2017年9月19日火曜日

日曜の夜。小岩Bush bashでのCVLTIVATE #3、#4へ。
きょうの朝帰ってきて、仮眠とってそのまま労働なんで、ざざんと。きょうのうちにかいておきたさ。

日曜。
朝目が覚めて、Twitterをみたら、Evianが “~カセット変態の方とか~来てくれ” ってかいてて、カセット変態ってほぼこちらのこと名指しやん、っておもいながら、彼があそこでこちらによびかけてくれる意味もわかるんで、もういくしかないと。
ちょうど、日曜日は夕方から小岩の系列店、倉庫で労働で、あらかじめきまってたみたいな。そしてこちらの労働が終わるのがちょうどEvianのでる22時っていう。ほんとうは、そこから車に乗せられ倉庫へいって、そのまま西荻窪へ戻って労働、なんだけれど、なんとかそのまま抜けようと。

夕方、西荻窪から小岩へ。小岩についてトイレットへよってでたら目の前にLSTNGTにおもいっきりばったり。完全に途中で抜けるとこころが決まって。

22時。
倉庫からお店へよって、すこしはなしてはしってむかって。徒歩1分くらいのところなんだけれど。
はいったらはじまってました。Moonscape with Evian Volvik。
もうかなりぱんぱんで、まえにいきたいけどなぁ、とおもってたらさらにひとはいってきてなので、うしろのほうから。まんまえに社長。そんな位置だから動画が暗いしちゃんととれてなさしかなかった。まえいってEvianにぶつかっておけばよかったとかいまはおもう。Moonscapeの真ん中うしろでいつもどおりな赤い布をすっぽりとかぶって、ノイズをかぶせて。
Chiroちゃんとかつながりはあるし、まわりはみんな好きだったりで、でもがっつりオタクなこちらはポストパンク方面の現場はすこしいっちゃいけない気がしてたんで、これまでみられてなかったけれど、やっぱりみるとかっこよかった。ひずんだ音と勢いに、ノイズがのっかっておっきな渦のなかを、つきすすんでゆくヴォーカル。
最後、Evianが布をはずして叫んで観客のなかへ。そしてヴォーカルのHate氏と並んでたって。いろんなこと、胸があつくなった。本人はイキってるだけとかいってるけれども、あそことおなじ場にたつこと、ふだんやってるビートとかアラビックなかんじではなくノイズな音質で真すぐ向かっていったこと、そしてその客に飛び込むことって、本気なイキリだとおもうし、かっこよかった。

終電なころになるとふだんこのあたりをみにな方がかえって、フォレスト感あるひとたちも混じって。
いま、こういうつながりかたとか、まじるかんじ、東京っておもしろいなっておもう。


Ms.Machine。
やるとは知らなかったし、ようやっとみられた。ドラムな方が急遽参加でその直前に曲覚えてっていう離れ業。そういうのかんじられないくらいに、立ち姿の強さとか、よかった。

BBYLN
Suburban Musïkの片割れ翼くんのソロ。まえChiroちゃんのイヴェントでやったときめちゃくちゃによかったらしく、みたかったのでうれしい。
ストロボが客のほうにむきっぱなしななか、はじめっから終わりまではやい調子のビートとノイズの暴力。BBYLNっていう声サンプリングとかもすこしはさむかんじが、いいなっておもうけれどすぐさま暴力。ところどころのリズムの変化とかありながらも、むきだしなまま無思考なままなぐられてるようなかんじ。
Solitude SolutionsのコンピでShattered Formが高速なビートのに変化してたけど、みんなこういう流れね、っていう納得。Marreckあたりの人殺せるかんじの調子のずれた高い音が鳴り響いて、うわっとなっておわって。
終始暴力の塊。最高だった。
そしてLSTNGT。
きょうはスクリーンなしだけれど、床に青い照明コックピット仕様。
SOLIPSISTIC、いきたかったけれど労働だったのでうれしい。
はじめはなにからのサンプリングなんだろう、はなしごえとゆったりとしたホラーのようなシンセな音。
それがとぎれて、はいりかたがめっちゃ勢い。はやいめな調子にたくさんな音がつぎからつぎにで。はじめきいたころは近未来都市ネオンななかを車で疾走だったのが、いまは高速な飛行物体で横切る勢い。
勢いのなかもしっかりメロディがあるし、そのかんじが、いちいちロマンティックだし。そこから一気につまみがふりきれてもはやノイズくらいな暴力的なかんじと。圧倒される。
サンプラーも連打してるところもあったり、タイミングがあわなくってけっこうあいたけれど、そのあいだのライブ感の進化がすごいな。シンセの並び、シールドの色、青い照明にと、そのばでしかできない目にみえることがらに、いつもこまかく気をつかってていうのが、やっぱり好きだ。音はちがっても、そういう美学っていうとあれだけれど、そういうところでこの界隈とつながってるかんじもあるし。
一度ビールをシンセにこぼしてみながらひやっとしたり。
Gate Guardian、Boarding Gate、Celestial Windとアルバムの曲もひさびさにきけたしめちゃくちゃうれしいし、すごくスムーズにつながってゆき。Celestial Wind流れると伊郷くんの姿をどうしても探してしまう。
まえにみたときもやってたかな、女性の壮大なヴォーカルとアンビエント質なところに、瓦解するサンプリングがはさまれて。こういうかんじも演奏しながらっていうのはいいな。ライブなんだもの。
そして最後。サプライズある、ってきいてて、リハのときもしめだされたんだけれど、マイクをおもむろにもって、マイクチェック。えっ、うたうのか、とおもったらそれをステージのまえへ。うけとったのはさきほどのBBYLN翼くん。
そして流れる音がききおぼえしかない曲、UnderworldのBorn Slippy。しかもコピーな域でやってて。
すごいのが、サンプリングしてカラオケ、とかではなくめっちゃ弾いてるところ。きいたら、元曲から音とったとか一切なく、その場で弾いてるほかも、弾いてつくってきたらしい。こういうところLSTNGTらしさ、最高だとおもった。
演奏したほうがすぐれている、サンプリングがそれより劣ってるっていうはなしをしてるのではなく、LSTNGTの音はそういうこだわりからどんどんとふくらんでいく音だからっていうことをいってます (誤解うんだっぽいので一応)


ライブなスペース、DJのいるバーのスペースがおなじくらいな広さで、ライブがはじまったらみんながなだれこむシステムなんだけれど、LSTNGTでライブは終わり。つまりスペースがあくってことでEvianがiPhone?から曲垂れ流し、ストロボを手にとってばちばちかましながら、みんなで踊り狂いはじめて。そのうしろでもくもくと片付けしてたはずのLSTNGTも機材おいてたテーブルにのぼってそこからとびおりてきて、青い蛍光灯をライトセーバーみたいに持って踊って。
こちらも30分ほどおどりくるって電池切れ。労働後の39歳なんで…。バーのほうへいくとスクリューなのとかムーディーな。ときどき扉が開くと爆音が、っていうおもしろいかんじ。
そういうのが2時間弱つづいて、最後はいってみたら、VarにLust For Youthな大雪の日とおなじ光景。倒れたEvianによりそう翼くん。そこに伊郷くんもぶったおれてたり。こういう子たちと知り合えて、みまもれてよかったなってほんとにおもいながら。
いったときからおわりまで外の台風が嘘のように、っていうか台風たいしたことなくって、終始雰囲気よかったし、カトーさんとかタクミさんとかも小岩まできてたりとか。めちゃくちゃにたのしかった。


バーのほうへでて、少し休んで、主催なHateさんに挨拶してHegira Moya氏といっしょに音楽遍歴とかはなしながら帰ってきて、仮眠して労働。30分の踊り狂いが足にきてレジ内に何度か崩れ落ちそうになりながら、おもいだしてにやついてみたりと、きょうもダメな店長でした、よ。

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