2016年5月25日水曜日

Machine Woman “Genau House” (Where To Now?)

年度末で。
うちの会社はなぜか5月が年度末で事務作業やら重なってるところに、日曜からきのうまでひとりっていうさすがにへろへろになりきのうおとついと寝落ち。営業中11時間たちっぱなしだと、さすがに足がたいへん。
ゆっくり眠ったんで、きょうはちゃんとかきます。

きのう、junoから届きました。

Machine Woman “Genau House”
Female Bandのときからみんな大好きAnastasia VtorovaがWhere To Now? からレコード。
PinsのレーベルHaus Of PinsやらItalian Beach BabeからのFemale Bandなときはふたりで初期のPoacahaunted的なギターやらドローンやらなノイズやってて、Tesla入りで名義が変わってからテクノ化してゆき。そしてベルリンにうつってからよりすすむテクノ化。Peder Mannerfeltのとこからもレコードと、いまの地下女子の正しい道をすすんでて。

A面は長尺で、はじめはゆったり簡素なハウスな雰囲気、そこにここ1年くらいAnaちゃんの特徴的なかすれたノイズのようなぴちぴちいう電子音、そして深いささやき声が重なって。クラップ音やら、ときおりの声がまえにでてきたりなど、すこしずつの変化のなか、低音は徐々に重くなってゆき、こちらの疲れたからだを床にのっそりとしずみこませてくれます。暗黒なんだけれど、曲名通りいやされるというか、ものすごく心地よく引きこんでくる暗黒さ。

B面は低音変調声に重いビートにまとわりつくごよごよしたノイズ感、そこに鋭い高音もさしこまれて、ときおり噴出する蒸気のようなアクセント。冷たく反復してゆくミニマル加減。
あとはKassem Mosseのリミックスはビートをすこしやわらかくして声をまえにだしてってかんじ。

12インチなシングルっていうのもあるけれど、もっと打撃強めな雰囲気のインダストリアル感もだせるんだろうけれど、どちらもかなりおさえて仕上げてきてるし、それでいて声と特徴的な音ものせてしっかりと色づけと、Anaちゃんかっこいいです。
ロシアはいくら掘ってもよくわかんないけれどでてくるものすべて最高! な雰囲気も追い風になるだろうし、ことしは本気でAnaちゃんの年になりそう。
きょねんのFalus冊子にもうすぐな某ダーでもAnaちゃんのことはかいてますんで、そちらも読んでください、ね。


あと。みんなjunoはやいっていうけど、10日はかかっちゃうんですが、なんかおかしいのかしら、わたしのところ。Suriname-kuだからでしょうか。Where To Now? はいつのまにやらどこでもはいるかんじなんで、あちらからわざわざってしなくてもよいかしら。でもレコードだけね。ほかのところもカセットも仕入れてくれたらな。

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