2016年3月28日月曜日

渋谷のUNDERBARと三宿のWebでのSOLIDUSのこと

きのうは。
渋谷のUNDERBARと三宿のWebでのSOLIDUSへ。
JESSE RUINSのリリースパーティーおよび解散ライブ、そしてCVNのリリースパーティーっていうめでたいんだかさびしいんだかなことばのならびだけれど、かなしいかんじは一切なくって、でもそれは場の空気があってのことで、終わってからいまになって、もうきかれへんのかとかおもうとやっぱりさびしいかんじでして。

記憶が薄まるまえに、ざざんとかきます。

金曜の夜に店のレジの表示がでなくなって、土曜の朝から小岩の系列店に基盤をとりにいって西荻へもどってつけかえっていうのんで、ぎりぎりまで眠って温存してゆくはずが、ふだんの半分も眠れないまま、渋谷へ。小岩への電車内ではこれを。

寝不足と花粉のせいか、情緒と収入が不安定だからか、歩いてると勝手に涙がでる。
UNDERBAR、いったことなかったんではやめな行動。客としてはいっとうはじめについてしまい気恥ずかしいです。

はいったら、イケダくんがDJをしてたんだけれど、ブースのまえのんが高いからか、姿がみえなくって勝手に音楽垂れ流されてるのかとおもった。Silent Servant状態。


スウェットは青がほしいので注文でということで。
ブッパンのところに孤独通信2号があって、ぼんやりだったから、説明もちゃんと読まずに、ブッパンのん買ったらもらえるのかしらと勝手に解釈、社長に、これブッパンのん買わなかったらもらえないんですか? ときいたら、あげるよ、と。よくみたら100JPYとかいてて、申し訳なさしか。
いっしょに誕生日だからと西川さんがつくったプライベートレーベルSolitude Momentカタログナンバー1なf(x) “4walls” をいただきました。わたしがつくったのんよりもちゃんとで、背のところにちゃんとタイトルがくるようにしてはって、めちゃくちゃにうれしい。
孤独通信は西川社長インタビュー(聴き手:西川社長)に、ポストインターネットとカセットの関係社説は納得、そして詩がよい。ありがとうございます。
そしてサクマさんからは限定3部なJESSE RUINS NY Zineをいただいてしまって、恐縮です。ありがとうございます!
さらにナカシマさんから映画の券を。毎年、ありがとう。


だんだんと、ひとがはいってきて、はいってきて、すぐにぱんぱんに。
そしてはじまり。

Suburban Musïkから。はじまりはやっぱりお互いの腕にろうそくの蝋をたらす儀式はじまり。背中にたらしたあと水をかけるやさしさ。そういうやさしいかんじが彼らっぽくってよい。
音はテープからの粗い会話にノイズがかったシンセの音が重なって、そこに腕をうしろになスタイルでヴォーカル。彼らの好きなかんじをまっすぐにやってる清々しさ。ふだんの弱々しさとのギャップ。
つぶれたビートに歌がのっかるときにすかさずノイズを強めてきて声が一切きこえないとか、たのしい。やったもん勝ち、っていうとなんかことばが悪い気がするけれども、今回も衣服つくってきたりとか、みかけによらない行動力がたのしいので、もっといろんなとこでていってほしい。
音ははじめてみたときよりもしっかりとしたかんじ。しっかりっていっても音の質はローファイなままだけれど、つくりが練られてる。
こんど30日はK/A/T/O MASSACREっていうけっこうアウェイなところでのライブなんで、この日きた方はかけつけてあげて。


つぎ。
WOOMANです。
Solitude Solutionsだとコンピレーションななかすごく好きだったYyokkeさんのバンドです。もうバンドな演奏をライブできくのってひさびさすぎて、たのしかった。音の進みかたがなんかヘンなんだけれどドラムが心地よくって。Girlseekerに体力を与えたかんじ、って間違ってるかしら。
いま、そして未来を、っていうMCもあつくってよい。もうぎっちぎちでして、写真がこんなかんじでしか。
やばい、バンドな音楽をきかなくなりすぎてて、ことばがうまくつながらないのです。


で、つぎDJなのかとおもいきや、Raftoがはじまってしまい。ちょうど前日、しごとが終わって歩いてるとばったりなIN HAのネクストテクノリーダー。
きょねん、はじめてライブをみられたときから、びびってます。正直いって、完成度が高すぎて、わたしなんかがものからんだら迷惑になるんではくらいな、なんで現時点でレコードがでてないんだろうくらいな。
音もOpalあたり直系なテクノです。構成力がものすごい。攻めっぱなしではなく、中盤、音の厚みが乾いた高音だけとかなり抑えたかんじがけっこうながく続いてな緊張感から螺旋上に重なってゆくところが、かっこうよい。
すこしまえにかいたけれど、UltrafogとOpal Tapesからsplitでないかなっていうのん、本気でおもってる。

DEVIATIØN
セキハラくんと毛髪の長さが近いかんじになっていたんだけれど、ここまで男前感がちがうか、っていう。はじめの2曲はギターの音とヴォーカルがちょっと弱いかなとおもってたら、酔っぱらいがマイクスタンドにぶちあたって火がついたのか、ギターの音がかわってから、ドラムの荒々しさもともなって、かっこよかった。だらしないおとななこちらを殴って喝をいれていただきたい。セキハラくんのほう向けて写真撮ったはずが、ひとのあたまで誰もうつってなかった。。






そしてJESSE RUINSです。
もうほんとぎっちぎちなんで、ちゃんとみたいなとまえのほうへいったらほんと真ん前になってしまい、Border2号表紙をかいたイゴウくん、わたし、編集長マツダさん、ユウくんっていう180くらいな男が最前ならんでしまってとても迷惑をおかけしてしまいました。ひとの写真にわたしらの後頭部がうつるうつる。音はうしろからまえからときこえてとてもよい場所。
最前で、おもいっきり機材をみながらでも、なんであの音がでてあの音に変化するのかっていうのが、見事にわかんなくって、いつもびびります。シンセを弾くNahさんの手元もしっかりとみられて。写真をみてておもったんだけれど、Nahさんへの照明がよすぎる。
あたらしいEPだとWet Kingがとても好きで、クラップ音がはいってくるあたりと、2回目のクラップ音はいってくるところの音のブレ感とか、細かいところも感じられて。最後まで容赦のないかんじ。
Truth Of DのTaquwamiリミックスのはじまりの音がものすごく好きで。元曲も今週な店舗BGMCDにいれてて、変異なビートなのもよいけれど、メロディが実際よいな2月3月とききなおして、おもいます。そしてなんか、この2組のなまえの組み合わせって、東京ってかんじですよね。なぜおととしくらいまで、わたしはひねくれて東京に背を向けていたんだろうっておもいます。いや、まだまだひねくれてますが、サクマさん、西川さん、あと食品さんきっかけで日本のひとたち、東京のひとたちも意識するようになって、うれしい変化だとおもいます。
終わりにちかづくにつれ、みんながわあきゃあなって。終わったときの写真の雰囲気が解散とかではない、披露宴の2次会感すらある、しあわせなかんじ。
なんか、むしろうしろにいる西川さんのすがたをみてなんか泣きそうになった。わたしももっとやらないととかおもう。





マツダさんが電車でゆこうとしたら帰ろうとするので、土星のひと、ユウくんと4人でタクシーをつかまえて三宿まで。
時間まですこしあるから、Web真上の中華料理屋さんにはいってたら、HakobuneさんとChihei Hatakeyamaさんっていう日本の2大ドローンがはいってきて、びびった。

そしてNightmare編はじまりです。もうはじまりの時点でけっこう身体的にはぎりぎりです、おっさんには。

まずはRottenlava。
年末のんはいけなかったんで、ライブをみられるのは2回目です。しかもカセットリリース以来初なので、たのしみだし、Webででおっきな音できけてうれしい。
おもいのほか、めっちゃノイズでした。大音量ながっびがびなノイズのなかで、うすらと迫ってくるビートに、時折シンセな音が不意打ち、カセット曲なMonday I/O Clubもきけたし、そのあとのビートが冷たくくっきりでよかったし、そのあともまたノイズが重なってきて。
Daydream編の最後のみんな笑顔なかんじをすべて暗黒に引き戻す、まさしくNightmareのはじまりでものすごくよかった。

やばい、意識が混濁してる。ここでサクマさんDJでしたっけ? 
気づけば、サクマさんのDJって、あのカセットなとき以来、レコードなのははじめてききます。DJもかっこうよい、Haf Hafちゃんかけてはりました。

Ultrafog。
IN HAのネクストテクノリーダーもうひとり。なんどかみられてるけれど、その度なんかあたらしいことしかけてきてて、この日もたのしみで。
はじめはノイズなはじまり、ギターを、っていってたとおり、ひずんだ感じが這ってたり。そして低音のしのしビートの持続と高音の降り注いでくるかんじ、いままでにあったなにかしかけてきてるのは迷いなのかなんなのか感が吹っ切れてて、ものすごくかっこよかった。展開もノイズ、ビート、っていうかんじは好きだし。
来月もみられるし、たのしみで。ほんとIN HAのふたりにはそろそろアルバムなかたちでだしてほしいな。




LSTNGT。
会場に、LSTNGTコーチジャケットをきてるひとが、LSTNGTのなかのひと、わたしを含めて5人もいるっていう。しかもそのうちふたりが女子って、すごい。
すこしまえから気合いはいりまくってるかんじ、破滅オンリーとよいかんじに暗くしあがってるかんじがたのしみでせんかたなかった。もうしあげる予定と時間がないきょねんのベスト100カセットzineの3位はLSTNGT “Moderate Nightmare 84-97” です。
SOLITUDE TVで流れた新曲からで、はじまりの空白へ投げっ放すかんじ、あれですよ、きょねんのLorenzo SenniのDJのときにめちゃくちゃにかっこうよすぎたかんじ、それにも通じてて、かっこよい。そして、どんな音楽をやってるの? ときかれたときに、トランスです、と迷いなくこたえるかんじがおもいきりでた2曲目から。これまでの曲もこのときだけ感。1音1音への集中力がすごかったし、パッドでのサンプリングな声の細かい変化とか。
I'll Catch Uだけかなりまっすぐなようにみせかけて細やかな音のゆがみとか。最近、Limits of Twilightもききなおしてるんだけれど、R.A.Dが進化してたり。
終わったあともSecretってかいてはるから誰かはかかないけれどピンク色の毛髪女子がヴォーカル参加で。マイクな音がこもってきこえて歌詞がわからなかったけれど、見た目としてよすぎる。ピンクの髪、その横でシンセを弾く姿。小室ではなく朝倉、とかいってもさらなる小室感。


そしてCVNです。
ラストでCVNはけっこうえげつない展開だとおもうんだけれど、さらに音もえげつないかんじできましたね。First Distinctionのクラシカルなピアノの音もはさみこみながらも、はじまりのビートなかんじ、突如なフットワーク感とか、ピアノ音後なぶりぶりとミニマルな展開にと、3時半の攻め方ではなく、ただただ圧倒されました。そしてそのミニマルな攻め感がもはや心地よくって。
そして、最後にJESSE RUINS、2曲だけの再結成です。
Borderの原稿にもかいてるんですけど、わたしがJESSE RUINSを好きになったのってCold Nameからはいってっていう、おおよそほかのひととはちがう入り方だから、ほんとこのあたりは後追いでしかないんだけれど。

おふたりのサインをいただきました。うつってる電話ボックスにかかれてある感。
遅れてきたわたしだけれど、これをカセットできいた回数はいっとうだとおもってます。
おつかれさまでした。最後にたちあえて、よかった。
そういえば、誰も流血しなかったのでは。

解散、直後にDJはするしソロのライブもしはったり、さらにそこにつづく世代のひとたちが、これまでの音を更新してぶつけてきてと、解散イベントなのに、未来しかなかったし、その未来へのきっかけをつくってる西川社長にサクマさんはすごいなと、あらためてな1日でした。もっとこまかくかければよいんだけれど、濃すぎて、もう。
けさ帰ってきて、また昼前には店を開けて労働だったため、いいかげん、寝ます、ね。

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