2016年2月29日月曜日

f(x) のことばかりで。
テミンのほかはほとんどみてなかったけれど、きのういろいろと。


Ladies Code
2人が亡くなってなんで、へこみしかしないし、3人でとかいいながらダンサー2人で結局5人っていう。でも、曲はよいし、見た目がなふたり抜けてどうなるのかとおもったら、かわいくなっててよかった。MVはよいけど、テレビではうたえてなさが。。


Brave Girlsもまだいたし、マイナス3人プラス5人っていうので復活してた。曲地味だけれど、あたらしくはいった子ぉたちがよい。とくに50秒くらいで急にアップな子。


テレビのんみたら、全員ものすごくよくって。ウジュソニョよりも。



ウジュソニョは人数多すぎてあきらめました。Twiceのほうが見分けがわかりやすい。。

2016年2月26日金曜日


原稿、来週の選曲と頭出し、労働、f(x) とばったばたで更新ができやしません。


Tabs Outのひとが。
カセットカムバック、みたいなレトロな捉え方してる記事なんなの、みたいなことをかいてはって、あちらでもそうなのか、と。あちらはもっと受け入れられてるとおもってはいたけれど。
あちらでそうなんだから、日本ではどうしようもないんだろうけれど。音楽雑誌で現行のカセットの特集をしたところなんてなくって、MASSAGEにアイデア、Borderっていうカルチャー、アートよりなところのみで、ふしぎですよね、というおはなしを某編集な方がお店へきてくれたときにしてて。

まえにかいたのんいろいろで消してしまったけれど、あのSillyだっけ? なカセット屋さんの記事のはなしで、やわらかい音の質がとか、天然水に例えられてたりとかで、はっ? となりまして。
茶色どころか黒く濁った泥水のようなのをおもにきいてるっていうのもあるんだけれど、実際のところ音の質とかにはあまり興味がなくって(いや、ドローンとかはテープにあってるなとおもうけれど)、ぽんぽんと出す身軽さや、ひとつひとつの作った感やら、レコードのアートワークよりもおもいきったことできるとか、そういうところがカセットのよいところなんじゃあないの? とおもってて。
その天然水にたとえられるようなメディアのインタビューを読んで、へぇ、あそこで売られてるカセットききたい、となる方が、実際のところ、現行のところをきいておもしろいかっていうと、そうではないということも知ってるけれど、それでもゆっくり好きになるやもな方につたわればよいなとおもい原稿かいてます、かけました、Mの。一段落したので朝までf(x) きこう。

わたしのブログでカセットおもしろい、っておもってくれて、カセットで出すために音楽はじめてリリースできた、っていう方のおはなしをきけたりするのん、かいててよかった、っておもえるので、なんか更新がぐだぐだだったり、店長化して給料さがってきょねんほどは買えないなと気づいてきたんだけれど、よいペースでブログは続けられればなとおもいながら。

そう、BLさんに!
Falusの激モテステッカーを置いていただいています!


となりにはちょうどできあがってすぐのSOLIDUSのフライヤーを西川さんが持ってこられててっていう。お互いに謎な引きつけ合い方してて、日までいっしょっていう。。
トウキョウにおられるかたは走ってBLさんへいって、フライヤーといっしょに激モテステッカーをもらってiPhoneにはっつけてモテてゆきましょう! 
体験談として、貼っつけた直後に女子から遊ぼうと連絡がありました! (元カノだし予定があって会えなかった)
そして3日まえの朝、恋人ができました(夢のなかで)

2016年2月23日火曜日


いろいろかいたけれど、ほかがきけない。
鳥肌がすごいし、なんどきいても涙でる。
はじめはなんか違和感、とおもったら、ルナの “胸がぁああ” なところでえっ、ムネ? なに? となって、“ちかづいてきたらー” なところで確信、日本語! わぁああとなって、涙でます。


そして、テミンもかっこよすぎる。活動曲でないほうでこれですよ、もう。



しばらくはこんな状態でなにも手につきません、ごめんなさい。

Harsh Riddims vol.2

Harsh Riddimsが。
アトランタのFit of Bodyのレーベルがコンピレーションだしてますね。
まさかなRamziが。そしてDKAにCGIのアトランタTwinsはもちろん。TAKAHIRO MUKAIもはいってます。
NYPですが、フリーで、って本人いってるんで、気に入ったらほかカセットを買ってあげればよいとおもいます。

ここのん、いまのところカセット全部買ってるんで、Jカードなデザインなんだし、AB面とか曲がなってるから、がんばってカセットでだして! カセットレーベルはやっぱりカセットださないと。あとClaireどこいった?

Falus #4が3月26日! なんだけれど

Falus #4が3月26日ですって!
今回はことし注目レーベル特集らしいです、知りたくってせんかたない。
前回呼んでいただいたし、こんどは客としてあのイヴェントゆきたい......とおもったら東京でのSOLIDUSとかぶってる!
まぁ、やりとりがあるので、まえからきいてはいたんですが......。
もうさ、名古屋あたりで、合同でFalIDusとかにしてやってください。
なんというか、お互いに引きが強すぎて、日までもかぶってしまった感。

さきほどのお知らせ、MoontownといえばFalusの一回目でとりあげられてるし、土曜のはサクマさんでられるしで、ここもSolitude SolutionsとFalusがつながる。
余談ですが、その前日、わたし38歳になります。37歳のわたしから38歳のわたしが分離して、どちらかがFalusへ、どちらかがSOLIDUSヘゆければなとおもっています。

3月5日土曜日は新宿ドゥースラーにてLow Flung

3月5日土曜日!
新宿ドゥースラーでのRhyming Slangで、オーストラリアのカセットたくさんだしてるレーベルMoontown主宰なLow Flungが来日ライブがあって、わたしもカセットテープでDJさせていただくことになりました。

Low FlungといえばデンマークPhineryのきょねんのNovember Batchの1本で、Speaker Footageのそのまえのバッチとともに、いまのカセットな流れを総括してるような人選ですばらしかった。



唐突に来日、そしてお手伝いで、びびってます。
MoontowonといえばRites WildにRegional Courseも出してるオーストラリアのインディ、シンセなど地下なのをどんどんとだしてくれてるところで。
そこから7インチをだしてはるTohhmasという方もいっしょにきてライブを、そしてサクマさんのCVNもあります!  CVN名義だとことしみられるの初! Orange Milkからリリース直後っていうタイミングもすばらしい。

おもいもよらず、2日水曜日につづいて土曜もDJという週になって。
K/A/T/O MASSACREのほうはまえにかいたとおり、踊ることも揺れることもできないし会話も固まるかんじでやろうとおもってます。そしてLow Flungのほうはアンビエントがよいのかしらとかかんがえながらで、まったくちがうかんじになるとおもうので、両方ともきてください!

2016年2月21日日曜日

有明コロシアムでのf(x) Dimension 4 Docking Stationのこと





有明コロシアムでのf(x) Dimension 4 Docking Stationへゆきました。
ここを読んでくれてる方にはほんと必要ないんだろうけれども、めっちゃかきます、わたしのメモのために。

朝、激モテFalusステッカーが届いて、これでモテる! とおもってたらひさびさな女子から電話があって、すごい、ほんとに効果がある、とおもったら、きょう遊ばないっていうね。女子よりf(x) を選びました。でも、効果大です。ただ、夜に7000人くらい女子がいる空間にいたけれど、まったくモテるかんじはありませんでしたけど。

国際展示場駅までいって、すぐにコロシアムへ。DVDを予約、特典で抽選30名が終演後f(x) にあえるっていうのがあって、真ん前の子ぉが見事に当たって、緊張したけれど、ハズレ。グッズはね、ソウルのんがそのままきてほしかった。シンプルな白スウェットに、写真のはいってるものとか、あとスジョンの万華鏡欲しかったな。。
コロシアムには飲み物も食べものも喫煙場もなく、駅へ一旦戻って。
開場時間くらいにコロシアムへ戻って、入場。
会場に貼っつけられてるクイズ、その答えをふらついてるKLAVへ告げると地図がもらえる、とのことでもらったんだけれど、これなんなのか。

アルファベ順に区分けされてて、でも、わたしのチケットにはアルファベがなく、ロイヤルBOXと。これなんなのか、と係のひとにきいたら、なんかふだんは来賓席みたいなとこ。実際にいってみたら、ステージの真っ正面。花道もないし、ちょっと遠いけど、さえぎるものはなにもない。
S○litude S○lutions社長の西川さんもいらっしゃってて、そのあたりまでいってすこしおはなし。

幕がしまったまま종이 심장 (Paper Heart) が流れはじめて、おお、いよいよね、と興奮。
幕があいて、映像が流れはじめて。10、9、8......とカウントダウン、で4、3とゆくとおもったら4、4、4、4ときました。そこから4wallsのすっきり迷宮感にPink Tape予告なときのかんじがあわさったような映像。スジョンからうつって、ネイルをつけるルナ、ピアノを弾くビクトリア、鍵穴のぞくエムボ。森のなかのドアからでてくるスジョンだったり、3Dな街だったり、かっこいいです。もはやここで1回なみだがぽろりと。それが終わったら、Attention Pleaseっていうアナウンスとノイズ質な音、そこにビートが重なって、暗い開場のなかをレーザーが飛び交って、もりあがってしまいます。
KLAVの四角を頭にかぶって、それぞれが脱いでって、わぁきゃあ。それぞれがアップで映像にうつされて。で、はじめな曲はElectric Shock。まったく冷静になれてないです、こちらが。まんまえで実物が動いてるっていうことだけを追うのに精一杯で、どんなんだったか。
Red Light。すこし冷静に。おととしのインダストリアル部門一等です。アイドルでこれやるって、かっこよすぎる。終盤のルナのパートで、上段にあがってすこしちがうアレンジで、ルナ声すげぇと感動。泣く。
DangerousなあとはDracula、うしろの映像に、スジョンがドラキュラで首もとにかじりつく演出。
ここでMCが。あいさつは日本語で、途中から通訳なかんじ。そこで、着替えてきます、とスジョンが照れくさそうにいったのが。
で、ビクトリアとスジョンが戻ってエムボとルナが着替えに。
学生服なかんじです。かわゆい。
うしろのダンサーのひととかもおなじかんじ。KLAVネタがすべてすべってる気がするけれど。
うしろの映像も学校感。
ここでGangsta Boy。後半のラップ部分とスジョンのVサインなところまでやらなくって、そのままToy。Toyの踊ってるところ、予告ででていて。
LA chA TA。雨だし、ぴったりです。屋根がついててよかったです。あのびしょぬれライブの映像をおもいだします。エムボかっこいい。
Me+UからPinocchio(Danger)で、このあたりからもうK関連歯止めがきかなくなって、なかでもf(x)がってなって。
Beautiful Goodbyeうしろの黒板みたいな映像が黒板消しで消えて歌ってるすがたがみえたりとかね。好きな曲で、泣く。Twitterでは4回とかかいたけれどもっと泣いてるな、わたし。
Sorry (Dear. Daddy)ではルナとクリスタルだけになって、ふたりがときおり向かいあいながら歌う姿がきゅんとなりまして。ここで映像だけな休憩時間。家のなかでSignalが流れるなか、みんながメガネつけて写真とったりとか、ビクがお菓子つくってたりとか、とにかくしあわせな映像でして、泣く。

Shadowからはじまり。ステージ上段で、おもちゃっぽい動き。衣装がかわってかわゆい。
そしてSweet Witches。この曲は思い出あって、Warszawa最終なパーティーでのDJなときセツワマからこれっていう流れでかけてて当時とても好きで、でもちょっとみじかくそのままMILKがあって、Ice Creamで、手にはアイスクリーム持ちながら。かわゆい。映像もアイスクリームをそれぞれが。
NU ABO、泣きました。東京ドームでまえにきいたときも泣きましたが泣きました。これは全員が泣く曲です。これでほんと好きになってなんで。MCでいってたけど、7年なんだよね、デビューから。f(x)はみんな美人になるし、こちらも歳をとるはずだし。
そのあとMCがはさまれて。水を飲んでもよいですか、とルナが。そしてなぜか全員がスジョンにペットボトルを差し出してっていう。姫だから、とエムボ。だめだ、このやりとり、かわいい。
旅にでたいですよね、と。KLAVがコートのまえを開いて変出者演出。よいのか、これは。Travelerがラップなしで、Zig Zagとつづいて。
Airplaneこの年度で最高なシンセウェイヴ曲でした。で、アリーナ席の外周をおかし投げながら歩いてて、けっこう近くまできて興奮。エムボがなんか高い高いされてた。JetはElectric Shockのときの1週目な曲で、うごきと歌詞がかわゆかったんで、またみられてうれしい。
Beautiful Strangerではビクがひとり引っ込んで3人で。いっしょに! とルナがいってたけれど、さすがにうたえはしない。

映像休憩。バックはBoom Bang Boomだったのかしら。トイレットへいきまして。。
무지개 (Rainbow)からはじまってと、このパートはエムボ中心nのような、ビートがおもしろい曲つづきで。
Pretty Girlは構成おもしろいよね。いきなりルナがエモいかんじとか。ライブでよりなかんじ。そう、ルナがね、やっぱり歌がうまいからライブだとかなり目立つよね、MCもいっとうしゃべるし、きれいになったし。
Diamond、4wallsのときにいっしょにやってたね。間奏の音がよい。あっ、ペンライトを振り回してるわけですが、どうも腕だけだと落ち着かなくって、ゆらゆらと踊ってるっていうかんじでみていてごめんなさい。いや、ルールがおおすぎるのはわかるけれども、f(x)なんだしもっと自由でいいんではとおもったり。でもかけごえはもっとあったほうがよいよね。すくなかったしちいさかったし。
Rum Pum Pum Pum、好きですね。まえお付き合いしてた子ぉも好きでカラオケでふたりでうたったな、とかすこしおもいだしました、が。
Step、この曲好きです、活動曲ではないものでこういうおもしろい曲があるのでf(x)最高。で、途中で、いきなりエムボのソロ曲SHAKE THAT BRASSがはさまれて、あっ、テヨンのところルナでききたい、とおもったけれど、すぐにStepに戻って。
Loveをバックに映像が。さすがに映像どんなんだったか記憶にないな。おっさんなんで、そこそこつかれて、休みにはいってました。
そして4 Wallsです、がなんか違和感、あぁぁ、日本語歌詞になってる! 予告とか、リリースもなかったんで、驚きで涙。だいたい、元曲を日本語ヴァージョン化っていうのは好きではないので、Pinnocchioもあちらのでやってくれてうれしかったなとかおもってたけれど、不意打ちなので、うれしく。蜃気楼みーたい、みーたい、いうてました。
このあたりから曲間なしに4wallsの曲がつづいて。Papi、Deja Vu、そしてRude Love最近好きですごくきいてます。KLAVがうしろでDJしてる体で。そこに肘着いてうたうスジョンとか。
最後の曲! とCash Me Outで。

あちらのセットリストをみてしまっていたんで、アンコールはもちろんあるんだろうけれど、みんなあんまり拍手とかエプエクスとかいわないから、これこのまま終わってしまうんではと心配になったけれども、なんか。すぐ下のところで会場の従業員のひとがいろいろと柵を用意してて、これはと。
So Into Uうたいながらね、わたしがいるブロックの真ん前通路を歩いてくるっていう。やばい、全員の顔面ばっちりみれたし、最初にきたエムボとビクとは目があってしまい。いや、ビクうつくしい。
で、ルナとクリスタルもきて、なんかルナ泣いてたっぽく、もうこちらも泣くし、でもスジョン追ってた。
Hot Summerでしたね。あちらのAll Nightとはちがって。日本語で。あぁ、苦い記憶。この日本語のんがでたあと、来日ライブが、ってなって中止に。でも、それから4年? ようやっとちゃんとみられたし、曲もたくさんだし、最高でして。
そう、7年で、とかありがとうありがとうとたくさんいうてはって、いいこたり。最後、Ending Pageでとかっこうよく締めて。

途中、背中になんか当たった、とおもいうしろみてもなにもいなくてひとがとおたのかしらとおもったら、ペンライトが飛んできたんだとわかったり。
隣は中学生くらいな女子でおっさんとなりでごめんなさいとかおもったり。
終わったあと、しばらく呆然、席をたってロビーへでたらちょうど西川さんが。いろいろとおはなししながら、あちらのグッズがよかったよね、とかいいながら、最後ティー・シャツきてたよね、やっぱり欲しいよねとふたりして買って、渋谷でお酒のんでいろいろおはなしして帰りました、よ。帰りにライブなことはなしながらでうれしかったです。
写真も撮っていただけたし。


スジョンは終始姫だったし、ビクはうつくしいしところどころ舞踏なかんじもあったし、ルナはやっぱりよいこだし声がものすごかったし、エムボはところどころアドリブで叫んでたりスジョンにうしろから抱きついたりと自由でたのしいし、すべての瞬間が最高でした。
f(x) は極端にイメイジがかわることがないから、ソシみたいにちょっと気恥ずかしくなりながらっていうことがないし(でもそれらの曲のほうが盛り上がりはしてた)、それぞれがおもしろいから曲が古くなんない。
あと、Kな、っていってるほかのひともf(x)よいっていうひとがおおくって、うれしいし。
うしろの映像がいちいち完璧だった。DVDでみるのんたのしみ。
あとオープニングで、EDMってすごいなと。こういうおっきな会場できくとf(x)の曲ってわけではなくってもムダに盛り上がるものね。ほんと場にあった音なんだと。まぁ、こんなおっきいところへくることってほんと何年かにいちどだし、わざわざKのほかのをきくことないけれども。
あと、カセットとかレコードとか今後はすべて無視して、お金をためてあちらへいったりSMTとか毎回いったりとかしてもよいくらいな心持ちにもなったけれども、いまは冷静に、f(x) がこちらへきてくれたときにみられればよいやとおもいながら。
4回とかいいながら、おもいかえすと6回は泣いた。
とにかくみられてしあわせです。あしたから原稿がんばります。

2016年2月20日土曜日

Morkebla “Ono-Sendai Cyberspace” (Baroc Music)


Morkebla “Ono-Sendai Cyberspace”
ケルンのBaroc Musicから。
ビニイルバック入り、ってかいてあったんで、黒いビニイルで包装されてるのかとおもいきや、おもいっきりビニイル袋でした。紙のジャケットはなしです。ビニイルの表に紙が貼っつけられてて、その絵が若干長尾謙一郎。裏側になんかかいてるっぽいけど、これはがすとただのビニイルになっちゃうからはがせねぇ。
Where To Now? にRecknoにとUKなところからたくさんで、イタリア人だけれど、UK在住? とかおもいながらなAlberto RossoのMorkebla。映像的なゆったりサンプリングやらシンセドローンの重なるテクノ、っていうかんじでしたがこれまでは。
タイトルがサイバースペースで、なんかいままでの彼の作品がもっとはいってくるかんじ。
ちょっとローファイなサンプリングは郷愁とか人間味とかではなく、架空な空間だったんだっていう。映像的なのも、そうなのかと。
テープのような音のたゆたい、それがときどききゅるきゅると速度がかわって、異空間に引きずられ。2曲目、頭蓋に響くこもった低音と、なんか声のようなロボットのようにもきこえる音のつらなり、そこにクリアなハイハット音に、かなり打ち込んでくる打撃音と、今作はかなりビートが攻撃的。これまでの闇感というよりは黒さ多めな音の質で。でもバランスがおもしろい。
これまでのよりもすこし電子感あるドローン質な音と打撃を中心に、B面にはほぼビートのみでつくられてる曲もあったり。かなり打撃感あって。でも、そのビートも打ち込みまくらず、ところどころひいてくるかんじと、その裏でゆらめく黒い靄状のアンビエントはやっぱりMorkebla感。けっこう明るいめなニューエイジィな響きのシンセがビートとともに降り注ぐ曲もあったり。そうそう、このひと、ドローンやらニューエイジィな響きがむかしの近未来感あってよい。
サイバースペースっていってもいまなネットのセカイの、っていうかんじではなく、サイバーパンクにでてくる近未来、しかもその闇感。ネオンな高速の影でくりひろげられる男のセカイ感。
そして、Ono-Sendaiってなんですか? こんどきいてみよう。小野仙台? 小野ってなんですか?



きのう届いたHaunterからのNoumenoが銀色半透明ジップロックで、音はがびがびのしのしぶちぶちテクノで、こういう装丁が立て続けで、それぞれかっこいいな。Haunter、きょねんのいまごろSomecとなんかいちどきに注文しらんだけれど、届かないまま。でも、今回のんがかっこよかったから許します。
Hundebissもそうだけれど、どれもイタリアが絡んでて、Gang Of Ducksもそういえば真空パックなのとかいろいろだしてたり。黒いだけでなく、ぎらついてるかんじ。イタリア絡みはこういうところまでおもしろいから、イタリアのテクノは好きです、よ。

Angels USA “XILF:STIKKLEMUZICK” (Hundebiss)

あと。
1回寝たらf(x) のライブなんではやく寝たいけどたかぶって眠られません。
あちらのグッズそのままだったらうれしかったんだけれど、日本は独自にこしらえてきたよね。。
ライブは撮影してDVDがでるらしく、それを予約したらパンフレットくれるって、2ページの。

こういうときにかぎって、なかなか届かへんなとおもってたものがまとまって届くっていう。
ひとつくらいはかけるかしら。



Angels USA “XILF:STIKKLEMUZICK”
Hundebissから。
緩衝材がChickletteのポスター!
ChickletteことEsra Padgettと、Farewell My ConcubineやってるMark Iosifescu二人組、復活です。
これまでAngels In America、Miami Angels In Americaと微妙に名義をかえながら、ここHundebissからもAngels USA名義でだしてて、この名義は? なのか奇怪な音とただただ朗読、まったく理解できなくって笑うしかなかった。
ChickletteのGoatyからのんがものすごくこわくて最高だったし、Hundebissからのんはきょねんのカセットテープ1位です、わたしのなか。2014年はFarewell My Concubineが自主でカセットにHot Releasesからのsplitなレコードだしてて、Zach Phillipps系な男前ローファイで。
もう完全にソロなのかとおもってたらきょねん復活なお知らせが。Odwalla88とかとライブやってたり。そしてようやっと新作!
それぞれのソロがどう反映されるんだろう、とおもったら。
はじめっからやっぱりおもいっきり朗読。そしてテレヴィジョンかなにかしらのサンプリングというか入り込んでくるかんじ。それにあわせて、朗読がめちゃくちゃにがらの悪いかんじになったり。
あれ、Chickletteがいない、とおもったら唐突に。
ぎゅんぎゅんなギターと叫ぶようなヴォーカル。
で、ふたりの朗読のやりとり。前作から一切進化しない。朗読な声はところどころすこしだけ調子をかえて、というかChicklette側は機械でとかではなく、みずからちょっとおばあちゃんこいかすれ声にしてるっていう。そしてふたりともときおり吐瀉声。がびがびの、とかではなくって実際に、おぇってなってる。
そして最悪なのが、ときどきじぶんたちでなにやってるんだってかんじで笑ってしまうっていう。
朗読なあいまにギターを弾いてみたり、奇怪な電子音が鳴り響いたり、また唐突なぎゅんぎゅんギターだったり。でも基本はふたり何役かな朗読小芝居です。
B面の変調声がけっこうはさまれるかんじとか、だんだんとクセになってきます。そしてぎゅんぎゅんなギターとドラムマシーンでいきなりけだるく歌ったり。それもすぐ終わるし。中盤の電話の音とサイレンとこどもなフリした鳴き声交錯とか。で、いきなりヴォコーダーなアーバン曲あったり、口ジャズがあったり、ノイズなギターに叫び声だったり、もうすっかり好きになれます。わたしには無理だわ、とA面であきらめないで!

アメリカの地方、まわりになんもないところで立ち往生してしまい、陽が落ちてどうしようもなくなってすることなくってラジオをつけてみたら、誰もきくあてがないのに自宅から放送してる個人なラジオを傍受してしまい、どうしようもない気分になって持ってる銃の先を口腔内につっこんで引き金ひきたいかんじ。そんな経験ないですけど。

なんていうんだろう、ハーモニー・コリンのTrush HumpersとかYouTubeにあげられてた車いすカップルのんとか一時期のヴィデオ作品のどうしようもない郊外感と通じる気が。あの登場人物のうちふたりくらいな。しかもそれが音のみで展開されるんで、もうね。
なんだこのひとたち、っていうのんをさらに上乗せしてなんだこのひとたち、ってかんじで、最高です。

Bandcampあるけど、これ、テープできかないと意味ないよ。拾ってきいたら呪われた感。Hundebissなんで、BLさんにMeditationsさんあたりにおおよそ。

2016年2月19日金曜日

3月2日水曜日!


でてました。
きのうはなしてたのん。K/A/T/O MASSACREです。
3月2日水曜日、20時から。
わたしは20時から1時間ちょっと、カセットテープのみでDJさせていただきます。
なんというか。カトウさんがステキです。こちらがやりたいこと、どんなかんじになるかとか、はなさずともかんがえてくれてて。
カセットDJ、っていってもノイズを録音してきて重ねてとか、そういうことはしませんできません。あくまでもすべて現行のんをつなげるだけで。現行のんでかっこいいのんあるんだと知っていただければ。
もう、ずっとまえからわたしは現行のカセットテープのなんなの? 彼氏なの? くらいに現行の現行のいうてますが。
Orange Milkのん、それまでに届くかしらとか、あと共演な方が、
テンテンコ(むかしWarszawa客のアイドル好きな方がなんか目当てで複数買いしたBisのCDを1枚くれた)
Emamause (あの家付きカセットテープをだしてたpsalmus diuersaeからリリース予定な)
わらかん (かなりまえからDJとかライブとかみききしたいなとおもってましたようやっと。いまでも仮面かぶってはるんでしょうか)
脳Brain(この方のDJをみたくって秋くらいからちょこちょこK/A/T/O MASSACREきてた、名義がかわってる?)

みんなきて! 

2016年2月18日木曜日


便所自撮り。
3月2日水曜日、この便所のあるところで、ひさびさにDJをします。20時から1時間ちょっと。
カセットテープのみです、もちろん。
あけといて!
出演なうち2人が覆面着用なんで、顔出しNGなわたしもこんどこそPod Blotz面をつくってゆきたい、な。

2016年2月16日火曜日


最近。
また文章がかけるようになってきたんで、ブログ、MASSAGEとBORDERの原稿、そして1月じぶんの文章に途中で飽きて中断してたzineと並行してかきまくっています。たのしい。

でも、ひとつのにぎゅんと集中しすぎると、ちょっと疲れるので、息抜きに。

読み方がわらかない問題

あちらのんを追うニンゲンにとって、読み方わかんない問題は常につきまといます、よね? 国内盤でもでてくれればカタカナ表記などされて、ようやっとわかったりもあるんだけれど、ききたいので国内盤でるのってBLさんかmelting botからくらいでして。そのふたつ意外はぜんぶあちらのんなため、ときどき、困ります。

Falusのときにもはなしたんだけれど、Beatrice Dillon。わたしはフランス人だったので、なんもかんがえずにベアトリスと呼んでしまってたんだけれど、英国だもんね、ビートライスなのかしら、ってそのときはじめてどちらなのかしらと。結局、どちらですか? 先日、H.Takahashiさんとおはなししたときもビートライスだったし。困った。

Umfangのgは読みますか? ウンファン、でよいんでしょうか。Falusなとき、TATEWAKIfがgなしだったんで、それを信じてそう読んでます。
1080pもわかんなかった。わかんないし、いいやすいんで、せんはちじゅうぴー、いうてました。でもこれもTATEWAKIがテンエイティピーいうてたんで、そうなのかと。
Via Appちゃんもわかんないよね、正直。
Hmotも読めん。フモットって頭のなかではなってます。ロシアはしようがないかなともおもうけれど。あれはバッテクノでよいですか?
Ahnnuもじつは読めてないです。
Siobhanはシヴォーンって読むってわかってもいまだにシオブハンいうてます。Odwallaもおもいっきり小田原いうてます。

Angel 1も、soundcloudだとイタリア語でunoってなってて、もしや、エンジェルウノが正しいのかとか。

略語でわかんない系も。
LSTNGTもわかんないひとおおいよね。わたしもかなりのあいだわかんなかった。ラストナイト。Falusなときまでリスニングだとおもってた、っていう方がいました。
rkss大好きなんだけれど、アールケーエスエス、ってそのまま読んでて、それでよいのんかしら。
NPLGNNもわかんない。ヌプルグン、って読みながらもなんかわかんなくなってヌプングルっていれかわったりするときもあって。
D.Å.R.F.D.H.S.は略じゃあないDard Å Ranj Från Det Hebbershålska Samfundetっていうのんがわかったところでまったく読めないし、Googl翻訳にぶちこんでも、ちゃんと訳されなかったり。

ひとりできいてるぶんにはいいんだけれど、あれよかったよね、みたいなはなしになったとき、見事に困ります、よね。そんなかんじなんで、もし会話してて、それちがう、っていうときはおしえてください、ね。

Ekin Fil “Heavy” (No Kings)



Ekin Fil “Heavy”
No Kingsから。
イスタンブールのEkin Üzeltüzenciによるドローンフォーク。
Root Strataからのカセットで知ってから、Students Of Decayからレコードもだしてたり。Sacred Phrasesのんがきょねんの今頃だったから、1年ぶりくらいなリリースかしらと調べたらきょねん7インチだしてたのね。
もう。
No Kingsはほんと紙質、印刷ともにすばらしいです。今回はデザインもうつくしくって、これはもので買うしかないですよ。

Grouperっぽさでいうとセカイでいっとう、いまやGrouperはHelenにピアノにとなんで、あちらよりもGrouperっぽさがあるし、Exotic PylonからなちっちゃいCDでギターではなくシンセ、オルガンとノイズなのを出してから、かなりかわった、というと使ってる音はかわんないんでヘンになってしまうんだけれど、なんていうか、突き抜けた、ともまたちがう、もっと靄が深みにというか。Grouperっぽさっていうことばでは説明できなくなってきて。

A面は黒い靄のなかから浮び上がってくるギターの爪弾きと、さらに靄がかった声。
2曲目の後半、空気がノイズに浸食されてくるあたり、ものすごいです。
3曲目の途中からなうっすら高音を合図に、これでもかと爪弾き反復のなか、広がってゆく声がうつくしく。
4曲目の爪弾きはもう靄がかりすぎて溶けてるし、ここで声がすこし靄のなかから近づいてきていて、中盤からノイズがまた空気を崩れさせてゆき、ただそのノイズもかなり靄がかってと。そのノイズのなか、高音もゆらめいて、もう。

B面。A面はまだ爪弾きからなノイズ、のようなドローン・フォーク然としたつくりだったけれど、B面はさらに靄のなか、声と音の質、靄の濃さで変化がききとれて。
淡い光が射してくるような高い音のゆらめきからのはじまり。その光のなか、一気に闇の靄が満たしてきて。そしてことばとしてもはや成り立ってないくらいに透明な声と、すこし反響して靄のなかに消えてゆく高くささやかな打撃。
2曲目。もはや爪弾きの境目もわからないくらいにぼやけたギターの振動、そこを切り裂く空気のような声、その声はこれまでになくちからを持って、闇を切り裂いてゆくかんじ。
3曲目、ギターの爪弾きがくっきりきこえるはじまりから、靄がみたされてゆく境目がみられるはじまりから、ノイズの海に沈んでゆき。
終わりかとおもうんだけれど、これはなに? うっすら、ほんとおっきな音にしないとわかんないくらいにうっすらと爪弾きがなってまして。Bandcamp経由で買ったんで、データのほうを確認したらなかった。

ことばにすると、靄がノイズが爪弾きが、としかかけないんだけれど、そのバランスがものすごいです。カセットだからとかローファイだからとはまたちがう、かなりの深さ、濃ゆさでみたされる靄と、声とギターがその靄と科学反応を起こして溶ける、その濃度の調整具合が、ものすごい。
むかしほどはドローンをきかなくなったけれど、やっぱりEkn Filはすごく好き。

Ekin Filのんをきてかくたびに、映像もはっつけるのは、かわゆいからで。いつの日か、ライブをみたい。





2016年2月15日月曜日



きょねんの。
2月14日はBorderのマツダさんとユウくんがうちへきてな取材な日でした、ね。国生さゆりのCDをききながら、そのあとちょうどいるときに届いたNadine Byrneききながらっていう。
おおよそ、あの部屋にいたほうが、おもしろがられはしたんだろうけれど。
すこしまえにあげたいまの整然としたほうがほんとうのわたしなので、せんかたない。
ほんとうはきれい好きで、でもまえの家のときはいまのカセットやレコードにくわえて、というよりも本がいっとうおおくって、ある体積を越えたあたりから、一切掃除なんてしませんでした。なにかがぶち切れた。
いま。Border次号のんをかきはじめてます。2号はほんといまのところへうつるタイミングでなにもできなかったので、3号はしっかりかかせていただければなとおもいます、よ。

SolfaでのJESSE RUINS、Hakobune、メトロノリのこと


きのうは。
中目黒solfaへ。
メトロノリ、Hakobune、JESSE RUINSのライブをみにゆきました。

近所に住んでたわりには、はじめてゆきまして、見事にいちど真ん前通り過ぎて。

18時半ころについて、しばらくおはなししてると、メトロノリさん。
ライブをみられるのははじめてで。
前触れなくはじまって、びびりました。おもいのほか、それぞれの曲のはじめの出音が低く強くで、引き込まれそのあといろんな音が重なってはすべてがこぼれてゆき、そこにささやきヴォーカルもささやきどころではない透明感で音の一部に溶けてゆき。
うしろのほうでやってたんで、機材がみえずなんだけれど、めっちゃ演奏感あって気になって。やっぱりサンプラーとかキーボードとかいろいろとらしく、前触れなく終わり、びびりました。

Hakobuneさん。
かなりひさびさ。なんかいつもみられない。会場へいっても、おしてて帰らないといけなくなったり、リリースパーティーなときはまさかな主役が初めにやってしまっていたりとかね。
そしてここまでがっつりドローンなのをきくのもひさびさで。ものすごく心地よかったです。
途中のテープの切り替えだったり、ギターを弾くのにはすこし狭そうなかんじがしたけれど、中盤の高めな音が膨らんでくるところ。あとおもったよりも全体がクリアなかんじで、もっとテープとかの音はもごもごしていたような気もするんだけれど、これもここの音響なのかしら。

JESSE RUINS。
ことし2度目なJESSE RUINSライブです。
Solfaの音の環境が、なのかしら、やたらとクリアにきこえて、Nahさんのヴォーカルがいつもは声なかんじがかなり歌感あって、帰ってカセットをききかえすと声もメロディがとても暗黒な心持ちになれてよいなとあらためて。
はじまりや曲間のサクマさんによる細やかな音の操作もこれまでなライブのなかではいっとうよくみえるところで、音がクリアだからあのスイッチ倒したらちょっとノイズ質なとか動きと音がつらなってかんじられてよかったです。
CVNも好きだけれど、みるほどにJESSE RUINSもかっこいいなとなっていってて。EVEに26日のライブにとたのしみ。

ライブ直後、サクマさんとお揃いDiscwoman。


で、このイヴェントはこのカセットテープのリリースパーティーだったらしく、CVNにJESSE RUINS、メトロノリもはいってる! ので買いました。
CVNのCeramic、かっこいいです。細切れ感にかなりはやい調子のかちかち高音なビートと、その隙間から噴出する電子音が、それぞれ自由にあふれかえってるようにみえて、ときおり空白なところで息をそろえる瞬間が。
JEESE RUINSは空白な間使いがあっっこいい前半から、終盤の高音でかすれる音が好きで。
メトロノリさんも、さらついたノイズ質なうえにねこ声とかいろんなサンプルが乗っかって、そこにやっぱりその場な演奏感あるシンセの音がゆらゆらと。いろんな方向へ放たれる音とともに意識がとびちってゆくかんじ。ライブもそうだったんだけれど、あまりほかのをきいたときにはない感覚になれます。


ライブなあと。
H.TAKAHASHIさんとふたりで飲んで、制作なはなし、WTN? がでるまでのはなしとか、どういうのんきいてはるのかとか、音楽のほかのはなしもきけて、たのしかったです、よ。


きょうはこれきて外でてもよいくらいにあたたかで、いや、さすがにティー・シャツではまだ寒いとおもうし、そもそもまだ届いていない。
輸入業者みたいなもんなんで、このまま、また円高まっしぐらになればよいんだけれど。

2016年2月13日土曜日

わたしを構成する9本

先週送ったメイルきたから祝日あけなきょうあたりとおもいたのしみにかえってきたんだけれど、小野仙台はまだでした。届きものないんで、別のこと。

Twitterで。
一時期流れてきてて気になってやったのん、わたしを構成する9本。9本、な本をカセットテープでやってるひとがいなかったけれども。映画のはなしだったのね。
ちょうど先月末に、中古なの放出されてるのを買って、カセット界隈、みつめなおす機会だった気が。


左上から。
Motion Sickness Of Time Travel / Je Suis Le Petit Chevalier / Birds Of Passage /Aloonaluna “Taxidermy Of Unicorns” (Watery Starve)
AloonalunaのLynn Fisterのレーベルから。
2本組み。本物の葉っぱが縫いつけられて、毛糸でケースはぐるぐる巻き、ひとつひとつちがうコラージュが施されたzine付っていう。
カセットテープを追いはじめたのってMSOTTを好きになったからで、このころはカセット界隈の中心はサイケデリックな、シンセな、ドローンなというかんじで。
レーベル運営、アート、音楽をやってるその当時のカセット界隈を代表する女子4人が参加で、わたしが考えるTaxidermy Of Unicornsっていう地下女子4人を選ぶ遊びが1年くらいはつづきました。やってたのはTATEWAKIとわたしぐらいなんだけれど。BoPのCooper Cultはレースカットな7インチシリーズの途中でトツゼンに停止したままだし、MSOTTもHooker Visionともに出さなくなっちゃったし、Lynnさんも沈黙してるし、さびしくなりました。。

Beatrice Dillon “Blue Dances” (Where To Now?)
Taxidermy Of Unicornsのあたりからの転換点だったとおもう。カセット界隈の中心はUSのエクスペリメンタルな、シンセな、ドローンなではなくUKのテクノ、っていうのを決定的にしたもの。
さきほど、Beatrice DillonとBen UFOのミックス逃した! まさかこんなにはやくとは。ミックステープっていうので、まえのイタリアのんがあるからすこし躊躇してしまったのが原因。カセットはね、躊躇なんかしてたらどれも買えないまま過ぎ去ってゆく。

Chicklette “The Loneliest Bitch” (Hundebiss)
カセットで出すような地下女子最高! っていうのんのいっとう好きなのはこれです。
カラオケでしかない曲と、こわすぎるB面。
Goaty Tapes自体も、紙質、印刷ともにうつくしくって、カセットテープのものとしてのよさではNo Kingsとともにいっとうな。WTN? はそういうものとしてのよさも独自におしすすめてるので、最高だとおもう。

中断左。

Siobhan “Mind Court” (Nostilevo)
いまだにシオブハンと読んでます。がびがび。そう、カセットテープがびがびの代表作。このあたりから、ノイズがかったがびがび音質ものもゆけるようになって、さらに広がるセカイ。


D/P/I “"RICO"” (Leaving)
デザイン的にも、音的にも、傑作だとおもうのね、いつまでたっても。これがあったから、Borderでのカセットデザインの企画が持ち上がったし、彼が来日して日本の地下が元気になった気がする。個人的なごたごたでBorderちゃんとかけませんでしたけど。。ちょこちょこっとマジックでかかれてるのはAlexのサインです。


Cream Juice “Man feeling” (Orange Milk)
これまではGiant Clawはまだぴんときてなかった、買ってたけれども、ゲームっぽいヘンな音つくるひと、という意識で。でも、Sethとのこれでものすごく好きに。この暴発感。けっこう消えてしまったUSでずっとつづいてた界隈のレーベルたち。Hausu MountainとOrange Milkはその空気もしっかり保ちながら、あたらしいことどんどんで好きすぎるし、ここからCVNとLil $egaさんがっていうのん、たまらないです。


下段。全部Digitalisから。
カセットを中心に買う、っていうまえからDigitalisのカセットはちょこちょこと買っていて。
全員がBrad総帥の帰還を待ち構えてる。界隈、みんな迷子になるよ。

左から。
Basic House “Caim in Bird Form”
いまのUKのいまのカセットテープシーンの下地をつくった、だけでなくいまもどんどんと前進するStephen BishopによるBasic House。これとおなじくDigitalisからなProstitutesのレコードでのしのし低音、インダストリアルに目覚めてしまった。

Jerry Paper “Fuzzy Logic”
すっかりレコードでなひとになっちゃったけれども、カセット史上いっとうカセットにあったポップミュージック。zonotopeなままでもよかったけれど、そこからかえてきたあたりも最高です。ブルックリンから離れてから、リリースなくってすこし心配。

しー没さん “萎びてられっか”
なんというか、サクマさんと食品さん、Lill $egaさんの4人はわたしのなか日本のひとのなかで別格です。こちらが好きな海のむこうのひとも好きっていう。
Digitalisからこれがでたときの興奮って、じぶんのことのよう。そしてこのJカードの原画がうちにあるっていうのはしあわせ。


けさ、RotifferがBandcampにかなりひさびさに音源あげてて、復活か! とうれしくなってたんだけれど、あたらしい音を追いながらも、やっぱりこういうわたしをつくってきたレーベルも引き続きおいたいなとおもいます、よ。


映画のほうはこれです。これかいた直後にど真ん中なリヴェットが。。

2016年2月11日木曜日

わたしの部屋とかDiscwomanとか


いまの家になだれ込んできてから5ヶ月。
まだ墓場化せずにたもっています。
探しはじめて1週間で決めたけれど、すごくきにいってて。必要なものもまだまだないけれど、ここまでくればなくってよいかとかおもいます。鍋とか包丁とか炊飯器とかテレヴィジョンとか。
何度かかいたけれど、ほかの方の棚もみたいです。とくにレコードとかカセットテープを買ってる女子の棚というか部屋というか女子本人をみたいです。


反対側には植物と布団と衣服しか。
むこうから2番目にかかってるのは。

Discwoman。
Umfangらが2014年からブルックリンでやってる女子DJ集団。あとは常にいるのはUNIQU3という子かしら。
サクマさんのところでブッパン知れて、さっそく背負う袋を買いましたきょうとどきました。
Umfang、Emma Burgess-Olsonはブルックリン周辺で活動しながら、UKのvideogamemusic、ヴァンクーヴァー1080pからだしたり。UK方面とつうじる音をひいた空白づかいがおもしろいし、Grimesよりな見た目がかわゆいし、FACTの2016年のテクノ10人に選ばれてたし、ことしはどこかしらからレコードをぽんとだしてもおかしくない気が。
おなじくFACTのんで選ばれてたMachine Womanはそのまま地下に。Umfangは表になかんじで。


Q///Q “Squaw” (Illuminated Paths)

Q///Q “Squaw”
Illuminated Pathsから。
Illuminated Kathsではないです。
紙なおまけがたくさんついてきて。よくみるとただのビニイルなごみもはいってます。
ものすごい数だしてるよね、ここ。もうすこしまともに追いたいんだけれど。

我らが出し過ぎG軍。ことしもいったいどれだけだすのか。G軍名義だけでなくって、ほかもいろいろやってて、そのほかいろいろもたくさんだす。Peter Krisソロはドローン、Final Copはバンドなハードコア、Black RollinsやWhite Suits Brown Bootsはもってないのでわかんないんだけれど。
そしてPeter KrisのQ///Q名義はロシアのSingapole Slingとスウェーデンの真っ白い紙ケースなとこからのんをこれまでにきいたんだけれど、G軍本体よりも全体ゆるめシンセおおめ南国感つよめな印象でした。まぁ、ほぼG軍です。ほかメンバーのギターやらがないくらい。ほかメンバーも3人とか、2人とか、はっきりしない。とにかくPeter Krisが中心。

がびがび電子南国に降り注ぐシンセ、こもった吐瀉声のささやき、といままで何回かいてきたことかなセカイがつづきます。よりG軍本体にちかくなった気が。全体にけっこうざらついたノイズをまとってるし。ところどころ、強すぎる光のようなシンセの降り注ぎが心地よい。25本限定ですが、売り切れないっていう。
きょねんはG軍本体がOpal TapesやFort Evel Fruitからのんで、すこしハードな展開、がびがびノイズ濃ゆめ、リズムマシーンの音強めだったり。でもすこしまえのYerevan Tapeからのレコードはけっこうゆるめな南国感があって、今作にも近いかしら。
YerevanのんはBLさんで先月買って、やばい、つぎの休みまで残ってるかしらとはしっていったら、まったく売れてないよ、といわれて。でもけっきょく完売しててうれしい。



さすがに、これだけだすと、逃してもよいか、タイミングあえば、ってかんじになってきました。ならざるをえない。
ほんと、どうやってるんだろう。
たくさん出すだけでなくって、それぞれよいし、どれもヴォリュームがあるのが恐怖。これもc90ですよ。たいがいほかはテープがでたっていったら、c30くらいが平均ななか、c90です。けっこう余白はあったけれども。
あとはDunesとのユニットのんがいつ届くかしら。

Unknown Sister / Cnidariel “14 år / Medusa” , Unknown Sister “s/t” (Hatets Dok)



スウェーデンのHatets Dokから。
ここ、まえにBloom Offeringっていう女子がでてて、それがものすごく好きで、まただしてないかしらとときどきのぞいてたんだけれど、ひさびさ気になるのがあったので、買いました。
なんと、男気あふれる送料無料。日本へ送るってなると、下手したら赤字だよね、買ってごめんなさい。

Unknown Sister / Cnidariel “14 år / Medusa”
ジップロックにふたりの自撮りな生写真がはいってるsplit。24本限定。

Unknown Sister
自撮りな生写真の金髪で落ち着いてるほう子ぉです。
透明高音電子音が降り注ぐなか、チープな電子音なメロディ。
2曲目が噴出するノイズとミニマルな未来の都市感ある電子音反復で、その電子音が過剰にロマンティックでよいです。ノイズのゆれもなんかよくって、終盤はそれが全体おおってゆくのも。この子ぉはこのバランスでゆくんならつぎもききたいな。あとでかいてるもう1本のほうがただただここわいので。
ライブ映像もでてて、ノイズよりも叫び声のほうがおおきいっていう。



Cnidariel
自撮り生写真、派手な子のほう。
なまえはクラゲですか? 
簡素なビートにあちらな言語でな歌とメロディ。
変調しまくり低音声から、へろっへろにゆがむシンセとこんどは高音変調声ととろっとろな。そこにはなし声サンプリングも重なったり。
そして、いきなりすっかすかなドラムのサンプリング反復、それもだんだんとズレたり重なったり、で、一気に変調声と地声のユニゾンな歌。そこにムーンプリズムパワー、メイクアップ! とセーラームーンサンプリングが重なるんだけれど、それもしっかり低音変調声がユニゾンっていう。そして終盤、セーラームーンからのサンプリングがいくつも重なり左右から飛び交うし、それぞれ低音声もそれにあわせてくるわで、カオス。
セーラームーン好きな子どもにきかせたらトラウマになるとおもいます。
電子音や歌のメロディのつらなりが、あちらな民族音楽ティックで、それをおもいっきりゆがませたり、振り切れるくらいに増幅させてみたりとやりたい放題。
むかしのFonalからでてもよさげな、民族感とおもちゃ感。でも森の奥フォークではなく、家のなかPCまえでっていうかんじがいまな子ぉな。あと音の質もPCだろうからか、あの頃なこういうかんじの子よりもしっかりしてるっていう時代ってすごい。





Unknown Sister “s/t”
splitの金髪の子。コラージュなJカードのほうね。ディスコA面、ノイズB面。
まずはA面。過剰な打撃音と、これまたちょっと北欧民族感ある音のつらなり、場末のディスコティック、でもうっすらノイズに後半のリヴァーヴかかりすぎな叫び声カラオケ。
そして2曲目がBandcampででてるのん。これも過剰な打撃感に、重なるノイズ。で、どんどんとノイズのほうが勝って、ごごごごノイズ一色に。そう、これをちらっときいてよいのんかわるいのんか一切わかんないバランスな音で、気になって買いました。もので届いてもきいても、やっぱりわかんない。
3曲目は、またノイズがかったなか、ピアノな音の演奏からな、がびがび地獄声。靄ななかゆらめくシンセと変則的な乾いたビートが重なってきて、なんとも暗い心持ちになれます。
ディスコティック感は1曲目前半のみでした。

B面。
A面もけっこうノイズだったんですが、B面はノイズですとうたってるからには、めっちゃノイズとおもいきや、いきなり男女な声でのアカペラ歌唱。そのむこうから、かりかりノイズ、それもすぐに終わって、ひとの声なのか単音な電子音なのか判別できなくってものすごく不安なドローン。けっこう長くそれがつづいて、きいてるこちらが息を吸うのを忘れてしまい、ものすごく息苦しくなってきます。吐瀉ノイズが噴出してきて、なんか助かったかんじもつかのま、またきいてるこちらのほうが息つづかなくなりそうな声ドローンが。。かなりこわいです。話し声をすこし粗く変調させたようなサンプリングが、テープが伸びきってゆくようにだんだんと崩れていったり、トツゼンにノイズが襲ってきたりと、とにかくこわい.


これだけ長く彼女たちの記事をかいたところで、誰かしらが、おぉ、っとなることもないだろうし、その誰のためにもなんないかんじが、かいててたのしい。でも、splitのほうは生写真とか、Unknown Sisterがよかったりしました。

2016年2月10日水曜日


年末に。
大阪でFalusに出演させていただいたんだけれどモテるようにならなかったんで、この激モテFalusステッカーをiPhoneに貼っつけて今度こそモテたい。



pooteeさんところで4700とかなってて、みんなf(x)を好きすぎる。あそこに並んでると、おしゃれ部屋感。




サクマさんがいってたみたいに、SOLIDUSでは誰が流血するのかしら。
Suburbanあたりは流血似合いそうだけれど、みられてないどこかしらのライブですでに流血してそうだし、流血したあと倒れそうで心配。
Rottenlavaが流血してたら、キャラクターにないかんじなので、引くか逆にテンションがあがるか。
LSTNGTは似合いそうだけれど、そのあと血が足りない状態でアルコールを摂取して酔いがまわって暴れたら、やっかいだ。
サクマさんはソロとJessi Ruinsとふたつもあるんで、流血なんかしたら、あとのほうの演奏に支障がでてしまってはたいへん。
そうかんがえると、残るは。
西川社長。率先して血を流しながらパンになにかを挟んでほしい。

2016年2月9日火曜日

H. TAKAHASHI “Where To Be Vol.2” (Where To Now?)


H. TAKAHASHI “Where To Be Vol.2”
Entertainment SystemsからのんがTabs Outの年末なリストにあがっていたりと、各所で話題なH.Takahashiさん。きのう、イルカさんのライブ会場でようやっとお会いできまして、買い逃して泣いてたこれ、いただきました。ありがとうございます。きのうの夜、2周目で眠りにおちました。

Where To Now? からなアンビエントシリーズ、Where To Beの初バッチ、カタログ番号2番です。
のってるときに、あたらしいことはじめるこのレーベルはやっぱりかっこいいなとおもいます。
ちっちゃい音でききましょう、とレーベルのところであったんで、ちゃんと音量をしぼって。

1曲目、やさしくゆったりとしたリズムまたたく高音、中盤からなとても高い音がすこしのアクセントになって、ゆるやかに膨らむ音の波はときおり満ちてきそうになるんだけれど、またすぅっと引いてなかんじが心地よく。
2曲目。くるくると螺旋を描くなかで、発せられる単音な高い音。その重なりがときおりズレるタイミングが心地よく。中盤から遠くからまたゆったりと、今度は上昇する螺旋がすこし高い音で描かれはじめて、脳内、ゆったりと螺旋が交差して。そのタイミングで一気に、といってもゆったりだけれど、いろいろな音がいろいろな方向でまたたきはじめて、脳内がふわあああとなります。
海の底へ続く長い螺旋階段のトンネルを降りてゆくあいだ、その深度にあわせて定期的に点滅する照明、だんだんと深くなってゆくと、いつのまにかトンネルなんてなくって、海のなか、からだは浮上して、光がいちどきにみえてくるかんじ。

B面。けっこうサイケデリックなかんじになってますね。音の種類も増えてきてるかんじ。
1曲目。これまでのミニマルなつくりよりもけっこう自由に音がふわふわとたゆたう、ゆったりサイケデリックな。夕焼けな空を眺めてる感。黄昏の空気と星のまたたきとが混ざってゆくかんじ。
2曲目。一気に真夜中の静けさのなか、どこまでも澄み切った空気のなか、とても立体的に遠くまでゆったりと広がってゆく音。
3曲目はぽこぽことゆっくり進むリズムに、放たれる高音に意識もいっしょにとんでゆくかんじで。
4曲目。そしてまた深海。低い音のつらなりが深海感。とても深く暗いところで、ささやかにささやかにまたたく光みたいに高音が。

とてもまっすぐで、透明で、やさしくって、これかいてるあいだききながらなんだけれど心地よくって指が脳がなんどかとまりました。ミニマルなんだけれど、ところどころの重なる音のズレ感が絶妙に心地よくって、その心地よい空間のなかひとつの曲に1度か2度ある音がトツゼンにふくらんでゆくのがアクセントになってて意識がそのすこしだけ強い音の波にもってゆかれます。耳できいてるよりも脳内でやさしく音が揺れ、またたくかんじ。

現行なカセットをけっこうきかれてはって。
制作な方法とかもきかせていただいて、えっ、マジですか、となりまして。それでこれできるんだと。きっとまだ秘密。
これ2作目かとおもいきや、3作目だそうで。知りませんでした。Lil $egaさんが1作目なときに反応してくれてうれしかったとのことです。
イルカさんみたいにあえて音をしぼったかんじで、ライブもいつかみたいな。
つぎのリリースな予定なのも制作中とのことですんで、これからもとてもたのしみです、よ。
すぐ売り切れちゃったんだけれど、どこかしらでみつけたなら、ぜひ。



前作も、ナイスショップスーさんに何度かはいっては売り切れたりまたはいったり。
まだな方はぜひ。

4minute。
活動曲なHateもよいけれど、カムバなときにやったもう1曲 “No Love” がものすごくよい。
きょねんのCrazyなときのガユンの前髪がFKA Twigsでしかなかったんだけれど、そういう流れがあって。3年くらいまえから、年のうちに3回くらいガユンブームがきます、わたしのなか。


活動曲以外がよいのってあがります。はじめの週しかみられないからね。
f(x) だとRed lightのときのAll Nightとか。クリスタルとソルリのところ、泣く。


PinocchioのときのGangsta Boyも好きだった。Mカのカムバなとき、エムボがとちゅうでアドリブで叫んでるところがあって。この頃から自由。あちらでのライブの画像をみたなら、右腕のタトゥーがまた増えてたね。あと、クリスタルのVサインとか。ソルリのウサギ帽とか。なつかしい。


Red VelvetだとAutomatic。


ワンガだとG.N.O.が、ととりとめない。

3月2日水曜日


1年に。
2回か3回くらいDJをさせていただく機会があって、ことし初なのが3月2日なんだけれど、おもいがけず共演な方を知れて、あそこからリリース予定なところでなまえおみかけした、日本の方だったんだ、と。音をきかせていただいたら、びびりました。出る側ですけど、ものすごくたのしみです。
もうすこししたらお知らせします、ね。もちろんカセットテープでやります。むかしは毎週下北zawaさんでDJさせていただいたりしてたんですが、一切技術が進歩しなかったし、つなげるのとか下手どころか意味がわからないくらいで、でもカセットいろいろ持ってっていろいろかけますんで、3月2日はあけといて!

2016年2月8日月曜日

落合SoupでのDolphines Into The FutureとMonopoly Child Star Serchersのライブのこと


きょうは。
落合SoupでのDolphines Into The FutureとMonopoly Child Star Serchersのライブへ。

Dolphines Into The Future、最近はLieven Martens Moana名義のほうが多いけれども、ベルギーのイルカさん、アンビエントが好きなひとだけでなく、Not Not FunやらUnderwater Peopleからだしてたりで、インディ好きな方も好きな。わたしもそっからはいったものね。ことしにはいって最初に買ったのはLau Nauちゃん旦那なAntti TolviとLievenのsplit。きょねん、仲さんからニューヨークなお土産に、なんかいまだdiscogsとかででてないイルカさんのカセットいただいたり。
Monopoly Child Star Sercher、Spencer Clarkなんだけれど、いっろんなことをしてはって。いっとう有名なのはJames FerraroとのThe Skaters。わたしのいっとうなお気に入りはInner Tubeかしら。Mark McGuireとのユニットで、笑ってしまうくらいのぎらぎらしたギターやら、あのF1のテーマ曲みたいなんあるやん? ああいうかんじな90年代な音楽を本気でやってて、はやすぎた、2012年のベストだった。あとはForth World Magazineかしら。自身のレーベルからなんだけれど、レコードジャケットサイズの冊子が着いてる、それもソルトレイクシティのエイリアンだとか、ヘルレイザーのピンヘッドのはなしとか。そのおはなしのサウンドトラックのようなつくりで。1枚目は下北zawaがレコードをやめる直前だったとおもう。
DucktailsとEgyptian Sports Network (Mark McGuireも参加してる)やったり、OESBにUnderwater Peopleにと、もうその周辺好きすぎたので、全部好きだけれど、全部はきけてない出し過ぎ。

日曜はしごとだけれど、はやくお店を開けることになったんで、終わってから走ってゆきました、が、着いたのんは21時半。土星のひとがいっぱいではいれなかったと直前にきいて、どんなかんじになってるんだろうとおもったら、これははいれないね、地下へ降りてドアーをあけてすぐなところから、動けないくらい。人垣のむこうに、会場内を満たすシンセの音にあわせてくりんくりんな頭がゆらめくのしかみえない、そしてすぐ終わってしまった! 

演奏が終わって、ひとがすこし動いたんで、まえのほうへ。
しばらくしたら、はじまりました、イルカさん。
背後の壁にプロジェクターで巻貝をうつしながら、かなりささやかなフィールドレコーディングをその場でつなげてゆくかんじ。はじまるまえに、音がちいさいんではなしは控えてアナウンスな通り、かなりささやかな音で。真上にあったサーキュレイターのごごごごいう音で集中できないくらいに。そしたら、サーキュレーイターをとめてくれたんだけれど、ひとぎっちぎちなため、こんどは熱帯に。イルカさんなんだから熱帯はあっているとおもうけれども、ぎっちぎちな状態で演奏してる姿も一切みえないままささやかなフォールドレコーディングをきく、ってしごとなあとのわたしにはけっこうきつい状態でして、なかなか集中できやしませんでした。ごめんなさい。うっすらとピアノな音も重なってと、意識だけは熱帯の海辺の屋敷感。
2曲目からは、けっこう集中できました。プロジェクターの写真を替えて、ちょこっと音程がズレたようなシンセの粒が、ぽこぽこと点線を描いてゆくような。フィールドレコーディングに重なるぽこぽこした音です。音量もすこしおおきめになって。暑さからか、まわりがすこし脱落して、すこし過ごしやすくなったりもあって、そのぽこぽこな音に意識をあずけて、脳のなかがしずかに沸騰。いや、まだまだ暑い。
3曲目はフィールドレコーディングな。さきほどよりもすこし音がおおきいかしら。どこかしらの国なひとの話し声に、けもののこえ、そうけっこうけもの然としたしっかりしたうめき声だったりと意外だったり。それを意識的になのかぷつりぷつりと途切れさせたりしながら、気温も音も熱帯でした。
そう、最後まで熱かった。なんかこういう環境できくのではなく、だらんと座りながらききたかったな。でも、想像どおりに、ゆるく繊細な音の出と、あのぽこぽこもこもこした電子音をきけたんで、ぎりぎりでもゆけてよかったです。
Lieven名義のしっかりなフィールドレコーディングのんと、イルカさん名義のけっこうまえなかんじのうっすら電子音重なりと両方きけたかんじ。

ライブの直後。
はなしかけてきてくださった方がいて、なまえをうかがったら!
H. Takahashiさんでした。BLさんへもときどきゆかれるというはなしだったんで、いつかおあいできるかしらとおもってたら、まさかなきょうトツゼンで。
Entertainment Systemsからの “Sea Meditations” がきょねんのベストなアンビエントで。こちらの汚れた心さえもきいてるあいだはきれいな心だと錯覚できるような、ミニマルな電子音の反復とうっすら変化な波がすばらしかったんです。
で、Where To Now? のん、Meditationsさん1回目逃して、2回目はいるときいてたら、レーベルもかなりはやくに完売で、逃してしまって泣いてたんですが、なんといただけまして、やばい。ありがとうございます!
どうやってつくってはるかとか、どういう方かとか、すこしおはなししてくださって。またこんどゆっくりおはなししましょう、ね。
感想はあしたの夜にかきます、さきほどからこれかきながらきいてるんだけれど、はやく店あけたりもあるけれど、心地よすぎて、眠りにおちそうです。




そのあと。
あざといわたしはイルカさんとむかしの鶴瓶、ではなかったSpencer Clarkにサインいただき、写真も撮っていただきました。海法さんもいっしょ。でけぇ! わたしで179だから、200はありそう。
イルカさんはあしたから沖縄へゆくそうです。で、土曜にDJするらしく、東京のひとはあけておいてもよいのでは。いや、来週の土曜、重なりすぎだろ。わたしはとりあえず、Solfaへゆくけれど。Jesse Ruins、Hakobune、メトロノリ、っていうふしぎな組み合わせ。

2016年2月6日土曜日


f(x)の。
チケットが届きました。ペンライトは会場でもらえるんかとおもったら、いっしょにきた。
遊んでしまって、当日電池がなくならいようにしないと。
しゅっとしてます。ソシとかSMTとかはドスみたいなかたちだった。


1階です。アリーナ席があるんで、すこし離れてる。でも、まえは東京ドームのスタンド席だったから、それかんがえるとかなりちかいね。
もうf(x) のことばかり。
西川さんのカセットの出来がよすぎてほしい。わたしのはほんとただコピーして折っただけなんだけど、背にレーベル名までいれてた。みんなも4 wallsのカセットをつくってきくべきです。