2015年2月6日金曜日

Best Cassette of 2014 (25-1)

つづきです。25位から1位!

25. Lily “Modern Malaise” (NoCorner)


2014UKのベストレーベルのひとつNoCorner、UKなところに多いカセットテープぴったりサイズな段ボール、ふつうはそれで送ってきたり、緩衝材かわりにつかわれるんだけれど、ここはそこにもデザインほどこしてきたりと、すばらしいし、ノーデジタルな姿勢もよい。カセットテープを好んできくんだから、データはいらないよね、いや、あったらお店でかけられるし、路上できけるしとうれしいんだけれど、姿勢って大事。年末に女子って知って、30くらい順位をあげました。ききはじめると、はじめ、びくりとします。ニッポンの雑踏でのフィールドレコーディングがざらついたノイズのなかに。全体がビートの重なりに、シンセがっていうつくりなんだけれど、1曲目のなんかもったりとしたビートの歯切れの悪さが、気色悪くってよい。そう、全体にビートがなんだけれど、曲ごとにかなりかわる節操のなさ。がびがびにつぶれたビートから、のしのしな低音、そしていきなり軽快なビートだったり、ドラムパッド叩いてるかのような肉感的なのもあれば。そこにシンセの音はA面真ん中はSF感があるかとおもえば、意味不明な音を浮遊させてみたりとびかわせてみたり。曲間のなにかしらのアナウンスのような声があったり、ものがたり感もあって、よいですね。そしてA面後半とB面のはじめのほう、こんどははっきりとニッポンのことばで女の子がポエトリーリーディング。なにものなのかしら。そして、テープのようなローファイなサンプリングがスクリューしてゆくような終わり方。すごい節操のなさ。技巧的にビートにシンセとか、地下でがびがびっていうより、若干ゆるいんだけれど、そのあたりも消化しながらで。かなり都会の夜、もうトウキョウ渋谷と設定してもよいくらいに都会な街中、雑踏にまぎれながらいろいろなネオンにそれぞれの店の音楽があふれてるなか。女の子がふらついてるような。




24. Ramzi “Bébites” (Pygmy Animals)

モントリオールのMarie DavidsonにつづくアイドルPhoebé Guillemot。ほんとうは。もっと上位にいれたい、2014年の女子になるはずだったんだけれど、いまいち先へは進まなかった、でも大好きなので、この位置です。
自身のレーベルから。ひさびさな割には数曲いままでのとかぶってるし、最初っからはちゃめちゃなため、あまり伸びしろがないのやもとかおもいながらも、大好き。今作も、やっぱりDuppy Gun感ある髪の毛がドレッド状なおっさん声と、ところどころの本人のかわゆい声がはいりながらも、その隙間をシンセとはちゃめちゃなビートがこれでもかと飛び交ってます。これまでよりもアンビエント感強い曲とのめりはりがあるかな。大好きなSEEKERSのずぶずぶ感とはちがった方向。かぶってる曲も、音のバランス変えたのか、すこし攻撃的なかんじにしあがってます。BAMBATCHEWFIREMAN__IMGONNAKICKHISASSがなかでも、かなり攻めてる。Bandcampで買っていないのに、なぜかあちらのページにはこちらの顔面が。好きすぎて、念がうかびあがってるのかしら。





23. Gora Sou “Living XXL” (Noumenal Loom)

SicsicからもだしてたドイツのMark ÜbelによるGora Sou。Markさん自身もカセットテープ買いまくってて、それだけで好感もてるんだけれど、音もすばらしい。ニューエイジィなシンセによる立体アンビエント。いや、かなりまっすぐニューエイジなため、とりたててかくべきことがみつからないんですけど、途中、Panabriteのような舞い上がり方もみせるしで、とにかくシンセの鳴りがすばらしい。そして、どこまでも立体感。カセットテープ界隈に足を踏み入れたのって、インディ方面ではなく、シンセなアンビエントなため、Demonstration Synthesisしかり、こういう鳴りのよいシンセものは大好きです。で、Noumenal Loomからだすだけあって、音の立体感に、イルカ感もあるしと、とりあえずことしのアンビエントでは最高峰。Birch CooperMV撮ってて、得体のしれなさ、すばらしいです。



22. Columba Fasciata “Enemy Eater” (Lillerne Tapes)

画像を検索してもハトばかりでてきて、いまいちどんなひとたちかわからないシカゴの男女デュオ。Facebookでみたら女子がけっこう怖めな見た目。1stプレスが即売り切れて、2ndプレスでなんとか買えた。ゆるくつぶれたドラムマシーンの音と、暗闇をギターの爪弾きが切なく、ときにゆるくはいまわって、ときおりシンセが強く主張しだしてと、音もうっすらEBM感、黒いかんじがありながら、そこにすばらしい女子ヴォーカル。艶とはかなさいちどきな。B面のシンセがまえにでてきたあたりから、最後淡く暗いギターとヴォーカルな展開がものすごくよい。けっこうローファイではあるけれど、どこかしらからレコードな流れになっても、雰囲気でゆける気がする。今後、たのしみです。Jカードもよい。





21. Cube “Her Instrument” (digitalis)

ことしはカセット方面にちからをいれてたdigitalis。そのなか、きょねんまで自主でだしてたAdam KeithのCubeもBrad Rose総帥の耳にとまって、digitalis入り。きょねんのん、おととしのんと年末のベストにいれました。全体にゆるい雰囲気を漂わせながらなビートもの、だったんだけれど、今回も。破裂するようなノイズがかったビートとゆらめくシンセ、はねまわるシンセの絡みあいからなはじまり。ざわざわフィールドレコーディング、そこからテープ逆回転のような気色悪いかんじの声が亡霊のようにさまよってみたり。そして、またどうしようもないぐずぐずなビート曲、テープで録ったへろへろギター爪弾きと変調させたりと、やっぱりゆるいな、ゆるいな、とおもっていたら、トツゼンにテンション高い早急な調子の “Auto Queen / Un Gloved” って曲が。でも、なんか鼓叩いてるようなビートと、琴で弾くべき音のつらなりな単調シンセの反復に、げしゃげしゃな声サンプリングのコラージュにと、やっぱりどこかゆるい。
そして最後は眠そうに変調された声の重なりと、digitalis入りしてもゆるくってよかった。






20. Hiro Kone “Fallen Angels” (Geographic North)

ニューヨークのNicky Mao。活動がそこそこ長そうだけれど、これで知りました。1曲目のノイズとビートをまとったかんじから、唐突に琴のようなはじけるシンセの挿入に、映画音声のサンプリング。2曲目の立体感、そしてドローンからビートへの移り変わりだとか、B面はミニマルなビートから、フィールドレコーディングに最後は立体ニューエイジだったり、そこからまたビートを走らせてみたり。展開がかなり自由だけれど、すべての曲に近未来ネオンまたたく立体街並のなか深夜ドライブ感があるし、ノイズもさわさわと沸騰してるし、唐突にはいってくるメロディのようなものもよかったり。Beatrice Dillonもそうだけれど、女子シンセなひとって、いろいろと取り入れながらも、それぞれ展開が自由というか、そのひとの個性がかなりでるのんがおおくって、きいててたのしい。MSOTTが正しく進化したかんじもあったり。すばらしいです。Jカードも、表の文字デザインに、裏側の花柄と、うつくしい。





19. NPLGNN “meccano” (nute Records)

いまだ読み方わかんない。せんかたないので、ヌプルグンって読んでますが頭のなかでヌプングルってなってしまい、どっちだったっけとかんがえてるうちにまったくわからなくなります。メイルが送られてきてそこ経由でしか買えないっていう地下なしくみがすばらしいアイルランドTrensmatのサブレーベルから。ナポリのひとです。ミニマルながびがびのしのしなところに、ハイハット連打やハンドクラップにと、重さ黒さとふしぎな抜け感の組み合わせがすばらしいです。のしのしと地下な不利詩ながら、めっちゃまっすぐダンス感な。年末のWhere To Now? から12インチもよかった。もっとミニマルになってた。でも、JSでゴルい方面として扱われて、ちょっとなえた。ゴルいって一回でもいったひとは信用しない。





18. Mind Dynamics “Active Supply” (Digitalis)

1080pからもだしてたブルックリンの。ContainerさんやForm A Log系のテープきゅるきゅるなところに低音のしのしな音。容赦なくのしのしだし、ちがう調子のビートが重なっては消えところころ変わるし、そしてその裏ではずっとテープがきゅるきゅるいってて、めっちゃ好きな音。ちょうどContainerさんのライブであったかんじ。ずんずんのしのししっぱなしだけれど、2曲目の最後のほうの壮大な音がずんちゃちゃ、ずんちゃちゃ、ずんちゃちゃちゃとリズムがかわいかったり、とにかくたのしい。18位な割にはこれくらいしかかくことないくらいに、ただただ粗いビートの移り変わりな音なんだけれど、とにかくたのしい。秋はこればっかりきいて歩いてました。





17. Hobo Cubes “UNTITLED C.90” (Hobo Cult)

ことしも出し過ぎ、モントリオールの地下代表、Francesco De Gallo。この名義だけでなくAla vjiior、FDG-、ユニットではH、Arrows、Abradaとどれだけ出すねんと春ころからツッコミっぱなし。しかも、Hobo Cultからのは20本とかしかつくらず、Twitterでトツゼン欲しいひとはメッセイジくれ、と粗い受注だったり。せっかくDebacleからレコードでたのに、自ら地下へ潜ろう潜ろうとしてはって。なんどもかくけれど、Dirty BeachesにIceageのメンバーといっしょにお互いにタトゥー彫りあったりとそのままいっしょにゆけばよかったはずが、まだ地下。3ヶ月連続リリースなローファイすぎるテクノな “Mono Music” 3本ももちろんいれたりけれども、こちらの完成度が。ドローンはじまり、ばっきばききりきり粗いテクノに移行して、ノイズが暴発したかとおもえば、声をたゆたわせたり、まっすぐハウス感だしてみたり、打ち込みっぷりがすばやい展開をみせたりと、90分たっぷりななかで、たくさんな表情。ばっきばき、かりかり金属感なままゆけば、セカイの流れにあうはずなのに、やっぱりおかしなことしてしまうかんじが、愛おしい。そして10本限定と、いままで買ったカセットテープでいっとう少ない数でして。






16. Cool Angels “Hole” (Exo Tapes)

ヴェイパー代表なひとりポルトガルのJCCGレーベルのここを知ったのって、GnarからのCool Angels再発で、当時25本しかつくらないっていう弱い活動しながらもMeditatiopnsさんにBLさんには届いていて。前作はBoy FriendChrista Palazzoleが参加してたりなドラムマシーンにサイケデリックなギターとシンセドローンが重なるバンドの音、だったのが、今作、ミニマルすぎる。暗すぎる。フィールドレコーディングとローファイギターなミニマル路線をたどるレーベルの流れにあわせてきたのか、削ぎ落としっぷりがすごい。深すぎる靄のなか、さびしくこだまするドラムマシーン。いや、ほんとそれだけではないかくらいの展開。すこし裏でシンセが舞い上がるかんじはあるけれど、大味でもローファイな音の低音が、濃すぎる靄のなかにさびしく響き渡って。濃すぎる霧のなか、ぼんやりとしかみえない幽霊船相手に大砲を撃ってるこちらも幽霊だった感、というか誰もいない真っ暗な浜辺でひとり打ち上げ花火を連発してるかのような。B面になるとすこし圧のあるごよごよしたドローンの重なりに、金属音のようなものも交錯してきて、このまま終わるかとおもったら最後1曲がトツゼンさわやか前作路線っていう意味わからなさもよい。






15. Control Unit “Burn” (Fort Evil Fruit)

イタリアのSilvia KastelとNinni Morgiaデュオ。これまで、Clan DestineやらBackwards、Alt.Vinylからだしてたりなんだけれど、今回はアイルランドのここから。ことしのBackwardsからな7インチ “Bloody Language” で、これは火がつくやも、とすこしおもったけれど、やっぱりつきませんでした。Control Unit好き、っていってるのん、まわりでいまのところ仲さんしかいないので、絶対にそのうちきます。いや、こないままやもしれません。7インチが代表曲くらいにポップになっていたんだけれど、このカセットテープもその路線。Ninniさんのぎゅるぎゅるなノイズにぺきぺきな爪弾きエクスペリメンタルなギター、そしてヴォーカルとシンセのSilviaちゃん。マイクくわえる勢いなんだけれど、というかきょねんまではくわえてしまってたんだけれど、ことしはぎりぎりくわえずにうたったり叫んだり。表情がころころのたうちまわるギターの横で、インダストリアル感あるシンセにドラムマシーン鳴らしながら、うすく靄をまとった歌と叫び。Thurston Mooreや、Ashley PaulとEli Keszlerコンビとライブやってたりなんで、やっぱりエクスペリメンタルなくくりからは逃れられないけれども、ことしのはほんとインディー方面な方もゆけるはず。ちょうどよいところなバランス。タイトル曲の中盤からな展開がとても好きだし、B面の明るく光りの射すドローン展開もすばらしい。仲さんのことばを借りると、ニッポンではきれいな子はアイドルか女子アナになろうとするけれど、海外ではおかしなことしたがる、っていうよい例。




14. Haf Haf “Notch” (Gang Of Ducks)

ことしのイタリアブームの火付け役。このころはまだGODってドイツかとおもってたよね。ひとつひとつちがう古いカセットテープのJカードの表面を軽くやすりでこすって、そこに印刷。指に紙の粉がつく。
ずんずんのしのし太い低音。そのずんずんのしのしも不安定だったり、調子を曲のなかでもかえたりしながら、ほかにもパーカッシブなリズムもなんか不安定に重ねられ、それがだんだんとまっすぐに。ラップもはいってくるけれど、それも過剰に細切れ、変調とヒップホップ感あるけれども、なんか。そして低音のずんずんのしのしで部屋がゆれてるようなくぐもったノイズだったり、そのうらでくぐもりっぱなしな声の反復だったり、ひねりあげられるようなシンセ、ただよう透明シンセに、ずんずんのしのしなまわりで、たくさんな音があふれでてきて。B面1曲目、なぜか日本の昭和初期の唱歌とかアニメーションの音がサンプリングされていたり。村祭とか、茶目子さんとか。どんどんひゃららがノイズのなかで。京都のひととのあいだで、Haf Haf女子説がでてましたが、禿げたおっちゃんぽい。Bleepのコンピレーション、Italian New WaveでHundebiss勢ともまとめられたりと、新作はやくださないかしら。






13. Fairwell My Concubine “Symphony Of Problem” (self release)

Hype Williamsを地下化したかのようなHundebissからもだしてるAngels In AmericaChickletteではないほう、つまり男のほうMark Losifescuソロ。2014年の地下代表だとおもう。地下っていっても、知られてないとかではなく、あり方なはなしね。そこだいじです。2014年はじめにだした “Inisaniac In A Living Hell” では、Zach PhillipsにFit Of Body系な絶対男前だとしかおもえないさわやかな声とローファイな録音、なところにテープのかすれる音、透明シンセドローン、過剰にすっかすかドラムマシーンにと、変態なかんじがささやかにほとばしるかんじで、おなじくベストにいれたいんだけれど、年末にだしたこちらのほうが、その変態度合いがおさえきれてなくって、よい、というかほぼAngels In Americaになってた。大袈裟に響くキーボード高音和音をやさしく弾きがたってるフリしながら変なうしろの低音、大味すぎるドラムマシーンに歪むギター、ドローンななかゆったりうたうとおもえば、突如電子音にギターも暴発したり。日本からだとメイルしないと買えないしくみなので、せんかたなしにメイルしてみたら、ちゃんと日本語で “ありがとう” と返してくれたりと、おもいのほかよいひとだったり。




12. Constellaton Botsu “萎びてられっか” (digitalis)

日本でいっとう先へいってるひと。2013年末に突如あらわれ、本人によるアートワークに、日本語なタイトルに、カセット界隈はみんなくすりとしてしまうなまえにと、なにもの? とおもっていたら、活動しはじめてからもうまっすぐBrad Roseにコンタクト、それで半年後にはそのdigitalisから作品がでてしまうっていう、ドリーム感。細やかに連打される細切れなビートに金属的なノイズ、その裏で呪詛のようにただよう声にセカイの瓦解感があって、そのすべてが崩れたセカイの瓦礫の下で弱くあたたかく鳴るピアノやギターな音やらの新展開もみせながら、やっぱりさらに瓦解してゆくセカイ。トラックが数字だから、それだけだと単発イメイジを受けるけれども、しっかりひとつの作品つくってきたかんじもすごい。そして、たまらず先にきいたBandcamp音源だとノイズに金属感ってけっこう鋭いんだけれど、カセットテープのさわさわ感とおしてきくと、すこし角がとれて耳にすんありなじむし、ギターにピアノな展開にもちょうどあってました。12月に初ライブをみられて、お会いできてうれしかった。そのときいただいたわたしだけがもってるだろう、USB作品もすばらしい。そこでは作品番号も400超えてる、すごい。Beer On The Rugあたり、出すべき。そして、2月はD/P/Iとの共演きまって、うれしいかぎり。Alex、しー没さんをLAにいっしょにつれて帰ってくれ。




11. Susan Balmar “Signum” (Beer On The Rug)

Beer On The RugってどうしてもBektroid関連なおかげでヴェイパーイメイジが強いけれども、ここはただあたらしい音を純粋に追ってだしてゆくレーベルなので、ことしも先頭つっきってたし、値段においても年末には送料込みで3000JPYを越すっていう突出っぷり。すばらしい。2013年、PRADA & OREGONっていうよくわかんない名義でもだしてたSusan Balmar。Bandcamp音源でも盛り上がっていたわけですが、ついにここから。金属的な、でも弱いノイズのふつふつ感なところに、ちょっとゆるい雰囲気も加わってきてと、音にも幅が。直接購入だったので、手書きなJカードもうれしかった。家付カセットテープの主です。あれにもはいってたRin Yabaっていうこれまたよくわかんない名義になってたりしながら、WANDA GROUPに、日本のあらべぇさんやしー没さんとも共振してるあたり、インターネットすばらしい。50位の家付カセットテープを送りつけてきた張本人です。






10. Siobhan “Mind Court” (Nostilevo)

ことしのMVPなひとり、Travis GallowayによるSiobhan一応、2014年にでたもので選ぶっていう決まりをもうけてるんだけれど、これだけは2012年のもの2014年再発。再発はいれない、はずだけれど、ズルしてもいれなければならない。これを1月にきいたことで、ことしが変わってしまったので。わたしのなかの2014年流行語は “がびがび” でした。TraagにFreindにとユニットも同時進行しながら、Opal Tapesからレコード出したりと、躍進しましたね。そして、レコードな方もNostilevoを追ってるひとけっこういて。がっびがびななか、腐食声でダンスするっていう、いままでのじぶんのなかではあまりきかない音でして。おっさん嫌いだから。暗黒なノイズまじりななか、なんか変なゆるさ、陽気さがあるんだよね、Siobhan。ことしもたのしみです。





9. German Army “Cargo Circuits” (A.C.T.I.O.N)

ことし、いっとう地下をにぎわしたのって、このひとたちだとおもう。いまいち、何者かよくわからない地下感もよいし、気づけばQ//QとかFinal Copとか複数名義で活動してるし、なにより出し過ぎ。しかもいろんなレーベルから。出し過ぎでこまっていたHobo Cubes並。途中で追うのんあきらめたくらい。そして、きいたなかでは、これがいっとう黒かった。さすがなNostilevoのサブレーベルです。Siobhanまではいかないけれどもだるだる腐食声、そこにEBM、インダストリアル感ある音のつくりに、ウソ南国感もかぶせてきて、な音。Tabs Outが上位にいれてたField Hymesみたいにウソ南国感が強いものより、黒いもののほうが好きだったな、このひと。Jehu & ChinamanからなFinal Copも、かなり期待していたんですけど、届きやしません。困った。







8. Petit Singe “Tregua” (Haunter Records)

インド生まれイタリアのミラノ在住な音楽だけでなくアートディレクターなどでも活動してる女子Hazina Francia。2014年後半はイタリアのことばかりかんがえてたけれど、それを決定的にしたのはこのひとだった気がします。DiscovererにPaco Sala感ある液状ネオンシンセの瞬きとぶつぶつ低音のビートからはじまって、濃ゆい煙のノイズに覆われながら民族ティックな歌が変調、ダブ化。そこにパーカッションのゆったりとしたビートも重なりながら。Festaがすばらしい。きりきりインダストリアル感にのしのしビート、高い音のシンセの瞬き、そして民族感。そしてしっかり引き算な音。地味ではあるんだけれど、ツボをおさえまくってます。これまでもなにかしら活動してたっぽいけれど、検索してもよくわからなくって困ってます。




8. Petit Singe “Tregua” (Haunter Records)

インド生まれイタリアのミラノ在住な音楽だけでなくアートディレクターなどでも活動してる女子Hazina Francia。2014年後半はイタリアのことばかりかんがえてたけれど、それを決定的にしたのはこのひとだった気がします。DiscovererにPaco Sala感ある液状ネオンシンセの瞬きとぶつぶつ低音のビートからはじまって、濃ゆい煙のノイズに覆われながら民族ティックな歌が変調、ダブ化。そこにパーカッションのゆったりとしたビートも重なりながら。Festaがすばらしい。きりきりインダストリアル感にのしのしビート、高い音のシンセの瞬き、そして民族感。そしてしっかり引き算な音。地味ではあるんだけれど、ツボをおさえまくってます。これまでもなにかしら活動してたっぽいけれど、検索してもよくわからなくって困ってます。




6. SEEKERSINTERNATIONAL “ROOTPRINCIPLE” (NoCorner)

Digitalisレコード黄金期だった2012年にアルバムをだしてたSEEKERSがようやっとなまとまった新作、しかもUKでWhere To Now? とならんで2014年いっとうよかったレーベルのひとつなNoCornerから。そしてRewind Forward限定なカセット自体にスプレー仕様っていう、条件揃いまくりな復帰。SEEKERSといえば、髪の毛がドレッド状だろうおっさんの声はコラージュ、反復、digitalis音色なシンセが飛び交い、その裏でドローンが、なんだけれど、まぁ、やっぱりそうでした。ただし、ただ沼化してるだけではなく、A面のからりとした変則ビートに、声もドレッドなおっさんではないのもあったりしながら、B面はやっぱり毛髪がドレッド化、でもそのおっさんの歌自体よかったり、ビートも複雑に。そして全体は複雑になりながらも、さらに泥沼に沈殿してる。すばらしい。Duppy GunのD/P/Iプロデュースな曲のダブバージョンの狂い方を、ドローン沼に沈めたかんじ。ここまで先鋭化されてなかったけれどホラー感あったBoomarm Nationからのんも同時入賞させたい。ひとついえば、NoCorner、これまでの作品一挙レコード化してたんだけれど、これ、してくれなかった! きぃ!



5. RKSS “Tunnel” (Reject And Fade)

Tesla TapesからだしてたMarrekレーベルから、読み方わかんないこのひと。どんなんやろうとおもって試聴した音はMarrek系なきりきり感あるトラックで、全体はどんなやろうとおもい注文。そしたら、おもいのほか幅が広くって。のしのし低音と細切れ声の変調に、そういう音にはあうはずないきらきらシンセ音、そしてきいてるものの神経を壊しにかかってくるきりきりかりかり電子ノイズが。かとおもえば、ゆったりとゆらめくちょこっとオリエンタルなシンセのゆらめきに獰猛なケモノの吐息感あるがるるるいうノイズが反復したりとか。かなりアンビエンスな要素の強いテクノトラックから、澱みきった低音からのへろへろ声サンプリングをダブダブ反復だったりと、2014年のよい音と2015年だろう音を、ものすごくよいバランスで配置していて、すばらしい。Bandcampだけれど全部きけないあたりがよいは、ここ。きけるのもよいけれども、きけないこともだいじだなとほんと最近おもいます、よ。あっ、これzine付、だけれど、文字ばっかで、読んでません。





4. Seth Graham “Goop” (Noumenal Loom)

Orange Milk RecordsGiant ClawKeithと運営しているSeth Graham。2013年はそのKiethとのユニットCream Juiceが騒ぎになって、後半にようやっと個人名義でリリース。そこではCream Juiceにみられた暴発感たっぷり、電子音とおもちゃっぽい音、サンプリングの洪水。そして、今作はその暴発っぷりも健在ながら、賛美歌を軸にすえて、立体的に暴発。ただ暴れまわってるだけではなく、はじめのゆったりとあたたかいピアノから、その後の暴発感には踏み外し感ある音のない隙間たっぷりで、その隙間隙間から音が一気にあふれでてくるかんじがなんどきいてもたのしくって。こういうクラシカルな音をつかった立体感って、LXVやらちょこちょこいましたけれど、そういうクラシカルな音つかっちゃうとひとむかしまえなエレクトロニカ感に引っ張られるニオイもしてくるんですけど、このひとの遊び心はそれらも軽く回避していて、格別でした。D/P/Iのつぎにくるのは確実にこのひと、で、あってほしい。もちろんKeithとともに。そして、Sethに魅了されなかったと公な場でいってしまうDARK WEB国内盤レーベルって、ほんと信用できないなっておもって、年末はもんやりしてました。Keithがあそこ経由で来日して、Sethももし呼ばれたりしたなら、Sethはレーベル主催なおっさんをなぐってやればいいとおもいます。



3. D/P/I “Rico” (Leaving Records)

文句なしなベスト入り。きょねんもことしもMVPです。Sun Arawバンドにも参加、その流れでDuppy Gunにも、2013年はDeep MagicにHeatwaveにとジャンル横断な幅の広さ、そしてすべてのことにおいて、先へいってるっていう、恐ろしさ。誰もかなわないです。DJ Purple Images、D/P/Iは2013年CD-R連発で、サンプリングな歌ぶつ切りにノイズにと、追って騒ぎながらも、まったくわからなかった。わからないけどかっこいいっていっとう大事。でも実際にノイズ多めでとっ散らかってるかんじはあって。でも、ことし、Leaving Recordsからの作品で、D/P/Iとしてのかたちを完成させてきたなとおもいました。注文した時点でいただけたデータをがまんできずきいたとき、はじめ、これ、データ壊れてるんではくらいにおもって。ノイズは差し引かれて、全体がぶっつぶつに細切れにされた音たち、それがときに立体的に配置されそうになってはぶつ切り、大袈裟なノイズやら暴走するPCの電子音にまみれそうになってはぶつ切り、息も絶え絶えなぶつ切り感がビートのように構成されて、いままでまったくきいたことない感触になってまして。のちに日本盤のCDがでて、その解説で京都のひとがかいてたけれども、かっこいい音がかっこいいレーベル、かっこいい装丁ででるっていうことがすばらしいっていうのん、ほんと大事だとおもいます。あと、出るタイミングもね。
来日中!! ことし、いっとうたのしみな来日。





2. PHORK “Psychic Biomes” (Dirty Pillows)

NNA Tapesからのレコードもすばらしかったし、Noumenal Loomからのもよかった。そう、ぜんぶよかったので各地でわあきゃあ騒がれるべき存在だけれども、いまいちそこまでっていうところまでもよい。見た目もかわゆい男子だし。そう、女子が女子が、っていってるけれども男子のほうが見た目大事です。ミニマルながらもA面の不穏さともないながらの舞い上がり感、声をつかったフットワーク感とざらつきノイズとドローンと、それらが調子をはやくしてゆく最後がたまらない。B面のスクリューかました歌声反復と打ち込み感からもっとゆったりミニマルに反復歌声できかせてきたかとおもえば、音をざっくり差し引いてな微細ビートのはねまわり、そしてもうひと上がりしたあとにまた乾いた空間。ダンスしながらも、実験音質が常にだし、それでいてどの瞬間もたのしい。どうしようもないカセットストアーデイ、これはその日向けなリリース(結局遅れたけれど)で、これがでただけでもこの日の価値はあったなとおもいます。



1. Beatrice Dillon “Blues Dances” (Where To Now?)

いろいろ迷いましたが、これが1位です。UKのBeatrice Dillon。クラシカル方面でも活動しているみたいですけど、The Trilogy Tapesからのミックスを経由して、トツゼンに2014年のカセットテープレーベルとしてはベストなここから、ダブなテクノを出してきました。音数のおおくない乾いた質感とキレのよさ、そこにまとわりつく微細な音たち、さわついたドローンを展開させたとおもえば、クラシカルなピアノともこもこいきもののようにはねる電子音の絡みとか、とにかくすばらしい。Madalyn Merkeyがでてきたときのような実験感もあったり、それをいまのUKのテープ系なひとの前衛感でやってて。女子! っていうことで画像を検索したらちょっとゆかいそうなかんじのひとがでてきて、美女だったらもうなにがなんでも1位っていいはるところでしたけれど、そういうかんじも味になって、やっぱり1位です。2015年、もっともたのしみです。そして、すべてのJカードの装丁がうつくしいWhere To Now? のなかでもいっとうなかっこよさ。





Best Cassette of 2014 (50-26)

zineフェアが終わったので、投下します。きょねん420本買って10本いただいてななかからのベスト100、はzineを読んでね、ネットでは50だけ!
まずは50から26位。




50. N/A “home (salon .0.01e ver)” (Psalmus Diuersae)


ことし、なにかしらでかくといっとう反響が大きかった家付カセットテープ。精巧につくられた一軒家の紙模型に、輪ゴムでカセットテープがとめられてるっていう。梱包も段ボールで覆いきれてなくって透明なテープの隙間から中がみえるくらいとかなり粗く。細かいのか粗っぽいのか意味がわからないところが、よい。意味不明すぎる。Susan Balmar新名義なRin Yabaに、そのほか誰だかわかんないひとたちたくさん。いや、もしかしたらすべてSusan Balmarなのではくらいにおもってたり。その家の内装工事をしてるかのようなぐずぐず金属ノイズだったり、ゆるゆるローファイシンセだったり、D/P/I系なノイズとぶちぶちな展開自体がビートになっていくようなのだったり。SP303を解体して木枠ななかに再構築したものを売り出したりとか、頭おかしい。
Bandcamp、消えてる!




49. Magic Eye “Babylon” (Not Not Fun)

カセットテープのリリースはすべてよかったNNF、なかでもこれはすばらしかった。女の子ヴォーカル、そこにゆるく反響するサイケデリックなシンセとギターの音のつらなりが重なってゆらゆらと。アクアリウム・ロック、らしいです。それくらいの淡さがあります。淡い雰囲気、とかではなく、音自体が淡い。音の質がね、かなりなローファイ加減。カセットテープだから、とかいう次元ではなく。30年くらいまえの映像をYouTubeでみてるくらいな音の質。A4曲目、声だけな部分があるんだけれど、伸びやかに、なにかなつかしいかんじの音のつらなりを高く伸びやかな声で。でも、こまやかな震える音の加工と録音のローファイ加減で、もはや声をきいてる感覚ではなくなってくるし、そこにあふれてくるほかな音もかさなって、すごい。B面はじめなギターの音のつらなりはかなりきゅんきゅんだし、そこに重なるもはや声なのかシンセかなにかなのか判別不可能なドローンはうつくしく。2曲目もとちゅうから、かなりの音の洪水、なんだけれど、ローファイすぎてすべてが混濁。でも、ノイズっぽいかといえばそうではなく、あくまで淡くきゅんときます。B面ですべての音がとだえたあとの余白、すごくすごく遠くで、まだ鳴ってるよね、うっすらと。これこそ、カセットテープできくべき。靄のむこう、というよりも靄の水分が多すぎて、そこらで泡立って。その泡のなかをゆらゆらと浮び上がるほんもののではなくイメイジのインドの風景、イメイジだけあって雰囲気インドなんだけれど、泡のなか、現実とそのイメイジな風景すべてが混濁、境目をみうしなって、泡が消えたときにはじぶんの意識もはじけと んで流れさってしまう感。




48. Caroline Says “50,000,000 Elvis Fans Can't Be Wrong” (Noumenal Loom)

この100本の並びのなかで、いっとう安心してきける。カセット、インディなレーベルもたくさんで、けっこうでてるけれども、やっぱりどこからだすかって大事。2014年いっとう勢いのあったカセットレーベルのひとつなここからだすっていうのは大事。そして、これでもかとさわやかなポップです。声の気怠いかんじがまずよいし、バンドな曲のあいまに、ざらついたテープ音色のドローンにピアノな曲もあって、幅があったり、というかその3曲目がものすごく好き。もしレコードだったら、目立たなくって埋もれてしまうやもだけれど、2014年好調なここからだしで、出会えてよかった。きょねんは女性なSSWへの回帰がわたしのなかあって、こういうのはすごくツボです。この月はBridgetownからなAutococoonもよかった。





47.  Heroin In Tahiti “Canicola” (NO-FI Recordings)

Avant! 姉妹レーベルなYerevan Tapesからの7インチがよかったイタリアの。ぎとぎとイタリア男の汗まみれだった7インチとはちょっとフンイキがちがってます。男なギターがぎらぎらするなか、重なるシンセは光を帯びていて、そこに、どこかしらの民族ティックなパーカッション、インダストリアルぎりぎりのしのしがすがすビート、不穏にたゆたうシンセなどが重なって、さらにハエの音やらなフィールドレコーディング、これまた民族ティックな男たちの合唱などが重なって、異国感異世界感がたまらなく。とくにA面の長尺1曲なの、よいです。ホドロフスキー感あり。






46. Angel 1 “Fy” (Lillerne Tapes)

おおよそみんながベストにいれるほうの1080pのん、買えたの年明けになったので、こちらを。Beer On The Rug、Dolphine Tearsとのsplitでもよかったけれど、これもけっこうよかったっていうので、あえて。Angel 1は全部よい。ニューエイジィな、っていうところでとまるのかとおもいきや、どんどんと進化してゆくかんじがたまらない。今作はざらついたノイズ、かなり音の幅をなくしたアンビエンス、途中からビートもはいってきたりと、アンビエントな作品でも、しずかにやりたい放題だし。この方、裏MVP感はあるとおもう。






45. Oddgrad “Hardcore Plastic Surgery” (Haunter Records)

Bleepが年末にまとめてたイタリアン・ニューウェーヴコンピレーション、あのあたりがあまりに好きなんですけど、Hundebiss、Gang Of Ducksに並んで、Hauterもすばらしいです。ハードコア整形。がっびがび不穏ノイズのうしろでごよごよ加工されたはなし声サンプリングがテープのかすれ加工されたりしながら、ホラーなシンセも重ねてノイズがふくらんでゆき。そしてNostilevo系がびがびビートもあったりと、ただただ不穏な。なにがいいってHaf Hafによるリミックスがすばらしい。はなし声な曲、声に変な奥行きがだされてるし、Haf Haf感あるがびがびなのに立体的なビートから、唐突な音の襲来と、Haf Hafがはいってたから選んでしまいました。







44. Owen McLean “Hitomi's Diary / Modern Kitchen” (Where To Now?)

なんやねんこのタイトル、っていうあたりから、もうすでによい。A面がひとみちゃんの壮絶な暗黒高校生活日記。いや、ひとみちゃん、おっさんだろ。全体をうっすらノイズがつつみこむなか、低音変調声の細切れ、ダブ処理な音、ばっきばきなノイズやら音の断片にうつくしいアンビエンスなシンセの音のつらなりと、曲がたくさん、で、きいてるともはやいまがどの曲だかわからなくなる。Torn Hawk感あるぎらぎら感もありながら、もっとはちゃめちゃ。それでいて、アンビエンス感がうっすらあったりで、ききやすくもあったり。いや、わたしがききやすい、っていっても信じなくってもよいんだけれど。こういうはちゃめちゃ感、たのしい。B面のModern Kitchenはモダンなだけあって、ばきばきのしのしテクノ感。シンクまでぶった切って火花飛び散ってる感。ポーランドの春、サンプリング声が飛び交うのしのしがすがすテクノがよい。曲数が22曲、ころころ表情がかわるんで、説明しづらいんですが、たのしくかっこうよい。






43. Q///Q “Grude Gourds” (Singapore Sling Tapes)

German Armyの別名儀な、これ。Final Copに、あとバンドのやつ(なまえ忘れた)のほか、いったいどれだけ出したんだろう。へろへろすぎるヴォーカルというかただのおっさんのひとりごとみたいなん、そこに液体感ある鳴りがすばらしいシンセによるビート、それらを包み込むシンセドローン。German Armyよりも、ポップなかんじがしますね。ここからGerman Armyもよいよとダマせそう。いや、よいんだけれど。終始ゆるいんだけれど、シンセの1音1音の変化してゆくさまに音色自体もよいし、ドラムマシーンなビートがはいってきたりとふだんなGerman Army感もあるし。同時期に買ったスウェーデンのSelf-Helpのんもよいです。Jerry Paperよりな、ゆるいながらもシンセもしっかりきかせるかんじがあります。






42. Nima “See Feel Reel” (Harsh Riddims)
なぜか追っているアトランタシーン。DKAと並んでアトランタ重要レーベルなここ。ことしの女子けっこう上位です、わたしのなか。オークランドのKristine Lirio。Yohunaとからんでいたりと、活動歴はけっこう長そうだけれど。ローファイシンセ女子、っていってしまえばそれまでなんだけれど、この周辺にあるビートがけっこうはいってくるわりにはどこかゆるくおかしいかんじ、そこに女子声っていう組み合わせが中心。それがかなり幅の広いかんじで、展開してゆきます。変調声、クラシカルでドリーミーなシンセの音、ノイズをまとったビートをいれてみたり、ダブなはじまりだったりと。Feat. なんたらな曲がいくつかあるけれども、そのなんたらが誰ひとりとしてわからないあたりもよい。L.W.H. っていうひとのラップっていうのかなんていうのか、アホそうでよいです。アトランタからセカイへな女子、Claireにつづくのはこの子だとおもう。ほかにアトランタ女子をおもいつかないだけなんだけれど。





41. Jerry Paper / Andy Boay “The Now Sound For Todays Lovers / Turn Of The Century” (Hausu Mountain)

Jerry Paperにとっては、Orange MilkとPatient Soundsからなレコードで、飛躍な年でした。でも、1本くらいまとまった新作なカセットテープ出してほしかったなとかおもいながら、これもよかった。Patient Soundsのレコードの延長なかんじで、いつもなJerry Paper、ってかんじだけれど、常によいので、大好き。ほんとメロディがよいし、なにかきっかけがあれば、地下ではなくちゃんと人気がでるとおもう。split相手なAndy Boay、カナダではDirty Beachesあたりとも絡んでたりで、なまえは知ってたけどきくのんはじめて。強い光のようなドローンにリヴァーブかかりまくりな声に、南国感あるビート、そこに液状シンセとサイケなギター、中盤すべての楽器の音が暴発、ノイズと化して、後半はドローンとうすいビートと声の重なりっていう、こちらもよかった。





40. Foodman “DRUM DESU” (Noumenal Loom)

いま、日本の地下な音で、日本だけにとどまらずにセカイ中でもっとも人気があるのって、食品まつりさんって断言してもよいですよね。ダウンロードなEPもそれぞれよかったし、お会いできたし、ライブみるたびに音の雰囲気ちがうし、インターネットとかでも悪いかんじのこといわない仏のような方だし。で、ことしはDARK WEBもだしたNoumenal Loomから。よいレーベルからよいタイミングででるって、すばらしい。Orange Milk系暴発シンセから、ドラム乱打、Giant Claw系立体シンセ、Juke / Footworkなビート曲、ローファイロウハウス曲、おもちゃ感な弾き語り、ニューエイジィ音色なシンセ反復と、さまざまジャンル詰め込み放題。Koi No Utaとか、あちらの方たち、どうきいてるんだろうとか、たのしい。最高なんだぜぇ、と口ずさんでました。なにより、カセットテープにあってるとおもう。日本のひとたちも2014年はノリでカセットテープでリリースするところ増えたけれど、CDでもよくないかとおもったりと、必然性がなくって、無視してたんだけれど、食品まつりさんには流れがちゃんとある。2015年もたのしみ。






39. Machine Woman “Pink Silk” (Tesla Tapes)

Gnod運営なTesla Tapes、2014年のわたしのなかでベストレーベルのひとつ。そこからロシア出身なAnastasia Vtorova新名義。これまではFemale Band名義で、Italian Beach BabesHaus Of Pinsからカセットテープをだしていて、シンセにノイズに楽器も弾いてるというかな床演奏、ローファイ感、初期U.S. Girls系統な女子だったんですが、どんどんとノイズへ移行。そしてこの名義になって、声ドローンにつつみこまれるなか、立体的なビートがばすばす打ちつけられてな反復。変調話し声の重なりとズレに、しずかにうなる機械のノイズ、ぼこぼこ脈打つビートと、ミニマルで硬質なかんじが。そして、そのまま高音のまたたきも加わって。テレヴィジョンかなにかしらからのおっちゃん話し声サンプリングと、粒子の粗いビートの、のしのしした絡みあいだったり。これまでのもよかったけれど、よりミニマルに、硬質に。ばっきばきとビートが加速してしまいそうな打ち鳴らし感あるけれど、ぐつぐつ煮立てて抑えて抑えてな調子にとどまっていて、緊張感があってよいし。ゆるかった部分は、暗黒さに置き換えられていて。そのなかで話し声と声ドローンに、やっぱり女子感があって、とても好みな音。そして、Twitterでよいよいいってたら、アンナちゃんからDMきて、なんか送るから住所教えて! と。Female Bandティー・シャツを送ってくれましたん。





38. Norm Chambers “Sensory Margin” (VCO Recordings)

現行最強シンセシストなひとり(わたしのなか)なPanabriteのNorm Chambersの本名名義。ことし、本名なのおおいですよね。そしてVCOからという相性よすぎな。アンビエントな要素もつよいパナブラさんですが、今作、かなり飛ばしています。ドラムマシーンなビートが加速してゆき、そこに重なる宇宙シンセも加速。これまでのPanabrite作品のなかでも、全体としていっとう勢いのあるものではないかしらと。そしてシンセの音は隅々まですばらしく、って文句のつけどころが一切ない。すばらしい。つぎは日本に出稼ぎ中な宇宙奴隷かしら、とおもっていたら、でなかったよね。やっぱり日本にいると、むつかしいのかしら。2014年はコンピにsplitにもちょこちょこ参加してたし、秋にはレコードもだしてと、カセット界隈のなかでもすばらしい安定感。





37. Veiled “After Hours” (Silvox)

New Imagesからな心地よいギターの過剰反復なFrancisco Francoがあまりによかったんだけれど、そのメンバーのひとりなフィラデルフィアのRobert Franciscoと、バルセロナのArnau Salaのデュオ。
SilvoxもこのRobert Franciscoのレーベルです。Blind Prophet ReocordsからなLPとかんじはかわりません。ミニマルで黒くかすれたビートの反復反復反復反復、そして反復なところにおっさん声がはいってきたり。もうかなりな黒さ。2曲目あたり、けっこうシンセの音も高音だったりするけれど、やっぱり黒い。でも、全体がローファイな音だからか、ゆるくちょっと笑ってしまうのね、たのしくなってしまうのね、ききながら。Femminielliも笑っちゃうじゃあないですか、あれはキャラクターもあるけれども、暗黒でかっこいいはずなのに笑ってしまうかんじ。なんなんでしょう、湿度かしら。おなじくビートで黒くってなNostilevo方面よりは音自体くっきりとしていて。なんか地下で風遠し悪くってじめじめとしたおっさんっぽさがあるのに、これでもかと反復な心地よさかげん。





36. Cadeo  “Glan Galà” (NO=FI Recordings)

メンバーがPolysickなひとらしい。イタリアのむかしなテレヴィジョンの番組サンプリングと、変態シンセ。サンプリングな音をシンセに溶け込ませるとかいう意識とかまったくなく、2曲目なんかは、バラエティー番組のはじまりで司会者がでてきて客が拍手しているだろう場面をなんの音もかぶせずそのままだったり、そしてそれをぶつっ! と切ってシンセと、かなりのでたらめ加減。もちろん、がびがび感あるつぶれたビートに、ときたま踏み外したように音を外してくるシンセに、ゆらめくドローンにと、そのほかの部分もよいですし、誰かしらの話し声が呪詛のように溶け込むあたりもよかったり。zine付で、音の風景そのままに、イタリアのおっさんたちがカラフルなノイズにゆがまされてます。イタリアのNO=FI Reocordingsは渋くてよいです。





35. Morkebla “Pisces Sun, Capricorn Rising” (Reckno)
イタリアのAlberto Rosso。映画だろうものからサンプリングした声を変化させたりして散りばめながら、ゆったりドローンにあわせるかのような遅いビート。のしのし感とすこしのノイズをまとった金属的な音にと、イタリアってかんじがする。地味ではあるけれども、ツボおさえてるかんじ。ときおりの軽快さと、シンセのきらめきも、そのほかのゆったりな空間があるから、より軽く、よりきらめくかんじ。これからがたのしみ。レコードが主に、なころって、馬ジャケットにハズレないとおもってたけれど、馬Jカードも同様なのかしら。いままで、馬Jカードあったかしら。Where To Now? からもよかった。






34.Bad User Experience “CGI” (Nostilevo)
またまたNostilevoのんです。ほんと、ことし大好きだった。これもSiobhanユニットなんだよね? つぶれたビートに、音程壊れたローファイシンセが、すべての音げしゃげしゃななか小気味よいフリしながらすすんでゆき。そのままげしゃげしゃな まますすむのかとおもいきや、2曲目からSFづいてきます。ぺきぺきシンセの反復反復と、黒い車でネオン街真ん中走ってるかんじ。で、そこに投げやり太い 低音のビート、で。そこに脱力しきった女の子ヴォーカル。たまらない。3曲目、音おっきい、とおもったら、曲途中でバランスが変化していって、こもってゆ く。B面。ぺきぺき反復に、げしゃげしゃ声サンプリング。で、けっこうビートが走り出してびびる。このあたり、Gung Of DucksHaf Hafにもあった、黒いけれどもなんかたのしい音も射し込んできて、暗い黒いだけじゃあない、よさ。マイクを口ぎりぎりにしてしゃべってるような変調声に、ローファイなシンセとかっすかすビート。女の子部分がもうちょっと多ければ、もっとよかったけれど、これはこれですごくよい。






33. Demonstration Synthesis “DS8” (Adhesive Sounds)
モントリオールの新星。2014年のうち、年末発売なデンマークPhineryからので15本も出すっていう。カセット界隈は、たくさん出すひとって追うべきだとおもうのね。それだけ調子がよいということ。しかも、このひと、いろんなところからだしてる。そのうち買えたのは2、3、8、10、15だけれど、Rotiferからな2で知って、よい鳴りなシンセのニューエイジィな、とおもったら、音のゆれが独特でよかったり、曲によって鳴り方に変化がけっこうあったりと。そして、この8でかなりビートをいれてきたりと、幅がひろい。Angel 1系な楽園感あります。ことし、作品番号がいくつまでゆくのかたのしみ。本人がどんなひとか謎なのもよいです。







32. Pal “Pal - EP” (Birkhouse Recordings)

Morgan Barfieldがヴォーカル、Canoe Club(レーベルオーナー?)が音楽を、なブリストルのデュオ。紙スリーブのアートワークがとてもよくって。inc.顔。もしくはHundbissのPrimitive Art顔。それだけで買ったらよかった。そんなアートワークだから、もっとヘンなひとかとおもったら、すごく心地よい。見た目で判断してはいけません。ちょこっとさわついたノイズをまとったりしながらな変則ビート、控えめで全体的に淡い印象のシンセが、つぎつぎと音色かえながら重ねられながら、浮遊して。そしてビートの切れ目にはアンビエンス感にきらめくシンセにと、軽やかに複雑。そこに、歌なんだけれど、それも艶があり芯があるけれど軽やかでよいです。なんかもっと濃ゆくうたえそうなフンイキがあるけれど、ちからが抜けたかんじ。軽快さに、声のさいごを切り取って反復させたりとか、ビートにちからの程よく抜けたポップかげんとか、90年代真ん中ティックなポップさがあるんだけれど。でも。曲の展開がけっこう複雑に変化してゆくし、3曲目は声にビートにとすべてにダブな処理で、風景がゆらめきゆがんで。B面2曲目長尺な “Mama” すべてが細切れに配置されててて、それを包み込んでくるシンセとか、全体のリヴァーヴがかった淡さに、そこからすこしずつメロディがちゃんとつらなって、うたに曲になってゆくかんじとか、よいな。淡くいろいろ引き算してるかんじもしながら、細やかにたくさんなことをつみあげて、けっこう複雑な展開、でも軽やかさがあって。]







31. Ausculation “s/t” (1080p)
Golden DonnaことJoel Shanahan、新名義です。このあとにDigitalisからPurupraっていうまた別の名義でもはじめて。Not Not Funからだしてたひとですけど、きょねんの秋なField Studiesからのん、ことし冬なSilkからのんがすばらしかった。A面はじめのうちは、あたらしい名義でやらなくったってというハウス感はあります。激甘なシンセのメロディ。でも、そこにまとわりつく音たちがなんだかざらつき、それでいてこれでもかと甘い音はそのまま。で、A面のあいだにも音はこもりだして、B面では全体にざらついた靄がかかって、かたかた、ざわざわとした物音の奥からシンセの音が浮び上がってきてっていう、持ち味な甘さはしっかり残したまま、かなり音のバランスと質であたらしいことしてる。かっこいい。Twitterで、ニッポンゆきたい! とからんできたんだけれど、誰かよんであげて! 飛行機、2席くらいつかうけれど。







30. Giant Claw “22M Never Felt So Alone” (Suite 309)

軽い! DARK WEBがでた直後にリリースされたんだけれど、過剰にはじけてる。かといって、Cream Juiceまでの暴発感はなくって、まっすぐきらきらダンスしてて。DARK WEBでは音がたくさん重なってるようで、すごく引き算してるとおもうのね、空間。そこをこれでもかと埋めたかんじ。だからといって、一定なビートがとかではなく、曲のあいだでころころかわるし、A面2曲目中盤のようなすこし気恥ずかしくなるかんじのシンセのメロディ、あぁ、Giant Clawはやっぱりシンセシストだわ、っておもう。そこからびっちびちいってるシンセにかわったりとか、ビートだけでなく、つぎからつぎな音の変化。このタイミングでこういうのんをだしてくるあたり、Keith “Kawaii” Rankinさんはすばらしい。






29. Torn Hawk “Through Force of Will” (Not Not Fun)

もはや説明不要なLuke WyattによるTorn Hawk2014年、カセットテープ方面では1080pからInifiniti名義でおもいきりアンビエントなのもだしてたけれど、やっぱりこちらかな。これきいたときにおもったのが、このひと本気で登りつめようとしてる。2013年のCD-R作品のようなばっきばき反復感もあるけれど、Big Gold Beltで当時の恋人の横で弾いてたような熱いギターがメインくらいにきてて、これ、そのまま年末のMexican Summerのにも通じてる流れではあるけれど、こちらのほうがもっとギターギターしてた。Inner Tube並の熱さがありながら、そのギターの音は変態化、あいだにInfiniti名義まではゆかないけれどもなアンビエントもはいってくるし、作品としての幅がよい。Emeraldsにあったはずの未来があった。Meditationsさんで買ったんだけれど、解説文がウォーってなっててたのしかった。これが2014年の100本目のカセットテープでした。







28. Alis “Things Next Door” (Astro:Dynamics)

SUBEENA名義でPlanet Muからだしてたベルリン女子。鼓動のような低音のリズム。そこに重ねられる声の反復とドローン、徐々に厚くなる声はノイズを発しながら。2曲目も、ゆらめきたっぷりな声の反復、そこにゆったりと同じくゆらめく低い音のリズム。で、声のループが重なり重なり、そこに熱を持ったドローンも重なって。Julianna Barwickほど神々しいかんじではないけれど、Katie Gateryほどノイズとビートがはちゃめちゃにというかんじではなく、そのまんなかあたり。女子声もの好きなかたはぜひ。
ただし、短い。Opal Tapesのコンピレーションに参加してたんで、今後でたりするのかしら。2015年の動きがたのしみ。2014年躍進するはずだったAstro:Dynamicsのピークはここでした。Quiltlandはよかったけれど、なんか好きではないかんじのただきれいなエレクトロニカみたいな方向へ傾いてるんで、もういや。





27. Assembler “mindhackers paradise & iqra / aiwa” (Brystet)

年末にBLさんでインストアーライブをみて、すごくよくってライブ終了と同時に売り出されたこれ、大人げなくつかみとりました。コペンハーゲンInfinite WavesからもだしてるClaus Haxholmのソロです。コペンハーゲンのひと、っていうかキャップかぶって陽気なアメリカなひとみたいだった。音はAcetic Houseあたりからだしてもよいかんじ。のしのし低音もくるし、ミニマルすぎる展開もあったり、きんきん感もあったり、そこに冷たいニューエイジィシンセ。自主? なのもInfinite Wavesからのんもよかったけれど、特殊ケースにカード入り2本組みな装丁なこれを推したい。






26.  Vapor Gourds “Low-Jack Miniatures” (New Camp Records)

なまえから、おととしはやったVaporwave系かとおもいきや、おもいっきりヘンです。で、検索したらGiant Clawの1stレコードのんにジャケットが似てるなぁ、とおもったまま逃したひと。ことしきいたカセットテープをすべて細切れにしてミックスしてしまったくらいの飛び散りかげんなダンス。ドローンななか呪術感ある声のゆらめき、そこから一気に奇怪液状シンセの飛び交いとビートが。そしてまた声サンプリングから、液状ビートとサイレンがなりひびくなか、PC音の暴発。B面は乾いたエレクトロニックなノイズとグリッチ感にギターな音まではいったり、ごもごもとかすれたスクラッチ音のみでビートを構成してみたり、ぎっらぎらなまっすぐダンス感、そして年末すごいなとおもってたミニマルで音すくなすぎるビートになってみたり、むーんと単音シンセのドローンだったり、かとおもえば立体感だしてみたりと、つぎからつぎに表情かえすぎて、終始、変です。すばらしい。






2015年2月4日水曜日

J&C TapesからなFinal Cop “Lieutenant John Pike”


ようやっと届いた!


Final Cop “Lieutenant John Pike”
UKのがっつりエクスペリメンタルレーベルなJehu & ChinamanあらためJ&C Tapesから。 
きょねんの10月注文、発送日をみたら12月14日、そしてきょう届くっていう、すべてがスローで。
Final Copって誰やねん、ってかんじですけど、German Armyのなかのひとひとりの新名義。Singapore SlingなどからもだしてたQ//Qもこのひとみたい。
Q///QはGAのシンセ色を強くしたかんじで、基本GAっぽかったけれど、これはというと。
バンド化してました。いや、バンドなのかしら、ひとりでやってるのかしら。
どたどたドラムとぎゅんぎゅんギター、けっこうまっすぐな歌声(というかはなしごえ)に、腐食声もしっかいはいりながらと、かなりちがってきた。
A面2曲目はしっかり腐食声とノイズに、やっぱりギターがと、シンセではなくギターがくるね。
B面はじまりはこもったギターとゆったりなドラミングとミニマルな展開しながら、後半はギターぎゅんぎゅん、そして2曲目かっこうよい! はなしごえにドラムマシーン音、そこから一気に震えるギターとベースも強い目できて。
全体的にはハードコアなかんじがあって。やばい、BLさんがそちらへけっこう寄っていってるの、わたしはそこきけないなとほとんどを避けてたんだけれど、わたし、きけるわ、ハードコア。さっそく仲さんのきょねん1位のんとか、買おう。

12月に注文していた1080pのMagic FadesにMoon Bも先週末に届いたり、ことし注文したもののほうがけっこうはやくついてたりするのに、なんだ、この時空のズレは。





あした、というかもはや日付変わって今夜、dublab.jpのD/P/I特番です。
いまだ、はなすこと考えられてないんだけれど、食品まつりさん、あらべぇさん、海法さん、Hi-Rayさんとおはなしできるっていうだけで、もはやたのしみ。
みなさんも中目黒のmalmoへくればよいとおもいます、よ。

2015年2月3日火曜日

Not Not FunからなV.A. “She Knows More Than She Thinks”



1月のまとめをかいてたら、いろいろかけてないことおおすぎて。
テープ学校から。元ワルシャワ、ヤナギシャワさんのところです。

V.A. “She Knows More Than She Thinks”
2009年、ここからZola Jesus、Inca Ore、U.S. Girls、Islaja、Talk Normal、Honey OwenのValet、そしてAmandaのPocahauntedにTopaz RagsにL.A. Vampiresと3名義のんにと、いまみたらちびるぐらい、いや、当時もちびった女子ばかりなコンピレーション “My Estrogeneration” っていうレコードをだしてて。
あれから5年、あらたな女子コンピ。なんとロシア、ウクライナ地下女子コンピ。
Love Cultはここ数年、いっとう好きなひとたちだし、ロシアの地下を追わないと、ときょねん末に号令がかかったので、いまいっとうききたいとおもったのを、NNFが出してくれた。やっぱりここすごい。ずっと好きなので、期待がすごいため、憎まれ口も叩きはするけど、それだけ好き。ほんとに、あれ? とおもったら触れないから。
ロシアの地下だけあって、かなり地下、知らないひとがほとんど。ちょっとだけ調べましたん。



Blablarism
ウクライナのOksana Zmorovych。
Fabricaからアルバムだしてたみたい。
アンビエントに歪んだノイズと声、そのなかをかけめぐるけっこう早めなビートが心地よい。美人。



Ladan
Nastya Vocan。
Yura Popvというひとと、過去になんかだしてたっぽいけれども、このひと自体の情報がでない。。
かなり軽快なビートと、ロシア語歌謡、ちょっとズレたかんじの電子音の飛び交いとか、かわゆい。美人。


Chikiss
Galya Chikiss。
2011年にMotion Sickness Of Time TravelのRachelがFoxy Digitalisにインタビュー記事かいてて知った、このコンピレーションのキュレイターでもあって。
いや、当時は知ったときは場末なクラブ歌手感があって、まったく意味不明で、ちょうどおなじときに知ったLove Cultはそのまま追ったけれど、こちらは放置、忘却。ほんと、まえにかいたけれど、はやく知れたところでなんの意味もないのね。ChikissはNot Not Funがとりあげて、ようやっときくべきタイミングがきたんだと。
当時とそう変わるかっていうと、ちょっとなつかしいかんじすらあるうたのメロディに、暗黒になりきれない軽さと、うっすらアンビエントに簡素なビート。うたのメロディがよい。
美人。



Tosya Chai
このひとも調べてもでない。ロシアのNenormalzm Recordsからのコンピで1曲ヴォーカル参加してるくらいしか。美人。


Peekaboo
Karina Kazaryan。
ロシアのNazlo Recordsからsplitなカセットテープだしてるみたいだけれど、公式なサイトなしでVKのみだし、ロシア語ばっかりで読めない。。美人。


Anya Kutz
Love Cultな片割れ、2013年のレッドブルアカデミー参加者と、このなかではいっとう地上な。
Love Cultのあたらしいデジタルのん、なんどかきいたら、一周してふつうなテクノ、ってかんじがしてきてしまったけれど、こちらは声のループに反復反復感、よいです。ちょっとおもちゃっぽい音もはいってきながら。美人。


そう、Jカードの裏に、全員の写真載ってて、みんな美人。


これながめるためだけでも、カセットテープで買ったほうがよいです。
最近でいうと、1080pからだしてたBobo Eyesがfacebookであげてた写真がかわいかったです。

2015年2月2日月曜日

2月4日のdublab.jpのD/P/I特番、そして1月のカセットテープ35本


宣伝!
4日水曜日、dublab.jpのD/P/I特番での、食品まつりさん、あらべぇさん、Hi-Rayさん、海法さんとのトークセッションに出演させていただきます。
告知をみられて、あちらのページからこられたかたは、誰やねん、というかんじではあるとおもうんですけれど。
プロフィールを、といわれて、いろいろかんがえたけれども、とくになにかしらやってるわけでもなく、ただただカセットテープをたくさん買ってきいてるそこそこおっさんなだけなため、ブログへのリンクだけお願いしたなら、ページのバランス壊してしまっててもうしわけないかんじに。
なにはなそうかしら、BLさんTVにでていたときみたいに、亀甲縛りが、とかいってはいけないことだけは、わかっています。
中目黒のカフェ、malmoから放送なので、お近くな方はぜひ現場へ。
たのしみ。



まじめなので、きょう、D/P/Iのインタビュウの載ったエレキング、買いましたよ。もうどこかでてるようなはなししてしまったら、ダメだとおもいまして。でも、D/P/IとArcaちゃんのインタビュウのほか、読むところが一切なくって、驚いてる。2013年ベストな号は、普段エレキング嫌い、とかいいながらも、読むところはあったんだけれど。いや、2013年のんは買ってない、お店にはいってきたのん読んだくらいだったので、なにもいう資格ないけれど。
Alex Grayディスコグラフィーのところになぜか載ってないカセットテープも持参するので、4日、みんなくればよいとおもいます。


1月のカセットテープは34本と、いただきもの1本な35本でした。
ことしは、1日1本ペースを大幅にこえないくらいでゆければなと。超えると生活がとても苦しいときょねんわかったので。いや、すこし越えてるけれども、いまの時点で。
まとめ、ここでかくか、またzineにしようかとか、迷ってみたり。
でもzineばかりだと遠方な方に見捨てられるかんじが。カセット界隈狭いからそういうつながりだいじ、っておもいながら、やっぱりもっとローカルなかんじでいこうかしらとか、いろいろ悩みます、よ。