2015年12月7日月曜日

V.A. “Points/One” (Go! Finger)




V.A. “Points/One”
マドリードのGo! Fingerから。
土星のひと経由で知りました、ありがとうございます。
Haf Hafちゃんはいってるんで、反射で買いました。よくみたらここフォローしてたんですが、Oddgradだしてるからだ、それでHaf Hafちゃんつながってるんだと。
そして知らないひとまみれです。だから調べました。マドリード、バルセロナとスペイン勢中心。


ArD2
マドリードのEkisとPenélopeによる男女ユニット。Ekisさんがアートワークやってたりと、今作の中心な。黒くて出音がばきばきと強めなテクノ。

COR.S
discogsみてもこれしかでないし、なまえで検索してもエレクトーン女子みたいなんがでてきたりでよくわかんないです。
音自体はあたたかいかんじなシンセのメロディと軽快なビートで、とくべつおもしろいわけではないんですが、なぜかそのあたたかいシンセのメロディがざらっざらにつぶれてるし、ビートもこもってるし、なんやこれ、なかんじです。


Das Ding
オランダのDanny Bostenさん。Tear Apart Tapesっていうレーベルもやってはったりな80年代はじめから活動してはる方みたい。Minimal Waveからもだしてはった。
はじめの空間たっぷりなところから、重なってゆくかんじがよいです。

Dome
Wireです。muteの。80年代続きです。かなりねちっこいです。ビートにシンセにと。


Haf Hafちゃん。
なぜかミランから参加な。Lorenzo、知り合いだったりしないかしら。つれてきて。
Gang Of Ducksからのカセットテープがめちゃくちゃに好きで、あとことしDanse Noireから祝レコードだったHaf Hafちゃん。坊主頭な兄ちゃんだけれど、そうとわからないときは女子説もあったんで、ちゃん付けです。語感もよいし。
日本なことばをつかった曲だったり、戦後すぐな日本のアニメーションのんサンプリングしてきたり、のしのしなビートのかんじが独特でものすごく好きなんだけれど、こんどの曲もおもいっきりHaf Hafちゃんな音です。
のしのし感とパーカッションな音、そしてすこしズレ感のあるビートに、ひょろひょろと漂うシンセに、これでもかと過剰なダブ感だったり、中盤のLorenzoのような過剰な点描感、そして後半へ向けての攻撃的なかんじ、たまらなくよいです。


Lamatrois
バルセロナなひとみたい。
Evelっていうレーベルやってて大阪の映画監督な大力拓哉という方だしてはる。
ときおりのシンセの過剰なゆがみと、ハイハットとかシンバルな音を多用しながら、ころころとリズムがかわってなドラムな音の推進力。最後がドラムのみだったりとか。

Personal Mythologies
このかたもこれしか音源でてなくって不明。
1音1音のキレがよい、っていうかここまでがけっこうねちっこいので、とくべつキレがよくきこえるテクノですが、ミニマルで、けっこうシンセの音の生感があってよいです。

Secret Kitchen
うえのLamatroisといっしょにレーベルやってはる方みたい。
ミニマルなシンセのつらなりに、うっすらもやがかったビート、そして遠くで高い音がひゃらひゃらなってて、うっすら郷愁感あるミニマルなテクノ。

Special Olympic Acid
なまえがおかしいんで、気になりながら、オリンピック柄なテープもだしてたり。
表面が瓦解したかんじの、なまえどおりなアシッドな。オリンピックな競技でたとえたら砲丸を足に結わえて乗馬コースで競歩してるかんじ。

Tagwell Woods
中盤の親子会話なサンプリングが、心の汚いわたしにはちょっとダメでしたので調べもしません。

スペイン勢がけっこうまっすぐアシッドなテクノってかんじで、Haf HafちゃんとDas Dingが際立ってよくって、Special Olympic AcidとDomeも好きなねちっこさ。



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