袋のフォントとか、当時っぽさがあったり、そこいらできくのには十分だし、なによりデッドストックなんで、はやさが安定しててうれしい。



そこから信濃町へ、教徒増境内、って変換いっぱつだとこうなった、正しくは京都造形大へ。きょねんもいったけれど、入り口のTABFばーんとでっかくなのはよいな。12時頃についたんだけれど、ちょうど伊波さんもきたところで入り口ばったり、迷わずにゆけました。
ジンパーラーいなみのようす。


もうね、ここだけでたくさんzineがあって、ていねいに説明していただいてここだけで時間がすぎてってたのしい。
食品さんのzineが自由でやばすぎる。ペンが紙に垂直にささってて、っていうか無理からに貼っつけてあって、垂直になんて無理だからみてるそばから落下しまくる。さすが、すぐ売り切れてました。

でおはなしして、すこしだけふらっとしてるときにTwitterみてると事件がおきてました。
新宿のDユニオン、中古カセットテープ放出! っていうのんを土星のひとがリツイートしてはって、こういうのんってたいがいMBだったりとかノイズなのがおおかったりするんだけれど、でてるものみてびびった。めっちゃ現行。D/P/IにTorn HawkにChiklette、RabitとChino Amobiのんとか。なによりMacintosh Plusが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ってこれくらいつくくらい。Discogsとかだと4、5万JPYで取引されてたりと、いまいっとう高いカセット。まぁ、持ってるけれど。っていうか、出したひとがわかってしまいそうな、ほんと現行ってかんじの出方で、なにこれ、誰か知ってるひと死んで一気に処分されてる? って本気でおもうかんじ。すべて放りだして走ってゆきそうになるも、この時点でもはやもってなくってほしいものは売れてしまってるので、落ち着きました。

それから。1時半ころにちょっとごはんにでる、っていって、代々木八幡へ。みきちゃんに髪を切断してもらいました。下北zawa客だったころからだから、けっこう長いし、いろいろおはなしきいてやってくれるので、うれしいしかわいい(人妻)
おととい岐阜県民とボブ同盟結成、即脱退、といってたけれども、おもいっきりボブです。
15時半くらいにTABFへ戻ったら、いつも誰も気づいてくれないけれど、さすがに切ったの気づいてくれた。

戻ってふらふらしてたらちょうどいろんな方が買いにきてくださってて。
Grouper界隈では有名人、Grouperの来日なときに全公演まわるけれどもそのときのほかは消息不明な方がまさかなGrouperなとき以外にばったり。そしてFaithでおなじく再開なGrouperのときにいっしょだった方、っていうGrouperつながり。
Borderの最後、4コマでこちらのことかいてくださってるシライケンさんや前回だしてはったanoutaの方とか。BL、Borderまわりの方とか。そしてマサカーなカトーさん。カトーさんがステキなところって、こういう場所にも顔だしてくれるところ。うれしいです。みんなありがとうございます!
角のところにたって、そこを通る知ってるひとに押し売り感。前日にはマイロくんも買ってくれててうれしい!
miyukiさんTATEWAKIな京都の正月な風景コンビ、pooteeさんとウクライナやばいっていうはなしとか、送受さんもきてはったり。送受さん、このまえのBLACK EMPERORだったり、けっこう東京へこられてたりとフットワーク軽いし若いし、かっこいいしと、大阪でいっとう気になる方なひとりです。

目の前で買ってくださった方にはなんかあげる、とおもってOREについてたJカードを切って渡してたりしてたんだけれど(とちゅうからめんどうになった)いちばんアタリだとおもってた小川範子のんをわたしたら誰ですか? といわれた世代間ギャップとか。

で。わたしも売りつけてばかりではなく買い物したい! ってまわるけれども、ものすごいひと、ひと、ひとでした。わたしにはきょう一日しかないんで、とにかく1周して、気になったものを覚えて、あとでピンポイントで、っておもってたけれど、1周後には放心、なにが欲しかったか忘れてしまった。でも、伊波さんところとちょうど真ん前フカーツさんとかいらっしゃる不幸の科学で、いろいろ欲しいのあったんで、買いました。

敬称略、Border3号にもちらっとでてたとんだ林蘭『my private sleep』、HIROOTAS初zine、二艘木洋行『ポイフル的少女』、最後の手段『Go Home』、伊波さんのんと食品さんのんはあとで受け取りに。
真んまえでzodiakミックスCDとzine、送受さんとばったりなときにYukinoise『ADHD issue』、あと京都からきてはったカセットレーベルHogeの方からちらしやらシールやらいただいたり。なんかもっと欲しいのあったけれど、1日だと判断つかない......。

20時までいてBLさんいって、土星のひとにあったら、DユニオンでMacintosh Plus手に入れてはったのは土星のひとでした。さすがです。しかも、2000円くらいだったそうで。ほかにも10本くらい。すごくよい買い物だとおもいます。あといつもなBLさん店内自撮りを忘れるくらいにへろっへろでした。

わたしの反省点としては、あそこでおもいっきり読み物なのもってきてるのってそもそもな間違いおかしてたなっていう。知らないひとは買わないよね、まず。デザインもっとちゃんとやんないと、って。いや、できるのか、わたしはzineをそこまでやるのか、っていうはなしだけれど、買ってくださる方がいるので、もうすこしちゃんと。
あとV8恋愛相談室で、この日しかない! といわれてたけれど、zineを売るとか買うとかのことでいっぱいいっぱいでモテなんてないです、死。

死、ですが、めちゃくちゃにたのしかったです! 声かけて置いてくださった伊波さんありがとうございます!
そして19日まで続くので、まだzineは置いていただいてるのでみんな買って! そしてすぐ燃やして!


あと。
1-37、Allied Forces Pressのところ。カセットテープを買いました。こんどの水曜21日、Bonoboからな放送のdublab.jpで共演な方です。フライヤーもできあがってました。カセットテープしばりのDJな日。あの中西俊夫もいっしょと、どういうつながりやねん、っていうわたしもびびってるわけですが、みんなきて! 遠方のひとはきいて!



2016年9月13日火曜日

Ectoplasm Girls “New Feeling Come” (iDEAL Rcordings)



iDEALから。
スウェーデンの姉妹Ectoprasm Girlsの新作 “New Feeling Come” がでました買いましたききました。
きょねんは姉妹それぞれがソロだして、Nadine Byrneは映像向けにつくられたドローン、Tanya ByrneはHypnotowerとしてテクノにもなりきらないずぶずぶぐずぐずなんをだしていて。そのままソロでつづけるのかとおもってたんで、姉妹がそろうのうれしい。
もっとテクノ化してるのかとおもいきや、かなりずぶずぶなままです。

はじめっからゆったりとした呪術感。ゆがんだ高音と低音の電子音がそこいらをへろへろとただよいながら、そこに物音そのままのような高いかつかつとした音、ゆがんだリヴァーヴたっぷりな打撃がはいってくるんだけれど、それも酩酊したかのような緩慢さで。2曲目もその流れで、ずぶずぶもよもよした電子音の鼓動のようなのにキックの音がはいってきて、もりあがるわけでもなく淡々と呪術感。その先もずっとそんなずぶずぶもよもよしたかんじがすすんでって。きょねんのHypnotowerに近いかんじ。B面ははじまりからノイズがかってるし、3曲目、4曲目と子どもやらの声もはいってたりしながら、全体に一定の鼓動のようなゆったりとしたかんじ。
終始暗黒なのに重くならないところ。妙なちからの抜け具合。ビートにノイズにドローンっていう黒い要素しかないのに、すべてが緩慢だし、むしろテクノ! ってかんじにいかなくってこの姉妹はよかったなとかおもったり。暗黒なのに、全体的に音が浮き上がってるというか、本気呪術なのにPCとか通してみてるようなうそっぽいかんじといえばいいのか、シンセやらの乗っかり方がうわすべっててそういうかんじが好き。いまのふたりそろったヴィジュアルもみてみたい。
映像あって気づいたけれど、Wildbirds & PeacedrumsのMariam参加してた、っていうので大阪で伊波さんにあったんでW&Pのライブだったとおもいだしました。




V.A. “Being and Time”


かきたいことたまりにたまってるし、かきかけて、あぁ、時間がねぇ、ってなってるのもけっこうあって、そういうのをすこしずつ。

V.A. “Being and Time”
Hegira Moya、H. TAKAHASHI、Nozomu Matsumoto、duennの4人によるコンピレーション。
プラッチックのケースのそとにOカードなつくり。

A面はHegira Moya。
ライブ会場やクラブなどでもしかしたらいっとうたくさんみかけてるひとやもしれないし、アンビエント界隈のみがっつりっていうのではなく、あたらしい音なところたくさんに顔をだしてくるあたり信頼できるし、そういえばしー没さんがはじめて東京なときにでてはったなとか、Mastered by Sean McCannで衝撃をもたらしたひと。郷愁な音のつらなりはしめっぽくならず透明感があって残暑に心地いいし、一回目きいたときはこの曲ですでに心地よすぎて寝た。なんかどっかで突き抜けてほしいというかつきぬけるんだろうなと期待してます。男まえだし。

H.TAKAHASHI
ことしアンビエント界隈だといっとう躍進したひと。おもいっきり評価されてるきょねんのリリースがiPhoneのGaragebandのみでつくられていたりと、全員をなにかスタート地点に戻すひと。
今作は反復反復な長めな曲で、ゆるゆるになった脳に中盤でゆらしてくる音割れぎりぎりまで昇華してゆくあの音やばいです。やさしく心地よいとみせかけてそこに耳を脳を完全にゆだねてると外部にはゆるしてはいけない自分の領域のところにはいりこんでくるかんじの音です。
Unknown Meでもライブたくさんだし、建築なほうでも(専門知識ないので感覚的にしかいえないけれど)かっこいい(なんかの記事の写真をみて)。


B面。
アートワークも担当したNozomu Matsumoto。アート方面な、とおもいきやことしはK/A/T/O MASSACREにFAITHフェスにとかなり身近なところにもつながってきていてライブをみられる機会が増えてて、もので買うのはこれではじめて、アンビエントの語源までさかのぼってなアートワークのことばも含めて、このsplit全体でNozomu Matsmotoアート作品感があります。
音は序盤の靄がたちこめてるところからのトツゼンの昇華あたりでこちらの魂も昇華します。Faithなときのトツゼンの参加にコラボレーションだったり、なにより真剣にその場その場をたのしめてるかんじがかっこいい。

あたらしいひとたち3組あつめてよいコンピレーションだとおもうけれどもなんなら4組ともをあたらしいひとにすれば完璧だったのに、っていうのがここのレーベルの好きではないところで、とかかいたらひとに嫌われるのでかかないけれど、これまでのsplitも単独作だったらよいのになっていうのがいくつかあるし、荒井優作があらべぇくんだったころの唯一な自主ではないやつだしてくれてたりとめっちゃよいところもありながら、バラモンのひとりにあそこのレーベルキライでしょ? って見抜かれるくらいにはキライと複雑なかんじで買うまですこしためらいましたけど、買ってよかったです、よ。

イベントはどうだったんでしょうか、みたかった(労働)。みたひと誰かこまかくかいてくれー、っていっつもおもいます。こちらがみたもののことも、誰かかいてくれーっていっつもおもいます。ひとりだとかいてみて、わたしの視点と感想しかないし、ライブはみた位置によってもいろいろちがうだろうし、作品なんかはいまはなんとかきけてしまったりするけれど、ライブはそういうところ、誰かかかないと一切残んないんで、とかいう意識で、あんまり更新できなくなったけれど、ライブのことだけは、って意識的にかいてます、よ。SNSな感想だけだと見事に流れる。いや、その場その瞬間のことだから流れたってよいのやもしれないけれども。

TOKYO ART BOOK FAIR

Zineのこと。
お知らせでてました。

今週16日金曜日から19日月曜日まで開催な、TOKYO ART BOOK FAIRで伊波英里さんのブース『ジンパーラーいなみ』に並べていただきます。
伊波さん、もう5年? もっとまえ? 大阪へライブをみにいったとき、もちろんまわりに知ってるひといなくって、なんかネットでつながってたベルギーのひととはなしてたら伊波さんもいらっしゃって、ってところからなお知り合いで。東京へ帰って伊波さんのDVDを買って、店内のモニターで流したりしてました。ポップなかんじがあふれてくるのん、こちらがただファンなんで、声かけていただけてうれしいです。すこしまえのブッカケ、ケース入りなSDカードのん、めっちゃかっこよかったし。
ことしはシブカルのんの会場を担当したり(マイロくんの巨大写真のんもあった)、新宿のNEWomanの映像つくってはったり(音楽が食品さん)とか、ご活躍ですごいです。
そんな方のところにがっつりオタク感しかないおおよそというか確実に伝わらなさしかない読み物なzineをおかせていただいてよいものかとかおもうんですが、うれしいです。
なので、みんなきて! 休みな土曜はわたしもふらついてたりするんで、カセット好き、zine好きはみんなきて! そしてわたしのzineを買って読んですぐさま燃やして!


2016年9月12日月曜日


Zineを。
つくっていまして、追い込みというかいちおうのしめきりが2日でできてないまま大阪いってましたん。それで帰ってきて、なんとかしあげて。そんななんで、ブログは放置してました。いろいろかきたいことあるので、きょうから、いや、きょうはもう飲んでしまいだめなのであしたからがんばります。
どこで手に入るかはまだひみつですけれど、今週末です。できれば土曜にきていただければわたしはいますので、あけておいて、わたしがここにいる! っていったらすぐとんでこられるようにしておいてくださったならうれしいです。

きょうは。
いまの部屋に引っ越してきてちょうど丸1年だったり、zineができあがったり、Aya Gloomy(改名)が7インチかとおもってたら12インチとわかってめでたすぎるし、CNDMMのお知らせもあってDD+Dででます。Dさんとユニット組んでライブセット、というのはウソでDJします、とかなんかいろいろ動いた日です。


V8さんが。
大阪のことかいてくださってます。またすぐにでも大阪いきたいというかV8さんに会いたい。ほんとはお寿司もいらないし、彼女もいらないんです、そういってV8さんにかまってほしいだけでウソですお寿司も彼女もほしいです。


zineのホチキス作業なあいま、ずっとKでした。
レッベルちゃんカムバ。
おもいっきりアイドル感ある曲をかわいいけれどちょっとヘンでおもいっきりきれっきれなダンスでっていう。最高です。



Gainがよかった。これまっでも曲に声とずっといい。エロ路線ではなくなる、っていうはなしだったけれどそれでもレオタード。後半、ポンヌフってて。

2016年9月6日火曜日

9月3日土曜日、大阪Club StompでのSOLIPSISISTIC×Falus×POWのこと

9月3日土曜日、大阪Club StompでのSOLIPSISISTIC×Falus×POWのこと

酔っててところどころ抜け落ちてるんですが、残ってるところ忘れないうちに一気にざざんと。

わたしは2日労働のあとそのまま新宿へ向かってそのまま夜行バス。ロッテンちゃんのリキッドデビューな様子を想像しながら、眠りにつ......けねぇ、まっ隣と斜め後ろのいびきがエンジン音よりもうるせぇ、とずっとそんなかんじで、京都から大阪あたりの1時間くらいはようやっと寝おちてたくらいで、大阪着。宝塚の実家へよってすこし休もうとおもったら甥がいて、眠ろうとするわたしのまわりをわざとすり足で周回、パスワードをいつのまにか盗みみられていたらしくこちらのiPhoneを勝手に起動させて翻訳ので日本語いれて発音させたりと遊びはじめたりで、眠るはずが一切で。もう昼過ぎに大阪へ。


スー休み、と土星のひとからの情報を得て、なにしてようかしらとかおもいながらふらふら。ようやっと土星のひとと合流。スタンダードブックスさんいったらBorder全部売り切れてた! 店長さんにお会いしてすこしおはなし、そのすぐあとに追加で注文していただけたりとありがとうございます。
Falus組から連絡があっていってみると、コーヒー館の窓際にいはって、でもなかをのぞくと満席なかんじ。最近、ヤンキーっぽい格好を、と心がけていて、タックはいりまくりのワイドパンツをはいていて、その姿でV8さんたちにガンを飛ばすかんじで遊んでいたら、となりの席の家族がでていきました。もうしわけない......。
結果はいれて久々なおはなし。いっしょにいちどストンプへ。リハを眺める社長。

それからまた土星のひととうろちょろ。Punk & DEFSTROYへいってRAKTAのポスターとか確認したり、まだ時間あるんでNaminohanaとかいきますか、でもお腹すきましたよねと念願の、じねん。
V8さんと、こちらがこの日までに彼女つくってつれてきたらここのお寿司をおごっていただく、という約束だったんっですが、できるはずもなく、自費で食べました。お寿司だけでなく、鱧だったりすべておいしかった。食べてたら吉祥寺の高畑こと野地くんがはいってきたりとか、ここは大阪なのか東京なのかとゆらぎます。
まだ時間があるんでコンビニいったら岐阜からの星川さんとばったりと、ますます大阪なのかどこなのか。

そしてストンプへ。
すぐさまブッパン。LSTNGTのこの日限定長袖ティー・シャツを購入。CLEANにつづいて、つぎつぎつくってくれてうれしい。さっそく着替えて。その場にもうLSTNGT着たひとたくさんっていう。そして完売ってすごい。
FalusのV8ティー・シャツも。しごとへきてゆけないくらいにかっこいい。
LSTNGTのほう、その場で着替えてだったんで、シワって写っててもうしわけない。

そしてカセットテープ。Solitude Solutionsからの新作ふたつ。
CVN “Frost” とV.A. “SOLITAIRE” です。いまようやっときけてる! 内容についてはまた後日だしあとで買ったのんもうつってるけれど、いま撮り直す気力がない。


紙類も。
Falus冊子に、西川社長の孤独通信vol.3。CVNインタビューでの最後のほう、若ものみんなに読んでほしいな。Solitude Solutionsバッチ。激モテFalusステッカーにTonoステッカー。Tonoのも激モテらしいので、モテなかった場合に訴訟する先が増えました。
スーさんで2号目をいただいてかっこよかったゆうさんのzineひとつめも。全長4メートルってみづらくってかっこいい!


Border2号の表紙、そして3号では部屋も公開してた伊郷くん、IN HAのRaftoもきて、東京たくさんで感動するし、東京のみんなで異次元に迷い込んだ感。

開場からすこししてトークのはじまりです。
1部はFalusの3人と西川社長によるレーベルのなりそめや、どうやってひとを選んでるかとか、そういうはなし。あたらしい音楽をきいてるひとは音をきかなくっても信じられるっていう選び方がよいなとおもう。孤独が君自身を解決するっていうはなしは熱いです。
休憩はさんで、2部はCVNサクマさん、LSTNGT、ロッテンちゃん、Ultrafogも並んでそれぞれのはなし。バラモンなときもおもったんだけれど、横並びになると芸人感がただようよね。



このあたりはあんまり細かくかいたらせっかくはじめからきてたかたがきけるその場だけのはなし、っていうかんじもあるので、ざっくりと。
東京のはなしがはじめにでて、サクマさんがK/A/T/O MASSACREのはなしをだして、そこでわたしが呼ばれてほんのすこしおはなしを。はなしがこちらの恋人が、とかいうのになって、TATEWAKIが脱線から元に戻すっていう。SuburbanとかCondominimauとか若いひとがたくさんとか。
それからそれぞれのルーツやら音のつくりかたに関してとか。
LSTNGTは家族からの影響ややっぱり映像のはなしがでてきたりいちばんまともっていうはなしとか。ロッテンちゃんはバンド経由、ドローン経由なとか。
Ultrafogのいちばんいい、そしてつぎ誰それをきいたらいちばんいいってなって、っていうはなしの流れがたのしかった。

これからの予定やら決意やらのところ。
サクマさんがCVN名義祝ヴァイナルだすっていうはなしとか、ロッテンちゃんが海外からがんばるとか、IN HAのつぎの会のこととか、西川さんの東京だけってこだわってゆくつもりだったけど大阪からの熱い支持があるんでありがとうっていいにきた、っていうかっこよすぎるかんじで終わりです。社長、って関西のひとも普通にいってて、もはや誰もツッコミいれないくらいに社長って定着してるな、と気づきました。

ここからPOW。
東京勢、一番目はなんと社長のCastration Fearが開会宣言ノイズ。観客に背を向け、ロウソクに火を灯し、奏でられるキーボード。きょねんのCFライブなスタイルだと上半身裸だったんですが、それはあとに続きます。吹き消す姿まで、ここまでの社長はちょっとかっこよすぎます。

Rottenlava。
ここ最近つかいはじめた新機材もくわえてなセットで。これがかなり進化してました。シンプルで冷たさを放っていたこれまでの雰囲気に、ゆがんで舞い上がってゆく電子音だったり、細やかな音の重なりが格段に増えたし、すこしの不安定さがあったビートが強度が増してる、根幹がしっかりしたかんじがして。これまでのEnriqueやらの雰囲気からイタリア方面の雰囲気も足されてと、着実に目指す音へあわせていってる。ライブ毎の進化が突出してて、この先どうなってゆくんでしょうか。
気づけば大阪であんまりしゃべれてなくって、またはなしたい。


Ultrafog。
導線たくさん、おもいっきりアナログなシンセのセットで、iPhoneの灯りで確かめながら、ひとつひとつの線を挿し替えたりつまみをいじったりする見た目のよさ、そしてどこをどういじったらどういう変化があるのか一切わかんないかんじとか、ならされてる音は点描なはずがいつのまにかビートを形作ってたり、ノイズになってたりとか、そういう予想つかなさもよい。そして1音1音の鳴りもよいし、Faithでいってたちょっと失敗、っていう意味がわかった。鳴りの問題ね。


SatinkoさんのDJがずっとミニマルに攻撃的でエグいとおもっていたらそれにあわせて踊ってる60歳くらいの方がいて、大阪やばいとおもいました。

CVN。
ここ最近のセットと近いけれど、微妙にちがってくるっていう。サンプリングを元になのに、こういうところのライブ感ってすごいなと毎回おもう。はさまれるアンビエントの長さとか眺めで、はじめっからそこまで空間を切り刻まずに、じわじわとしっかりせめてくるかんじ。ノイズが膨らんできて、Mithrilで解放される流れ、最高です。ここで唐突にとまってしまうんですが、さきほどようやっと原曲をYoutubeできけたFaithでのはじまりのスクリューな曲で再開、そこからまっすぐ攻撃的なビートで爽快に終わってっていう。途中でめずらしく観客の方へ視線をやるかんじにきゅんときました。そして西川社長の暴れ出すタイミングの外しっぷりとか。


FalusのDJ。TATEWAKi、Scrapsかけてたりとオーストラリアからいろいろと.らるぷりさんはミニマルで冷たく暗黒選曲、そしてV8さんが終始飛跳ねててかわいいとおもってたらYouth CodeからBuck-Tickで上半身裸に。そしたらすぐ横、DJブースまえの壁を蹴あがる姿があって、誰かとおもえば西川社長、そしてその直後西川社長も上半身裸っていう両団体トップが裸で。そのままなにかが起こるのかとおもってたらすぐにつぎのライブなLSTNGTがはじまって社長の脱ぎ損感がたまらなくよかったです。


そしてLSTNGT。
LSTNGTといえば、Falusの第2回でTATEWAKIが、第三回でこちらが呼ばれたときに最後に流したりと、FalusとSolitude Solutionsのつながりきっかけ。そういう流れもあって大阪人気はすごいんで、まえのほう埋まってて、うしろのほうぽっかりなところで踊りまくってました。これまでがけっこう真ん前でじっくりとみるってかんじでLSTNGTのライブに接してきたんだけれど、きょうはお祭りなんで、踊りまくって最高でした。
あのRendez-Vous映像をバックに、つぎからつぎにというか全部大好きな曲たち。ここの音にもあってるし。いっとう好きな抜け落ちトランス曲もきけたし、おもいっきりトランスな音のつらなりの曲名わかんないやつもよいし、けっこうばっきばきとノイズがかったビートがつきすすむのもあったり。途中からたまらずまえのほうへ。I'll Catch Uの終盤のブレイクからの打撃連打のところにあわせて首を変にふってしまって痛い。


ZicoさんのDJはJESSE RUINSなころのYUBIWAからっていうおもいのこもったはじまりでみんな泣きます。いや、知りませんが、泣いてたはずだとおもいます。

外へでて集合写真。いっとううしろ、プランターの上に乗って顔を出そうとおもったらプランターが倒れて負傷。酔ってました。ゆうさん、お写真お借りします。


それから打ち上げへ。あちらでは有名な中華料理屋なんだけれど、誰ひとりとして酒飲まないで水を並べて食べものばっかり食べててびびった。大阪こわい。
東京組は座りきれず別テーブルではなしてたんだけれど、有線のBGMでRottenlavaのMonday I/O Clubはじまりの音が流れてきてびびった。細かいところ忘れないうちにいますぐブログかいて、ってLSTNGTのことばどおり、めずらしく酔ってたので細かいところ抜け落ちててくやしい。
そこをでて、みんな帰ってゆくなかV8さんとの別れがさびしく、とびついてしまったり。
そこから、TATEWAKIと星川さんと、らるぷりさんの家で仮眠をとらせていただくことに。H.TAKAHASHIをBGMに2時間だけれど深い眠り。これがなかったら死んでました。ありがとうございます。

一足はやく東京へ旅立ったTATEWAKIを見送り、星川さんとナイスショップスーへ。真ん前通り過ぎるくらいに暑かったです。きょねん末にきたときと内装も結構かわってました。
いろいろあるなか判断力を失いながらも、3本買って、いろいろおはなし。積まれたBLACK EMPELORのBGMのCDいいなとおかおもいながら。
そうこうしてるあいだに、ほかの東京組も合流。屋上から激写。いちどきに9人客がはいって家宅捜索感。1階の氷川きよしスペースで談笑するおじんおばんが異次元。
みんな心斎橋に機材とりに戻るとの事で、こちらはもはや意識ぎりぎりだったため、そのまま大阪、新大阪へ、新幹線に。大阪から東京までの本気で一瞬でした。さすがに熟睡。




レーベルのひとのまとまったはなしをきいたあとにライブっていうものすごくていねいなイベントで、あちらのみなさんの愛がかんじられたし、雰囲気もよかったし、欲をいうならもっと大阪の音楽やってはるひとたくさん来てほしかったなと、トークに乱入するくらいのかんじで。

こちらは夜行バスでいって、ホテルもないしとけっこう別行動だったんですが、Falusのところ、東京組のところへ、ヘンなタイミングであらわれてとわたしらしいなとおもいながら、よかったとおもいます。

こちらとしては8月毎週DJで最後のFaithフェスがおわった時点で燃え尽きてたんですが、大阪いって復活したかんじ。からだはぼろっぼろになりましたけれど、気持ちがあれば。そんなこといってるとさっそくびびるかんじのおはなしいただいたり。
これからもV8さんにおもしろがられるようなひとでいつづけたいなとおもったし、どんどんとすすんでゆくあそこにいた東京の方々にも見捨てられないようついていかないと、とあらためて。
長いし、酔ってて細かいところ抜け落ちてるしで、もうしわけないですが、とにかくたのしかったです。映像はInstagramやらにあげてます。
またつぎのFalusで!