2016年7月31日日曜日

6月の買い物リスト Buying List June 2016


7月も。もう終わりだな、もうそろそろリストをとおもってたら6月のんをあげてなかった。
これつくっておかないと、あとでほんと困りませんか? 
7月のもある程度かいて、数えたらことしはあと5本で200っていうペース。ゆっくりよいペースだとおもいます。

買ったもの


カセットテープ
NPLGNN “Paesaggi Periferici” (Reel Torque)
Silvia Kastel “THE GAP” (Noisekölln Tapes)
V.A. “U S S R (Ur Social Status Resistance)” (Opal Tapes)
Gultskra Artikler “Industria” (Opal Tapes)
Sote “Hardcore Sounds from Tehran” (Opal Tapes)
Pierrot Lunaire “Dog Chakra” (Opal Tapes)
Minimal Violence /Marco Lazovic  “MV × ML” (Jungle Gym Records)
Minimal Man “s/t” (B.F.E. Records)
Blood Club “CHRYSALIS” (self release)
Blood Club “UNATTACK” (self release)
V.A. “MATERIAL ELÉCTRICO VVAA” (B.F.E. Records)
Lack “Undoing gaze” (Angoisse)
Article C “Big C” (Anomia)
Max Eilbacher “Conjunctive Phase Standards (Synthesis)” (Anomia)
Jonh T. Gast “INNA BABALON” (5 Gate Temple)
Jose & Christ “Lost Relics” (Ville Neuvellle)
Cemetery “DENIAL EP” (CONDOMINIMUM)
+you / xccg “buranko” (A Q U A E)
Distances “The Fun” (A Q U A E)
Sofa Pits “Space Junk” (A Q U A E)

レコード
Torn Hawk “Union and Return” (Mexican Summer)
Amnesia Scanner “AS” (Young Turks)
The KBV “Of Desire” (Invada)
Umberto “Alienation” (Not Not Fun)
V.A. “Blasting Voice” (Teenage Teardrops)
Sergey Suokas “Река Времени” (ГОСТ ИНСТРУМЕНТ)
E+E “The Light That You Gave Me To See You” (Total Stasis)
Happy Meals “Fruit Juice” (Night School)
Moon City Boys “I Need More” (8tta 7uor)
Helm “Olympic Mess (N1L & BEatrice Dillon Remixes)” (PAN)
Powder “Afrogan” (Born Free)
CE Schneider Topical “Antifree” (OSR Tapes)
Nite Jewel “Liquid Cool” (Gloriette Records)
Elon Katz “Human Pet” (Diagonal)
Pavel Milyakov “Ялта” (Gost Zvuk)
Xeno & Oaklander “Topiary” (Ghostly International)

いただきもの
CD
V.A. “Sample CD” (B.F.E. Records)

2016年7月30日土曜日

Angelic Milk “Teenage Movie Soundtrack” (PNKSLM), Kælan Mikla “s/t” (Fabrika)


このあたり。
わたしなんかがかかなくったってとおもうんだけれど、かきたい。
BLさんで先週、今週と買った女子。バンドっていうのでひさびさにきゅんときました。


Angelic Milk “Teenage Movie Soundtrack” 
PNKSLMから。
ロシアです。サンクトペテルブルグ出身な。男たちもいるけれど流動的なのかしら、単に増えたのかしら、そんなことはどうだってよい、この子さえいればうしろは髪とサングラスで顔面かくれてればよい。実際顔面がみえてるのをみるとまっすぐロシア顔な男たち。
なにがいいって、目がいいです。ロリータ顔、とかいわれるけれども、目がやばい。Topsの女の子をはじめてみたときにかんじた瞳孔開きっぱなし感。
そしてジャケット。縛られてる。わたしだってこれくらいなら縛れるよ、っていう余計なことをいうからダメなんだし縛るのって趣味ではなく義務だったからこちらとしてはなにもたのしくないです。
こういう音のバンドってUSのBurgerとか周辺ちょこちょこでてくるけれども、そこらへんからでてもスルーするよね。ロシアからでてきてるから好き。
ロシアっていうだけで地下なんだけれど、そこからこれだけ見た目がポップで、メロディがよくって、でこの外見でって、最高です。
ポップさって大事ですよね。わたし、20代終わりころから30代はじめころはかなりポップではないものばかりきいてたとおもうんだけれど、あのままいってたら確実にちゃんとおっさんになってただろうから、いまのほうがよいなとおもいます。
わたしのブログ、いつのまにか日本人よりもロシア人のほうがたくさん読んでるっていう。




Kælan Mikla “s/t”
ギリシャのFabrikaからなアイスランドのレイキャヴィク女子たち。
ヴォーカルの子がこれやるしか生きる道なかったかんじと、うしろのふたりはなんでもできるけれどもこれやってしまったかんじがたまらなくよい。
音は暗黒なシンセ(しかも鍵盤こわれてる)がけっこうきいててFabrikaからだすのもぴったりな。映像だとシンセなしのがけっこうあって、それだけだとへろへろすぎますが。きっと20年後にきいても好きなかんじ。で、シンセがはいっても、完成されてなさがよい。
勢いで叫ぶだけでなく、最後のゆったりふんわりなかんじまでもできるし。
東京でもかっこいい若い子たちがまわりでたくさんでてきてるから、その子たちのまえでへらへらと踊ってるこういうおっさんになりたいな。





日本の女子たちも、いますぐバンド組んでください。

音のこと、なんもかいてない気がするけれど、音だけじゃあないじゃあないですか? むしろそっちが大切な。GloomyにSuburban Musïkがインディな若い子たちのなかで飛び抜けてるのは、そういうところ。そういう子たちのは実際、音も好きだし。ただ音が好き、いうひとのはなしなんて信用しない。

こういうことはなしだすと火がついてきた。
あと日本の子たちってペースが遅いです。リリースのね。なんかそのときそのときのいっとうできることをやって出せばよいんだけれども、みんなそこをうまくしあがるところまでやってくるしできてしまうし、でも遅いです。うまいことできたものでかっこいいもの、とかいいだすと、K-POPなんかのほうがよっぽど進んでしまってるので勝てやしないです。
CVNサクマさんとLil $egaさん、そして食品さんがトップはしってるのってわかる気がする。ペースが日本ではないもの。そのペースでちゃんとしあげてくるちからがあるっていうのもあるんだろうけれど。そしてきょねんの音源が、もういまのかんじじゃあないからっていう更新する意識の高さ。
こちらは音楽をやるほうではなくきく側だけれど、ちゃんと耳も更新してゆかないとな、とおもいます、よね。
そしてBLさんいって若い子たちといてももよいように見た目にも気をつかって、っていうか音のまわりのことも好きなだけなんだけれど。せっかくこういう音が好きなだからそういうところもいろいろ遊んでるほうが絶対にたのしい。バンドやレーベルのティー・シャツきればよいっていうはなしでもないです。
そんなこといいながらこちらは髪も伸びて、スタイルだけよいブスみたいになってます、が。かっこつけてかないとおもしろくないとおもいませんか? 
なんか身内なことばかりかいてる、っぽくなってるやもだけれど、こちらが大事っておもってることをやってて好きだからかいてるし、好きでなかったら近くってもかかないし、っていう。

2016年7月29日金曜日

8月のDJ予定3つ!


告知!
まずは来週8月3日水曜日。
K/A/T/O MASSACRE 80回目でDJさせていただきます。
箕浦建太郎さん、Hi-Rayさんっていうテクノ勢に、気づけばはじめて共演なSuburban Musîk、そしてなぜかつながるエママウスさんが謎なDJ、あとこちら知らなかったんだけれど、いや、片方のかたはフォローしてたノイズなplaktiltsさん。エマさんのDJが謎すぎて、こちらはどうゆこうかしらとたのしみです。もちろんカセットとすこしレコードと。みんなきて!


もうひとつ。
その翌週10日。水曜日だけれど祝日前。
BonoboでのJRくん主催なヒロポンFEVERにてDJさせていただきます。
シカゴからDJ Paradiceの来日な。Lillerne Tapes主催な、ときいてたんだけれど、GabeではなくってZachってなまえだよ、とさきほどやりとりしてきかされて、えっ? LillerneでZachってPhillipsしかおもい浮かばないんだけれど、と混乱しています。謎。
カセットはでてるのね。もってきてくれないかしら。謎すぎるけれど、ミックスは変異アンビエントにビートもはいったりとLillerneっぽさ。
そう、Lillerneといえば、Angel 1だしてたり、yyuのカセットテープが一夜で売り切れとかね。
Pooteeさんもでられますんで、みんなきて!

https://soundcloud.com/specialguest-dj




そしてその翌週19日金曜日は幡ヶ谷Forestlimit。まえにかいたけれどもブラジルからのRaktaの来日、Sapphire SlowsにCARREもでるやつです。
全部きて! 全部きてくれた方にはまだ告知できない9月のもの、あげます。
なにこれ、8月は忙しすぎて、モテたいとかいってる暇がない! とモテないのをいそがしいせいにできる。

K/A/T/O MASSACREでの食品まつり AKA FOODMANのライブのこと


きのうは。
幡ヶ谷ForestlimitでのK/A/T/O MASSACREへ。
BLさんで飲んでたらけっこうとちゅうからになってしまったんだけれど、今週もほとたくさん。
CVNサクマさんにHakobuneさん、GloomyのAyaちゃん、Evian Volvik、土星のひと。そしてバラモンがふたりもいました。
今週は食品まつり aka FOODMANさんのライブが。
タイミングがあわなくってライブみられるのはひさびさで。
そしてすごいことになってました。
事前にTATEWAKIからゆず弾き語りするらしいときいてたり、食品さんTwitterではウクレレでなんかやるとかいてはったんで、でも冗談だろうとおもっていたら、そのうえをいってました。



機材、紙とマイク。
紙をマイクでこすりつけかさこそかさこそ。あれです、dublab.jpで食品さんがやってらした100万年後の音楽、をそのままここでもやりはじめたかんじ。
紙をくしゃくしゃにしてマイクの穴ぼこにさしてみたり、紙を台形に組み立てて、マイクのほうに落としみてみたり、マイクを紙でつつんでやぶってみたり、つかっていない機材をつなぐ線で叩いてみたり。
まさかな展開、NHK教育か? とかいう声がきこえてきたり、そしてそれをさいしょからさいごまでみんなくすくす笑いながらみてる環境って異常でした。たのしかった。
これまで食品さんのライブなんどかみたけれど全部紙だったっていう方がいて笑ってしまった。
InstagramとTwitterには動画あげてるんで、かさこそな音きいてみてください。

Afterhoursのひとレーベルからのあたらしいカセットテープも売っていただきました。内容は紙で......なんてことは一切ないです。またちゃんとかきます。



バラモンタクミさんに教えたいただいたんだけれど、ニューヨークにこちらの生き別れた妹がいました。双子です。こんどの日曜に関西地方いるかたはぜひパーティーバラモン最高会議へ。V8さんも出演されます。



ayaちゃんのInstagramにこちらの写真が。2500人もフォロワーいるなかにこの写真。もうモテるとかあきらめます、ね。


2016年7月26日火曜日




部屋に帰ったら81年の浅野温子がむかえてくれるので、わたしはひとりでもだいじょうぶです。

Cube “My Cube” (Left Hand Path)


ポケモンを。
というかああいったキャラクターをみてかわいいとかおもえないゆがんだ性格なんだけれど、街中に実際あらわれてるしくみはめっちゃたのしそうで、ポケモンのかわりにどろどろげしゃげしゃに溶けたゾンビやら怪物、黒沢清にでてくるような幽霊が街角からあらわれて襲ってくる、みたいなかんじにしてくれたならやるとおもいます。やりこむとiPhoneの画面を通さなくっても、みえないものがみえるくらいに精神にダメイジを負うくらいの。つかまえたらバスケットケースにいれてくとか。
あと顔面認識のやつで、iPhoneをとおしてみたら街中のニンゲンすべてが骸骨顔にみえるゼイリブみたいなん誰かつくって。


先週のとどきもの。

Cube “My Cube”
カリフォルニア州オークランドのAdam Keith。じぶんでカセットテープをずっとだしてて、つねにへろへろな文字や絵ながらも銀紙つかったりとかつくりが凝っていて、それがBrad Roseの目にとまりdigitalisからリリース、そのあともじぶんでいくつかカセットテープをだしてました。ついにレコード。
サンフランシスコを拠点にDJやったりイヴェントやったりなNihar BhattとChris ZalduaがはじめたレーベルLeft Hand Pathからの1枚目です。なんていうか、レーベル1枚目、っていうのにあたることおおいです。
レコードでたよ、っていうのんはContainerのなかのひとRen Schofieldがかいてるので知ってっていう、すっかりContainer系、というかForm A Log系な音に。

A面。はじめっからぶちまけられる高音のノイズ、そこにあらっぽい打撃とむんむんと明滅するノイズがかったビート、そのうしろではヘンなシンセやら電子音がへろへろととびかってて、このノイズとへろへろ感がいっしょっていう、Cubeっぽさ。
そんな調子でゆくのかとおもいきや、2曲目がおもいっきりひずんだギターに地獄声ヴォーカルっていう、メタル感。でもビートはおもいっきりテクノで笑ってしまいます。なんかエレクトロパンクとかいってしまえばそれでとおるのかもくらいの。
3曲目が、軽快な四打ちに、またギター音色なひずんだ音、へろへろなシンセの音が降り注いで。
4曲目でまたはじっめからノイズがのたうちまわって、ばきばきくるのかしらとおもったらいきなり立体的で透明感ある電子音がきらめきはじめて、やっぱりつかみどころがない。
5曲はまた重たいすこしゆったりめなビートにぼやけまくった汽笛のようなシンセと、また歌が。そしてノイズの渦のなかへ。あれ? 女子声もかさなってる? と調べたら、Miel Listerっていう子。Adam KeithはMANSIONっていうバンドもやってて、そのジャケットの写真を撮った子みたい。つまり写真なひとなんだけれど、なぜかうたってます。
6曲目は深い靄のなか明滅する高音と、低いホラーなビート感。


B面。A面のぎゅんぎゅんなかんじがウソのようにへろへろチープなシンセのうすっぺらい音。そこにゆるいアンビエントなシンセが重なって。2曲目もそのままな流れでリヴァーヴかかりまくったギターがぎらつきながら宙空へきえてゆくかんじで、こういうつかみどころがないとこがおもしろいとおもったらそこにノイズなビートがかさなってきて。
3曲目もそのギターな雰囲気をひきづりながらも、電子音はけいれんしっぱなし、不穏な男女ヴォーカルに、ビートが、っていうかドラム感あって、ポストパンクですか?
4曲目はなんかきいたことある、とおもったらdigitalisからのんにもはいってた曲ね。すこしちがうかしら。むんむんとハエのように飛び交う電子音、そのむこうからアジア感、っていうか日本感あるつづみっぽいビートとシンセの音のつらなりもなんか神社っぽさ。そこに無理からにハードコアなバンドな音をぶつけてくるかんじ。頭おかしい。
そして最後もノイズからはじまってへろへろなかすれたアンビエントな空間へ。

ぱっときいたときはきょねんのカセットの流れで本格的にContainer系なノイズがかったテクノ化してるのかしらとおもったら、やっぱりそこにへろへろとつかみどころのないふざけたかんじがはさみこまれてきて、やりたい放題なかんじでおもいっきりかっこいいっていうやっぱりForm A Log感。
音楽に笑いやギャグがはいってきたら引くけれど、ユーモアがありながらもかっこいいものってすごく好き。

これ、レコードでだしてすばらしいなとおもいます。Containerのピンクのん買ったならこれも買ってもよいとおもいます。直接だと送料いれて4000JPYくらい。すこしまえの厳しい円安年間のことかんがえたら、ぜんぜんゆける値段、っていうか最近レコードとかもすこし安くなっててうれしい。
これはことしベストにいれます、よ。



ついでにマンションはフリーです。

2016年7月23日土曜日

Siobhan “Buddy's News” (Goaty Tapes)


ひさびさに。
鳥取の謎多きカセットテープ屋さん、山猫かセットさんで買い物を。
きょう届きました。
山猫カードに、Goatyからの紙切れいれてくれてたり。
そして封筒のうらに手描きでお店のロゴかいてくれてたりで、愛せないわけがない。山猫さん、スーさんにはがんばってつづけてほしいです。


買ったのは、Goaty Tapesからなあたらしいのん3本です。
今回も装丁がすばらしい。全部紙質がよいし、印刷もよい、とかいうこといってたら女子に気持ち悪がられるとむかし仲さんに教えていただいたけれど、無理ね、どうしてもこういうこといってしまう。



Siobhan “Buddy's News”
角っこにシールがはられてて、きゅんときました。
Nostilevoのがびがびスター、いろんなところからだすようになったよね。あとことしはペースがはやい。Traagはもうやってないんでしょうか。
吐瀉声の音質のがびがび感はかわらないけれど、はじまりのシンセの音のつらなりがけっこうポップで、2曲目のはじまりがかなりとばしててレイヴ感、そこからのへろへろミニマル反復、そして簡素なビートにゆるく暴発するシンセ、そこからじわじわとビートがノイズがかってじわじわと組み立てられてくるかんじがたまらなくよい。
B面ははじまりっから断続的なゆるいノイズ、そして声を合図に軽快にすすむ四打ち感、それもノイズとリヴァーヴでげしゃげしゃになりながら、うっすらうらでは組み上がってくるミニマルな液状シンセ、中盤からの声の反復がなにいってるかまったくわかんないけれどよいです。そしてけっこう声がのたうちまわるし、こちらもじわじわと組み立てられてるかんじがよい、そして急に終わる。
このままテンポよくとおもったらノイズがかったげしゃげしゃビート、そしてそこからまた液状シンセの飛び散りかげんとか、またじわじわと。
声の地獄感がいつもに増してだし、最近のSiobhanではいっとう好き。


しごと帰りでへろへろで眠いので、あと2本はまた。

8月19日金曜日、幡ヶ谷ForestlimitでRaktaに来日公演でDJです

告知!
しないとね。8月はなんと毎週DJです。ぜんぶきて!
3日、10日、19日、27日。27日は小声でやりませんかといわれただけなんで確定ではないけれど。
19日はもうお知らせされてます。ここではかくのん忘れてた。


19日金曜日、幡ヶ谷ForestlimitでのブラジルからなRakta来日公演でDJさせていただきます。
Chiroちゃんにさそっていただいて。BLさんまわりではいっとうはじめにいろいろおはなしするようになったのってChiroちゃんで、声かけていただいてめちゃくちゃにうれしい。ただHelmなときのこちらのDJ、その転換なときのんきいてくれてなんだけれど、あれ、はじめて場を意識してやったのんなんで、本来もっとぐちゃぐちゃなんだけれどだいじょうぶかしらとかおもいながら、ノイズセットということで、なんとかやります。
Forestlimitで、CARREにSapphire Slowsのライブもあってっていうポストパンク周辺っていうかんじではない組み合わせっていうのん、たのしくないですか?





そして10日のも来日のんです、というかもうすぐやん、公開されてなくってだいじょうぶなのかしらとかおもいながら。
DJしに表へでても、メディアやら雑誌やらに記事をかいても、激モテFalusステッカーを貼っても、モテないということに気づいたので、これからはもうじぶんがその場がたのしいだけのためにやります、ね。いや、これまでもそうだけれども。
ひとりな夏のすごしかたがわからなくなっていたので、たくさん予定がなの、うれしいです。
でも、ポケモンではなくカセット好きな女子をさがすアプリがあったらほしいです、よ。

2016年7月22日金曜日


『裸足の季節』をみたんですが、海の近くで役者でない少女たちを撮って、よくないものができあがってきたなら監督なんてやめちまえくらいにおもうんですが、はじめのシーンと、結婚式のときにおじが宙空にむけてピストルを何度も撃つシーン、おばちゃんが石投げて停電させるところが好きでした。よいんだけれど、姉妹がめちゃくちゃにかわいいほかにそんなに残らなかったです。みんなが美人すぎて、できすぎてしまった感。海ではなく街へっていうのが女子だなとおもいます。
わたしは足が長いのでいつもいっとうまえの座席をとるんだけれど、席にいってみたらわたしの両サイドのみにひとがいたっていう。

2016年7月20日水曜日


けっこう。
更新頻度ががた落ちていましたが、なんか急に戻ってきました。
Lil $egaさんのSim Magazineがはじまって、触発されてるかんじ。

そう、HHWはほんとすごかったおもいます。そしてあのころっておもしろいところがたくさんあって、それぞれがたくさん更新されていて、なんというか、インターネットがとてもたのしかったころ。
きょねんはいろいろあってわたしにとってインターネット暗黒年間。それも終わって、Lil $egaさんが表にかえってきて、なんかたのしくなりました。HHWのメンバーでもあり現Vapor DrawingsにFalusならるぷりさんもかいてはったり。あの頃、たのしかった方たちがちゃんとつながっていて、さらにそのつながりは広くなっていて、一気にたのしい。



いま毎日更新してないかしらとみるところ、いろいろ。

わたしが “Dirt on Tape” をかかせていただいてるMASSAGEもしっかりな記事だけでなく、メモのような更新がたくさんで、メディア感。しかも音楽とアートがいっしょだし、ほかにはない記事で、たのしい。MASSAGEも本なときにLil $egaさんがかいてはったり、いままた盛り上がってるかんじは、すべて必然なつながり感。



Falusの。
メンバーそれぞれがたのしい。女子は全員読むべきです。

V8総帥


らるぷりさん



TATEWAKI、はいつになったら更新されるのか。毎日みてるぞ。



CVNのサクマさんのTumblrはブログ感。
すくないことばですけれど、その都度のことをさらっとたくさん更新してくれて、うれしいし、時々のあつさとか。文章が好きなひとのはたいがいひとも好き。



LSTNGTはときどき暴発してすぐ消したりとか、そういうところも好きだし、ことばに見た目にと、すべてLSTNGT感あって好き。



A4コピー用紙さんもながいですよね。芯がとおってて好きだし、ときおりの文章も好きです。V8総帥にA4さんにと、家庭がありながらなぜそんなに音楽追えるのか、っていう、わたしにはできなかったこと。


そして仲さんのブログ。
音楽のこと、というかあたらしい音楽を好きなまま生きてゆく姿勢、みたいなのをかいてくれてます。
ほんと、ものすごくやさしくなったとおもいませんか? これでもこわいっていいながら、店にゆかないつもりですか? 



ブログじゃあないけれど、pooteeさんのとこも確実に。主にかわゆいけど意図的にはずしてくる、つまりかっこいい女子を知るためにみます。おかげでInstagramが女子まみれになってゆきます。



これらは確実に起床時、休憩時、終業時と更新されてないかしらと1日3回はみます、ほんとに。
っていうかんじで結局のところやっぱり個がたってるところ、好ききらいよい悪いの正直なところ、リリースなお知らせとかは別に日本語のではないところで読めるしはやいしなので音源がただならんでるとかではなくことばがあるところ、そしてそのことばがじぶんのことばなところ。なによりかいてはるひとが、なにかしらをやってること。そういうところがまたもっと増えてほしいなとかおもいながら。
あと、しっかりとひとつなところを真摯に追ってるかたはかきのこしてほしいなとかおもったり。ヴェイパーウェーヴあたりの捨てアカさんとか。

みんな。
もちろん買ったとおもうんですが、“f(x) the 1st concert DIMENSION 4 = Docking Station in JAPAN” のDVD。
会場で予約だったので、レコードよりもおっきなパンフレットがついてきました。
ただおもうのはf(x) に関してはグッズにCDやDVDにと、あちらのひとたちがそのままアートワークやってほしいな。。



2枚組で、1枚目が本編、2枚目がアンコールと各地の様子とか。
これ、わたしがみにいったつぎの日のやつですね、MCがちがう。
おおよそ、ことしいっとう記憶力とか集中力と涙と文字を打つすばやさをつかった日。
曲順もちゃんとあってました。


どこかでカセットテープ映像が、ってぼんやりだったんだけれど、ここか。







そう、休憩なときにうしろで流れていたのんがしっかりはいっていてうれしい。
ファンクラブ先行のん、見事に気づかなかったので(なんのためにはいったのか)ホームページ先行のんに申し込んでいます。おっきなところで、しかも2日間だからどこかしらで取れるとはおもう。たのしみ。11月までは生きよう。

BandcampでiPhoneからとPCからとで送料がちがってくるんだけれど

この概要は表示できません。投稿を閲覧するには ここをクリック してください。

2016年7月19日火曜日

Isorinne “No Strength of Sun” (Yerevan Tapes) , “2061” (Mixed-Up)


みんな大好きVargなんだけれど、VargとDard Å Ranj Från Det Hebbershålska Samfundetやってる(とぜんぶちゃんとかいたのはことし3人目くらいだとおもいます日本で。むしろわかんないですよね、D.Å.R.F.D.H.S.です)Isorinneはみんな好きですか? 
わたしは好きです、きょねんInfinite WavesからのんをきいたときVargより好きやもとおもわずかいたくらいにわたしは好きです。

あたらしいのんがAvant! のYerevan Tapesから。BLさんで買いました。


“No Strength of Sun”
映写されるフィルムの白黒映像のような、っていうのはじじじじ映写機のようなささやかなノイズがなってるからで、スクリーンにうつってるのはなんもない真っ白な世界。そこに降ってくる強い光の一筋のような高音がとてもまぶしく。その真っ白な世界を歩くように、ゆったりとしたシンセはぶれまくって、白い風景に溶けてゆき。そしてトツゼンに歪む映像。
2曲目はD.Å.R.F.D.H.S. っぽさある暗黒なシンセの音tのつらなりと、噴出してはとけてゆくノイズ。

B面はかつりかつり物音、そこに浸食してくるやわらかい眠みのようなまどろみシンセ。そして2曲目は地響きのようなノイズと乾いた物音、そこにまた浸食してくるやわらかい光のようなシンセ。

半分ノイズだし、どれも暗黒な雰囲気なんだけれど、押し付けがましくなさがよい、静けさと誠実さがにじみでてくるかんじ。



そして今月、もひとつ礒ってます。
ひさびさにDユニオンのカセットなところをみてたらはいってて、買いました。J.S. Aureliusのんが280円とかで売られててかわいそうなんでむしろ廃棄してくらいにおもいましたが。


“2061”
イタリアのリミニのレーベルMixed-Upからきょねんでたやつ。
こっち、SF感あります。SFなシンセの音のつらなりっていうよりも雰囲気SF。サクリファイス的な目にみえてはなにもおこらないけれどSFな世界。スウェーデンだし。こじつけ。
かさこそ物音、風音、車の走る音なフィールドレコーディングななか、やわらかく1音1音誠実にすすむピアノ。まわりの音の風景がころころとうつりかわってゆっくりと時間を旅してるかんじだなとおもっていたら唐突に強いタッチのピアノの音。
2曲目は “Los Angeles 2017” と来年のはなし。映画かなにかからの会話サンプリングにこんどはすこしこもったピアノの音がささやかに。そして包み込んでくるもやがどんどんとふくらんでゆき、意識がすこし先の未来へとおのいてゆくかんじ。
B面はいきなり高音のシンセのミニマルな細やか反復、そこにひずんだノイズと強いシンセの音。
2曲目はビートというよりも振動のような細かい低音、そこに重くシンセが響いて、簡素な金属高音なビートもくわわってと、ミニマルでおだやかだけれどしっかりテクノ感、Infinite Wavesのときもこういうイメイジ。こういうあたりが、なんかただ物音アンビエント系とはちがってて好き。
そしてふたたび抑えたピアノとサンプリングのからみあい。まぁ、夏にはあわない音なんですが。



Vargもよいですけれど、Isorinneもぜひ日本へいっしょにつれてきてほしいです、よ。

Helena Celle “If I Can't Handle Me At My Best, You Don't Deserve You At Your Worst” (Night School)


ひとりな夏のすごし方忘れてしまった。
なので、黙々と更新します。
すこしまえに届いたのん。


Helena Celle “If I Can't Handle Me At My Best, You Don't Deserve You At Your Worst”
AnxietyっていうハードコアバンドもやってるらしいグラスゴーのKay Loganのソロです。
音よりまず、Night Schoolのロゴ入りな袋にはいってて、カセットを取り出そうとしたら鳥類の羽がふわぁっさぁっとでてきてびびった。写真を撮ったあと、エアーコンをつけたら舞い散って。
黒い袋に紫な羽っていう逆のもあったみたいですね。

なんもかんがえずにNight Schoolから女子のシンセ、っていうので反射的に買いました。
MC303とかでつくってるらしいんですが、ごぼごぼ煮立つノイズななか、ゆったりなギター音色なすくない音の反復、そこにぽこぽこはねる音
2曲目は螺旋を描くシンセと簡素なビート、妙なゆったりのっそり感。
3曲目でいきなりかすれる高音がのたうちまわって、ちからないシンセとビートがその裏で。
4曲目もゆるくちからない南国感あるシンセ。ゆるいけれども軽快にすすむかとおもいきや湿地に足をずぶずぶとられるかんじ。
テクノをやろうとするけれど気力と体力が一切なくってごぼごぼとノイズにうまってゆくかんじ。

B面ですこし気力と体力が。
ゆったりなビートとちょろちょろ弾かれるシンセの音がちょうどよく夏っぽい雰囲気さえ。
2曲目は、こぼれおちてゆくシンセの音とノイズの絡みがローファイなゲーム感。後半に一瞬いまっぴハウスの雰囲気もありながらすべてが崩れてる。
3曲目はローファイな打撃とこれまたかすれたシンセ、そこにトツゼンな暴発シンセ。
最後に長尺、きゅるきゅるテープのノイズみたいななかを突き進むビート、そこにノイズがかったシンセのメロディ。

全部がなんかかたちになろうとしていながらローファイ加減もあってまったく崩れてるかんじで、まったく崩れてるんだけれど雰囲気がぎりぎりなんか1080pあたりからでもでてもよさげな雰囲気をかもしだしてて。Via Appちゃんみたいにゆがめてくるとかではなく、あらかじめゆがんでるかんじ。シンセな質感たっぷりで、よいです。

TATEWAKI情報でTwitterのアカウント知ったけれども、メンへラー感たっぷりらしく、でも鍵かけててみられない、とおもいながらいまみたら鍵外しててるけれど、きょうまでのん全部消して再開してるところでした。まゆげがほっそい。



Night School、けっこう長いけれど、ずっとよいよね。Love CultにYong Yongもだしてるあたり。あと、あのロゴはYong Yongのひとがかいたとしりました。

2016年7月18日月曜日

Dee Grinski “Waking Up In Another Body” , Fraunhofer Diffraction “Ultima Ratio” , Gyves “Lamb In Drunken Crowd” (Materia Productions)


仲さんが。
最近ロシアだったらなんでも良いとおもっているキミと戸田!とかいてはって、おもいきりみすかされていて路上で笑いました。
急いでBLさんへいって、最近ロシアだったらなんでも良いとおもっているんで3本とも買いました。
おもしろいなとおもった周辺はとりあえず追ってみるのがたのしいです。カセットもね、レーベル買いするのとか、というか1本わざわざ買うよりも数本いちどきに買ったほうが送料薄まるっていうのもあるけれど、そこでついでに買ったものから広がることもあるので。
あと、実際によくわかんなくっても、かっこいい! と盛り上げてゆくものでもあったり。そしたら実際にかっこよくなるものです。元からかっこいいっていわれてるものはなんもいわなくったってかっこいいからかっこいいっていうのん、つまんないでしょ? 

Materia Productionsからの3本。
Cønjuntø VacíøからなCaptiveのカセットをレコード化していたところね。カセットを買ってしまってたんでレコードは買わなかったし、見た目をサクマさん経由で知って、笑ってしまいました。おもいきりすらっとした男前イメイジだったんで。


今回は全部ロシアのひとたち。


Dee Grinski “Waking Up In Another Body”
ここからもカセットだしてたGertenのメンバー(おっさん地獄声ヴォーカル)だったり、ここからレコードだしてたManunkindの片割れ(こちらはもう片割れが男前なんできける、とおもったらうえの地獄声とおなじひと?)だったりな。このひと含めてモスクワでの “Own Cause” Unionっていう集まり、なのかしら。
Deeさん、美人さんです。現実感ない系。


それでひずんだシンセと靄がかかりまくったヴォーカルにと、似合いすぎます。
A面、はじっめから振り切れてます。一気に降り注いでくる冷たいシンセでいっきにモスクワへ。
2曲目は遠くでゆらめくシンセのなかから、靄がかった暗黒な歌に、どこどこした打撃と煮えたるシンセ。
3曲目のはじめな音がもう。また一気に振り切れる高音なシンセが降り注いできて、壊れそうなヴォーカルが。ビートがはいってきてからの、ところどころの真ん中くらいな音のシンセの音のつらなりがTM感あってきゅんとくるし、最後のほう、だんだんとひずんでくる音、最高です。

B面。がびがびにひずんで、ささやき靄声と、もはや叫び声なのかシンセなのかわかんないのんがけたたましく鳴り響き、加速してゆきっていう最高です。
かとおもえばアンビエント音色なやわらかいシンセに、伸びがよい、よい声でな歌で。


ついでに、GertenのMVがバスケットケース。



Fraunhofer Diffraction “Ultima Ratio”
ハウスですね。でも音の鳴りのバランスがこもって灰色、そのなかで無理からに音使い明るめなハウスやってるし、途中からはいる声のダサかげんがダサいのかこれからかっこいいのかもはや判別できない。2曲目は声にリヴァーヴかけまくってるし、なんなのか。MASSAGEでかいたMinimal Violenceとsplitの片割れロシア人のはおもいっきりこてこてな声使いだったけれど、こちらはなんかさびしいかんじ。ハウスなのはけっこうきくほうだとはおもうけれども、いまきいてるそのあたりと一切迎合しないかんじがロシアなのか。
3曲目は冷たく流れる空気のなかから浮び上がってくるビートに、あくまでやわらかく暗いシンセの音に。これもやっぱり声のかんじがぎりぎり。

B面はようやっとロシア感が。冷たさとじわじわ感。噴出する冷たい霧と、それを切り裂く固いビートにハイハット、遠くでなる無闇に暗い音。やっぱり声ないほうがよいぞ。
2曲目でおもいっきり声つかってくるけれどサンプリングな女子声だからまだよい。
最後の曲がCemeちゃんっぽくってよいなと、結局気に入ってる。



Gyves “Lamb In Drunken Crowd”
これは知ってる、まえにヒョードルくんになまえきいた。レーベルのところにはモスクワでもっとも有名なシンセプロジェクト、ってかいてるけれどリリースとかなくない? 
1曲目がゆったり目なシンセに声にといまいちぴんとこないけれど、2曲目がのしのし感とヴォーカルと噴出するシンセに、終わりのほうのシンセの鳴りが好き。3曲目はシンセっていうよりもまた1曲目系がたごとと物音のようなビートに朴訥で、無表情でハードなかんじ。。
B面がようやっとダークウェーヴ感。ちゃんとシンセ鳴ってる。2曲目の叩き付けるようなスラッシュ感がよいな。



あきらかに女子ものだけしっかりかいてるかんじがしますが、実際に女子のがいっとうよかったです。

ロシアのおもいで


ロシアのおもいで、といっても。
いったことないですけどね。パリへゆくときにいちどアエロフロートでいったんですが、モスクワ乗り換えでした。
成田からモスクワへ向かうなか、客室乗務員が便所の横で闇両替していたり、ビーフなパスタか魚のなにかしらかと問われ、ビーフのパスタを選んだら日本のソース焼そばでてきたり。そのつけあわせはもちろん酸っぱいパン。
乗り換えな空港は地方のさびれたショッピングモールみたいで暗いし、誰にきいても乗り換えの道順ちがう方向を英語ではなくロシア語で不機嫌にかえしてくるし、H○Sではモスクワでは給油だけで同じ飛行機でそのままパリへ、っていってたのに、ものすごく遠くまで車で連れてかれて、新幹線1両くらいなおおきさのんにすりかわってるしで。隣にすわったおばあさんが、フランスへとついだ娘のところへゆくんだよ、その娘の家の近くにタルコフスキーの墓があってね、というはなしを4回くらいされました。
帰りもそんな飛行機でパリからモスクワ。モスクワ上空で雪ひどいからとうろちょろした末、真っ白な滑走路に降り立ったときは拍手がおこったっていう。こわいおもいでしかないです、よ。

2016年7月16日土曜日

MASSAGEでの “Dirt on Tape” 6回目!



MASSAGEでの。
連載 “Dirt on Tape” もう6回目です!
今回はOpal Tapesのこと。いまさらここについてっていうので悩みましたけど、やっぱり現行カセットの流れでは外せないので。そして一回ずらりと並べてみたかったんです、ここのん。やっぱりあの集合写真を載せたいっていうのがあります。パソコンでみてください、けっこうでっかい画像で、うぉってなるとおもいます。
やわらかい口調を意識して、文化系女子のための現行カセットテープ入門っていうつもりでかいてきたんですが、黒いテクノなレーベルだから、もうダメだとおもいます。
6月ベストのことも5本、なつもりが6本かいててびびった。
+youのも、ここでもかこうとおもったけれど、タイミング的にMASSAGEでかいたほうがひろく読んでいただけるかしらとかおもったりで。
anccoさんの題字もピンクでかわゆいです。
読んで! 

2016年7月15日金曜日

V.A. “Comp 1” (1221)



きのうの届きもの。
ことしできたレーベル1221から。
色を塗られたカード型USBメモリに23組の曲がはいったのんです。
2月に注文、5月末くらいにit's on wayとメイルがきたけれどまったく届かなくって、コンピレーションの第2弾がでてもとどかなくって、Bandcamp経由で買っても顔面でないところで、買ったもの一覧なところにも表示されないため、あきらめかけてたどころか忘れていたんだけれど、ようやっと。
送った日付をみたら7月6日とその気になれば1週間で届くっていう。
USBなのってけっこう好きです。買っても年に2つくらいだとはおもうけれども、わざわざ買うのはなんか特別なかんじ。やっぱりあくまでもものでなのが好きなので。

23組、ものすごいです。
Opal TapesからのUSSRにもはいってたロシアのåmnfxから。全体的にもやがかってるけれど変に軽快なビート。

mauroってなまえで知らないひとを検索するのなんて無理です、ぼやけたアンビエントがかさなった淡いハウス。

デトロイトの2lanesもこれまた淡いところからのハウスで、曲後半でシンセがむんむんいってて。

moni moniも検索してもほかのんがでてきまくってわかんない、心地よいのかとおもうのははじめだけなけっこうばきばきな。

donnyはGolden Donnaのなかのひとみたいね。彼のツイートでこれ知って、彼がレーベルはじめたのかはじめは勘違いしてました。なんかフィルターハウスみたいになってます。

Maxine & Cleoはフィラデルフィアのひと。レコードだしてるけれど、つながりが読めない。無骨でミニマルなテクノで。

ここできょねんとことしのアイドルブルックリンのUmfangが。Phineryのんがあまりよくなかったんだけれど、っていうかPhineryっていうかんじでもないものね。膜がかかったような声のサンプリング反復に、machine womanによく高音のぴちゅんっていう音をすこしひずませたようなのがはいりながら、乾いたビートで今回は好き。1080pのレコードたのしみ。

drovers'88はPrimitive Languagesからまえにカセットだしてたサンフランシスコの。そっちよりのビートものってかんじ、Leavingからカセットでそうな。

yyu。Lilerneからのカセットのがしたの痛いです。それがいきなりクリアな音になったらしく(くやしいので再発かTomentosaあたりにでてきて買えるまではききません)、それでもすこしちょっとよくないっぽいこと目にしたけれど、すごくよいとおもうんですが、この曲きくかぎり。ゲームサンプリングと、突発的なフットワークなビート、にわとり感あるかさこそした音、空間の広さと深さ、唐突な声に破裂音。すごく好きです。

この流れからAngel1がしっくりくる。ファンクなビートはところどころ音がヘンでたのしいし、フィールドレコーディングな海っぽさに、ところどころの唐突ネオンなシンセに、かっ! と声にと。

exaelで、深海深くで跳ね回る深い鳴りのミニマルなテクノ。BOTRつながりがつづいててよい。

つぎはryan、ってこのなまえだけで検索しろっていうのは無理。ささやきな会話を飲み込んでゆくような巨大なプロペラがまわってるかのような、悪夢感。その悪夢ななか、鳥がぴよぴよいってかわゆい。渋いギターもはいってきます。

slayerっていうひとだけれど、おおよそあのslayerばっかりでてきますがあきらかに音がちがいます。声がもわもわなってるばきばきなテクノ。

Liquid AssetはPrimitive Languagesからなカセット持ってます。あそこからだすだけあって、ヘンなテクノ。説明があらい。かくのつかれてきました。

Malll Prowlerは過剰な打撃とのたうちまわるシンセ、こういう音はミニマルなほうがかっこいいんだけれど、変にあげてくるあたりがダサすぎてたのしい。

F1Kはバルチモアの。ノイズがかった下地のうえを過剰に跳ね回るシンセな。

mutinerango sun。いきなりライブ録音。ばっきばきなテクノ。Rottenちゃんっぽさもある。

sponge bath。Grovlからだしてた。LackもだしてるAtemporalからもだしてる。Grovlからでてるなら信頼できるProfligateとかそのあたりのうさんくささと黒さとかあって、よい。これにでてた知らないひとを検索してるとき、2度New Bodyっていうレーベルがでてきたんで調べるべき? 

Enriqueです。もうRottenちゃんにしかきこえない。これまでのEnriqueのなかでいっとうRottenちゃん感ある。音割れぎりぎりというかちょっと割れてるのしのしばビートに、反復するシンセの音のつらなり。そしてノイズがかった音の噴出。

dreamcrusher。はじめっから耳がきんきんする高音ノイズ。そこからゆったりなビートに声にとすべてが腐食。かわいい。

自撮りがかわゆいNick Klein。すこしまえ、いまじぶんのなかヒーロー感あるひといます? とTATEWAKIにきかれてrkssって答えたんだけれど、EnriqueとNick Kleinコンビがけっこういまのヒーローだなとおもいます。粗い打撃に重なるクリアで淡い電子音、ゆったりミニマルから徐々に加速。

Unsay。最後のほうにこのコンピレーション最大の発見。つまり女子です。Geneva JacuzziとDJやってたり。ばっきばきな打撃とノイズの噴出、そしてミニマルだけど自由な展開。ティー・シャツ欲しい。

最後はgxnt valentine。All Gone、All Hellからだしてる本気ノイズで、知らないひとおおすぎて調べるのつかれました。

まだあります! 送ってくるの遅いけれども、いまなら送る気になってて意外とすぐつくやも。
2もでてます。LolitoにIceとMore Records (大宮ではない)つながりがはいってるので、それだけで買いではないでしょうか。

2016年7月14日木曜日

K/A/T/O MASSACREでのRottenlavaのこと

きょうは。
夕方労働なあと、幡ヶ谷ForestlimitでのK/A/T/O MASSACREへ。
Rottenlavaもついにマサカー出演です。
先々週のSOLIPSISTIC(あってますか? 勘でかいてる)での新曲がさらにテクノ化、Hot Releasesあたりからでないかなって音で、ライブなたびに進化していってて、常にたのしみで。
しごとおわりなんでいつものおっきなMC-505ではなくサンプラーと、液状シンセやらノイズをだすのんっていうセット。

はじめはノイズと飛び散る液状シンセからとフォレストの空間にあうかんじで、のしのしと打撃がくわわってきてからも、かなりノイズ強めで、うちに秘めた凶悪な部分をさらけだしてきてました。液状シンセの暴発感が、CVN感すらある予想できなさ。サンプラーだったからか、そっちのほうへかなり集中できたのかしら。
打撃なビート、液状シンセのビートが交互にかさなりあったり、曲間のうっすらアンビエント感もあったりと緩急もったり。さらっとしたかんじで、フォレストの空間をノイズと黒い打撃でうめつくしてて、かっこよかったです。これからモテる子ぉです。
こちらのInstagramやTwitterにすこしだけ動画あげてるんで、みてください。
あのなかで、Warszawaなときからなやりとりがあるし、Wa経由BLさんなんで、きいてる音楽の流れが近いから、師弟みたいないわれかたをときどきするけれど、むしろこちらが弟子入りしたい。

新機材も買ったらしく、イタリアン・テクノ化する宣言がでたので、これからもたのしみ。
Solitude Solutions周辺を追うようになってから、サクマさんにLSTNGTにRottenlavaにと、きいてるところはBLさん通いなんで似てるっていうのもあるから、そういうはなしもできるし、それぞれが毎ライブしっかり更新していってて、その度に驚きがあって、ほんとたのしいんです。いま東京にいられてよかった。

帰り道、エフェクターだけかばんにはいらなかったと手にもってボタンをかちかち押してる姿は爆弾の起動装置にしかみえなかったんでいまごろ職務質問受けてないことを祈ります。

LSTNGTがあげてくれてた“DIRTY ROTTEN” とかかれたティー・シャツ、どっかでひろってきた画像かとおもったらLSTNGTのむかしの寝間着らしい、びびる。
そう、LSTNGTの新ティー・シャツも受け取り、そしてすぐに着替えました。CLEAN。生地がよい、けど繊細らしいのでネットにいれて洗ってとのこと。

Mari Sakuraiちゃん、きょうもばっきばきでかっこよかったけれど、一回音とんだときがかわいかったし、Mariちゃんも髪を切ってて、おなじくらいな長さですねぇ、といわれてよろこんでる場合ではないわたしは38歳のおっさん。
birdFriendからもだしてるSofhesoさん、ノイズに展開が細やかに変化しながらなばきばきしたテクノで、Solitude Solutions周辺にはない運動量のあるライブでした。かっこよかった。カセット買っとけばよかった。




月曜の届きもの。
衣服です。韓国のHI FI FNKから。
pooteeさんのTumblrで知ってからInstagramをフォローしていて、ずっと写真が袖丈がかわゆいなとおもいながらで、ようやっと。20前後な若ものがやってるところで。
シールもつけてくれてたり、やりとりにけっこうかかったりとか、カセットテープをレーベル直で買うかんじ。

Borderの創刊号で東郷さんがいってはったけれど、衣服もインディなレーベルとおなじくちゃんと直でやりとりできてってかんじがよいな。
かっこいいおっきなブランドなのはみててやっぱりかっこいい。わたしは買えないっていうのもあるんだけれども、気づけばきてるものが、バンド・ティー、っていうとなんかだっさい、そうじゃあなくってアーティストが少数でつくっててなおかつちゃんとかっこいいもの、そんなんばかりになってるけれど。BLさんにHundebissにLSTNGTに。
でも、靴だけはいつまでたってもCONVERSEです。つぶれたらまたあたらしいのんってかんじで。いや、以前におつきあいしてた子ぉがここのデザインやってるからとかではないです、もうずっとまえから、20歳くらいからです。痛々しいとおもわれてたら困るので、いちおういっておきます、ね。

その、あたらしく買った切りっぱなしのデニムの膝上ダメージ部分から、太ももの毛ぇが若干でてしまい公共の場所を歩くには適してないんで、きょうそのあたりを剃り落としました。なよなよしてるわりには、足だけ剛毛。膝上だけなくしたんで、短パンとレッグウォーマーをはいてるかんじになりました。これで万が一この夏恋人ができても、海やらプールへゆけないです、よ。そんな心配いらないくらいに兆しすらないので激モテステッカーの団体への訴状の準備を、もうそろそろ。

2016年7月13日水曜日

CELL, Issue 01: Baby Blue - Void Gate / CELL 01 (Audio Codex) (Purple Tape Pedigree)

きょうの届きもの。

Purple Tape Pedigreeから。
ことしいっとう好きなレコードのうちのひとつ、ディージェーニュージャージードローンの抜け落ちトランスをだしてたり、50USDな30枚限定Celestial Traxのレコードだしてたりと、Bootleg Tapesと人脈が近いここ、初なカセットテープなんだけれど、Cellシリーズ。
A面が毎回ちがうひとの曲、B面がAudio Codex、つまりAudio Zineで毎月出すみたい。
JカードのデザインはAlex Deranian、Sentinelね。

A面が今月のひと、Baby Blue “Void Gate”
一応10曲にわかれてはいるけれども、つながってます、20分くらい。
しゅーんと一気に空間を移動して機械声なアナウンスもはいってとゲーム感なはじまりから、大振りな打撃のグライム感、中盤のかわゆい機械声の話し声からの展開がものすごい。のしのし打撃と悪魔のような声の細切れ連打、そこからアンビエントな宇宙空間をさまよってみたり、また過剰につまった打撃が打ちこまれたりと、いろんな空間をさまよいあるきます。こちらがカセットカセットいいすぎてインターネットをおろそかにしてけっこう追い逃してる系の雰囲気。かっこいいです。このあたりもっとカセットでてくれたならわたしはよろこびます。
Jónó Mí Lóが参加してる曲があります、が曲の切れ目がなくって見失ってしまい1回きいただけだとどこだかわかりません。これからもう1回ききます。


B面がそのCellの1回目です。
不穏なドローンなところに中国語やら、ラジオっぽいテレヴィジョンっぽい機械な音声っぽい話し声が重なったり細切れになったり。日本人で英語な話し声には集中しないとちゃんと意味とらえられないわたしにとっては、ききながしてると話し声ばかりなのとドローン効果もあって眠気が......。
というか実際に寝落ちてました、ここの時点で。
Bandcampで注文したときにスムージーのレシピがPDFでついてきます。今月はオリーブオイルにココナッツオイルやらバナナやらいれたもので、おいしくなさげ。

かっこいいレコードだしてるここが、こういうかたちでカセットテープを展開してくるのんおもしろいです。やっぱりここは追わないとっておもいます。毎号100本らしいです、まだあります。

いっしょにパッチをつけてくれてました。もういっこまっさらな帽子買ってぬいつけようか、もしくは額に直接ぬいつけようかしら。