2017年6月27日火曜日

ZAKIOKA CITYのひかりのラウンジでのウォルトディズニーのこと

ちょうど。
先週の土曜日に岐阜へゆくので、いってきました、ZAKIOKA CITYにあるうわさのひかりのラウンジでのイヴェント、ウォルトディズニーへ。ZAKIOKA CITYっていうのはちょうど直前に食品さんがかいてて。
まえにナイスショップスーさんがイベントしてて、fri珍さんがオーナーやってるとしり、今回のイベントはちょうどちかくに、っていっても岐阜から1時間ちょっとはかかるんですが、いってきました。

東ZAKIOKA駅で降りて、その駅ビル的なものが半分廃墟みたいで、たのしかったり。
ZAKIOKA城を目指して歩いて、おもいのほか低い、といってもこれまでに大阪城、姫路城、松本城くらいしかみたことなくって、そういうのに比べたら低いなぁ、ってなってるしなかにはもう入れる時間じゃあなかったし、きづけばけっこうイベントな時間ぎりぎりでむかいました。

並びの店がおっきな手とかあったりぜんぶおかしいし、まんまえの百貨店なみなでかいビルヂングは廃墟だしな通りの一角にひかりのラウンジ。

はいったらまだリハーサル中。奥にバーカウンター、コンクリートなつくりに突如なおっきなスピーカーにとフォレスト感。そしてKANAさんなDJがえげつなく暗黒で、それをおっきな音できけてたのしい。


はじめはfri珍さん。
まえにフォレストでのスーさんなときにみてて、wasabi tapesからの音源とはまた違ったかんじ、っていうかあの音源のころからの進化なのか、ものすごくかっこよかったんだけれど。
こつこつとしたリズムな音に、ゆったりとかさなる電子音が空間をみたすようなアンビエントで。そこに不規則なビートがコラージュなかんじにかさねられてゆきっていう、音源なときのぽこぽことしたおかしみとはちがった心地よさとシャープさ。心地よさだけでなくどんどんとゆがんでノイズみたいになってって、いう展開もものすごくかっこよく。
終盤、なんかばーっと横に手をすべらせたあたりな男前感。



サルモネラさん。
弦からな音を増幅させてノイズにしたりとか、そこにギターサンプリングだったりとか。ふしぎなのが、ノイズなひとだけれど、ほかの出演者よりもいっとうメロディアスにきこえるくらいな。


woopheadclrms。ウープヘッドクリメス、とよむらしい。
wasabi tapesから “Kamechiyo” をだしてはって、それがものすごいたのしかったんだけれど、ライブはどんなんだろうと。きいたら、2回目らしい、今回(この場所で、ってこと?)
機材はElectribeとサンプラー。
音源だとサンプリングとコラージュ、そこにビートっていうかんじだったけれど、ライブは。
はじめは低い椅子に座ってみはじめたけど、すぐにやばいってなってよくみえる真正面な高い椅子に移動したくらい。
I walk in memoryとゆったりとはなす女性声サンプリングがすこしかさねられたりしながら速度がかわってゆくはじまり。そこにビートと日本のお祭りっぽい笛のひゃらららいう音が重なってくるんだけれど、そのビートがかなりの暴発感、そしてとても身体的。おもいっきりからだをうごかしながら、かなりのはやさでのサンプラー打撃。だからといってずっと暴発しっぱなしっていうわけでもなく空間にためたかんじがあって。そのビートなあいまにあらわれるいろんな音、それぞれがすくない音数だけれど、ひょっとあらわれて消えてって、なんだったのかっていうかんじがたのしい。
賛美歌なサンプリングがおっきくながれたとおもえばビートでそれを切り刻むだけでなく、その音自体も切り刻んでみたり、そしておもいっきり乱打されてる隙間にその賛美歌断片がトツゼンにあらわれてみたり。
touret statuasがmidiキーボードをドラムパッドのように、っていう身体的なかんじがあったけれど、ドラムのひと感がかんじられて。woopheadclrmsはじぶんでjukeです、っていってたけれど、音をすべて解体させてそれをからだからはなってるかんじ。ノイズな質の音がふくらんでっていう静かな展開もあるし、電子音のおもしろさみたいなのもあるし、なによりライブ感。放つ音と本人の一体感が、もう。
今週末、大阪と京都でライブするらしいから、関西のひとたちはいったほうがいいです、よ。ZAKIOKAに天才いた(となり町っていってたけど)




そしてCVNです。
きょねん、いっとうな数ライブをみたのってCVNで、JESSE RUINSもふくめたらほんとかなりな数だし、共演させてもらえる機会も何度かあったり。ことしになって名古屋へうつられて、さびしさしかなかったので、半年ぶりくらいにみられるのがものすごくうれしくって。
はじまりはやっぱり会話なサンプリングが徐々に変調していってCVNな世界にひきこまれ、そこらじゅうで空気がきりさかれてはじめます。暗闇のなかからみえないなにかの声に呼ばれてすすんでゆくとまわりでなにかしらがまたたくうつくしさと、空気の緊張感と摩擦がいちどきに。
ロシアのBRATのにはいってたNext / Snippets Of HopeとかAngoisseのNo Elementみたいに、ふわっとゆったりひろがってゆくシンセな音に、間をおいて聞き刻んでくるかんじがとても心地よく。
小気味好く疾走しだして、Trash Eye。7インチもでましたね、現物みられた(注文してしまってるので買えない)。
で、いきなりあれです、わたしとTTWKがはじめたイヴェントBNCのテーマ曲 “BNC B0YS” をつくっていただいたんですが、やってくれました。生BNC B0YSミニマルではやいシンセの螺旋の上で高速でぶつかりきざまれる音。まさか生できけるなんて。この日、星川親に結婚のおゆるしを、ってはなしたときとおなじくらいの高揚感。
CDにはいってたNVIだとおもうんだけれど、螺旋な電子音におしつぶされて尖った声のようなサンプリングが飛び交うかんじだったり。
変調声がはじめから終わりまでしっとりとうたってるところを切り刻んできたりとか、ことしのはじめあたり、おおよそangoisseのでおおくきかれるジャングルにもよったくらいなビートなかんじから、アンビエント、っていうよりもすこしその先にメロディもみえてきたかんじがあってっていう半年分の更新が一気で。
そしてMithrillでしめっていうこちらとしては嬉しい流れ。



fri珍さん、woodheadclrms、CVNと、サンプリングにコラージュ、空間づかいっていうことばにしたらおなじだけれど、三者三様な音の出し方で、それぞれめっちゃかっこよかった。

サクマさんが東京から名古屋へうつったのは偶然なんかではなくって、東京ってくくりではもういろいろがむりで、もっとひろい範囲、スーさんのフットワークの軽さとか大阪のおもしろさ、そしてもうそろそろ姿をみられるだろう山口のLil $egaさんとか、そういうのもうまくまじりあってっていう、日本の先頭のおっきな流れになってるのかな、っていう。

出演、主催、そしてオーナーのfri珍さんがいっとうたのしんでるかんじがマサカー感あったり、場の落ち着き感もフォレストに近かったりとか。ほんとにZAKIOKA CITYにまたきたい。

終電で岐阜へ帰って朝まであそんで、新幹線で通勤しました、よ。

ZAKIOKAにもとまる夜行バスもあるんで、それだと東京まで6時間くらいでめっちゃ安いし、あと5人くらいは東京とか大阪とかからもくるべきなイヴェントだったし、こちらもまたいきたいです、よ。

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